JPS5855628Y2 - デンジシヤクテツシン - Google Patents
デンジシヤクテツシンInfo
- Publication number
- JPS5855628Y2 JPS5855628Y2 JP1975149315U JP14931575U JPS5855628Y2 JP S5855628 Y2 JPS5855628 Y2 JP S5855628Y2 JP 1975149315 U JP1975149315 U JP 1975149315U JP 14931575 U JP14931575 U JP 14931575U JP S5855628 Y2 JPS5855628 Y2 JP S5855628Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire ring
- shaded
- core
- shaded wire
- bent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は交流電磁石における隈取線輪を固定する装置の
改良に関する。
改良に関する。
この種の従来装置においては第１図、第２図、第５図お
よび第６図に示すごときものがある。
よび第６図に示すごときものがある。
図において、１は電磁石鉄心、２は鉄心締付部材で例え
ばリベット、３は環状に形成した隈取線輪で、前記鉄心
１の接極面１ａに形成した挿入溝１ａに嵌合されている
。
ばリベット、３は環状に形成した隈取線輪で、前記鉄心
１の接極面１ａに形成した挿入溝１ａに嵌合されている
。
この隈取線輪３は電磁石自身の開閉による衝撃により鉄
心１より突出した部分３ａが弾性的変形を操返すうちに
疲労により折れることがある。
心１より突出した部分３ａが弾性的変形を操返すうちに
疲労により折れることがある。
第５図は静止状態を示し、鉄心角部Ｐが隈取線輪３に当
っており鉄心１に衝撃が加わったとき第６図のように鉄
心角部４点に当たる部分において隈取線輪３に集中応力
がかかる。
っており鉄心１に衝撃が加わったとき第６図のように鉄
心角部４点に当たる部分において隈取線輪３に集中応力
がかかる。
また、隈取線輪３の固定と折損防止のため樹脂４で固め
るが、その樹脂接着作業は煩雑であり、硬化時間が長く
かかり、作業後の仕上げなど工数が増大する欠点があり
、さらに、前記欠点をなくしたものとして、例えば実公
昭４４−１０２３１においては、電磁石鉄心の両端に固
定板を鉄心クランプリベットで締着して前記鉄心に隈取
線輪を嵌合せしめ、固定板を曲折して隈取線輪の破損を
防止しているが、隈取線輪の鉄心溝底部の角にあたる部
分で衝撃によるストレスが大きく、弾性疲労による折損
が生じ、また、隈取線輪を固定する専用の固定板を設け
、吸着面の研摩前に隈取線輪を取付けなければならない
欠点か′あった。
るが、その樹脂接着作業は煩雑であり、硬化時間が長く
かかり、作業後の仕上げなど工数が増大する欠点があり
、さらに、前記欠点をなくしたものとして、例えば実公
昭４４−１０２３１においては、電磁石鉄心の両端に固
定板を鉄心クランプリベットで締着して前記鉄心に隈取
線輪を嵌合せしめ、固定板を曲折して隈取線輪の破損を
防止しているが、隈取線輪の鉄心溝底部の角にあたる部
分で衝撃によるストレスが大きく、弾性疲労による折損
が生じ、また、隈取線輪を固定する専用の固定板を設け
、吸着面の研摩前に隈取線輪を取付けなければならない
欠点か′あった。
本考案は上記の欠点を除去するため、電磁鉄心の両側両
端の鉄心コアーを隈取線輪の挿入溝と同じかそれより浅
い位置にて新曲し、隈取線輪を前記折曲部分にて保持し
隈取線輪を溝底部より浮かすことにより折損を防止する
隈取線輪の固定装置を提供せんとするものである。
端の鉄心コアーを隈取線輪の挿入溝と同じかそれより浅
い位置にて新曲し、隈取線輪を前記折曲部分にて保持し
隈取線輪を溝底部より浮かすことにより折損を防止する
隈取線輪の固定装置を提供せんとするものである。
以下本考案について説明する。
第３図、第４図および第７図ないし第１２図は本考案の
実施例であって、第１図および第２図に示した従来装置
と同等または相当部分には同一番号を付している。
実施例であって、第１図および第２図に示した従来装置
と同等または相当部分には同一番号を付している。
図において、従来装置と異なるところは電磁石鉄心１の
両側両端コアー１Ｃの先端を外側に折曲げ、隈取線輪３
の挿入溝１ｂと同じかそれより浅い位置に折曲部１ｄを
設けた点で、隈取線輪３は両持梁の長いスパンで支持さ
れ、振動に対し隈取線輪３のばね性による緩衝作用があ
り、鉄心１の角部があたらないので集中応力がかからな
い。
両側両端コアー１Ｃの先端を外側に折曲げ、隈取線輪３
の挿入溝１ｂと同じかそれより浅い位置に折曲部１ｄを
設けた点で、隈取線輪３は両持梁の長いスパンで支持さ
れ、振動に対し隈取線輪３のばね性による緩衝作用があ
り、鉄心１の角部があたらないので集中応力がかからな
い。
また、隈取線輪３は挿入溝１ｂ内に保持されているが、
衝撃に対してその保持力が比較的弱く固定されているた
め応力が集中せず断線しにくい。
衝撃に対してその保持力が比較的弱く固定されているた
め応力が集中せず断線しにくい。
また、折曲部１ｄは丸味をおびているのでそれによる支
持は隈取線輪３の局部に集中応力を与えず、折曲部１ｄ
の弾性も作用し緩衝作用を有利にする。
持は隈取線輪３の局部に集中応力を与えず、折曲部１ｄ
の弾性も作用し緩衝作用を有利にする。
なお、前記新曲部１ｄは鉄心１の両側端の鉄心コアー１
Ｃを隈取線輪３を挿入する前に折曲げ加工を施すことが
でき加工し易くなる。
Ｃを隈取線輪３を挿入する前に折曲げ加工を施すことが
でき加工し易くなる。
第７図は挿入溝１ｂより浅い位置に隈取線輪３を保持し
た静止状態を示し、鉄心１に衝撃が加わったとき隈取線
輪３のばね性によって第８図および第９図の状態の間で
振動するが、何れにしても鉄心角部Ｐが隈取線輪３に当
たることはなくこの点の応力はかからない。
た静止状態を示し、鉄心１に衝撃が加わったとき隈取線
輪３のばね性によって第８図および第９図の状態の間で
振動するが、何れにしても鉄心角部Ｐが隈取線輪３に当
たることはなくこの点の応力はかからない。
第８図の場合、突出した部分３ａが折曲部１ｄの上面に
当たるが折曲部１ｄに当たり隈取線輪３に鉄心角部Ｐが
当たることはない。
当たるが折曲部１ｄに当たり隈取線輪３に鉄心角部Ｐが
当たることはない。
第９図の場合、折曲部１ｄの先端が隈取線輪の突出した
部分３ａに当たるが板状であるため弾性変形して相互に
なじみ、また、隈取線輪の突出した部分３ａ下面の広い
面が当たるので、互に面接触となり第８図および第９図
の何れの状態においても隈取線輪３に集中応力がかがる
ことはない。
部分３ａに当たるが板状であるため弾性変形して相互に
なじみ、また、隈取線輪の突出した部分３ａ下面の広い
面が当たるので、互に面接触となり第８図および第９図
の何れの状態においても隈取線輪３に集中応力がかがる
ことはない。
また、第１０図は挿入溝１ｂと同じ位置に隈取線輪３を
保持した静止状態を示し、鉄心１に衝撃が加わったとき
隈取線輪３のばね性によって第１１図および第１２図の
状態の間で振動し隈取線輪３に鉄心角部Ｐが当たること
はない。
保持した静止状態を示し、鉄心１に衝撃が加わったとき
隈取線輪３のばね性によって第１１図および第１２図の
状態の間で振動し隈取線輪３に鉄心角部Ｐが当たること
はない。
本考案は以上のように電磁鉄心の両側両端の鉄心コアー
を隈取線輪の挿入溝と同じが、それより浅い位置にて折
曲し、隈取線輪を前記折曲部分にて保持し、隈取線輪を
溝底部と同一面またはそれより浮かし、隈取線輪自身の
ばね作用により折損を防止する電磁石鉄心を得ることが
できる。
を隈取線輪の挿入溝と同じが、それより浅い位置にて折
曲し、隈取線輪を前記折曲部分にて保持し、隈取線輪を
溝底部と同一面またはそれより浮かし、隈取線輪自身の
ばね作用により折損を防止する電磁石鉄心を得ることが
できる。
第１図、第２図、第５図および第６図は従来例を示し、
第１図は断側面図、第２図は斜視図、第５図、第６図は
要部説明図、第３図、第４図および゛第７図ないし第１
２図は本考案実施例を示し、第３図は断側面図、第４図
は斜視図、第７図ないし第１２図は要部説明図である。 １：鉄心、１ａ：接極面、１ｂ：挿入溝、１Ｃ：鉄心コ
アー、１ｄ：折曲部、２：鉄心締付部材、３：隈取線輪
、４：接着剤、Ｐ：鉄心角部。
第１図は断側面図、第２図は斜視図、第５図、第６図は
要部説明図、第３図、第４図および゛第７図ないし第１
２図は本考案実施例を示し、第３図は断側面図、第４図
は斜視図、第７図ないし第１２図は要部説明図である。 １：鉄心、１ａ：接極面、１ｂ：挿入溝、１Ｃ：鉄心コ
アー、１ｄ：折曲部、２：鉄心締付部材、３：隈取線輪
、４：接着剤、Ｐ：鉄心角部。
Claims (1)
- 隈取線輪を有する交流電磁石において、電磁鉄心の両側
端の鉄心コアーを隈取線輪の挿入溝と同じかそれより浅
い位置にて折曲し、隈取線輪を前記折曲部分にて保持す
ることを特徴とする電磁石鉄心。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975149315U JPS5855628Y2 (ja) | 1975-10-29 | 1975-10-29 | デンジシヤクテツシン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975149315U JPS5855628Y2 (ja) | 1975-10-29 | 1975-10-29 | デンジシヤクテツシン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5260665U JPS5260665U (ja) | 1977-05-04 |
| JPS5855628Y2 true JPS5855628Y2 (ja) | 1983-12-20 |
Family
ID=28628801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1975149315U Expired JPS5855628Y2 (ja) | 1975-10-29 | 1975-10-29 | デンジシヤクテツシン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5855628Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5148649B2 (ja) * | 1973-05-14 | 1976-12-22 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4715112U (ja) * | 1971-03-19 | 1972-10-21 | ||
| JPS49122309U (ja) * | 1973-02-15 | 1974-10-19 | ||
| JPS5148649U (ja) * | 1974-10-09 | 1976-04-12 |
-
1975
- 1975-10-29 JP JP1975149315U patent/JPS5855628Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5148649B2 (ja) * | 1973-05-14 | 1976-12-22 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5260665U (ja) | 1977-05-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2775010A (en) | Panel fastening device | |
| JPS5855628Y2 (ja) | デンジシヤクテツシン | |
| JPS58100111U (ja) | ウインドモ−ル用クリツプ | |
| JPH0129333Y2 (ja) | ||
| JPH0513037Y2 (ja) | ||
| JPH018185Y2 (ja) | ||
| JPS5810011Y2 (ja) | 気泡コンクリ−ト造営材用器具取付け装置 | |
| JPS6140607Y2 (ja) | ||
| JPS6311886Y2 (ja) | ||
| JPS6145503Y2 (ja) | ||
| JPS6144225Y2 (ja) | ||
| JPS6223056Y2 (ja) | ||
| JP3007060U (ja) | メガネの連結部材 | |
| JPH0651020Y2 (ja) | 部品の取付け構造 | |
| JPS5824485Y2 (ja) | チュ−ナ用アンテナ装置 | |
| JPH0210748Y2 (ja) | ||
| JPS6028811Y2 (ja) | 部品取付装置 | |
| JPH0319259Y2 (ja) | ||
| JPS5919849U (ja) | 出隅カバ−取付具 | |
| JPH0314945Y2 (ja) | ||
| JPH0217046Y2 (ja) | ||
| JPH07243413A (ja) | ２部材取付け構造 | |
| JPS58178511U (ja) | クリツプ保持構造 | |
| JPH0118414Y2 (ja) | ||
| KR830001271Y1 (ko) | 플레이어(player) 등의 더스트 커버(Dust cover) 개폐장치 |