JPS5856095Y2 - 切断機における自動上限設定装置 - Google Patents

切断機における自動上限設定装置

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JPS5856095Y2
JPS5856095Y2 JP654781U JP654781U JPS5856095Y2 JP S5856095 Y2 JPS5856095 Y2 JP S5856095Y2 JP 654781 U JP654781 U JP 654781U JP 654781 U JP654781 U JP 654781U JP S5856095 Y2 JPS5856095 Y2 JP S5856095Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cutting tool
cutting
housing
detector
upper limit
Prior art date
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Expired
Application number
JP654781U
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English (en)
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JPS57122315U (ja
Inventor
信之 池田
Original Assignee
株式会社 アマダ
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Publication date
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Priority to JP654781U priority Critical patent/JPS5856095Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、切断機における自動上限設定装置に係わり
、更に詳しくは機台上の素材の有無を検出し、ハウジン
グの昇降位置を制御する流体噴射式センサを備えた自動
上限設定装置に関するものである。
従来、切断機において素材の切断開始位置まで切削工具
を迅速に、かつ自動的に下降させる場合、または切断終
了後切削工具を自動的に上昇停止あるいは後退停止する
場合、切削工具が素材から適宜距離はなれたとき、実験
的にあらかじめ適宜位置に設定したマイクロスイッチ等
が作動して、切削工具の下降、上昇あるいは後退等の停
止を行なうのが一般的である。
ところで上記マイクロスイッチの位置設定は、各素材の
大きさごとに行なわなければならず、またマイクロスイ
ッチ等の作動を機構的に行なうため調整不良等により作
動不良を来たす等の問題点がある。
さらに、素材が通過する位置を検知するセンサを設ける
方法もある。
この際、素材の通過距離が大きく、約30 mmないし
数mに達する場合には、レーザを含む光センサが一般的
である。
これに反して、素材の通過距離が小さく、はとんどOm
mないし30 mm程度の場合には、光の反射型または
対称が金属材料であれば電磁型、静電型センサが一般的
である。
これらのセンサに供通した欠点は、検出面の汚れである
例えば、光センサは発光部または受光部に液体または塵
埃が付着することにより、作動不能となり、電磁型、静
電型センサは金属粉の付着により作動不能になるという
欠点がある。
この考案は、かかる従来の問題点に鑑み、これを有効に
解決したもので、その目的とするところは、作業環境に
影響されず、通過する素材を確実に検出する流体噴射式
センサを設け、この流体噴射式センサにより素材を検出
した際、ハウジングの昇降作動装置を自動的に制御して
その上限位置を確実に設定するようにした切断機におけ
る自動上限設定装置を提供するものである。
以下、添付図面に基いてこの考案の好適な一実施例を説
明する。
第1図はこの考案を実施した横型帯鋸盤の正面図を示し
、横型帯鋸盤1において、ハウジング3はヒンジピン3
aを介して機台5の上面に、昇降回動自在に支承され、
機台5との間に装着された油圧シリンダの如き昇降駆動
装置5aにより昇降される。
鎖線3Xはハウジング3の上昇状態を示す。
また、帯鋸刃の如き切削工具7は、弾力性を有しエンド
レス状に形成された鋼製の工具で、ノ\ウジング3の両
側に設けられたホイール収容部9゜11内に、第1図、
第2図に示すように回転自在の駆動ホイール12 aと
、従動ホイール12bに掛回されている。
ハウジング3に位置調節自在に取付けられたインサート
アーム13.15の下端部に垂直に保持される。
バイス装置17は、機台5の上面に取付けられ、第2図
に示すように素材Wを緊締自在に挟持する。
この素材Wを挟持し、バイス装置17方向へ後方より送
材作動する図示しない送材バイスにより、素材Wは適宜
バイス装置17へ供給される。
いま、流体噴射式センサ18は液体噴射ノズル19、検
出器21および増幅器31からなり、インサートアーム
13の下部には流体噴射ノズル19、インサートアーム
15の下部には検出器21をそれぞれ切削工具7の下方
から後方位置に、切削工具7の走行方向と平行に対向し
て取付けられている。
第2図に示すように、この流体噴射式センサ18は切削
工具7の刃先へ供給される切削油が検出媒体として利用
されており、オイル槽23に収容され切削油がオイルポ
ンプ27により流体噴射ノズル19へ供給される。
25はオイルポンプ27の駆動モータである。
この切削油は流体噴射ノズル19より噴射流(ジェット
流)29として切削工具7と平行に、検出器21へ向っ
て噴射され、その動圧が検出器21により受信され、増
幅器31により増幅される。
なお、ジェット流29は検出器21の下方向に位置する
受皿39内へ収容され、オイル槽23へ還流される。
以上のごとき構成により、バイス装置17に挾持される
素材Wを切断する際に、ジェット流29は切削工具7の
刃先より先行するように適宜距離下方から後方に位置す
るから、下降するハウジングにより素材Wはジェット流
29を遮断し、検出器21はジェット流29を受信しな
ズなり、切削工具7が素材Wに当接する直前の位置にあ
ることを検知することができる。
また、素材Wの切断の後、ハウジング3が上昇する際に
、遮断されていたジェット流29が再び検出器21によ
り検知されるとき、すでに切削工具7が挾持された素材
Wの位置がら離れた上昇位置にあることを検知すること
ができる。
このように、切削工具7と素材Wとの相互位置が判別さ
れることにより、例えばハウジング3を上昇せしめた後
、素材Wを挟持する送材バイスにより、バイス装置17
方向へ送材動作をするとき、ハウジング3の上昇が不十
分で、素材Wの先端が切削工具7に当接して、切削工具
7を破損する恐れから防止される。
すなわち、素材Wの先端が切削工具7に当接する以前に
、ジェット流29を遮断するため検出器21は受信しな
いから、送材バイスの送材動作を直ちに停止する。
以後、さらにハウジング3を上昇して送材を行い、バイ
ス装置17に素材Wを挾持固定した後、切削工具7を駆
動しハウジング3を下降すれば、素材Wはジェット流2
9を遮断し、さらに切削工具7による素材Wの切断を開
始する。
素材Wの切断終了の後、ハウジング3が自動的に上昇し
て切削工具7が素材Wの上面から離れ、ジェット流29
が検出器21に到達すれば、ハウジング3の上昇を停止
する。
この上昇停止位置は素材Wの大きさには関係なく、検出
器21の検知により決定する。
また、上記噴射流体として切削油を使用しているが、こ
れに限定されず水、または気体等も利用することが可能
である。
以上のごとくこの考案は、切削工具の下方でかつ後方位
置に、切削工具の走行方向と平行に流体噴射ノズルと、
検出器とを所定の間隔を隔てて対向して設け、前記ハウ
ジングに設けた切削工具により素材を切断加工する際、
前記流体噴射ノズルより噴射される流体噴射流間を通過
する素材の有無を検出器により検出して、ハウジングの
昇降駆動装置を制御するように構成したため、ハウジン
グの上限位置を自動的にかつ正確に設定でき、また切削
工具の刃先に供給される切削油を検出媒体として利用で
き、更に刃先に付着した切粉等を流体噴流により取除く
ことができるとともに、流体噴射ノズルおよび検出器が
常に切削油により洗浄されて、作業環境の影響を受ける
ことなく、通過する素材が確実に検知され、さらに長期
の使用に堪えるという効果を有する。
なお、この考案は、上述の実施例を限定されず、他の実
施態様により行なうことも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施した横型帯鋸盤の正面図、第2
図は流体噴射式センサの配置構成図である。 図面中に表わされた主要な符号の説明、5・・・機台、
W・・・素材、17・・・バイス装置、7・・・切削工
具、3・・・ハウジング、19・・・流体噴射ノズル、
21・・・検出器、5a・・・昇降駆動装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機台5上に、素材Wを挟持自在なバイス装置17を設け
    るとともに、切削工具7を回動自在に掛回したハウジン
    グ3を、昇降駆動装置5aを介して昇降自在に装備して
    成る切断機において、前記切削工具7の下方で、かつ後
    方位置に、切削工具7の走行方向と平行に流体噴射ノズ
    ル19と、検出器21とを所定の間隔を隔てて対向して
    設け、前記ハウジング3に設けた切削工具7により素材
    Wを切断加工する際、前記流体噴射ノズル19より噴射
    される流体噴射流間を通過する素材37の有無を検出器
    21により検出して、ハウジング3の昇降駆動装置5a
    を制御するように構成したことを特徴とする切断機にお
    ける自動上限設定装置。
JP654781U 1981-01-22 1981-01-22 切断機における自動上限設定装置 Expired JPS5856095Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP654781U JPS5856095Y2 (ja) 1981-01-22 1981-01-22 切断機における自動上限設定装置

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Publication Number Publication Date
JPS57122315U JPS57122315U (ja) 1982-07-30
JPS5856095Y2 true JPS5856095Y2 (ja) 1983-12-23

Family

ID=29804837

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JP654781U Expired JPS5856095Y2 (ja) 1981-01-22 1981-01-22 切断機における自動上限設定装置

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JP2022141238A (ja) * 2021-03-15 2022-09-29 株式会社アマダ 横型帯鋸盤

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JPS57122315U (ja) 1982-07-30

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