JPH0511253Y2 - - Google Patents

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JPH0511253Y2
JPH0511253Y2 JP8458388U JP8458388U JPH0511253Y2 JP H0511253 Y2 JPH0511253 Y2 JP H0511253Y2 JP 8458388 U JP8458388 U JP 8458388U JP 8458388 U JP8458388 U JP 8458388U JP H0511253 Y2 JPH0511253 Y2 JP H0511253Y2
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JP
Japan
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outer cylinder
aluminum
ribs
rib
roll
Prior art date
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JP8458388U
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JPH027247U (ja
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Extrusion Of Metal (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はアルミニウム製ロール、例えば事務
機、印刷機等に使用されるアルミニウム製ロール
に関する。
〔従来の技術〕
従来、事務機、印刷機等に使用されるロール構
造物としては、一般に、第7図に示すように、押
し出し成形されたアルミニウム製の円筒状外筒5
の両端に、鉄製または鍛造アルミニウム製等の軸
部材6を接合して一体に固着したものが製作され
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが上記の如き従来品は、円筒状の本体と
軸部材とを接合する際、軸部の芯出し及び外周面
の真円度加工等の高精度のものを得ることが難し
く、また、多段階の加工工程を必要とすることか
らコスト上の問題点もあつた。
更に、ロールを構成する外筒は一般的に鉄また
はアルミニウム製の金属で構成されているために
これと接合する軸部材には金属が使用され、その
ため、ロール構造物全体の重量を軽量化すること
が難しいという問題があつた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案者は上記のような問題点を解決したアル
ミニウム製ロールを提供するべく鋭意検討した結
果、本考案に到達したものである。
即ち、本考案は、 円筒状の外筒と該外筒の内壁から該外筒の中心
軸方向に放射状に伸びる複数のリブとが一体成形
されたアルミニウム押出型材に、該外筒の両端部
分及び該部分に接するリブの外周部分の切除によ
るリブ露出部が形成され、該リブ露出部に軸受材
が接合されて支承用軸部が形成されてなることを
特徴とするアルミニウム製ロール、 を要旨とするものである。
以下、本考案のアルミニウム製ロールにつき図
面に基づいて更に詳細に説明する。
第1図は、本考案のアルミニウム製ロールの一
例を示す、一部縦断正面図、第3図は、その端部
の斜視図である。図中、1は円筒状の外筒、2は
リブ、2a及び2bはリブ露出部、3a及び3b
は軸受材、4a及び4bは蓋片を夫々表わす。
第1図において、円筒状の外筒1と該外筒の内
壁から該外筒の中心軸方向に放射状に伸びる複数
のリブ2とは一定成形されたアルミニウム押出型
材(第2図にその一例の断面図を示す。)で構成
されている。そして、上記外筒1の両端部分及び
該部分に接するリブの外周部分は切除されてリブ
露出部2a及び2bが形成されている。該リブ露
出部2a及び2bには、軸受材3a及び3bが接
合されて支承用軸部が形成される。
上記したリブの形状については、外筒1を支持
し、補強しうるものであれば特に制限はない。通
常3〜6程度の数のものが制作される。その形状
としては、例えば第2図に示すように平板状のリ
ブが中央部で連結された形としてもよいし、第5
図及び第6図に示すように、中央部に丸みを持た
せて連結された形としてより高強度のものとする
こともできる。
また、リブ露出部の形状及び軸受材3a及び3
bの形状についても、外筒の支承用軸部としての
機能が得られるものであれば、特に制限はない。
リブ露出部の形状としては、例えば、第1図に
示すように、リブ露出部の形状を、外筒の切除部
分全体にわたつて接合させる軸受材の寸法にあわ
せたものとしてもよいし、また、第4図に示すよ
うに、リブの外周部分を斜めに切除して外筒1の
支持及び補強をより有効なものとすることもでき
る。
軸受材3a及び3bとしては、鉄製、鍛造アル
ミニウム製、銅製、エンジニアリングプラスチツ
ク製等の剛性及び耐摩耗性に優れた種々の素材が
使用でき、用途に応じて適宜選択することができ
る。また、軸受材の接合の方法としては、接着、
嵌合、溶接等が挙げられ、プラスチツク製の場合
には、射出成形によることもできる。
また、第1図及び第3図に示されたように外筒
及びリブの一部の切除された外筒の両端面には、
必要に応じて、蓋片4a及び4bを接合し、外筒
内部を封じることもできる。
〔考案の効果〕
本考案のアルミニウム製ロールは、上記のよう
な構成とすることにより、軸部の芯出し及び外筒
の真円度加工等が高精度で行なわれるものであ
り、多段階の加工工程を経ることなくコスト的に
も有利に製作される。
更に、外筒の支承用軸部として、軸受材をリブ
に接合する構成とすることにより、ロール構造物
全体の重量を軽量化することができるほか、用途
に応じた軸受材の選択が可能となり、その汎用性
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のアルミニウム製ロールの一例
を示す、一部縦断正面図である。第2図は、本考
案のアルミニウム製ロールにおいて用いられる、
外筒とリブとが一体成形されたアルミニウム押出
型材の一例を示す断面図である。第3図は第1図
に示された本考案のアルミニウム製ロールの一例
の一端部の斜視図である。第4図は、本考案のア
ルミニウム製ロールの別の一例を示す一部縦断正
面図である。第5図及び第6図は、本考案のアル
ミニウム製ロールにおいて用いられる外筒とリブ
とが一体成形されたアルミニウム押出型材の別の
例を示す断面図である。第7図は、従来のアルミ
ニウム製ロールの一例を示す一部縦断正面図であ
る。 1……外筒、2……リブ、2a,2b……リブ
露出部、3a,3b……軸受材、4a,4b……
蓋片、5……外筒、6……軸部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒状の外筒と該外筒の内壁から該外筒の中心
    軸方向に放射状に伸びる複数のリブとが一体成形
    されたアルミニウム押出型材に、該外筒の両端部
    分及び該部分に接するリブの外周部分の切除によ
    るリブ露出部が形成され、該リブ露出部に軸受材
    が接合されて支承用軸部が形成されてなることを
    特徴とするアルミニウム製ロール。
JP8458388U 1988-06-27 1988-06-27 Expired - Lifetime JPH0511253Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8458388U JPH0511253Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8458388U JPH0511253Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH027247U JPH027247U (ja) 1990-01-18
JPH0511253Y2 true JPH0511253Y2 (ja) 1993-03-19

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ID=31309263

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