JP2000177827A - スクリュー及び該スクリューを用いた生コンクリート搬送用スクリューコンベア - Google Patents

スクリュー及び該スクリューを用いた生コンクリート搬送用スクリューコンベア

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JP2000177827A
JP2000177827A JP10352746A JP35274698A JP2000177827A JP 2000177827 A JP2000177827 A JP 2000177827A JP 10352746 A JP10352746 A JP 10352746A JP 35274698 A JP35274698 A JP 35274698A JP 2000177827 A JP2000177827 A JP 2000177827A
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screw
ready
screw conveyor
mixed concrete
shaft
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Yoshiaki Nishida
芳明 西田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適宜に長さの調節が可能であると共に、生コ
ンクリートの長距離の搬送も可能なスクリューコンベア
を提供すること。 【解決手段】 請求項1記載のスクリューでは、軸周
を半周あるいは複数周すると共にその端縁部に係止凸部
を有する羽根部を設ける。軸の端部を半周切欠して係
止部とする。また、請求項2記載の生コンクリート搬送
用スクリューコンベアでは、着脱可能なスクリューを
組み合わせてスクリューコンベアを形成する。該スク
リューコンベアの一方端部に生コンクリート搬入口を他
方端部に生コンクリート搬出口を設ける。という手段を
採用した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクリューコンベア
の構成要素たるスクリュー及び建設現場、殊に大量の生
コンクリートを使用する現場等で打設する生コンクリー
トを搬送するためのスクリューコンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】大量の生コンクリートを使用する現場等
では、生コンクリートの搬送方法に困難を生じてしまう
ことがある。例えば、バケット方式では大量の生コンク
リートを搬送すると、それに伴い事故の危険が増大して
しまう。また、ベルトコンベア方式では搬送時の揺れに
より生コンクリートの材料が分離してしまうという難点
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような課題は、
スクリューコンベアを採用することによりかなり解決さ
れる。すなわち、バケット方式のように生コンクリート
を注入したバケットを起重機で吊り上げ運搬するのでは
ないことから、もちろんバケットの落下等による事故発
生のおそれはないし、また、スクリューコンベアによれ
ば生コンクリートを攪拌しながら搬送するが故に、ベル
トコンベアの場合のような材料の分離の恐れもないので
ある。
【0004】ところが、スクリューコンベアでは生コン
クリートを長い距離搬送することが難しいという難点が
ある。すなわち、生コンクリートを長距離搬送するため
には、スクリューコンベアの長さを長尺なものとする必
要があるが、スクリューコンベアの長さを長尺なものと
することが困難なのである。すなわち、通常のスクリュ
ーコンベアは、端部に駆動用モーターを取りつけてスク
リューのシャフトを回転させるため、駆動用モーターが
邪魔になりスクリューコンベアを複数個連結させること
ができない。また、長尺なスクリューコンベアを回転さ
せるとなると、大きな駆動用モーターが必要となり、あ
まりに大きな駆動用モーターをつけるとなると実用性に
乏しいものとなることから、現状では長尺のスクリュー
コンベアとしては10mを越える程度のものしか使用さ
れていない。
【0005】そこで、本発明は適宜に長さの調節が可能
であると共に、生コンクリートの長距離の搬送も可能な
スクリューコンベアを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】1、 上記課題を解決す
るために請求項1記載のスクリューでは、以下のような
手段を採用した。
【0007】 軸周を半周あるいは複数周すると共に
その端縁部に係止凸部を有する羽根部を設ける。
【0008】 軸の端部を半周切欠して係止部とす
る。
【0009】また、請求項2記載の生コンクリート搬送
用スクリューコンベアでは、以下のような手段を採用し
た。
【0010】 着脱可能なスクリューを組み合わせて
スクリューコンベアを形成する。
【0011】 該スクリューコンベアの一方端部に生
コンクリート搬入口を他方端部に生コンクリート搬出口
を設ける。
【0012】以下、係る解決手段がいかなる作用を有す
るかを述べる。
【0013】2、 図1は請求項1記載のスクリューの
斜視図であり、図2は同、A矢視図であり、図3はスク
リューを組み合わせて形成したスクリューコンベアの使
用状態図である。
【0014】図1に示すように羽根部(10)は、軸
(20)上を半周する形状を有しており、図3に示すよ
うに羽根部(10)同士を順々に組み合わせていくこと
が可能である。また、羽根部(10)の一方端縁部に
は、係止凸部(11)が設けてあることから、羽根部
(10)同士を組み合わせた際に羽根部(10)がはず
れてしまうことが可及的に防止できると共に、スクリュ
ーコンベアの回転力を効率的に伝えていくことが可能と
なる。
【0015】また、軸(20)の両端部は、半周切欠し
て係止部(21)が設けてあることから、スクリューコ
ンベアを構成する各スクリューの軸(20)同士を組み
合わせた際に、軸(20)がはずれてしまうことが可及
的に防止できると共に、スクリューコンベアの回転力を
効率的に伝えていくことが可能となる。
【0016】以上のように、請求項1記載のスクリュー
は、任意個数組み合わせることでくスクリューコンベア
を形成することが可能であることから、適宜に長さの調
整が可能なスクリューコンベアの提供が可能となるので
ある。
【0017】3、 図4は、請求項2記載の生コンクリ
ート搬送用コンベアの斜視図であり、図5は搬入口付近
の使用状態図であり、図6は搬出口付近の使用状態図で
あり、図7は請求項2記載の生コンクリート搬送用スク
リューコンベアの一使用状態図であり、図8は、他の使
用状態図である。
【0018】請求項2記載の生コンクリート搬送用スク
リューコンベア(30)では、請求項1記載のスクリュ
ーを使用している。該スクリューを複数使用して適宜な
長さのスクリューを構成すると共に、その一方端部に生
コンクリート搬入口(31)を、他方の端部に生コンク
リート搬出口(32)を設けてある。図5に示すような
搬入口(31)に投入された生コンクリートは、スクリ
ューによってスクリュー先端部に向かって送られ、図6
に示すように搬出口(32)から搬出される。そして、
搬出された生コンクリートを受入すべく搬出口(32)
の下方に他の生コンクリート搬送用スクリューコンベア
(30)の搬入口(31)を配置しておけば、順次生コ
ンクリートが搬送されてゆき、長距離の搬送が可能とな
るのである。長距離の搬送の仕方としては、図7に示す
ように本発明に係る生コンクリート搬送用スクリューコ
ンベア(30)を直線的に組み合わせて使用したり、あ
るいは図8に示すように折れ線状に使用したりする方法
が考えられる。
【0019】かようにして、本発明に係る生コンクリー
ト搬送用スクリューコンベア(30)では長距離搬送が
可能となるのである。
【0020】
【発明の実施の形態】1、 以下、好ましい発明の一実
施形態につき述べる。
【0021】請求項1記載のスクリューでは、軸(2
0)の周囲に羽根部(10)が設けてある。羽根部(1
0)は、図1では軸(20)の周囲に半周設けてある
が、もちろん半周に限られるわけではなく、複数周でも
構わない。そして、羽根部(10)の一方端部には、係
止凸部(11)が設けてある。また、軸(20)の両端
部は、半周切欠して係止部(21)が設けてある。
【0022】2、 図4は、請求項2記載の生コンクリ
ート搬送用スクリューコンベアの斜視図である。図中3
3はスクリュー羽根であり、34はコンベアケースであ
る。スクリュー羽根(33)は、請求項1記載のスクリ
ューを複数組み合わせて形成してある。スクリュー羽根
(33)は、コンベアケース(34)内に装備されてい
る。スクリュー羽根(33)の両端部は、シャフト(3
6)に接合されており、該シャフト(36)は駆動用モ
ーター(35)の駆動力により回転する構造となってい
る。シャフト(36)に駆動力を伝達する手段は、ベル
トによる方法、チェーンとスプロケットの組み合わせ、
あるいは歯車同士の噛合等の方法が好ましい。
【0023】搬出口(32)付近には、脚部(37)が
取りつけられる構造となっており、搬出口(32)の高
さを調整できる構造となっている。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているこ
とから、適宜に長さの調節が可能であると共に、生コン
クリートの長距離の搬送も可能なスクリューコンベアを
提供することが可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1記載のスクリューの斜視図。
【図2】 同、A矢視図。
【図3】 スクリューを組み合わせて形成したスクリュ
ーコンベアの使用状図。
【図4】 請求項2記載の生コンクリート搬送用コンベ
アの斜視図。
【図5】 搬入口付近の使用状態図。
【図6】 搬出口付近の使用状態図。
【図7】 請求項2記載の生コンクリート搬送用スクリ
ューコンベアの一使用状態図。
【図8】 他の使用状態図。
【符号の説明】
10・・羽根部 11・・係止凸部 20・・軸 21・・係止部 30・・生コンクリート搬送用スクリューコンベア 31・・搬入口 32・・搬出口 33・・スクリュー羽根 34・・コンベアケース 35・・駆動用モーター 36・・シャフト 37・・脚部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸周を半周あるいは複数周すると共にその
    端縁部に係止凸部を有する羽根部を設けたこと、 軸の端部を半周切欠して係止部としたこと、 を特徴とするスクリューコンベアの構成部材たるスクリ
    ュー。
  2. 【請求項2】着脱可能なスクリューを組み合わせてスク
    リューコンベアを形成すると共に、該スクリューコンベ
    アの一方端部に生コンクリート搬入口を他方端部に生コ
    ンクリート搬出口を設けたことを特徴とする生コンクリ
    ート搬送用スクリューコンベア。
JP10352746A 1998-12-11 1998-12-11 スクリュー及び該スクリューを用いた生コンクリート搬送用スクリューコンベア Pending JP2000177827A (ja)

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