JPH0719695Y2 - 平面研削盤に於るパレットクランプ装置 - Google Patents

平面研削盤に於るパレットクランプ装置

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JPH0719695Y2
JPH0719695Y2 JP1988057319U JP5731988U JPH0719695Y2 JP H0719695 Y2 JPH0719695 Y2 JP H0719695Y2 JP 1988057319 U JP1988057319 U JP 1988057319U JP 5731988 U JP5731988 U JP 5731988U JP H0719695 Y2 JPH0719695 Y2 JP H0719695Y2
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JP
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pallet
clamp
clamp device
seating
rotary
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JP1988057319U
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敬二 流尾
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は平面研削盤におけるパレットクランプ装置に関
するものである。
(従来技術) 平面研削盤において、パレットチェンジャが機械稼働率
の向上のために検討されている。そこで、1)テーブル
上面をパレット専用化する方法、2)テーブルの長手方
向からパレットを搬入・搬出する方法、3)テーブルの
側方からパレットを搬入し、テーブル上にこれをクラン
プする方法、等が考えられている。
これらの方法について検討するに、1)のパレット専用
化する方法は単発的な特殊加工ができないという問題が
ある。2)のテーブルの長手方向から、パレットは搬・
出入する方法は無人搬送ラインを含め、機械が長尺化す
るのでスペース上の問題がある。3)のテーブルの側方
から搬出入する方法は、クランプ装置を設置する必要が
あり、このためクランプ装置とパレットとの干渉の問
題、装置の大型化の問題等がある。このクランプ装置に
係る問題の解決策として、パレットのクランプ装置への
着座検出を圧力スイッチ、又は近接スイッチ等にて確認
するが、通常の圧力スイッチではごみ等の噛み込み等に
より微少隙間の検出ができない。又水、スラッヂ等のた
め上下方向の検出用として近接スイッチの取付けができ
ないという問題がある。
(考案により解決しようとする課題) 本考案はパレットをテーブルの側方から搬出入する方法
を採用し、この場合に問題となる前記テーブル上でのク
ランプ装置に係る問題を解決し、クランプ装置とパレッ
トとの干渉、あるいは装置の大型化を極力抑えることの
できるクランプ装置を提供することを課題とする。
(考案による解決手段) 平面研削盤のテーブルT上に、パレットPの自動クラン
プ装置9,10とクランプ条件確認装置と上下出没可能な搬
送ローラ1と位置決めピン4及びエヤーブロー装置付着
座ブロック7とを備え、前記自動クランプ装置はパレッ
トPの搬入側テーブル側端部に設けた回動起伏式クラン
プ装置10と、該クランプ装置10に対向するテーブル側端
部に設けた固定式クランプ装置9とからなり、前記クラ
ンプ条件確認装置は、着座面に設けた4個所のキリ孔か
ら吐出するエアの背圧検知による着座確認装置と作動確
認のための近接スイッチ3とからなり、さらに前記回動
起伏式クランプ装置10は、ピストンロッドにその直径方
向両端がパレットPの側端部に形成された耳部8とシリ
ンダブロックに形成された受座10cとに接当するように
された段付き円板からなるクランプヘッド10dを備えた
油圧装置10aから成っており、クランプヘッド10dが油圧
装置10aと共にパレット側端面に沿う平面内で回動して
起伏するようにされている。
(実施例) 第1図〜第7図に基いて説明する。第1図は研削盤のテ
ーブル平面図、第2図は第1図のII−II断面図、第3図
は同じくIII−III断面図、第4図は同じくIV−IV断面
図、第5図は同じくV−V断面図、第6図は第1図のVI
−VI矢視拡大図、第7図は第6図のVII矢視平面図であ
る。
Tは研削盤のテーブルで、該テーブルの上面に自動搬入
されるパレットPの自動クランプ装置とクランプ条件確
認装置が設けられている。1はテーブルT上に設けた複
数の搬送ローラで、これらによりテーブルTの側方から
搬入(第1図矢印X)されるパレットPをテーブルT上
に受入れることができる。搬送ローラ1は油圧装置1a
(第4図)によって上下する。2はパレットPのストッ
パーで、搬入確認のための近接スイッチ3を備えている
(第2図)。
搬入されたパレットPはテーブルT上に下降し、着座す
る前に位置決めピン4(第3図)によって芯出しをす
る。位置決めピン4はエヤーシリンダ4aにより上下し、
このシリンダの内部にも近接スイッチ5が内蔵されてい
る(第3図)。位置決めピン挿入時にエアーブロー装置
6により位置決めピン4の先端部周囲よりエアーを吐出
し、相手孔を掃除するようになっている。
パレットPは下降して、テーブルT上の着座ブロック7
(第1図,第5図)上に着座する。着座面にはエアーブ
ロー用孔が設けられており、着座確認検出用として基準
着座面4個所にキリ孔を設け、エアー吐出の背圧変化を
検知して着座を確認するようになっている。
クランプ装置はテーブルTの1側端(T−2)に設置さ
れている固定式クランプ装置9と、テーブルTの他側端
(T−1)に設置され、かつパレットPの搬入側のパレ
ット搬入時の干渉を防止可能にした回動起伏式クランプ
装置10とからなっている。これらクランプ装置9と10は
共に油圧装置9a,10a(第5図)によってパレットの耳部
8に対しクランプ、アンクランプ作動する。
回動起伏式クランプ装置10は、油圧モータ11によって駆
動されるチェーン12(第6図)で動力を伝達され、回転
軸13(第5図)をもった油圧装置10a付きのクランプア
ーム10bを起伏するように回動させる。「伏」方向に回
動すると搬送面以下に収納され(第6図仮想線)、テー
ブル側方からのパレットPの搬入出を可能にする。パレ
ットが所定位置からずれて搬入された場合、起立する方
向に回動すると、段付き円板よりなるクランプヘッド10
dでパレットPの側端面を押動し、またクランプヘッド1
0d下部の小径部で耳部8の側端面を押動する。この時ク
ランプヘッド10dはシリンダブロックの受座10cで支持さ
れ、曲げ力を防いでいる。(第5図)。
搬送面は搬送ローラ1を上方に突出した位置である。な
おクランプ装置のパレット押付面にもエアーブロー用穴
を設けてある。
(作用) パレットが第1図のX方向からテーブルに向って入って
くると、搬送信号によってテーブルT上のクランプ装置
9,10は次のように動作する。
搬入; a)搬送ローラ1が上昇される。又、位置決めピン4の
下降とクランプ装置10の回動下降が確認された後、パレ
ットPを搬入する。
b)パレットPの前端をストッパ2に当てる。近接スイ
ッチ3によりパレットPの搬入を確認する。
c)位置決めピン4が上昇しエアーブロー装置6をONし
てピン上面及びその近傍をブローし、近接スイッチ5に
よりピンが上昇したことを確認する。さらに着座面エア
ーブロー装置をONする。
d)搬送ローラ1を下降し、エアーブロー装置をOFFす
る。
e)エアーリミッタで着座確認し、クランプ装置9を、
またクランプ装置10を回動起立した後作動させてクラン
プ完了。
なおパレット搬入時の各部検出確認で、「NO」(検知し
ない場合)であればパレットPをテーブルT外に搬出
し、再度搬入作動を行なう。
搬出; i)固定式クランプ装置9と回動起伏式クランプ装置10
をアンクランプする。
ii)搬送ローラ1を上昇し、位置決めピン4を下降す
る。
iii)パレットPを第1図のY方向に検出する。パレッ
トPのテーブルT上への搬入及びテーブルT外への搬出
の押出、引込は搬送装置側の油圧シリンダ装置(図示せ
ず)にて行なうものとする。
尚、上記実施例ではクランプ装置9,10は油圧装置9a,10a
でクランプ・アンクランプ作動するようにしているが、
バネでクランプ作動し、油圧装置でバネを撓ませてアン
クランプ作動するようにしたものでもよい。
また、回動起伏式クランプ装置10は油圧モータでチェー
ンを介してクランプアームを起伏回動させているが、ピ
ストン力でラックピニオン機構を介してクランプアーム
を起伏回動させるものでもよい。
(効果) 1)テーブルTの側面よりのパレットPの搬入・搬出が
搬入側のクランプ装置を回動起伏式クランプ装置とした
ことにより可能となった。
2)クランプ装置等がテーブル内に収納可能であるの
で、テーブル上面が通常のテーブルとしても使用可能と
なった。
3)パレット着座検知が微少ゴミ噛み時でも可能となっ
た。
4)大形研削盤用としてのパレットチェンジャー装置の
採用がより効果的となり、機械稼動率が向上することが
可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパレットクランプ装置を備えた研
削盤のテーブル平面図。 第2図は第1図のII−II断面図。 第3図は同じくIII−III断面図。 第4図は同じくIV−IV断面図。 第5図は同じくV−V断面図。 第6図は同じくVI−VI矢視拡大図。 第7図は第6図のVII矢視平面図。 図において; T……テーブル、P……パレット 1……搬送ローラ、1a……油圧装置 2……ストッパー、3……近接スイッチ 4……位置決めピン、4a……油圧シリンダ 5……近接スイッチ、6……エアーブロー装置 7……着座ブロック 8……(パレットの)耳部 9……固定式クランプ装置 10……回動起伏式クランプ装置 9a,10a……油圧装置、11……油圧モータ 12……チェーン、13……回転軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面研削盤のテーブル(T)上に、パレッ
    ト(P)の自動クランプ装置(9,10)とクランプ条件確
    認装置と上下出没可能な搬送ローラ(1)と位置決めピ
    ン(4)及びエヤーブロー装置付着座ブロック(7)と
    を備え、前記自動クランプ装置はパレット(P)の搬入
    側テーブル側端部に設けた回動起伏式クランプ装置(1
    0)と、該クランプ装置(10)に対向するテーブル側端
    部に設けた固定式クランプ装置(9)とからなり、前記
    クランプ条件確認装置は、着座面に設けた複数個所のキ
    リ孔から吐出すエアの背圧検知による着座確認装置と作
    動確認のための近接スイッチ(3)とからなり、さらに
    前記回動起伏式クランプ装置(10)は、ピストンロッド
    にその直径方向両端がパレット(P)の側端部に形成さ
    れた耳部(8)とシリンダブロックに形成された受座
    (10c)とに接当するようにされた段付き円板からなる
    クランプヘッド(10d)を備えた油圧装置(10a)から成
    っており、クランプヘッド(10d)が油圧装置(10a)と
    共にパレット側端面に沿う平面内で回動して起伏するよ
    うにされていることを特徴とする平面研削盤に於るパレ
    ットクランプ装置。
JP1988057319U 1988-04-30 1988-04-30 平面研削盤に於るパレットクランプ装置 Expired - Lifetime JPH0719695Y2 (ja)

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JPS6048242A (ja) * 1983-08-23 1985-03-15 Aioi Seiki Kk 工作機械におけるワ−ク交換用パレツトの位置決め固定装置

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