JPS5855194Y2 - ライナ−材 - Google Patents

ライナ−材

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Publication number
JPS5855194Y2
JPS5855194Y2 JP8685080U JP8685080U JPS5855194Y2 JP S5855194 Y2 JPS5855194 Y2 JP S5855194Y2 JP 8685080 U JP8685080 U JP 8685080U JP 8685080 U JP8685080 U JP 8685080U JP S5855194 Y2 JPS5855194 Y2 JP S5855194Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liner
joints
pieces
raw material
joint
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Expired
Application number
JP8685080U
Other languages
English (en)
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JPS5711785U (ja
Inventor
博之 松岡
Original Assignee
川崎製鉄株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はライナー材に係り、詳しくは、ホッパ、シュー
トその他に供せられて、母材の損傷を防止し、かつ比較
的大きな公差で取付けることができるライナー材に係る
一般にホッパ、シュート等において硬質の粉粒状の原料
の衝突面や摺動面では相当摩耗されるため、母材の表面
にバイクローム材、バイクロームマンガン材等の超硬質
非溶接性のライナー片を敷きつめて取付けられている。
このライナー片は通常鋳物製であって、鋳物精度の関係
上から、隣接ライナー片の繋ぎ目には所要公差(一般的
には±8mm)残して突き合わせて取付けている。
しかし、これらライナー片の上を原料が滑る際に、その
繋ぎ目の公差部分から原料が侵入して母板を損傷させる
ことが多くなり、その改善が求められている。
すなわち、第1図は従来例のライナー材の平面図であり
、第2図はそのA−A線上の断面図であって、これら第
1図ならびに第2−図から明らかな通り、表面のライナ
ー材は鋳物のライナー片1を所要の公差Cを残して取付
けられている。
このライナー材では繋ぎ目は直線的であって、原料2は
公差Cのところから入り、しかも、Cの部分を流動する
ため、母板3は損傷されることが多い。
本考案は上記欠点の解決を目的とし、具体的にはライナ
ー片の鋳込性能、鋳込コスト等を変えることなく、母板
の損傷を良好に防止できるライナー材を提案する。
すなわち、本考案は複数個のライナー片の繋目を凹凸状
に形成し、この繋目を互いにはめ込ませてライナー片を
取付けて成ることを特徴とする。
以下、図面によって本考案の実施態様について説明する
なお、第3図は本考案の一つの実施例に係るライナー材
の平面図であり、第4図はその一部の拡大図である。
まず、第2図において符号1はライナー片を示し、各ラ
イナー片1は従来例と同様に超硬質非溶接性の鋳物材と
して構威し、ライナー片1は突合わせて母材3(第2図
参照)上に取付ける。
この各ライナー片1の突合せ部、つまり、繋ぎ目4の部
分は凹凸状に構成し、この繋ぎ目4は互いにはめ込んで
、所謂、オスメス対偶を威すよう構成する。
このようにライナー材を構成すると、表面をすべる原料
が繋ぎ目4間に沿って流動することがなく、母材はほと
んど損傷することがない。
すなわち、互いに繋ぎ合わされるライナー片1の繋ぎ目
4は凹凸状に或ってこの凹部4b、凸部4aがオスメス
対偶をなしているため、繋ぎ目4に間隙か゛存在し、そ
の中に原料か侵入しても、この原料は繋ぎ目4に沿って
流動することがない。
従って、繋ぎ目4の侵入原料はそこにとどまって侵入原
料自体が母材のランニング効果が発揮され、所謂セルフ
ライニングとなる。
また、上記の凹凸状繋ぎ目4において、凹凸部は直角状
に形成することなく、湾曲部を設けるのが好ましく、こ
の場合単位ピッチの長さLl、巾L2ならびに湾曲部の
曲率Rはライナー片1の厚さ等との関連性から好適範囲
に定めるのが好ましい。
例えば、第4図において原料が矢印A方向がら流動し、
繋ぎ目4の侵入原料が矢印B方向がら流動する場合、繋
ぎ目4の凸部4aに衝突する。
このため、凸部4aにフラッグが入り、この面から曲率
Rの湾曲部を設けるのが好ましく、このRは第5図に示
す如く、ライナー片の厚さtとの関係がち定める。
また、繋ぎ目4において四部4bの長さLlも原料の安
息角が母体の摩耗と関連が深いため、第6図に示す如く
、ライナー片の厚さtとの関連から定めるのが好ましく
、更に、巾L2は侵入原料の流動をとめてセルフライニ
ング効果が発揮されるのが好ましく、この場合は、湾曲
率の曲率Rとの関連でL2−2.5R程度に定めるのが
好ましい。
以上詳しく説明した通り、本考案は複数個のライナー片
を繋ぎ合わせて成るライナー材において各ライナー片の
繋ぎ目を凹凸状に形成し、オスメス対偶を威すよう、繋
ぎ合わせて成るものである。
従って、このライナー材は各種ホッパ、シュート、高炉
用大小ベル、カップ等のライナー材としてでき、そのセ
ルフライニング効果により母板の損傷を防止でき、各ラ
イナー片の公差を従来の1.5倍まで許容できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例のライナー材の平面図、第2図はそのA
−A線上の断面図、第3図は本考案の一つの実施例に係
るライナー材の平面図、第4図はその一部の拡大図、第
5図はライナーの厚みtと湾曲部の曲率(R)との関係
を示すグラフ、第6図はライナーの厚みtと凹部の長さ
くLl)との関係を示すグラフである。 符号 1・・・・・・ライナー片、2・・・・・・原料
、3・・・・・・母板、4・・・・・・繋ぎ目、4a・
・・凸部、4b・・・・・・凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個のライナー片の繋目を凹凸状に形成し、この繋目
    を互いにはめ込ませてライナー片を取付けて成ることを
    特徴とするライナー材。
JP8685080U 1980-06-23 1980-06-23 ライナ−材 Expired JPS5855194Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8685080U JPS5855194Y2 (ja) 1980-06-23 1980-06-23 ライナ−材

Applications Claiming Priority (1)

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JP8685080U JPS5855194Y2 (ja) 1980-06-23 1980-06-23 ライナ−材

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Publication Number Publication Date
JPS5711785U JPS5711785U (ja) 1982-01-21
JPS5855194Y2 true JPS5855194Y2 (ja) 1983-12-16

Family

ID=29448996

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JP8685080U Expired JPS5855194Y2 (ja) 1980-06-23 1980-06-23 ライナ−材

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JPS5711785U (ja) 1982-01-21

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