JPH0217046Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0217046Y2 JPH0217046Y2 JP10141584U JP10141584U JPH0217046Y2 JP H0217046 Y2 JPH0217046 Y2 JP H0217046Y2 JP 10141584 U JP10141584 U JP 10141584U JP 10141584 U JP10141584 U JP 10141584U JP H0217046 Y2 JPH0217046 Y2 JP H0217046Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peg
- seat plate
- insulating material
- heat insulating
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 6
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 2
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(利用分野)
この考案は、断熱材等の止着に用いる止金具の
改良に関するものである。
改良に関するものである。
(従来技術)
従来断熱材等を取付ける方法として種々の方法
があるが、その最も効果的な方法の一つとして、
第5図に示すように断熱材a等を取付ける壁面b
に、止着板付止釘1の止着板2を固着し、この止
釘1に断熱材a等を挿通した後止釘1に円板状の
座板3を貫挿し、座板3より突出した止釘1部分
を折曲して係止し、座板3と共に断熱材a等を固
定する止金具が使用されているが、この止金具に
おいては座板3は薄い金属板であり、止釘1を折
曲する際に止釘1に当接する孔4の周縁部が第6
図に示す如く押し曲げられて凹み、当該孔4の周
縁部から発錆し、錆が壁の化粧面に迄浮出し外観
を損ない、又折曲した止釘1の先端1aが第5図
の如く浮上る場合があり、工事中にこの尖端のた
めに負傷するおそれがあり、危険である等の問題
点があつた。
があるが、その最も効果的な方法の一つとして、
第5図に示すように断熱材a等を取付ける壁面b
に、止着板付止釘1の止着板2を固着し、この止
釘1に断熱材a等を挿通した後止釘1に円板状の
座板3を貫挿し、座板3より突出した止釘1部分
を折曲して係止し、座板3と共に断熱材a等を固
定する止金具が使用されているが、この止金具に
おいては座板3は薄い金属板であり、止釘1を折
曲する際に止釘1に当接する孔4の周縁部が第6
図に示す如く押し曲げられて凹み、当該孔4の周
縁部から発錆し、錆が壁の化粧面に迄浮出し外観
を損ない、又折曲した止釘1の先端1aが第5図
の如く浮上る場合があり、工事中にこの尖端のた
めに負傷するおそれがあり、危険である等の問題
点があつた。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案は前記の問題点を解決するために提供さ
れたものであつて、その主な目的の一つは座板を
合成樹脂板とすることによつて錆の発生を防止す
るようにし、他の目的の一つは座板の形状により
止釘の先端による傷害の危険を防止するようにし
た点におかれたものである。
れたものであつて、その主な目的の一つは座板を
合成樹脂板とすることによつて錆の発生を防止す
るようにし、他の目的の一つは座板の形状により
止釘の先端による傷害の危険を防止するようにし
た点におかれたものである。
(問題を解決するための手段)
而して、上記の目的を達成するためにその構成
の要旨を断熱材等の取付壁面への止着板を有する
止釘と、該止釘に貫挿する座板よりなる止金具に
おいて、前記座板は合成樹脂製の円板であつて、
膨隆周縁部を有し、中央部が一方の面に膨出する
湾曲面に形成されていることにおき、それに付随
した要旨の変更のない範囲での設計変更を予定し
たものである。
の要旨を断熱材等の取付壁面への止着板を有する
止釘と、該止釘に貫挿する座板よりなる止金具に
おいて、前記座板は合成樹脂製の円板であつて、
膨隆周縁部を有し、中央部が一方の面に膨出する
湾曲面に形成されていることにおき、それに付随
した要旨の変更のない範囲での設計変更を予定し
たものである。
(実施例)
以下本考案にかかる断熱材等の止金具の実施例
につき図面第1図乃至第3図により説明するに、
1は止着板2を一方端に固着する止釘であつて、
又10は合成樹脂製の円板よりなる座板であり、
中心に止釘貫挿用の孔11が開設され、周縁部1
2は膨隆させて断熱略円形状となつており、円板
の中央部13は座局10aの反対側へ膨出した湾
曲面に形成され、座面10aから浮かせた状態と
なつたものである。
につき図面第1図乃至第3図により説明するに、
1は止着板2を一方端に固着する止釘であつて、
又10は合成樹脂製の円板よりなる座板であり、
中心に止釘貫挿用の孔11が開設され、周縁部1
2は膨隆させて断熱略円形状となつており、円板
の中央部13は座局10aの反対側へ膨出した湾
曲面に形成され、座面10aから浮かせた状態と
なつたものである。
(作用)
このように形成された座板10は第4図に示す
ように挿通された断熱材a等の面上に於て、貫挿
された止釘1を折曲して座板10を係止し、座板
10と共に断熱材aを固定するが、座板10が合
成樹脂製であり、且つ中央部が湾曲面に形成され
ているため弾発性を有し、クツシヨン機能を具備
しており、止釘1の折曲時にも弾力的な凹変形を
なし、亀裂の発生もなく、押込みながら止釘1を
折曲することができ、又座板10の中央部13上
面は座面10aとの間に高低差があるため折曲が
容易であり、90゜以上の折曲も容易である。
ように挿通された断熱材a等の面上に於て、貫挿
された止釘1を折曲して座板10を係止し、座板
10と共に断熱材aを固定するが、座板10が合
成樹脂製であり、且つ中央部が湾曲面に形成され
ているため弾発性を有し、クツシヨン機能を具備
しており、止釘1の折曲時にも弾力的な凹変形を
なし、亀裂の発生もなく、押込みながら止釘1を
折曲することができ、又座板10の中央部13上
面は座面10aとの間に高低差があるため折曲が
容易であり、90゜以上の折曲も容易である。
又、断熱材aの厚みに対する止釘1の長さを適
宜に設定することにより、90゜以上の折曲された
止釘1の先端1aは周縁部12の上面12aより
下に位置することが約束されるものである。
宜に設定することにより、90゜以上の折曲された
止釘1の先端1aは周縁部12の上面12aより
下に位置することが約束されるものである。
(効果)
以上のように本考案に係る断熱材等の止金具は
座板が合成樹脂製であり、中央部分が一方の面に
膨出する湾曲面に形成されているため止釘の折曲
が容易であり、座板に亀裂等の発生がなく、発錆
の怖れも皆無であり断熱材上の化粧面を錆のため
に汚損することがない。又、止釘の尖端も座板周
縁の上面以下に位置させることができ、作業中の
止釘による負傷事故も皆無であり、更にコストも
安価となる等の効果がある。
座板が合成樹脂製であり、中央部分が一方の面に
膨出する湾曲面に形成されているため止釘の折曲
が容易であり、座板に亀裂等の発生がなく、発錆
の怖れも皆無であり断熱材上の化粧面を錆のため
に汚損することがない。又、止釘の尖端も座板周
縁の上面以下に位置させることができ、作業中の
止釘による負傷事故も皆無であり、更にコストも
安価となる等の効果がある。
第1図は本考案に係る断熱材等の止金具の実施
例を示す斜視図、第2図は座板の平面図、第3図
は同側面図、第4図は止金具の係止状態を示す部
分断面図、第5図は従来例を示す断面図、第6図
は従来例の係止状態説明図である。 1……止釘、1a……先端、2……止着板、1
0……座板、10a……座面、12……周縁部、
13……中央部、a……断熱材、b……壁面。
例を示す斜視図、第2図は座板の平面図、第3図
は同側面図、第4図は止金具の係止状態を示す部
分断面図、第5図は従来例を示す断面図、第6図
は従来例の係止状態説明図である。 1……止釘、1a……先端、2……止着板、1
0……座板、10a……座面、12……周縁部、
13……中央部、a……断熱材、b……壁面。
Claims (1)
- 断熱材等の取付壁面への止着板を有する止釘
と、該止釘に貫挿する座板よりなる止金具におい
て、前記座板は合成樹脂製の円板であつて、膨隆
周縁部を有し、中央部が一方の面に膨出する湾曲
面に形成されていることを特徴とする断熱材等の
止金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10141584U JPS6120702U (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 断熱材等の止金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10141584U JPS6120702U (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 断熱材等の止金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6120702U JPS6120702U (ja) | 1986-02-06 |
JPH0217046Y2 true JPH0217046Y2 (ja) | 1990-05-11 |
Family
ID=30660855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10141584U Granted JPS6120702U (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 断熱材等の止金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6120702U (ja) |
-
1984
- 1984-07-06 JP JP10141584U patent/JPS6120702U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6120702U (ja) | 1986-02-06 |
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