JPH0654621U - 搬送用スクリュー - Google Patents
搬送用スクリューInfo
- Publication number
- JPH0654621U JPH0654621U JP9448592U JP9448592U JPH0654621U JP H0654621 U JPH0654621 U JP H0654621U JP 9448592 U JP9448592 U JP 9448592U JP 9448592 U JP9448592 U JP 9448592U JP H0654621 U JPH0654621 U JP H0654621U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- screw blade
- abutting
- shaft
- locking hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Screw Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 分割スクリューユニット群のスクリュー羽根
の突き合せ端部に隙間や段差が生じたときにおいても、
搬送物の流れが阻害されないようにして隙間と段差の拡
大の遅延回避を計ろうとするものである。 【構成】 硬質合成樹脂製の分割スクリューユニット1
群を心軸2にはめこみ、スクリュー羽根4はその突き合
せ端部6,6において係合軸7と係止孔8とによる係合
手段によって連結されている搬送用スクリューにおい
て、スクリュー羽根によって筒体の外周面に沿って回動
移送される搬送物の流れ方向Aに対して、突き合せ端部
を心軸2の軸線0上に位置させた状態において、搬送物
に先に接する側のスクリュー羽根4の突き合せ端部6に
係合軸7を搬送物の移送方向の逆方向へ向けて突設し、
該係合軸を後から搬送物に接する側の隣接のスクリュー
羽根4の突き合せ端部6に設けた係止孔8に係合させて
いる。
の突き合せ端部に隙間や段差が生じたときにおいても、
搬送物の流れが阻害されないようにして隙間と段差の拡
大の遅延回避を計ろうとするものである。 【構成】 硬質合成樹脂製の分割スクリューユニット1
群を心軸2にはめこみ、スクリュー羽根4はその突き合
せ端部6,6において係合軸7と係止孔8とによる係合
手段によって連結されている搬送用スクリューにおい
て、スクリュー羽根によって筒体の外周面に沿って回動
移送される搬送物の流れ方向Aに対して、突き合せ端部
を心軸2の軸線0上に位置させた状態において、搬送物
に先に接する側のスクリュー羽根4の突き合せ端部6に
係合軸7を搬送物の移送方向の逆方向へ向けて突設し、
該係合軸を後から搬送物に接する側の隣接のスクリュー
羽根4の突き合せ端部6に設けた係止孔8に係合させて
いる。
Description
【0001】
本考案は、硬質合成樹脂製の分割スクリューユニット群を心軸上にはめこんで 使用する粉粒体等の搬送用スクリューに関するものである。
【0002】
硬質合成樹脂材によって形成された複数個のスクリューユニット群を心軸には めこんで使用する搬送用スクリューにあって、相隣接するスクリュー羽根のピッ チ長における突き合せ端部において係合部と係止部とを設け、両者の嵌合によっ て、相隣接するスクリューユニット群相互間に隙間を生じないようにしたものと しては本出願人の出願に係る実開平4−121919号公報がある。
【0003】
前記公報に示されたものは係合部8と係止部7の係合が同公報の図3に示され ているような完全且つ強固であるとスクリュー羽根の突き合せ端部間に隙間は生 じないが、例えば、本願の図8で示すような係合構造とした場合においては、ス クリュー羽根の成形時の精度のむら、あるいは、使用時に、隣接するスクリュー 羽根の接合点のa点とb点にずれが生じる。ずれが生じるとその段差部分におい て搬送物の流れが阻害されて抵抗が生じ段差と隙間の拡大が促進助長され、搬送 能力の低下をまねき、最終的には搬送不能をきたすという問題点があった。
【0004】
本考案はスクリュー羽根の突き合せ接合部に隙間、段差が生じたときにおいて も、その段差部分で搬送物の流れが阻害されないようにして隙間の拡大速度の遅 延回避を計ろうとしたものであって、筒体の外周面に1ピッチ以内の螺旋形のス クリュー羽根が設けられ、筒体の軸方向両端においてスクリュー羽根の一端を起 点として半円周に亘る切欠面を設けたスクリューユニット群が心軸にはめこまれ 、スクリュー羽根のピッチ長における突き合せ一端部に、隣接する他のスクリュ ー羽根の突き合せ端部に設けられた係止孔に係合する係合軸を設け、更に、該ス クリュー羽根のピッチ長における突き合せ他端部に、隣接する他のスクリュー羽 根のピッチ長における突き合せ端部に設けられている係合軸が係合する係止孔が 設けられてなる搬送用スクリューにおいて、スクリュー羽根によって筒体の外周 面に沿って回動移送される搬送物の流れ方向に対して、突き合せ端部を心軸の軸 線0上に位置させた状態において、搬送物に先に接する側のスクリュー羽根の突 き合せ端部に係合軸を搬送物の移送方向の逆方向へ向けて突設し、該係合軸を後 から搬送物に接する側の隣接のスクリュー羽根の突き合せ端部に設けた係止孔に 係合するように構成したものである。
【0005】
スクリュー羽根4の突き合せ端部6を心軸2の軸線0上に位置させた状態にお いて搬送物に先に接する側のスクリュー羽根の突き合せ端部に搬送物の移送方向 の逆方向へ向けて係合軸7を突設し、後から搬送物に接する側の隣接のスクリュ ー羽根の突き合せ端部に係止孔8を設けてあるので、両分割スクリューユニット の突き合せ端部に図3及び図6に示すように隙間と段差が万一生じた場合におい ても、該段差部分が搬送物の流れ方向Aに対して流れを阻害する方向へは突出し ないので搬送物はその段差部分を流れに沿って通過していく。
【0006】
本考案の一実施例について説明すると、硬質合成樹脂製の分割スクリューユニ ット群を心軸2に嵌めこんで使用する粉粒体等の搬送用スクリューにあって、ス クリューユニット1は、筒体3の外周面に半周面を占める2分の1ピッチ長の螺 旋形のスクリュー羽根4が一体形成され、前記筒体3の軸方向両端の開口部には 前記スクリュー羽根4のピッチ長の両端をそれぞれ起点として半円周に亘る切欠 面5,5が形成されている。
【0007】 そして、相隣接するスクリュー羽根4,4は突き合せ端部6,6において、係 合軸と係止孔の係合を介して連結されているが、係合軸7は、突き合せ端部を筒 体3の軸線0上に位置させた状態において、筒体3の外周面に沿って矢印Aで示 すように回動移送される搬送物に対して先に接する側のスクリュー羽根4の突き 合せ端部6に搬送物の移送方向の逆方向へ向けて突設されている。そして、後か ら搬送物に対して接する隣接のスクリュー羽根4の突き合せ端部6に係止孔8を 設けて前記係合軸7を係合させる。
【0008】 隣接するスクリュー羽根4,4の突き合せ端部6,6は、図2及び図5に示す ようにスクリュー羽根4の肉厚部分がそれぞれ1部重合する形状とするか、ある いは図7に示すように係止孔が設けられている側のスクリュー羽根に支承片9を 設けてもよい。
【0009】
本考案では、前記のように搬送物の流れ方向Aに対して、スクリュー羽根の突 き合せ端部を心軸の軸線0上に位置させた状態において、搬送物に先に接する側 のスクリュー羽根の突き合せ端部に係合軸7を搬送物の移送方向の逆方向へ向け て突設したので、例えば、図3及び図6に示すように該突き合せ端部6,6間に 隙間と段差が生じた場合においても、搬送物の流れ方向Aに対して、図8の従来 品に示すような流れに対立した状態で突出しないから搬送物の流れの障害となる ことなく、流れにのって搬送されるため隙間、段差の拡大が著しく遅延回避され 、長期の使用に耐える。更に係合軸に抜け止め加工を施す必要もなく製造並びに 組立が簡単である。
【図1】本考案の第1実施例の正面図である。
【図2】図1のスクリュー羽根の突き合せ端部の拡大断
面図である。
面図である。
【図3】突き合せ端部に隙間が生じた状態における拡大
断面図である。
断面図である。
【図4】本考案の第2実施例の正面図である。
【図5】図4のスクリュー羽根の突き合せ端部の拡大断
面図である。
面図である。
【図6】突き合せ端部に隙間が生じた状態における拡大
断面図である。
断面図である。
【図7】突き合せ端部の他の実施例を示した拡大断面図
である。
である。
【図8】突き合せ端部の係合が本考案と反対の場合を示
した拡大断面図である。
した拡大断面図である。
【図9】スクリューユニットの正面図である。
1 スクリューユニット 2 心軸 3 筒体 4 スクリュー羽根 5 切欠面 6 突き合せ端部 7 係合軸 8 係止孔
Claims (1)
- 【請求項1】 筒体の外周面に1ピッチ以内の螺旋形の
スクリュー羽根が設けられ、筒体の軸方向両端において
スクリュー羽根の一端を起点として半円周に亘る切欠面
を設けたスクリューユニット群が心軸にはめこまれ、ス
クリュー羽根のピッチ長における突き合せ一端部に、隣
接する他のスクリュー羽根の突き合せ端部に設けられた
係止孔に係合する係合軸を設け、更に、該スクリュー羽
根のピッチ長における突き合せ他端部に、隣接する他の
スクリュー羽根のピッチ長における突き合せ端部に設け
られている係合軸が係合する係止孔が設けられてなる搬
送用スクリューにおいて、スクリュー羽根によって筒体
の外周面に沿って回動移送される搬送物の流れ方向に対
して、突き合せ端部を心軸2の軸線0上に位置させた状
態において搬送物に先に接する側のスクリュー羽根の突
き合せ端部に係合軸を搬送物の移送方向の逆方向へ向け
て突設し、該係合軸を後から搬送物に接する側の隣接の
スクリュー羽根の突き合せ端部に設けた係止孔と係合せ
しめてなるを特徴とする搬送用スクリュー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9448592U JPH081212Y2 (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 搬送用スクリュー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9448592U JPH081212Y2 (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 搬送用スクリュー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0654621U true JPH0654621U (ja) | 1994-07-26 |
JPH081212Y2 JPH081212Y2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=14111591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9448592U Expired - Lifetime JPH081212Y2 (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 搬送用スクリュー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081212Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000177827A (ja) * | 1998-12-11 | 2000-06-27 | Miyaki Takeji | スクリュー及び該スクリューを用いた生コンクリート搬送用スクリューコンベア |
KR100899849B1 (ko) * | 2007-06-08 | 2009-05-27 | (주)세광쇼트기계인천공장 | 스크류 컨베이어 |
-
1992
- 1992-12-29 JP JP9448592U patent/JPH081212Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH081212Y2 (ja) | 1996-01-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20040183300A1 (en) | Joint for piping | |
FR2610697A1 (fr) | Enveloppe de matiere plastique pour tuyauterie | |
JPH0654621U (ja) | 搬送用スクリュー | |
US6089624A (en) | Pipe lap joint with improved collapsible slot | |
JP2010101353A (ja) | スプラインを用いた圧入構造 | |
JPS59183108A (ja) | 機械要素の固定リング | |
US3151888A (en) | Pipe railing connectors or welding rings | |
JPH09175704A (ja) | 平らな物を搬送するための搬送エレメント | |
JP4777897B2 (ja) | スペーサおよび該スペーサを用いたホースと継手の締付構造 | |
EP0192531B1 (fr) | Palier notamment pour crémaillère de direction | |
JPH066123Y2 (ja) | 搬送用ローラにおける端部部材の固定構造 | |
JPH04121919U (ja) | 搬送用スクリユー | |
JPH0722522Y2 (ja) | ステータ | |
JPS5855194Y2 (ja) | ライナ−材 | |
JP2002286180A (ja) | 管接続構造体 | |
JPS6214413Y2 (ja) | ||
JP3038482B2 (ja) | スクリューコンベアの形成方法 | |
JPH066122Y2 (ja) | 搬送用ローラにおける端部部材の固定構造 | |
JPH03200615A (ja) | スクリューコンベア | |
JPS62199906A (ja) | エンジンのカムシヤフト | |
JP3037328B1 (ja) | 排気管 | |
JPH0315900Y2 (ja) | ||
JP3031199U (ja) | 摩擦車 | |
JPH085135Y2 (ja) | スクリューコンベア | |
KR960006039Y1 (ko) | 자동차용 엔진소음방지 확대관 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |