JPH04121919U - 搬送用スクリユー - Google Patents

搬送用スクリユー

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Publication number
JPH04121919U
JPH04121919U JP5336891U JP5336891U JPH04121919U JP H04121919 U JPH04121919 U JP H04121919U JP 5336891 U JP5336891 U JP 5336891U JP 5336891 U JP5336891 U JP 5336891U JP H04121919 U JPH04121919 U JP H04121919U
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JP
Japan
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screw
blade
support piece
blades
locking part
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Pending
Application number
JP5336891U
Other languages
English (en)
Inventor
昭夫 平見
Original Assignee
株式会社大日搬送機具製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社大日搬送機具製作所 filed Critical 株式会社大日搬送機具製作所
Priority to JP5336891U priority Critical patent/JPH04121919U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 分割スクリューユニット群のスクリュー羽根
の接合面部が離開するのを防止しようとするものであ
る。 【構成】 硬質合成樹脂製の分割スクリューユニット群
を心軸にはめこんで構成する搬送用スクリューにおい
て、スクリュー羽根4のピッチ長における一端部には、
隣接する他のスクリュー羽根の外側面が接する支承片6
を設け、その支承片6に係止部7を凹設又は貫通し、ス
クリュー羽根のピッチ長における他端部には、隣接する
他のスクリュー羽根に設けられている支承片の係止部に
緊密に嵌合する係合部8を突設した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、硬質合成樹脂製の分割スクリューユニット群を心軸上にはめこんで 使用する粉粒体等の搬送用スクリューに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
硬質合成樹脂材によって形成された複数個のスクリューユニット群を心軸には めこんで使用する搬送用スクリューにあって、相隣接する螺旋形のスクリュー羽 根のピッチ長の両端部に支承片を設けたものとしては、本願出願人の実開昭53 −23768号公報がある。また、隣接羽根との嵌合面に凹凸部を設けたものと しては、実開昭49−54289号公報が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
前記公報に開示された従来例は、スクリュー羽根の接合面部が軸方向に離開し ようとするのを支承片又は凹凸部によって、ある程度は防止し得るが、この種、 分割スクリューユニットは、1ユニットの長さが3〜10cm程度であり、これ を心軸に嵌合して形成される搬送装置の長さ寸法は、大小種々あるが、小型の装 置でも、少なくとも、数10個から数100個という多数の分割スクリューユニ ットを心軸に嵌合する必要がある。そうすると、相隣接するスクリューユニット 群の接合面相互間にまったく間隙が生じることのないように密着を完全に行うこ とは実際的には困難で、接合面相互間に少しの間隙の生じることは避けがたい。 また、心軸の外周面と心軸に嵌合しているスクリューユニットの筒体部の内周面 との間には嵌合のための隙間も存在する。よって、多数の分割スクリューユニッ トを心軸にはめこんで、その両端を止輪等を用いて固定したとき、わずかではあ るが分割スクリューユニット接合面部間に周方向の嵌合ずれ(隙間)が生じる。 このずれは、スクリュー羽根の回転によって、例えば、穀類を送る場合、輸送さ れる穀類がスクリュー羽根面には相当大きな押圧力を生ぜしめる。この押圧力が 大きくなるとスクリュー羽根の接合面部は互いに押し開かれるように変形し、更 には、離開した間に穀類等がはまりこみ開口状となって円滑な輸送を妨げると共 にスクリュー羽根が歪曲変形を生じ、耐久性の点でも問題があった。
【0004】
【実施例】
本考案の一実施例について説明すると、心軸2に嵌合される硬質合成樹脂材に よって形成されているスクリューユニット1は、筒体3の外周面に半周面を占め る2分の1ピッチ長の螺旋形のスクリュー羽根4が一体形成され、前記筒体3の 軸方向両端の開口部には、前記スクリュー羽根4のピッチ長の両端をそれぞれ起 点として半円周に亘る切欠面5,5が形成されている。そして、前記スクリュー 羽根4のピッチ長における一端部には、隣接する他のスクリュー羽根4の側面の 一部を支持するように支承片6が一部突出状に設けられている。
【0005】 本考案は、この支承片6に係止部7を凹設すると共に、この支承片6を設けた スクリューユニットのスクリュー羽根4のピッチ長における他端部には隣接の他 のスクリューユニットの支承体6に設けられている係止部に緊密に嵌合する係合 部8が凸設されている。
【0006】 前記係止部7と係合部8の形状は特に限定されるものではなく、互いに緊密に 嵌合する形状であればよい。また、図3に示すように係止部7を貫通孔とし、係 合部8をこの貫通孔に貫挿する棒状の突杆としてもよいことはいうまでもない。
【0007】 また、筒体3の外周面に一体形成のスクリュー羽根4のピッチ長は1ピッチ以 内であれば、図5に示すような4分の3ピッチ長等であってもよい。尚、図中の 符号9は締付けボルト10を備えた止輪である。
【0008】
【効果】
本考案においては、相隣接するスクリューユニットのスクリュー羽根の接合面 部は、心軸に嵌合したその一方のスクリューユニットのスクリュー羽根に設けら れた支承片の係止部に、後から心軸に嵌合する他方のスクリューユニットのスク リュー羽根に設けた係合部を緊密にはめ込むことによって結合しているので、心 軸の軸方向及び周方向への相隣接するスクリュー羽根の接合面部の離開が完全に 阻止されると共にスクリュー羽根の歪曲変形が防止され、円滑な輸送が効率よく 行われ、耐久性も一段と向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の一部剥離正面図である。
【図2】スクリュー羽根の接合面部の拡大断面図であ
る。
【図3】スクリュー羽根の接合面部の他の例を示した拡
大断面図である。
【図4】スクリューユニットの側面図である。
【図5】スクリューユニットの他の例を示した側面図で
ある。
【図6】本考案の搬送用スクリューユニットの組立状態
を示した一部省略正面図である。
【符号の説明】
1 スクリューユニット 2 心軸 3 スクリューユニットの筒体 4 スクリューユニットのスクリュー羽根 5 切欠面 6 支承片 7 係止部 8 係合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体の外周面に1ピッチ以内の螺旋形の
    スクリュー羽根を設け、筒体の軸方向両端において、ス
    クリュー羽根の一端を起点として半円周に亘る切欠面を
    設けた硬質合成樹脂製のスクリューユニット群を心軸に
    はめこんで構成する搬送用スクリューにおいて、スクリ
    ュー羽根のピッチ長における一端部に、隣接する他のス
    クリュー羽根の外側面に接する支承片が設けられ、この
    支承片に係止部を凹設又は貫通し、スクリュー羽根のピ
    ッチ長における他端部には、隣接する他のスクリュー羽
    根に設けられている支承片の係止部と緊密に嵌合する係
    合部を突設してなるを特徴とする搬送用スクリュー
JP5336891U 1991-04-11 1991-04-11 搬送用スクリユー Pending JPH04121919U (ja)

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