JPS5912311B2 - 電子ミシン - Google Patents

電子ミシン

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JPS5912311B2
JPS5912311B2 JP360878A JP360878A JPS5912311B2 JP S5912311 B2 JPS5912311 B2 JP S5912311B2 JP 360878 A JP360878 A JP 360878A JP 360878 A JP360878 A JP 360878A JP S5912311 B2 JPS5912311 B2 JP S5912311B2
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sewing
cloth
cloth feeding
circuit
linear actuators
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常太 川上
紀雄 田「淵」
吉範 千田
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Seikosha KK
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Seikosha KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、模様縫い等を電子的に制御するのに最適な新
規構造の電子ミシンに関するものである。
従来のミシンの基本構成は、動力源と、針を上下に往復
動せしめる針駆動装置と、上糸を下糸に引っかける縫合
装置と、布送り装置とからなり、各装置はそれぞれリン
ク機構等を介して同期的に関連作動するように連結され
ている。
初期のミシンは、動力源が人力、つまり使用者の足踏み
動作によるものではあったが、つぎに動力源としてモー
タを使用した電動ミシンが現われた。
ついで模様縫いを行うことが可能な、いわゆるジグザグ
ミシンが現われた。
このジグザグミシンは、その基本構成は従来の機構を殆
んどそのまま踏襲し、新たに模様縫いパターンに対応す
る形状のカムやリンク機構からなる針揺動装置を付加し
、針を上下動させつ5左右1にも振らせるようにしたも
のであった。
しかし幾能的には進歩したが、機構的には部品点数が大
幅に増加して複雑化し、重量が増えて持ち運びが不便に
なり、また限られたスペースに配設する関係上、各部品
は高密度に近接配列され、このため製;造組立が難かし
くなり、製造コストの上昇を招く結果となっていた。
しかもカムの形状種類には限りがあり、比較的簡単で限
られた種類のパターンしか縫うことができなかった。
さらに最近では例えば特開昭50−37554号のよう
に模様縫いを電子回路によって制御する電子制御ミシン
が出現した。
この電子制御ミシンは、針駆動装置に同期するパルス発
生器の出力タイミングパルスを計数器で計数し、記憶回
路(リードオンリーメモリ)に予め決められた順序で記
憶されかつ模様縫いパターンに対応するコード化信号を
、前記計数器の出力制御信号によって読み出し、この読
み出し信号によって針駆動装置を制御するもので、言わ
ば従来のカムを電子回路に置き換えただけであった。
このため機構的には、やはり部品点数が多く、複雑であ
り、軽量化および製造組立が難しく、また機能的にも予
め決められた幾つかの模様しか形成できないという欠点
があった。
本発明は前記従来の欠点を除去するものであって、その
目的とするところは、機構を簡素化して部品点数を減少
し、製造組立が容易でかつ大幅な軽量化が可能であり、
しかも複雑な模様縫いの電子制御を自在に行うことが可
能な新規構造のミシンを提供することである。
以下本発明の一実施例について図面を参照して説明する
第1図および第2図において、ヘッド1とこのヘッド上
に突き出た支柱2とこの支柱から伸びるアーム3とでミ
シンのフレームが構成されている。
゛ まずアーム3内に配設されている針駆動装置Δにつ
いて説明する。
4は針駆動用のサーボモータであり、このモーフの回転
は減速輪列5,6を介して、軸受7,8に回転自在に支
承されている回転軸9に伝達している。
回転軸9にはバランス円板10が固着されていると共に
この回転軸の回転角を検出する検出器11が装着されて
いる。
バランス円板10の外周部には針駆動レバー12の一端
部が回転自在に装着してあり、その他端部は針駆動軸1
3に固着したリンク14に対して回転自在に連結されて
いる。
針駆動軸13は軸受15゜16によって上下に摺動自在
に案内されており、その下端部には締付ネジ17を介し
てミシン針18が取付けられている。
サーボモータ4は縫製命令を受けて起動した後、検出器
11によって回転軸9が1回転つまり針駆動軸13が図
示の位置から上下に1往復動して再び図示の位置に来た
浜ころで自動的に停止するように制御される。
つぎにヘッド1内に配列されている縫合装置旦について
説明する。
第2図においてヘッド1の作業台部1a下面にホルダ1
9が取付けてあり、このホルダにカマ20が回転自在に
配設されている。
さらにカマ20内には下糸21を巻回したボビン22が
挿入されており、このボビンはカマ20に着脱自在であ
る。
カマ20はミシン針18が降下したとき、布地を貫通し
た上糸を下糸に引っ掛ける周知構成のものである。
またホルダ19の下面には取付板23が固着してあり、
この取付板にカマ20を回転駆動するサーボモータ24
が取付けられている。
さらにこのサーボモータ24の下部にはその回転角を検
出する検出器25が取付けられており、この検出器を介
してサーボモータ24は縫製酪令を受けて1回転して停
止するように制御される。
一つぎに布送り装置qについて第3図をも参照して説明
する。
26はユニバーサルジヨイント27を介して固定フレー
ム28上に設置された布送りレバーであり、任意の方向
に揺動可能である。
布送りレバー26の上端部には伝えレバー29が第2図
下方にのみ揺動可能に支持されている。
すなわち伝えレバー29U、布送りレバー26の上端部
りこ一体に形成した成決め(図示せず)によって第2図
反時計回りの回転が規制されていると共にスプリング(
図示せず)によって反時計回りに付勢されている。
つまり伝えレバー29は、布送りレバー26の度決めに
対してスプリングによって押付けられて常時は布送りレ
バー26と一体となって移動する。
また伝えレバー29の上面には、硬質ゴム等で形成した
布送り歯30が固着しである。
そして布送り歯30は作業台1aに設けたスライドカバ
ー31の窓穴31a(第3図参照)内に位置すると共に
その上面から所定量だけ突出している。
さらに布送りレバー26の下端部にはアーム25a 、
26bが一体に延出形成してあり、両アームの先端にリ
ニアアクチュエータ32.32の作動軸32a、32a
がユニバーサルジヨイント33を介して連結されている
リニアアクチュエータ32.32には位置検出器(リニ
アポテンショメータ)34.34が付設しである。
つまりリニアアクチュエータ32.32の作動軸32a
32aはそれぞれ制御信号に応じた長さだけ突出し、あ
るいは引込み布送りレバー26はユニバーサルジーヨイ
ント27を中心として指定の方向に揺動し、伝えレバー
29および布送り歯30を介して布地を指定の方向に指
定量だけ送ることができるようになっている。
また伝えレバー29の下面にはロープ35の一端が固着
してあり、このロープはプーリ36を回ってソレノイド
37の作動軸37aに連結している。
ソレノイド37は布送りレバー26つまりリニアアクチ
ュエータ32が元位置に戻るときに・作動させられるも
のであり、指令信号を受けるとその作動軸37aが内部
へ引込みロープ35を介して伝えレバー29つまり布送
り歯30を下方・\変位させ、送られた布地が元に戻ら
ないようにするための手段である。
また第1図および第2図において、38は布送り歯30
と対向する位置で、手動操作によって降下する布地押え
装置である。
また第1図示のようにヘッド1の内部右方には、各装置
Δ、旦2gを電子的に制御する後述の制御回路を構成す
る回路素子群(図示せず)を実装したプリント基板39
゜39がホルダ40を介して配設され、さらに前記制御
回路およびサーボモータ4、リニアアクチュエータ32
,32、ソレノイド37等ζこ電源を供給する電源装置
41が内蔵されている。
なお本発明を理解する上であまり関係のない他の周知の
機構、例えば上糸ボビン掛けや天ビン等については図示
および説明を省略する。
つぎに上記機構の動作を制御する電子的な回路構成を第
4図に基づいて説明する。
同図において42はクロックパルス発生器、43は中央
処理装置であり、回路全体の入出力の制御命令とか後述
する縫製プログラムの演算などを行なうものである。
44はリードオンリーメモリからなる記憶回路であり、
回路を動作せしめる制御プログラムを記憶させである。
45はランダムアクセスメモリからなる記憶回路であり
、回路各部の動作状態を記憶するフラグフリップフロッ
プおよび縫製プログラムを実行する際のテンポラリレジ
スタとして機能するものであり、計算機等の分野では周
知であり、以下におけるその動作は省略する。
46はランダムアクセスメモリからなる記憶回路であり
、縫製プログラムを記憶するものである。
47はラッチおよびバッファ回路等からなる入出力制御
回路であり、布の送り方向および送り量に関するデータ
の制御を行なうとともに端子aから縫製命令を端子すか
らソレノイド37の駆動命令を生じるものである。
48は1蛎動装置を構成するD −A変換回路であり、
縫製プログラムに応じたデジタルデータをアナログ変換
して第1図のリニアアクチュエータ32.32を1駆動
するものである。
49はA−D変換回路であり、第1図の位置検出器34
.34の出力を受けて布の送り量および送り方向をテ゛
ジタルデータに変換するものである。
50.51はバッファ回路、52,53.54はアドレ
ス指定回路、55は入出力選択回路、56は記憶回路4
6の書込みおよび読出しを選択する選択回路であり、ア
ドレス指定回路52とにより制御装置を構成するもので
ある。
57は人力装置を構成するカードリーダであり、第5図
示のような磁気カード58に予め書き込まれた縫製プロ
グラム等を読み出すものである。
本例では磁気カード58の両面(・こそれぞれ8種類ず
つの縫製プログラムを書き込んであるとともに各縫製プ
ログラムの目次データおよびカード名を示すデータを書
き込んである。
59は第1図(・こ示すキーボードであり、コントロー
ルキー60.61および縫製キー62・・・・・・69
を設けである。
コントロールキー60.61はそれぞれ初期伏態の設定
および第4図の記憶回路46のクリア用のものである。
縫製キー62・・・・・・69は磁気カード58に書き
込んだ8種類の縫製プログラムを選択するものである。
またキーボード59Gこは第6図示のような縫製シート
(後述する)押こ蓋70を設けである。
この押え蓋70(こは切欠部71を設けてあり、指先等
により開閉自在となっている。
ここで縫製シートとは各磁気カードに対応させたもので
、第7図のように磁気カードに書き込まれた各縫製プロ
グラムの模様を図化してあり、さらに磁気カードのカー
ド名と対応するコードをシートコーダ部73に書いであ
る。
また第6図の縫製キー62・・・・・・69に対応する
位置に穴74・・・・・・74をあけてあり、押え蓋7
0によって収納されるようにしである。
つぎの動作について説明する。
まず電源スィッチ(図示せず)をオンにすると、第4図
の記憶回路44に記憶された第8図の制御プログラムが
起動する。
この制御プログラムに基づいて中火処理装置43からク
リア信号が生じ、記憶回路45゜46がクリアされ、初
期状態にセットされる。
そこで所望の縫製プログラムを書き込んだ磁気カードを
第1図のキーボード59上の挿入ロア5に挿入する。
この磁気カード名、目次および縫製プログラムは第4図
のカードリーダ57によって読み出され、アドレス指定
回路53からの出力Oこよってバッファ回路50のゲー
トが適宜開かれて、上記データが中央処理装置43に供
給される。
これらのデータは中央処理装置43から記憶回路46に
供給され、これと同期してアドレス指定回路52からア
ドレス指定が行なわれるとともに選択回路56から書込
み命令が供給され、上記データが記憶回路46に書き込
まれる。
なお誤まった磁気カードを挿入してしまった場合乏こは
コントロールキー 61を押してそのキーコードをバッ
ファ回路51を介して中央処理装置43に供給する。
これにより中央処理装置43からクリア信号が生じて記
憶回路46の内容がクリアされる。
そこで所望の磁気カードを挿入し直すものである。
こうして磁気カードから8種類の縫製プログラムが書き
込まれたら、このうちから所望の縫製プログラムを以下
のようにして選択する。
例えば第7図示の縫製シート72が上記磁気カードに対
応しているものとし、このうちから矢じり模様Pの縫製
プログラムを選択するものとする。
まず縫製シート72を第6図の押え蓋70内に収納し、
矢じり模様Pに対応した縫製キー62を押圧する。
これによってまずシートエーダ部73のコードが第4図
のバッファ回路51を介して中央処理装置43に供給さ
れ、上記磁気カード名と比較されてシートエラーのチェ
ックが行なわれるシートと磁気カードが対応していれば
縫製キー62のキーコードが中央処理装置43に供給さ
れ、このキーコードに対応[ッた目次の縫製プログラム
、すなわち矢じり模様Pの縫製プログラム(第9図示)
が記憶回路46から読み出される。
上記縫製プログラムに基づいた演算が中火処理装置43
で行なわれ、人出力選択回路55の出力によってその演
算結果が人出力制御回路47のラッチに記憶される。
このラッチ出力はD−A変換回路48によってアナログ
電圧に変換され、これQこより第1図のリニアアクチュ
エータ32.32が駆動されて布が送られ、縫製が行な
われる。
そこでこの縫製が行なわれるまでの動作を第9図および
第10図をも参照して説明する。
なく図中x、yはそれぞれ左右および前後方向の布送り
量を示す。
まず、第9図の縫製プログラムに基づいてXおよびy方
向の変位量をOに設定した後、入出力制御回路47の出
力端子aから縫製(SEW)命令を発生する。
この縫製命令りこよって第2図示の針1駆動装置Aのサ
ーボモータ4および縫合装置Bのサーボモータ24が作
動する。
サーボモータ4の回転によって針駆動軸13つまりミシ
ン針18は減速歯車5,61回転軸9、バランス円板1
0、針駆動レバー12を介して上下動し、またサーボモ
ータ24の回転によってカマ20が連続回転するっカマ
20は、ミシン針18が最も降下して布地(図示せず)
を貫通したときに丁度1/2回転するように設計してあ
り、サーボモータ4はミシン針18が上下に1往復する
と検出器11を介して停止し、サーボモータ24はカマ
20が1回転すると検出器25を介して停止する。
こうして1回の縫製が行なわれる。
つきOこ−X方向に変位量5なる演算結果が入出力回路
47にラッチされ、このときのD −A変換回路48の
出力によって第1図のリニアアクチュエータ32.32
が駆動され、右側のリニアアクチュエータ32の作動軸
32aが下方に、左側のリニアアクチュエータ32の作
動軸32bが上方にそれぞれ1ol−量だけ移動するよ
うに設定しである。
これによって布送りレバー26が右方向に揺動し、布送
り歯30.30によって布が右方向Qこ送られる。
ところでリニアアクチュエータ32.32の作動軸32
a、32bはその突出および引込む量に限度がある。
すなわちリニアアクチュエータ32゜32の1回の駆動
による布の送り量には限度があり、本例ではこの1回の
駆動Jこよる布の最大限の送り量を変位量5に、最小限
の送り量を変位量lに設定しである。
したがって上記1回の駆動だけで、布を−X方向に変位
量5だけ送ることができる。
一方この変位方向および変位量は位置検出器34.34
によって検出され、この検出出力が第4図のA−D変換
器49に供給される。
そこでA−D変換器49においては、上記変位方向およ
び変位量がデジタルデータに変換され、このデータが入
出力制御回路47のバッファ回路を介して中火処理装置
43に供給され、先に述べた変位量5なる演算結果と比
較され、一致がとられる。
この一致出力によって入出力制御回路47の端子すから
出力が生じ、第1図のソレノイド37が駆動されるよう
に設定しである。
そのため作動軸37aが内部へ引込み、ロープ35を介
して伝えレバー29つまり布送り歯30が下方へ変位し
、布押えを解除する。
一方上記一致出力によって、入出力制御回路47cこラ
ッチされた演算結果がクリアされる。
そのためリニアアクチュエータ32.32の作動軸32
a、32bが初期位置に復帰し、送りレバー26が初期
位置に復帰する。
こうして布を−X方向に変位量5だけ送った後、つぎに
以下のようシこしてX方向に送るものである。
すなわち第9図の縫製プログラムに基づいてX方向へ変
位量1 ff、る演算結果が得られ、これが入出力市]
淘回1烙47にラッチされる。
このときのD−A変換回路48の出力(こよってリニア
アクチュエータ32.32の作動軸32a、32bがと
もに引込み、送りレバー26が第1図後方Oこ揺動じ、
布がX方向;こ変位量1だけ送られる。
この変位は位置検出器34,34cこよって検出され、
第4図のA−D変換回路49によってデジタルデータに
変換される。
データは上記と同様0こ中央処理装置43に供給され、
演算結果との一致がとられて布がX方向に変立欧1だけ
送られたことが確認される。
一方この一致出力によって入出力制御回路47の端子a
から縫製命令が生じ、先に述べたと全く同様にして縫製
が行なわれる。
また上記一致出力によ°つて上述したと同様(こして込
りレバー26が初期位置に復帰する。
以下第9図の縫製プログラムに基づいた演算が中央処理
装置43で順次行なわれ、その演算結果Oこよって上記
と同様に布送りおよび縫製が行なわれるものである。
ところで変位量が6以上の場合には、送りレバー26を
複数回揺動させて布を送るものである。
例えば変位量9の場合には1.まず変位量5だけ送゛つ
た後変位量4だけ送るものである。
以上のようにして第9図の縫製プログラムを遂行するこ
とによって第10図のような矢じり模様が縫製される。
ところで上記プログラムの実行中ρこミシンの誤動作な
どなんらかのエラーが生じた場合には、コントロールキ
ー60を押すことによって第8図の制御プログラムに基
づいて最初から動作がやり直されるものである。
なお上記の実施例Oこおける斜め方向の布、送りは、ま
ずX方向に送った後、y方向Qこ送って所望の位置まで
布を送るようにしたが、必ずしもこれに限るものではな
く、直接斜め方向に送るようにすれば、より高速化が図
れるものである。
この場合ζこはX方向の送り量を指定するデータとX方
向の送り量を指定するデータとを、一旦第4図の入出力
制御回路47のラッチに記憶させ、上記両データを1つ
のデータと見なしてアナログ変換し、リニアアクチュエ
ータ32.32の作動軸32a。
32bを1駆動するものである。
例えば布を第3固在下方45度方向に送る場合Oこは、
作動軸32aのみを引込ませれば、送りレバー23は上
記方向に揺動し、この方向(こ布が送られる。
さらに上記の実施例では、布をX方向あるいはy方向Q
こ送るごとに、リニアアクチュエータ32゜32の作動
軸32a、32bを初期位置ζこ復帰させ、再び布を送
るようにしたが、必すしもこれ1こ限るものではない。
例えば布を所望の位置・′こまで送ったら、布を抑えた
まま、作動軸32a、32bをそのままの位置に保持し
、つぎの演算結果に基ついてその位置から直接つぎの位
置Qこまで布を送るようにしてもよい。
こうずれば布送りの最大振幅内Oこおける縫製、つまり
上記の実施例でいえば変位量±5以内の布送りですむ模
様縫いは高速化できる。
以上詳述した本発明(こ係る電子ミシンによれば、人力
装置から任意の縫製プログラムを人力可能ρこし、この
プログラム(こ従って布送り方向および布送り量を中央
処理装置によって演算し、その演算結果に基づいて針、
駆動装置、縫合装置、布送り装置を同期的に作動せしめ
るようにしたから、単一模様の繰返しだけですく、多種
多様の模様縫いができ、しかも所望の縫製プログラムを
選択的に記憶回路に記憶させる方式であるから従来のよ
うQこ各縫製データを予め総て記憶しておく方式Oこ比
べ、はるかkこ少ない記憶容量で済む。
さらに機構的にも複雑な同期リンク機構等が不要で非常
に簡素であり、電子的に制御するのに非常に適し、電子
ミシンの軽量化、信頼性向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は縫製装置の一
部破断圧面図、第2図は第1図の一部破断左側面図、第
3図は第1固装部を摘出して示した平面図、第4図は電
子的な回路構成をブロックで示したブロック図、第5図
は磁気カードを示した正面図、第6図は第1図のキーボ
ードを摘出して示した平面図、第1図は縫製シートを示
した正面図、第8図は動作説明のためのフローチャート
、第9図は縫製プログラムを示したフロチャート、第1
0図は縫製模様を示した説明図である。 Δ・・・・・・針駆動装置、均・・・・・縫合装置、g
・・・・・・布送り装置、4・・・・・・第1モータ、
24・・・・・・第2モータ、26・・・・・・布送り
レバー、26a・・・・・・アーム、28・・・・・・
ユニバーサルジヨイント、30・・・・・・アーム、3
2・・・・・・リニアアクチュエータ、32a・・・・
・・作動軸、34・・・・・・位置検出器、43・・・
・・・中央処理装置、44,45,46・・・・・・記
憶回路、47・・・・・・制御回路、48・・・・・・
I)−A変換回路、49・・・・・・A−D変換回路、
50,51・・・・・・バッファ回路、52.53,5
4・・・・・・アドレス指定回路、56・・・1・・・
選択回路、57・・・・・・キーボード、58・・・・
・・磁気カード、59・・・・・・キーボード、62〜
69・・・・・・縫製キー、72・・・・・・縫製シー
ト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1モータによって駆動されるミシン針駆動装置と
    ; 第2モータによって駆動され、上糸を下糸に捕捉する縫
    合装置と; 1対のリニアアクチュエータによって駆動される布送り
    装置と; 上記布送り装置が、下端部がユニバーサルジヨイントを
    介して任意の方向に揺動自在に支持され上端部に布送り
    歯を備えている布送りレバーと、上記布送りレバーから
    一体に互いに所定の開き角をもって実質的に水平方向に
    延伸し上記両リニアアクチュエータの作動軸が連結して
    いる1対のアームと、上記両リニアアクチュエータの各
    作動軸の突出量を検出する1対の位置検出器とで構成さ
    れていることと; 所望の模様縫いを実行させるための縫製プログラムを人
    力する入力装置と; この人力装置からの縫製プログラムを記憶する記憶装置
    と; 上記記憶装置への縫製プログラムの書込みおよび読出し
    を制御する制御装置と; 上記記憶装置から読み出された縫製プログラムに従って
    布の送り方向および送り量を算出する中央処理装置と;
    を有し、 上記中央処理装置からの出力によって上記両モータと上
    記両リニアアクチュエータとが同期的に作動するように
    した電子ミシン。
JP360878A 1978-01-17 1978-01-17 電子ミシン Expired JPS5912311B2 (ja)

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