JPH037599Y2 - - Google Patents

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JPH037599Y2
JPH037599Y2 JP1986136905U JP13690586U JPH037599Y2 JP H037599 Y2 JPH037599 Y2 JP H037599Y2 JP 1986136905 U JP1986136905 U JP 1986136905U JP 13690586 U JP13690586 U JP 13690586U JP H037599 Y2 JPH037599 Y2 JP H037599Y2
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hub
fan
engagement
blades
reinforcing ribs
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JP1986136905U
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、主としてプロペラフアンの積層構
造、詳しくは中心部に頂部をもつた筒状ハブを備
え、該ハブの外周に羽根を設けたフアンを積層す
るための積層構造に関する。
従来の技術 従来この種プロペラフアンは、例えば実開昭59
−100995号公報に記載され、かつ第4図に示した
如く、筒状をなすハブ1と、該ハブ1の外周壁部
に、半径方向外方に向けて設けた複数枚の羽根2
とから成り、これらハブ1と羽根2とを合成樹脂
脂などで一体に形成している。
(考案が解決しようとする課題) ところで前記プロペラフアンを輸送するような
場合には、該フアンの複数個を段状に積層して輸
送するのであるが、この輸走時に前記各フアンが
勝手に移動して互いに干渉し、前記羽根2などを
損傷したりする問題があつた。
本考案は以上のごとき問題に鑑みて考案したも
ので、その目的は、前記ハブに簡単な変更を加え
ることにより、簡単な操作で前記各フアンの積層
状態で固定可能となし、輸送時に前記各フアンが
互いに干渉し合つたりすることなく、前記羽根の
損傷事故などを確実に防止することができるフア
ンの積層構造を堤供することになる。
(課題を解決するための手段) 本考案は、図面に示した如く、頂部をもち、内
部に筒部16と、該筒部16から外周に向かつて
放射状に延びる複数の補強リブ17とをもつた筒
状ハブ1を備え、該ハブ1の外周に羽根2を設け
たフアンを積層するための積層構造あつて、前記
ハブ1の開放側端部内周面で前記補強リブ17の
端面に、該補強リブ17と連続する少なくも一つ
の係合突起14を設る共に、前記ハブ1の頂部外
周に、積層する他のフアンにおけるハブ1の開放
側端部を受入れる嵌合段部11を形成して、この
嵌合段部11の周壁全周に、前記係合突起14が
係合する係合凹部13を、互いに隣合う前記補強
リブ17間において多数で、かつ、前記周壁全周
に対し連続状に設けたことを特徴とするものであ
る。
(作用) しかして、前記フアンを複数個積層して輸送す
るような場合には、前記ハブ1の頂部側に設けた
嵌合段部11に、積層すべき他方側のフアンにお
けるハブ1の開放側端部を嵌合させるのであり、
この嵌合時に、前記段部11の周壁全周に設けた
多数の前記係合凹部13の任意のものに、他方側
フアンのハブ1の開放側端部内周面で前記補強リ
ブ17の端面に設けられた前記係合突起14を係
合させるのである。このとき、前記係合凹部13
は隣合う前記補強リブ17間において多数で、か
つ、連続状に設けているので、前記嵌合段部11
の周壁全周に設ける係合凹部13の各凹部13間
のピッチを小さくでき、その結果、前記係合突起
14の前記係合凹部13へ係合するとき、その係
合関係が位置ずれして係合しない場合でも、一方
のフアンを他方のフアンに対し僅かに回転させる
だけで簡単に係合されるのである。従つて、前記
凹部13と突起14と係合作業を容易にできなが
ら、僅かな修正で係合させられるので、各フアン
の羽根が修正により互いに干渉し合つたりするこ
となく、相対移動不能に固定できるのであつて、
嵌合時に前記羽根が干渉し合つて、損傷事故が生
ずるのを未然に防止することができるのである。
(実施例) 以下本考案にかかるフアンの積層構造を図面の
実施例によつて説明する。
第3図はプロペラフアンの全体構造を示してお
り、該図において、1は頂部を閉鎖した筒上のハ
ブであつて、該ハブ1の外周壁部に、半径方向外
方に延びる複数枚の羽根を設けている。
しかして前記のごとはプロペラフアンを積層す
るため積層構造を、次のように構成したのであ
る。
即ち、第1図及び第2図に詳しく示したごと
く、前記ハブ1には、中心内部にモータ(図示せ
ず)のモータ軸を挿通固定する挿通孔15をもつ
た筒部16を一体に設けており、該筒部16と前
記ハフ1の外周内壁部との間に、該筒部16から
外周に向かつて放射状に延びる複数の補強リブ1
7を形成しており、該ハブ1の頂部側で外周部位
に嵌合段部11を、また前記頂部とは反対側に開
放端部12をそれぞれ形成して、この開放端部1
2に、積層すべき他方側のフアンに設ける前記嵌
合段部11を受入可能と成すのであり、前記開放
端部12の内周面で前記補強リブ17の下端面
に、該補強リブ17と連続する係合突起14を設
けると共に、前記嵌合段部11の周壁全周に、前
記係合突起14が係合する係合凹部13を、互い
に隣合う前記補強リブ17,17間において多数
で、かつ、周壁全周に対し連続状に形成する。
斯くして前記フアンを複数個積層する場合、第
2図で明らかなごとく、一方のフアンにおけるハ
ブ1の開放端部12に、他方側フアンのハブ1に
形成した嵌合段部11を嵌合させ、この嵌合時
に、前記開放端部12に形成した複数の係合突起
14を、それぞれ前記嵌合段部11に形成した係
合凹部13の任意のものに係合させるものであ
り、このとき、前記係合凹部13は、隣合う前記
各補強リブ17において多数、つまり前記係合突
起14より遥かに多く設けているので、前記嵌合
段部11の周壁全周に設ける係合凹部13の各凹
部13間のピツチを小さくできるのである。その
結果、前記係合突起14を前記係合凹部13に係
合するとき、一方のフアンを他方の該フアンに対
して僅かに回転させるるだで簡単に係合できるの
である。従つて、前記凹部13と突起14の係合
は容易に、しかも、僅かな嵌合位置の修正で行え
るのであり、各フアンの羽根が修正により互いに
干渉し合つたりすることなく、相対移動不能に嵌
合されるのであつて、嵌合時に前記羽根が干渉し
て損傷事故が生ずるのを未然に防止することがで
きるのである。
即ち、前記係合凹部13のピツチが大きいと、
一方のフアンにおける前記嵌合段部11の他方の
フアンにおけるハブ開放端部へ嵌合時、各フアン
における羽根の位置を考慮して嵌合させても、前
記係合凹部13と係合突起14と相対位置がずれ
て修正するとき、大きく修正しなければならない
ことが生じ、このためその修正に手間どるだけで
なく、修正により羽根が干渉することも生ずるの
であるが、本願考案では前記係合凹部13を前記
した如く多数で、かつ、連続状に設けているか
ら、僅かな修正で係合させられるのである。
従つて、前記係合凹部13に対する係合突起1
4の係合は、それだけ容易に行えるし、修正も僅
かですむから羽根が干渉することもないのであ
る。
尚、本願考案では、前記係合凹部13を前記ハ
ブ1の筒部16より大径な前記嵌合段部11の周
壁に設けるのであるから、前記ハブ1の筒部16
に設ける場合に比較して、同一ピツチでも嵌合時
の修正角度は小さくできるのであり、従つて、修
正による羽根の干渉もより確実なくし得るのであ
る。
しかも、前記係合突起14は、前記補強リブ1
7の端面に、該リブ17に連続して形成しいるの
で、成形用金型で成形する場合、その金型を簡単
にして前記突起14を形成できるし、また、前記
ハブ1の開放側端部内周面に補強リブ17とは別
に前記突起14を形成する必要もないから、成形
材料が無駄になることもないのであつて、製造コ
ストを増やすことなく簡単に形成することができ
るのである。尚、前記係合突起14は、必ずしも
前記補強リブ17と同数だけで形成する必要はな
く、少なくも一つ以上形成すればよいのである。
また、前記実施例において、プロペラフアンに
ついて説明したが、本考案は他のフアンの積層構
造としても適用できるのである。
(考案の効果) 以上説明したごとく本考案にかかるフアンの積
層構造では、前記ハブ1の開放側端部内周面で前
記補強リブ17の端面に、該補強リブ17と連続
する少なくも一つの係合突起14を設けると共
に、前記ハブ1の頂部外周に、積層する他のフア
ンにおけるハブ1の開放側端部を受入れる嵌合段
部11を形成して、この嵌合段部11の周壁全周
に、前記係合突起14が係合する係合凹部13
を、互いに隣合う前記補強リブ17,17間にお
て多数で、かつ、前記周壁全周に対し連続状に設
けたから、複数のフアンを積層して輸送するよう
な場合に、前記ハブ1の嵌合段部11に、積層す
べき他方側のフアンにおけるハブ1の開放側端部
を嵌合させ、この嵌合時に、前記段部11の周壁
全周に設けた多数の前記係合凹部13の任意のも
のに、他方側フアンの前記係合突起14を係合さ
せるのであり、このとき、前記係合凹部13を、
隣合う前記補強リブ17間において多数で、か
つ、連続状に設けることにより前記嵌合段部11
の周壁全周に設ける係合凹部13の各凹部13間
のピツチを小さくでき、その結果、前記係合突起
14の前記係合凹部13へ係合するとき、その係
合関係が位置ずれして係合しない場合でも、一方
のフアンを他方のフアンに対し僅かに回転させる
だけで簡単に係合することができるのである。従
つて、前記凹部13と突起14の係合作業を容易
にできながら、僅かな修正で係合させられるの
で、各フアンの羽根が修正により互いに干渉し合
つたりすることなく、相対移動不能に固定できる
のであつて、嵌合時に前記羽根が干渉し合つて損
傷事故が生ずるのを未然に防止することができる
のである。
即ち、前記係合凹部13のピツチが大きいと、
一方のフアンにおける前記嵌合段部11の他方の
フアンにおけるハブ開放側端部への嵌合時、各フ
アンにおける羽根の位置を考慮して嵌合させて
も、前記係合凹部13との係合突起14との相対
以置がずれて修正するとき、大きく修正しなけれ
ばならないことが生じ、このためその修正に手間
どるだけでなく、修正により羽根が干渉すること
も生ずるのであるが、本願考案では前記係合凹部
13を前記した如く多数で、かつ、連続状に設け
ているから、僅かな修正で係合させられるのであ
る。
従つて、前記係合凹部13に対する係合突起1
4の係合は、それだけ容易に行えるし、修正も僅
かですむから羽根が干渉することもないのであ
る。
尚、本願考案では、前記係合凹部13を前記ハ
ブ1の筒部16より大径な前記嵌合段部11の周
壁に設けるのであるから、前記ハブ1の筒部16
に設ける場合に比較して、同一ピッチでも嵌合時
の修正角度は小さくできるのであり、従つて、修
正による羽根の干渉もより確実になくし得るので
ある。
しかも、前記係合突起14は、前記補強リブ1
7の端面に、該リブ17に連続して形成している
ので、成形用金型で成形する場合、その金型を簡
単にして前記突起14を形成できるし、また、前
記ハブ1の開放側端部内周面に補強リブ17とは
別に前記突起14を形成する必要もないから、成
形材料が無駄になることもないのであつて、製造
コストを増やすことなく簡単に形成することがで
きるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の積層構造を設けたフアンハブ
の正面図、第2図は第1図X−X線の断面図、第
3図はフアンの全体構造を示す正図面、第4図は
従来例を示す斜視図である。 1……ハブ、11……嵌合段部、12……開放
端部、13……係合凹部、14……係合突起、1
6……筒部、17……補強リブ、2……羽根。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 頂部をもち、内部に筒部16と、該筒部16か
    ら外周に向かつて放射状に延びる複数の補強リブ
    17とをもつた筒状ハブ1を備え、該ハブ1の外
    周に羽根2を設けたフアンを積層するための積層
    構造であつて、前記ハブ1の開放側端部内周面で
    前記補強リブ17の端面に、該補強リブ17と連
    続する少なくとも一つの係合突起14を設けると
    共に、前記ハブ1の頂部外周に、積層する他のフ
    アンにおけるハブ1の開放側端部を受入れる嵌合
    段部11を形成して、この嵌合段部11の周壁全
    周に、前記係合突起14が係合する係合凹部13
    を、互いに隣合う前記補強リブ17,17間にお
    いて多数で、かつ、前記周壁全周に対して連続状
    に設けたことを特徴とするフアンの積層構造。
JP1986136905U 1986-09-05 1986-09-05 Expired JPH037599Y2 (ja)

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JPS6342898U JPS6342898U (ja) 1988-03-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5426885U (ja) * 1977-07-26 1979-02-21

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JPS5426885U (ja) * 1977-07-26 1979-02-21

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