JPH081212Y2 - 搬送用スクリュー - Google Patents

搬送用スクリュー

Info

Publication number
JPH081212Y2
JPH081212Y2 JP9448592U JP9448592U JPH081212Y2 JP H081212 Y2 JPH081212 Y2 JP H081212Y2 JP 9448592 U JP9448592 U JP 9448592U JP 9448592 U JP9448592 U JP 9448592U JP H081212 Y2 JPH081212 Y2 JP H081212Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
screw blade
cylindrical body
locking hole
abutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9448592U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0654621U (ja
Inventor
昭夫 平見
Original Assignee
株式会社大日搬送機具製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社大日搬送機具製作所 filed Critical 株式会社大日搬送機具製作所
Priority to JP9448592U priority Critical patent/JPH081212Y2/ja
Publication of JPH0654621U publication Critical patent/JPH0654621U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH081212Y2 publication Critical patent/JPH081212Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Screw Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、硬質合成樹脂製の分割
スクリューユニット群を心軸上にはめこんで使用する粉
粒体等の搬送用スクリューに関するものである。
【0002】
【従来の技術】硬質合成樹脂材によって形成された複数
個のスクリューユニット群を心軸にはめこんで使用する
搬送用スクリューにあって、相隣接するスクリュー羽根
のピッチ長における突き合せ端部において係合部と係止
部とを設け、両者の嵌合によって、相隣接するスクリュ
ーユニット群相互間に隙間を生じないようにしたものと
しては本出願人の出願に係る実開平4−121919号
公報がある。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】前記公報に示された
ものは係合部8と係止部7の係合が同公報の図3に示さ
れているような完全且つ強固であるとスクリュー羽根の
突き合せ端部間に隙間は生じないが、例えば、本願の図
8で示すような係合構造とした場合においては、スクリ
ュー羽根の成形時の精度のむら、あるいは、使用時に、
隣接するスクリュー羽根の接合点のa点とb点にずれが
生じる。ずれが生じるとその段差部分において搬送物の
流れが阻害されて抵抗が生じ段差と隙間の拡大が促進助
長され、搬送能力の低下をまねき、最終的には搬送不能
をきたすという問題点があった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本考案はスクリュー羽
根の突き合せ接合部に隙間、段差が生じたときにおいて
も、その段差部分で搬送物の流れが阻害されないように
して隙間の拡大速度の遅延回避を計ろうとしたものであ
って、筒体の外周面に1ピッチ以内の螺旋形のスクリュ
ー羽根が設けられ、筒体の軸方向両端においてスクリユ
ー羽根の一端を起点として半円周に亘る切欠面を設けた
スクリューユニット群が心軸にはめこまれ、スクリュー
羽根のピッチ長における突き合せ一端部に、隣接する他
のスクリュー羽根の突き合せ端部に設けられた係止孔に
係合する係合軸を設け、更に、該スクリュー羽根のピッ
チ長における突き合せ他端部に、隣接する他のスクリュ
ー羽根のピッチ長における突き合せ端部に設けられてい
る係合軸が係合する係止孔が設けられてなる搬送用スク
リューにおいて、スクリュー羽根によって筒体の外周面
に沿って回動移送される搬送物の流れ方向に対して、搬
送物に先に接する側のスクリュー羽根の突き合せ端部に
係合軸を搬送物の移送方向の逆方向へ向けて突設し、該
係合軸を後から搬送物に接する側の隣接のスクリュー羽
根の突き合せ端部に設けた係止孔に係合するように構成
したものである。
【0005】
【作用】搬送物に先に接する側のスクリュー羽根の突き
合せ端部に搬送物の移送方向の逆方向へ向けて係合軸7
を突設し、後から搬送物に接する側の隣接のスクリュー
羽根の突き合せ端部に係止孔8を設けてあるので、両分
割スクリューユニットの突き合せ端部に図3及び図6に
示すように隙間と段差が万一生じた場合においても、該
段差部分が搬送物の流れ方向Aに対して流れを阻害する
方向へは突出しないので搬送物はその段差部分を流れに
沿って通過していく。
【0006】
【実施例】本考案の一実施例について説明すると、硬質
合成樹脂製の分割スクリューユニット群を心軸2に嵌め
こんで使用する粉粒体等の搬送用スクリューにあって、
スクリューユニット1は、筒体3の外周面に半周面を占
める2分の1ピッチ長の螺旋形のスクリュー羽根4が一
体形成され、前記筒体3の軸方向両端の開口部には前記
スクリュー羽根4のピッチ長の両端をそれぞれ起点とし
て半円周に亘る切欠面5,5が形成されている。
【0007】そして、相隣接するスクリュー羽根4,4
は突き合せ端部6,6において、係合軸と係止孔の係合
を介して連結されいいるが、係合軸7は、筒体3の外周
面に沿って矢印Aで示すように回動移送される搬送物に
対して先に接する側のスクリュー羽根4の突き合せ端部
6に搬送物の移送方向の逆方向へ向けて突設されてい
る。そして、後から搬送物に対して接する隣接のスクリ
ュー羽根4の突き合せ端部6に係止孔8を設けて前記係
合軸7を係合させる。
【0008】隣接するスクリュー羽根4,4の突き合せ
端部6,6は、図2及び図5に示すようにスクリュー羽
根4の肉厚部分がそれぞれ1部重合する形状とするか、
あるいは図7に示すように係止孔が設けられている側の
スクリュー羽根に支承片9を設けてもよい。
【0009】
【考案の効果】本考案では、前記のように搬送物の流れ
方向Aに対して、搬送物に先に接する側のスクリュー羽
根の突き合せ端部に係合軸7を搬送物の移送方向の逆方
向へ向けて突設したので、例えば、図3及び図6に示す
ように該突き合せ端部6,6間に隙間と段差が生じた場
合においても、搬送物の流れ方向Aに対して、図8の従
来品に示すような流れに対立した状態で突出しないから
搬送物の流れの障害となることなく、流れにのって搬送
されるため隙間、段差の拡大が著しく遅延回避され、長
期の使用に耐える。更に係合軸に抜け止め加工を施す必
要もなく製造並びに組立が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の正面図である。
【図2】図1のスクリュー羽根の突き合せ端部の拡大断
面図である。
【図3】突き合せ端部に隙間が生じた状態における拡大
断面図である。
【図4】本考案の第2実施例の正面図である。
【図5】図4のスクリュー羽根の突き合せ端部の拡大断
面図である。
【図6】突き合せ端部に隙間が生じた状態における拡大
断面図である。
【図7】突き合せ端部の他の実施例を示した拡大断面図
である。
【図8】突き合せ端部の係合が本考案と反対の場合を示
した拡大断面図である。
【図9】スクリューユニットの正面図である。
【符号の説明】
1 スクリューユニット 2 心軸 3 筒体 4 スクリュー羽根 5 切欠面 6 突き合せ端部 7 係合軸 8 係止孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体の外周面に1ピッチ以内の螺旋形の
    スクリュー羽根が設けられ、筒体の軸方向両端において
    スクリュー羽根の一端を起点として半円周に亘る切欠面
    を設けたスクリューユニット群が心軸にはめこまれ、ス
    クリュー羽根のピッチ長における突き合せ一端部に、隣
    接する他のスクリュー羽根の突き合せ端部に設けられた
    係止孔に係合する係合軸を設け、更に、該スクリュー羽
    根のピッチ長における突き合せ他端部に、隣接する他の
    スクリュー羽根のピッチ長における突き合せ端部に設け
    られている係合軸が係合する係止孔が設けられてなる搬
    送用スクリューにおいて、スクリュー羽根によって筒体
    の外周面に沿って回動移送される搬送物の流れ方向に対
    して、搬送物に先に接する側のスクリュー羽根の突き合
    せ端部に係合軸を搬送物の移送方向の逆方向へ向けて突
    設し、該係合軸を後から搬送物に接する側の隣接のスク
    リュー羽根の突き合せ端部に設けた係止孔に係合せしめ
    てなるを特徴とする搬送用スクリュー。
JP9448592U 1992-12-29 1992-12-29 搬送用スクリュー Expired - Lifetime JPH081212Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9448592U JPH081212Y2 (ja) 1992-12-29 1992-12-29 搬送用スクリュー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9448592U JPH081212Y2 (ja) 1992-12-29 1992-12-29 搬送用スクリュー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0654621U JPH0654621U (ja) 1994-07-26
JPH081212Y2 true JPH081212Y2 (ja) 1996-01-17

Family

ID=14111591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9448592U Expired - Lifetime JPH081212Y2 (ja) 1992-12-29 1992-12-29 搬送用スクリュー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH081212Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000177827A (ja) * 1998-12-11 2000-06-27 Miyaki Takeji スクリュー及び該スクリューを用いた生コンクリート搬送用スクリューコンベア
KR100899849B1 (ko) * 2007-06-08 2009-05-27 (주)세광쇼트기계인천공장 스크류 컨베이어

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000177827A (ja) * 1998-12-11 2000-06-27 Miyaki Takeji スクリュー及び該スクリューを用いた生コンクリート搬送用スクリューコンベア
KR100899849B1 (ko) * 2007-06-08 2009-05-27 (주)세광쇼트기계인천공장 스크류 컨베이어

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0654621U (ja) 1994-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4592686B2 (ja) ローラークレードルおよびモジュラー搬送アセンブリ
US4691818A (en) Concealed drive coupling for use with modular screw conveyor
EP0458605B1 (en) Split sprocket assembly
EP0016880A1 (en) Improvements in or relating to rolling bearings
US3895833A (en) Flange connector assembly for grooved pipe
JPH0435298Y2 (ja)
GB2316982A (en) Improved split seal
JPH081212Y2 (ja) 搬送用スクリュー
US4976341A (en) Segmented auger
US3877731A (en) Coupling
US3151888A (en) Pipe railing connectors or welding rings
JPS59183108A (ja) 機械要素の固定リング
JP3252939B2 (ja) シールドセグメントの継手構造
EP0192531B1 (fr) Palier notamment pour crémaillère de direction
JPH01316413A (ja) スリーブロール
JPS6061582U (ja) 無頭管接手機構
JP4777897B2 (ja) スペーサおよび該スペーサを用いたホースと継手の締付構造
EP0095964B1 (fr) Collier d'accouplement réalisé par emboutissage et pliage d'un flan
JP2002517675A (ja) 平形キーワッシャ
JPH04121919U (ja) 搬送用スクリユー
JP3728476B2 (ja) オイルシール
JPH066123Y2 (ja) 搬送用ローラにおける端部部材の固定構造
JP2001294317A (ja) コンベヤ用プーリ
JPH037599Y2 (ja)
JPS5839858Y2 (ja) 中空コンクリ−ト柱体の遠心成形用型枠

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term