JP2001294317A - コンベヤ用プーリ - Google Patents

コンベヤ用プーリ

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JP2001294317A
JP2001294317A JP2000107501A JP2000107501A JP2001294317A JP 2001294317 A JP2001294317 A JP 2001294317A JP 2000107501 A JP2000107501 A JP 2000107501A JP 2000107501 A JP2000107501 A JP 2000107501A JP 2001294317 A JP2001294317 A JP 2001294317A
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JP
Japan
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cylindrical portion
ribs
conveyor
pulley
rotating shafts
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JP2000107501A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Okada
信之 岡田
Shinya Hishinuma
信也 菱沼
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Toyo Kanetsu KK
Original Assignee
Toyo Kanetsu KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数の削減、組立性の向上、製造コスト
の低減、さらに、軽量化,心出し精度の向上,任意長さ
に切断することによる汎用性,リブ一体化による強度の
向上等が可能なコンベヤ用プーリを提供する。 【解決手段】 コンベヤ用プーリ10は、胴部11が、互い
に略入れ子状に配置された内筒部13および外筒部14と、
内筒部13の外周面から径方向に延びるとともに外筒部14
の内周面に連結された複数のリブ15とを有し、内筒部13
における端部から外部に突出するように回転軸12,12を
固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンベヤ用プーリ
に係り、例えばベルトコンベヤやローラコンベヤ等に好
適なコンベヤ用プーリに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばベルトコンベヤやローラコンベヤ
は、プーリを使用している。従来、この種のプーリは、
スリーブと、このスリーブの両端に設けられた外枠と、
これらの外枠の中心を貫通させて設けられたシャフトに
よって構成されていた。しかし、この従来のプーリは、
シャフトが長いので重量が大きくなるという問題があっ
た。そのため、この問題を解決するべく、例えば特開昭
52-39268号公報のエンドレスベルトコンベヤ用プーリが
提案された。
【0003】このエンドレスベルトコンベヤ用プーリ
は、図3に示すように、スリーブ20と、このスリーブ20
の末端に溶接固定された2枚の外枠22と、これらの外枠
22,22に嵌合されたシャフト端24,24とを有しており、
シャフト端24,24を分解できるようになっている。この
プーリは、シャフトの軽量化が可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た特開昭52-39268号公報のエンドレスコンベヤ用プーリ
では、各部品、すなわち、スリーブ20,2個の外枠22,
22,および2個のシャフト端24,24がそれぞれ別体なの
で、部品点数が多くなるという問題があった。また、ス
リーブ20と、外枠22,22とを溶接で固定するので、組立
効率が悪くなると共に、両側のシャフト端24,24の心出
しが困難であり、これにより、組立性が低下して、製造
コストが高くなるという問題があった。本発明は、前述
した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、
部品点数の削減、組立性の向上、製造コストの低減が可
能なコンベヤ用プーリを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、請求項1に記載したように、搬送物
を搬送するために、円筒状の胴部と、前記胴部の両端部
に設けられた回転軸とを備えるコンベヤ用プーリであっ
て、前記胴部が、互いに略入れ子状に配置された内筒部
および外筒部と、前記内筒部の外周面から径方向に延び
るとともに前記外筒部の内周面に連結された複数のリブ
とを有し、前記回転軸が前記内筒部における端部から外
部に突出するように固定されていることを特徴としてい
る。
【0006】ここで、回転軸としては、胴部を貫通する
1個の回転軸、又は内筒部の両側にそれぞれ別個に設け
られた2個の回転軸を採用できる。内筒部の両側にそれ
ぞれ別個に回転軸を設ける場合は、回転軸を内筒部に嵌
合,圧入,焼き嵌め等によって固定できる。リブは、2
以上の任意数設けることができるが、3個以上を均等の
間隔で放射状に設ける構造が好ましい。
【0007】このように構成されたコンベヤ用プーリに
おいては、内筒部の両端に回転軸が固定されるので、回
転軸同士の心出しが容易になる。従って、このコンベヤ
用プーリにおいては、組立性の向上が可能であり、従来
のような組立作業工数の増加によってコストが高くなる
という問題を解消できることになる。
【0008】また、本発明は、請求項2に記載したよう
に、前記内筒部,前記外筒部および前記各リブが一体成
形されていることを特徴としている。このように構成さ
れたコンベヤ用プーリにおいては、部品点数が少なくな
ると共に、溶接作業等が不要になる。従って、このコン
ベヤ用プーリにおいては、材料費の低減および組立性の
向上が可能であり、これによりコスト低減が可能にな
り、従来のようなコストが高くなるという問題を解消で
きることになる。
【0009】また、本発明は、請求項3に記載したよう
に、前記内筒部の両端部にそれぞれ前記回転軸が螺合さ
れていることを特徴とする。このように構成されたコン
ベヤ用プーリにおいては、回転軸の取り付けおよび心出
しが容易になる。従って、このコンベヤ用プーリにおい
ては、組立性の向上が可能であり、従来のようなコスト
が高くなるという問題を解消できることになる。
【0010】また、本発明は、内筒部に対する各回転軸
の緩みを防止する緩み防止手段が設けられていれば、回
転軸の回転力が胴部に確実に伝達されるため、搬送物の
搬送を効率よく確実に行うことが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る実
施の形態を示す断面図、図2は図1のA−A断面図であ
る。図1に示すように、実施の形態であるコンベヤ用プ
ーリ10は、搬送物を搬送するため例えばベルトコンベヤ
やローラコンベヤ(何れも図示せず)等に適用されるも
のであり、円筒状の胴部11と、この胴部11の両端部にそ
れぞれ別個に設けられた回転軸12,12とを備えている。
【0012】胴部11は、図2にも示すように、互いに略
入れ子状に配置された内筒部13および外筒部14と、内筒
部13の外周面から径方向に延びるとともに、外筒部14の
内周面に連結された複数のリブ15とを有している。これ
らの内筒部13,外筒部14,および各リブ15は、例えばア
ルミニウムの押し出し成形によって一体成形されてい
る。リブ15は,2個以上設けることができ、本実施の形
態では、6個のリブ15が均等な間隔で放射状に設けられ
ている。
【0013】内筒部13の両端部には、図1に示すよう
に、上述の回転軸12,12が外部に突出するように固定さ
れている。これらの回転軸12,12は、内筒部13外側に突
出する側の片端部に軸部分16が設けられ、他端部に雄ね
じ部17が設けられている。また、雄ねじ部17の根元には
鍔部18が設けられている。一方、内筒部13の両端には、
回転軸12の雄ねじ部17より長い雌ねじ部19が設けられて
いる。
【0014】そして、鍔部18が内筒部13の端面に当接す
るまで、回転軸12,12の雄ねじ部17を内筒部13の雌ねじ
部19に螺入することによって、回転軸12,12が内筒部13
に固定されている。雄ねじ部18と雌ネジ部19との螺合部
には、回転軸12,12の緩みを防止する緩み防止手段とし
て、例えばロックタイトが塗布されている。
【0015】前述したようなコンベヤ用プーリ10によれ
ば、内筒部13の両端に回転軸12,12が螺合されて固定さ
れているので、回転軸12,12の心出しが容易になる。ま
た、回転軸12,12の脱着が容易であり、複数種類の回転
軸を選択的に採用することができる。更に、溶接作業等
が不要になり、組立性を向上できるので、コスト低減が
可能になる。
【0016】また、内筒部13,外筒部14および各リブ15
が一体成形されているので、部品点数および組立工数の
削減が可能であり、コストの削減が可能になる。また、
軽量化,心出し精度の向上,任意長さに切断することに
よる汎用性,リブ一体化による強度の向上等が可能にな
る。
【0017】更に、内筒部13と回転軸12,12の螺合部に
緩み防止手段であるロックタイトが塗布されているの
で、回転軸12の回転力を胴部11に確実に伝達でき、これ
により、搬送物の搬送を確実に行うことができる。
【0018】なお、本発明のコンベヤ用プーリは、前述
した実施の形態に限定されるものでなく、適宜な変形、
改良等が可能である。例えば、胴部はアルミニウムの押
し出し成形に限らず、鋳造等によっても成形できる。ま
た、回転軸は螺合に限らず、圧入,焼き嵌め等によって
内筒部に固定でき、更に回転軸は、内筒部を貫通する一
個の回転軸とすることもできる。
【0019】また、リブは6個に限らず、2個以上の任
意の数を設けることができ、この場合も均等の間隔で配
置することが好ましい。回転軸の緩み防止手段として
は、ロックタイトの塗布に限らず、例えば一方の回転軸
を逆ネジとしたり、或いは、くさび止めによることもで
きる。その他、前述した実施の形態において例示した回
転軸,内筒部,外筒部,リブ等の材質,形状,寸法,形
態,数,配置個所等は本発明を達成できるものであれば
任意であり、限定されない。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、請求項1に記載したように、胴部が、内筒部および
外筒部と、これらの内筒部と外筒部を連結する複数のリ
ブとを有し、回転軸が内筒部の端部に固定されているの
で、回転軸同士の心出しが容易になるため、組立性の向
上が可能であり、コスト低減が可能になる。
【0021】また、本発明によれば、請求項2に記載し
たように、内筒部,外筒部および各リブが一体成形され
ているので、部品点数が少なくなると共に、溶接作業等
が不要になるため、材料費の低減および組立性の向上が
可能であり、これによりコスト低減が可能になる。さら
に、軽量化,心出し精度の向上,任意長さに切断するこ
とによる汎用性,リブ一体化による強度の向上等が可能
になる。また、本発明によれば、請求項3に記載したよ
うに、内筒部の両端部にそれぞれ回転軸が螺合されてい
るので、回転軸の取り付けおよび心出しが容易になるた
め、組立性の向上が可能であり、コスト低減が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態を示す要部断面図であ
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】従来例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
10 コンベヤ用プーリ 11 胴部 12 回転軸 13 内筒部 14 外筒部 15 リブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送物を搬送するために、円筒状の胴部
    と、前記胴部の両端部に設けられた回転軸とを備えるコ
    ンベヤ用プーリであって、 前記胴部が、互いに略入れ子状に配置された内筒部およ
    び外筒部と、前記内筒部の外周面から径方向に延びると
    ともに前記外筒部の内周面に連結された複数のリブとを
    有し、前記回転軸が前記内筒部における端部から外部に
    突出するように固定されていることを特徴とするコンベ
    ヤ用プーリ。
  2. 【請求項2】 前記内筒部,前記外筒部および前記各リ
    ブが一体成形されていることを特徴とする請求項1に記
    載したコンベヤ用プーリ。
  3. 【請求項3】 前記内筒部の両端部にそれぞれ前記回転
    軸が螺合されていることを特徴とする請求項1に記載し
    たコンベヤ用プーリ。
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