JPS5854838B2 - ししゆう装置付ミシンテ−ブル - Google Patents

ししゆう装置付ミシンテ−ブル

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JPS5854838B2
JPS5854838B2 JP53077409A JP7740978A JPS5854838B2 JP S5854838 B2 JPS5854838 B2 JP S5854838B2 JP 53077409 A JP53077409 A JP 53077409A JP 7740978 A JP7740978 A JP 7740978A JP S5854838 B2 JPS5854838 B2 JP S5854838B2
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JP
Japan
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embroidery
sewing machine
frame
sewing
control circuit
Prior art date
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Expired
Application number
JP53077409A
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English (en)
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JPS556528A (en
Inventor
喜信 外村
信房 黒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Janome Sewing Machine Co Ltd filed Critical Janome Sewing Machine Co Ltd
Priority to JP53077409A priority Critical patent/JPS5854838B2/ja
Publication of JPS556528A publication Critical patent/JPS556528A/ja
Publication of JPS5854838B2 publication Critical patent/JPS5854838B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はししゅう装置付ミシンテーブルに係りその目的
は既存のミシンを使用して、ミシンの通常の縫はもとよ
り、マイクロコンピュータの制御による大模様の自動し
しゅうが行なえるようにしたものである。
ミシンを使用する大模様の自動ししゅうは、ししゅう枠
をミシンの針位置に対して自動的に移動させて行なうこ
とができる。
しかし、自動ししゅうのために自動ししゅう装置及び該
装置の入力装置等の配設位置については、ミシンの機枠
を拡大して一体に組み込むなり、ミシンの機枠外に付属
させて一体的に構成することも考えられるが、このミシ
ンと一体或は一体的に構成した場合には以下1こ示すよ
うな問題が生ずる。
即ち、第一に比較的スペースを要するこれら自動ししゅ
う装置及び該装置の入力装置等の配設スペースを充分に
取ることは困難であるという配設スペースの問題及び狭
小なスペースに配設されたこれら装置への配線の問題を
生じ、第二に自動ししゅう装置の不使用時にはミシンの
通常の縫作業を妨げないように収納するには、装置全体
が犬がかりになるという問題を生じ、第三に既にミシン
を所有しているものにとって大模様の自動ししゅうのた
めには新たにししゅう装置付のミシンを購入しなければ
ならないという経済上の問題を生ずる。
本発明は前記する配設スペース及び配線の問題、収納の
問題及び経済上の問題tこついて検討した結果、ミシン
頭部を定位置に載置する形式のミシンテーブルに前記す
る自動ししゅう装置及びその入力装置とを組み込む構成
とし、ミシンの通常の縫作業はもとより必要に応じ大模
様の自動ししゅうも行なえるように構成したものである
以下本発明の実施例について図面を参照し説明する。
第1図及び第2図において、1は本発明のミシンテーブ
ルである。
2は自動ししゅう用の框体で、前記ミシンテーブル1の
布支え而3に対して後記するように開閉自在に取り付け
られており、該框体2には後記するししゅう枠駆動機構
40(第6図)及び該機構を駆動制御するためのししゅ
う制御回路60(第7図)の主要部が組み込まれている
4は前記ししゅう制御回路60の入力装置61(第7図
)の入力端で、本発明では自動ししゅう模様が記憶され
た磁気テープ或は磁気カードの使用が可能である。
前記框体2、ししゅう枠駆動機構40及びししゅう制御
回路60とで自動ししゅう装置80を構成している。
後記するように、前記框体2の開時には、ししゅう枠駆
動機構40にししゅう枠41を取り付けてミシン5と共
に自動ししゅうを行なうことが可能となり、閉時にはミ
シン5による通常の縫いを行なうことが可能となる。
第3図及び第4図により、前記框体2の開閉機構10に
ついて説明する。
11は支持板で、テーブル内面6に固着12され、前記
框体2がその支軸13を介して枢支14及びスラスト止
め28されている。
図示しないが、前記框体2の長手方向に対向してもう一
つの支持板11がテーブル内向6に固着配置され、前記
框体2が同様に枢支14′されている。
15はねじりコイルばねで、係止片16及び17が框体
側の係止部18及び支持板側の係止部19に夫々係止さ
れ、前記框体2を支持板14に対し、第4図において反
時計方向に付勢している。
20は開閉レバーで、前記支持板14のビン21に枢着
22及びスラスト止め23され、ばね24により第4図
において反時計方向に付勢され、常時は係止部25の下
面が前記框体2を係止ビン26を介して係止している。
これを以後框体2の閉状態と称する。
前記開閉レバー20の開閉つまみ27を第4図において
右側に引くとその係止が外れ、前記框体2は前記ねじり
コイルばね15により回動させられ、係止ビン26は係
止ビン25の上方に位置し第4図の二点鎖線の状態とな
る。
これを以後框体2の開状態と称する。開状態から閉状態
にするには前記框体2の手前側を下方に押圧することに
より前記係止ビン26が前記係止部25の上面を移動し
、下面で係止され閉状態となる。
29は前記框体2に固着された突出部で、中空部30が
形成され、該中空部にばね31と共に装入された球体3
2が支持板14の溝部33と係合し、前記框体2の開時
には溝部33の下端に形成された増大部34に係合し該
框体の位置決めがなされる。
35は切換スイッチ部で、前記支持板11に固着36さ
れ、その作動片37が前記突出部29の外周により、前
記框体2の開閉に関連して作動させられる。
38は前記框体2の開閉蓋である。
39は前記開閉レバー20の反時計方向の回動を阻止す
るためのビンである。
尚、前記框体2はミシンテーブル1に対し、必ずしも開
閉自在としなくても自動ししゅう装置の不使用時にミシ
ンの通常の縫作業を妨げないようにすることが可能で、
第5図に示す如く框体2′をミシンテーブル1′に固定
し、蓋38′のみを開閉自在とし、前記スイッチ35と
同様なスイッチ35′を該蓋の開閉に関連して作動させ
られるようにすることももとより可能である。
第6図により、前記框体2内に組み込まれた刺しゅう枠
駆動機構40について説明する。
同図において、51はX駆動部材、42はY駆動部材で
、夫々ラック43及び44が形成され、これらはこの順
にX制御モータ45及びY制御モータ46に取り付けら
れたビニオン47及び48と噛合し、該X制御モーフ4
5及びY制御モータ46が後記するマイクロコンピュー
タ62(第7図、以後マイコンと云う)の指令により駆
動制御され、出力端49及び50が自動ししゅうのため
に位置決め駆動される。
刺しゅう枠駆動機構40は、第2図に示すように框体2
内に取り付けられ開口部90aを備えた機枠90内に配
設され、出力端49及び50は機枠90の内側に位置し
ており、特に図示しないが、前記出力端49及び50に
はししゅう枠41がその腕部41a、41bを介して一
般的な方法によりワンタッチで取り付けられるようにな
っている。
自動ししゅう及びミシンの通常の縫のための制御回路を
、ブロック図により説明する。
刺しゅう制御回路60の主要部は、第2図に示すように
框体2内に配設された機枠90の下方に位置する制御ボ
ックス91内に収納されている。
第7図において、■は交流電源、Lは手許照明用のラン
プ、Mはミシン駆動用のミシンモーター、(CONT)
はコントローラで、通常のミシン作業時には前記ミシン
モータMの速度を制御し、自動ししゅう時にはマイコン
62の指令により作動される速度制御回路63の開閉ス
イッチとして作用する。
61は入力装置で、磁気テープ或は磁気カード等に記憶
された自動ししゅうデータを一時記憶装置のRAM64
を含むマイコン62にデジタル信号に交換して自動しし
ゅうを行なう前に予め記憶させるためのものである。
前記框体2の閉状態においては、前記切換スイッチ部3
5は、その接片a側に接続されており、コントローラ(
CONT)によるミシンの普通縫が可能である。
前記框体2の開状態においては、前記切換スイッチ部3
5は、その接片がb側に接続され、ししゅう制御回路6
0の制御による自動ししゅうが可能となる。
即ち、前記切換スイッチ部35の接片がb側に接続され
ると、前記コントローラ(CONT)は自動ししゅう装
置80のししゅう制御回路60を作動させるためのスイ
ッチとして作用し、ミシンモータMの速度は予め書き込
まれた自動ししゅうデータに基くマイコン62の指令で
制御される速度制御回路63により駆動制御回路65を
介して制御される。
前記駆動制御回路65はししゆうにおいては模様が不連
続な場合があり、この場合にミシンを停止させ前記しし
ゅう枠41だけを動かすための回路で、同じく前記マイ
コン62の指令により制御される。
同時に前記マイコン62は、前記ミシンモータMにより
駆動されるミシンの上軸センサー66から出力されるタ
イミングパルス毎に磁気テープ等によりRAM64を含
むマイコン62に予め書き込まれた自動ししゅうデータ
をX駆動指令67及びY駆動指令68として出力し、夫
々この順にD/A変換器69及び70を介してX駆動回
路71及びY駆動回路72を制御し、前記X制御モータ
45及びY制御モータ46を閉ループで位置決め制御す
るように構成されている。
本発明のししゅう装置付ミシンテーブルは以上のように
構成されており、次にその動作について説明すると、通
常のミシン作業は、第1図に示すように、ミシン5をミ
シンテーブル1上に載置し、ししゅう用の框体2を第4
図の実線で示す閉じた状態とし、縫製の下準備をしてか
らコントローラ(CONT)を踏み込むことにより行な
うことができる。
この状態では前記するように切換スイッチ部35はその
接片がa側に接続されており、ミシン5の回転速度は前
記コントローラ(CONT)の押圧操作により、作業者
の望む速度が得られる。
自動ししゅうを行なうには、その準備として第2図に示
すようにミシン5をミシンテーブル1上に載置し、前記
入力装置61の入力端Aに磁気テープ或は磁気カードを
挿入し、RAM64を含むマイコン62に自動ししゅう
のデータを書き込み、前記開閉つまみ27を手前側に引
き、框体2を第4図の二点鎖線で示す開状態として蓋3
8を開き、ミシン5の載置後にししゅう枠41を取り付
け、ししゅうの下準備をする。
これらの準備のうち順序を限定していないものは順不同
でよく、これらの準備の後に、コントローラ(CONT
)を踏み込むことにより前記するように切換スイッチ部
35の接片がb側に接続されているからししゅう制御回
路60が作動し、ししゅう枠駆動40及びミシン5が駆
動制御され、自動ししゅうを行なうことができる。
ししゅう作業終了後ミシンの通常の縫を行なうには、し
しゅう枠41を取り外し、框体2の手前側ヲ下方に押す
ことにより框体2の係止ビン26が開閉レバー20の係
止部25の上面に沿って移動し、その下面により係止さ
れ、切換スイッチ部35はその接片がa側に接続され、
蓋38を閉じると第1図の状態に格納され、縫の下準備
後に、コントローラ(CONT)を踏み込むことにより
ミシンの通常の縫を行なうことができる。
上記したような本発明によれば、比較的スペースを取る
自動ししゅう装置及び該装置の入力装置等を、比較的ス
ペースをゆったりと取り得るミシンテーブルにミシンと
は別にして組み込んだことにより、第一に前記する配設
スペース及び配線の問題はなくなり、第二に自動ししゅ
う装置の不使用時にはミシンの通常の縫作業を妨げるこ
となく収納することができ、ししゅう制御回路の切換ス
イッチが連動して開成させられるのでししゅう制御回路
は作動することがなく安全が保たれ、第三に大模様の自
動ししゅうを行なうために既存のミシンを使用できて経
済的である等、工業上実用上その効果の大きい発明であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に関するもので、第1図はししゅ
う装置付ミシンテーブルの斜視図にしてミシンの通常の
縫作業の状態を示す図、第2図はししゅう装置付ミシン
テーブルの斜視図にして自動ししゅうの状態を示す図、
第3図は框体の開閉機構部を示す分解斜視図、第4図は
第1図のA −A断面図、第5図は框体の別実施例を示
す断面図、第6図はししゅう枠駆動機構の斜視図、第7
図は本発明の制御回路のブロック図である。 1はミシンテーブル、2は框体、20は開閉レバー、2
5は係止部、26は係止ビン、35は切換スイッチ部、 40はししゅう枠駆動機構、 はししゅう枠、 60はししゅう枠制御回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ミシンを定置しうるミシンテーブルにおいて自動し
    しゅう信号が記憶され、タイミングパルスの入力毎に前
    記記憶に基いて自動ししゅうの制御を行なうためのしし
    ゅう制御回路と、該制御回路の指令により制御されるし
    しゅう枠駆動機構とを内蔵する框体であって、該框体か
    ら突出する係止ビンが開閉レバーの係止部の下面で係止
    され前記ししゅう制御回路の切換スイッチ部を開成させ
    る閉状態と、前記ししゅう枠駆動機構にししゅう枠が取
    付可能となると共に係止ビンが開閉レバーの係止部の上
    方に位置し前記切換スイッチ部を閉成させる開状態とに
    位置決めされる框体とを備えてなることを特徴とするし
    しゅう装置付ミシンテーブル。
JP53077409A 1978-06-28 1978-06-28 ししゆう装置付ミシンテ−ブル Expired JPS5854838B2 (ja)

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JPS556528A JPS556528A (en) 1980-01-18
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