JPS5923836B2 - 一針縫ミシン - Google Patents

一針縫ミシン

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JPS5923836B2
JPS5923836B2 JP93376A JP93376A JPS5923836B2 JP S5923836 B2 JPS5923836 B2 JP S5923836B2 JP 93376 A JP93376 A JP 93376A JP 93376 A JP93376 A JP 93376A JP S5923836 B2 JPS5923836 B2 JP S5923836B2
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JP
Japan
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locking
plate
actuated
sewing machine
actuating
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JP93376A
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English (en)
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JPS5286845A (en
Inventor
敏郎 藤村
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Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は家庭用電動ミシンにおける新規な一針縫装置に
関し、−針縫時にはコントローラーを一針縫用電磁作動
装置の起動にのみ用い、モーターへの給電は上記装置の
始動に関連し別途に制御される如くし、コントローラー
へのほんの一触にて一針だけの縫作動の確実な始動並び
に完了がなされ且つ該作動は縫製者によってコントロー
ラー操作態様が様々に異なっても変らず常に正確に行な
われ不始動・中途停止・不再起或は二層縫や連続縫等の
誤作動が生ずることのないようにしたもので、従って一
針縫時のコントローラー操作に関する心身の疲労の非常
に小ない装置を提供し、併せて作動の静粛及びモーター
過熱防止等を計るものである。
以下本発明の実施態様を図面について説明すると、3は
ミシン頭部のアーム部右端付近にてミシン上軸2に同軸
的に固着された円筒状ブツシュ、33は該ブツシュ3に
対し回転可能に嵌装され駆動ベルト32等を介して動力
源のモーター9(第3図にのみ示す)によって一方向R
に駆動される環状ベルト車、50はブツシュ3の端面に
止着51されたブツシュ端板、43は上記ブツシュ3の
表面に上軸2と平行に設けられた切欠溝31の底面と上
記ベルト車33の内径面の間に介在するクラッチコロで
あり、該コロ43は基端部か上記切欠溝31の底面に枢
着41され一端(自由端)が上記ブツシュ端板50を貫
いて突出されたレバー板4に設けられた小角穴内に置か
れているものであって、該レバー板4が適宜のバネ42
により上記ベルト単330回転する方向Rに偏倚されて
いる場合には該コロ43は上記ベルト車の回転に伴い該
ベルト車内径面−と上記切欠溝底面との成す傾斜間隙に
押し込まれる如く送り込まれてベルト単330回転をブ
ツシュ3に従ってミシン上軸2に伝達するものであり、
また上記の如くして上軸2と共に動いているレバー板4
9自由端部が何かに衝接し係止されれば該レバー板はブ
ツシュ3上にて上記バネ偏倚作用に抗して姿勢を若干変
えられてからブツシュ3従って上軸2を強制的に停止さ
せると共に上記押し込まれていたコロ43を上記傾斜間
隙の間隙大なる位置へ脱出させ上軸2への動力伝達を断
つものである(以上は所謂ミシンの上軸デクラッチ機構
として公知のものの一種である)。
5は上記ブツシュ端板50上に上軸2から適宜離れて平
行に且つ前記レバー板4の突出量よりも多く突出して形
成された作動カム体、6は上軸2と平行な段ネジによっ
てミシン機枠1に枢支された係止作動板、61は選択腕
、62は開閉腕、63はラッチ腕、64はフック外し腕
、65は係止腕、66は被作動腕、8は上記係止作動板
6の一腕たる選択腕61の端部ピンが係合するカム穴8
1が設けられ上記段ネジ等によって支持されており、−
外縁指定位置V、低速連続縁指定位置W、高速連続縫指
定位置Wの3位置の何れへも直接手動又はミシンの他の
操作ダイヤル(図示せず)との連動により(第2図にて
)左右に選択的に移動される如く設けられた作動選択板
(縫モード選択装置)であり、図から明らかな如くこれ
が若し上記V位置に選択されたとき(第2図実線図示状
態)は上記係止作動板6は上軸2の回転に伴われて移動
される被係止部材たる上記レバー板自由端部を上記係止
腕65端部が待ち受けて衝接させ上軸2を所定位相にて
停止させる係止姿勢A(第2図・実線)と上記被作動腕
66端部の上記作動カム体5側へ折り曲げられて形成さ
れた爪部が上軸2と共に回転する上記作動カム体5のカ
ム面55により接触されて上軸2から遠去かる方向へ排
斥されることによって上記係止姿勢Aになるまで戻し回
動される被作動姿勢Bとの間での揺動が可能とされ、ま
た作動選択板8がW″y、はW位置に選択されたときは
係止作動板6は前記カム穴81部の左方移動によシ上記
係止部65並びに被作動部66端爪部その他が上記レバ
ー板4自由端部並びに作動カム体5に全く接触されない
連続線姿勢Cにされるものである。
7は機枠1に取付けられたソレノイド電磁石本体70と
上方にバネ偏倚71されているアマチュアプランジャー
70′及び該プランジャーの上端に枢着75されフック
73とフック外し部14か備えられ反時計方向にバネ偏
倚76されているフック片72とから成り、新規に通電
された時であって且つ上記係止作動板6が係止姿勢Aに
あったときに該作動板6の前記ラッチ腕63端の爪部に
上記フック73が噛合い作動板6の姿勢を被作動姿勢B
に変えると同時に該フック73の噛合いがフック外し腕
64の移動により外れる如く係止作動板6に関連して配
設された電磁作動装置である。
85は作動選択板8の前記位置v、w’、wの如何に対
応して第3図において回路が切替えられるv、w’、w
べく該選択板8に関連して配設された回路切替器、95
は係止作動板6がB姿勢付近にあるときは前記開閉腕6
20作用により閉路されA又はC姿勢にあるときには開
路されている如く設けられた開閉器、寸だ第3図におい
て91はダイオード、92.93は固定或は可変の電気
抵抗、10(第3図)は従来から用いられているミシン
用常開型コントローラーである。
尚係止作動板6は少なくともA及びB姿勢においては適
宜の姿勢保持力が作用されているものとし、丑だ上記電
磁作動装置7はコントローラー10の全抵抗を介して回
路がほんの一瞬間くらい閉じられたのみでも係止作動板
6tA姿勢がらB姿勢へ確実に転換させ得るもの(特に
必要ならば、例えば該転換の完了に関連して通電が解除
される如き自己保持回路を備えるもの)とする。
本発明は以上の如く構成されており、作動選択板8がW
又はW位置にセットされている場合について先ず述べれ
ば、回路切替器85は通常に連続線がなされる側W叉は
Wに切替えられておシ係止作動板6はC姿勢にされてい
るのでレバー板4の自由端部並びに作動カム体5は上軸
2と共に回動されるときに該係止作動板6に作用するこ
とがなく、従ってミシンは低速縫又は高速縫体制におい
て従来の如くコントローラー10の操作状態の変化に応
する普通の運転がなされる。
次に作動選択板8をV位置にセットしたときは上記回路
切替器85がy側にセットされ一方では前記カム穴81
の右移動により係止作動板6が上記C姿勢から先ずB姿
勢にされるので開閉器95が閉路され、ダイオード91
及び抵抗93が直列にされた状態にてモーター9が従っ
てミシン上軸2が適当の速度に制御された回転を開始し
該回転Rが進行すると上記作動カム体5の傾斜カム面5
5が上記B姿勢にされていだ係止作動板6の前記被作動
腕66端爪部を上軸2から遠く押し除ける如く作用する
上軸位相に到り結局は該係止作動板6が更にA姿勢にま
で動かされると共に、上記開閉器95は開路され以後僅
かの角度を惰性で回転しようとする上軸2はその被係止
部材たる前記レバー板4の自由端部が上記A姿勢にされ
て直近にて待ち受けていた前記係止腕65端部に忽ち衝
接し前記デクラッチ機構が機能しモーター9側からの惰
性駆動力が断たれると共に上記衝接した位相(通常針が
上死点の位相としである)付近にて係止(停止)された
状態となる。
鼓に上記の如くミシンが停止された状態にてコントロー
ラー10を一旦踏込めば、電磁作動装置7が上記A姿勢
にされていた係止作動板6に作用し、該作板板6を再び
B姿勢に転換させるので上軸を係止した上記状態は解除
され以後は前記において作動選択板8をV位置にセット
したとき以後と同じように即ちコントローラー10の状
態に無関係に一連の順次作動が行なわれてミシンが一回
転して再び自動停止されることになり、従ってミシン操
作者がコ/トローラ−10の一時閉路〜ミシンの一回転
自動停止を任意に繰返す毎に確実な一針縫が次々に達成
されていくものである。
尚上記実施例においては上軸2と前記環状ベルト車33
の間にはデクラッチ装置が構成されているが、該装置を
備えず且つ上軸被係止部材が単に上記レバー板4の代り
に突出させた如く上軸又は上軸ブツシュ3等に取付けら
れて成る部材であっても、更に場合によっては開閉器9
5を省略されていても、コントローラー10等の同様操
作によって一針縫が一応達成されるものである。
即ち以上の如く本発明は作動選択板8を操作してミシン
を一針縫体制に切替えたならば、上軸係止用部材、即ち
係止作動板6をB姿勢へ転換させるだけでミシンを適切
な所定回転力をもって確実始動させ一定位相に到ると自
動停止させるようにした装置及び上記体制時にコントロ
ーラー10が瞬間的でも閉路されれば上記転換を確実に
行なう電磁作動装置7を備えて成り、特にコントローラ
ー10は上記体制では駆動モータ−90制御回路に挿入
されないようにされ単に上記装置7に対する始動にのみ
しか関与しない常開型回路開閉器として利用される如く
したので、従来の一針縫装置においてはコントローラー
の踏込みが浅ければ始動しなかったり踏込みが深ければ
停止時の衝激騒音が犬となるのみならず、時には予定位
置でミシンが正確に停止されずに二層以上縫ってしまう
等の誤動作が生じパリ、またコントローラーの解放が遅
れれば無益な発熱を生じ解放の時期が過早成は不安定で
あれば一針縫1サイクルの中断及び場合によってはその
再起動の不能が生じ或は作業リズムの不調が伴い、また
該コントローラーは頻繁に一針毎に駆動モーター回路を
も開閉するものであったからその寿命が短かくなる等の
欠点を有するものが多く、従って上記諸欠点?誤動作を
生じさせないようにコントローラーの操作加減に神経を
使いながら一針縫操作を繰返していくことは心身を甚だ
疲労させ壕だ誤作動を生じさせる原因ともなっていたが
、本発明によれば係止作動板6が一旦B姿勢にされてい
る状態ではコツトローラー10がたとい再度又は継続し
て或は種々な態様及び程度で操作されても該係止作動板
の挙動−pミシンの運転速度従って一針縫の1サイクル
中の順次作動に何等の影響が与えられることがなく、従
ってミシンの一回転毎に極めて自由なや多方でコツトロ
ーラーを一旦閉路させるだけで誤動作を生ずる恐れなく
能率的に一針縫を続は得る装置を提供したものであり縫
製作業上効果大なる新規な発明である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はミシン頭部の一
部を背面より視た一部直両立面図、第2図は第1図のY
−Y視覚面図、第3図は回路図である。 図中、2はミシン上軸、4は被係止部材たるレバー板、
5は作動カム、6は係止作動板、7は電磁作動装置、8
は手動作動選択装置、9はモーター、10はコントロー
ラー、85は切替スイッチ、95は開閉器である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ミシン上軸に取付けられた被係止部材及び作動カム
    、上軸とともに回転される被係止部材を係止部に衝接さ
    せて上軸を特定位相にて停止させる係止姿勢と被作動部
    が上記作動カムによシ作動されて係止姿勢にまで動かさ
    れる被作動姿勢との間でそれらの姿勢が変えられる如く
    またそれらの姿勢が上記係止部並びに被作動部が上記被
    係止部材並びに作動カムに接触しない連続縫姿勢にも変
    えられる如くミシン機枠に取付けられた係止作動板、通
    電したときに係止作動板が係止姿勢に在ったときのみ該
    係止作動板の爪腕部にフック片が噛合し該作動板姿勢を
    被作動姿勢に変えるべく配設された電磁作動装置、係止
    作動板が被作動姿勢にあることに関連して自動的にミシ
    ンモーターに減速用素子を介して電源を接続する開閉器
    、一針縫位置にするとコントローラーの接続を上記電磁
    作動装置側ヘスイツチするとともに係止作動板を係止姿
    勢と被作動姿勢との間で可動にし低速又は高速の連続縫
    位置にすると上記コントローラーをモーター側ヘスイツ
    チするとともに係止作動板をして連続縫姿勢をとらせる
    手動装置より成る一針縫ミシン。
JP93376A 1976-01-07 1976-01-07 一針縫ミシン Expired JPS5923836B2 (ja)

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JPS5286845A JPS5286845A (en) 1977-07-19
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