JPS5854379B2 - 直接ポジ型ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

直接ポジ型ハロゲン化銀写真感光材料

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JPS5854379B2
JPS5854379B2 JP51049189A JP4918976A JPS5854379B2 JP S5854379 B2 JPS5854379 B2 JP S5854379B2 JP 51049189 A JP51049189 A JP 51049189A JP 4918976 A JP4918976 A JP 4918976A JP S5854379 B2 JPS5854379 B2 JP S5854379B2
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【発明の詳細な説明】 本発明は直接ポジ型ハロゲン化銀写真感光材料に関する
ものであり、詳しくは、粒子表面を還元増感することに
より、改良された写真性能を示す表面減感型の内部潜像
型の直接ポジ型ハロゲン化銀写真感光材料に関するもの
である。
本発明はまた、通常の白黒写真およびカラー写真の他に
カラー拡散転写にも応用される技術である。
従来、直接ポジ写真画像を作成するために用いられるハ
ロゲン化銀乳剤には、特殊なものを除けば、2つのタイ
プが知られている。
一つのタイプは、かぶり(潜像)破壊型と称されるもの
で、予めかぶらされたハロゲン化銀乳剤ヲ用い、ソラリ
ゼーションあるいはバーシェル効果等を利用して露光部
のかぶり核を破壊することによって、現像後ポジ画像を
得るものである。
もう一つのタイプは、2種の露光を組み合わせることに
より直接ポジ画像を形成するもので、減感型と称せられ
ており、第一露光(画像露光)における露光部が第二露
光(全面露光)に際して減感的に作用する現像を利用す
るものである。
このタイプ中実用上重要なものとして、ノ・ロゲン化銀
粒子の内部に潜像を形成し易いハロゲン化銀乳剤を用い
る謂ゆる内部潜像型の直接ポジ型ハロゲン化銀乳剤が知
られている。
内部潜像型の直接ポジ型ハロゲン化銀乳剤は、かぶり破
壊型の直接ポジ型ハロゲン化銀乳剤に比較して、一般的
に感度が高く、高感度を要求される応用に適しているが
、また一面、最大濃度が低く、最小濃度が高い欠点を有
している。
この技術分野においては種々の技術がこれまでに知られ
ている。
例えば、米国特許第2592250号、同第24569
53号、同第2497875号、同第2588892号
、英国特許第1151363号、特公昭43−2740
5号、特開昭47−9434号、同47−9677号、
同47−32813号、同47−32814号、米国特
許第3761266号、同第 3796577号、特開昭50−8524号、同50−
38525号等がその主なものである。
これらの公知方法を用いて、直接ポジ型としては比較的
高感度の写真感光材料を作ることができる。
然し乍ら、写真分野における種々の応用、殊に高感度を
要求される応用に対して、この方式による製品を実用化
するためには、更に高い感度と最大濃度および低い最小
濃度を持つ改良された写真特性を達成することが望まれ
ている。
本発明の目的は、更に高い感度と最大濃度および低い最
小濃度を持つ内部潜像型の直接ポジ型ハロゲン化銀写真
感光材料を提供することにある。
また、より優れた写真性能を持つ、白黒およびカラーな
らびにカラー拡散転写写真感光材料を提供することにあ
る。
このたび、本発明者等は、二酸化チオ尿素で還元増感せ
しめられかつ粒子表面がかぶらされていない内部潜像型
コンバージョンハロゲン化銀乳剤を含有する層を少なく
とも一つ有することを特徴とする直接ポジ型ハロゲン化
銀写真感光材料により、上記目的が達成せられることを
発見した。
本発明の内部潜像型ハロゲン化銀乳剤には、例えば、塩
化銀、臭化銀、沃化銀、沃臭化銀、塩沃化銀、塩沃臭化
銀等の総ての種類のハロゲン化銀を用いることができる
本発明に適したこの種の乳剤には、例えば、米国特許第
2592250号に記載されているコンバージョン乳剤
を適用できる。
コンバージョン乳剤とはハロゲン化銀乳剤の調製過程に
おいて、一度できた溶解度のより高いハロゲン化銀を、
溶解度のより低いハロゲン化銀で一部乃至全部置換して
調製されたハロゲン化銀乳剤で、例えば、米国特許第2
.592250号に記載されているようなハロゲン化銀
乳剤を云う。
本発明における還元増感とは、ハロゲン化銀乳剤に二酸
化チオ尿素を添加して、後に述べるかぶりを生じない程
度に熟成を行い、ハロゲン化銀の結晶に金属銀の小桟を
生せしめ、ハロゲン化銀乳剤の感度を上げる方法であっ
て、二酸化チオ尿素の好ましい添加量は、ゼラチンの濃
度、ハロゲン化銀粒子の大きさ、粒径分布および晶癖、
ハロゲン組成、乳剤のpAg値および熟成温度によって
大きく異なるが、通常はノ・ロゲン化銀1モル当り10
0m9以下が好ましく、10■以下が更に好ましくρ 二酸化チオ尿素をハロゲン化銀乳剤に添加するには、水
溶液で添加してもよいし、水と混和しやすい有機溶媒、
例えば、メタノール、エタノール、ジメチルホルムアミ
ド、ケトン類、フッ化アルコール、エチルセルソルフ、
メチルセルソルブ、m−クレゾール、酢酸エチル、酢酸
ブチルおよびジメチルスルフォキサイド等の単独または
混合溶媒中に溶解させて熟成開始時に添加すれば良い。
なお、前記の還元増感とその他の化学熟成、例えばゼラ
チン中に含有されている還元物質による還元増感、硫黄
増感および金増感等を併用することも可能である。
本発明の「粒子表面がかぶらされていない内部潜像型ハ
ロゲン化銀」とは、本発明の還元増感がなされた内部潜
像型ハロゲン化銀乳剤を透明支持体上に、銀35即/
1.00crAの塗布量で塗布・乾燥した試験片をウェ
ッジ露光し、次の処方の内部現像液 ハイドロキノン モノメチル−p−アミノフェノール硫酸塩亜硫酸ナトリ
ウム(無水) 臭素カリウム カセイソーダ チオ硫酸ソーダ 水 52 52 02 10? 25グ 0p H で20℃3分間現像して得られる最大写真濃度が、同一
条件で作成した試験片を同じ方法でウェッジ露光し、次
の処方の表面現像液 パラ−ヒドロキシフェニルグリシン 102炭酸ナ
トリウム(結晶) 100グ水
11で20℃4分
間現像した場合に得られる、前記内部現像の場合の最大
濃度に対応する露光量の中の最小の露光量に対応する濃
度の5倍以上、好ましくは10倍以上のものを云う。
また「かぶらされていない」とは、同じようにして作成
した試験片を露光せずに上記の表面現像液で現像した場
合に得られる濃度が0.6好ましくは0.4を超えない
ことを云う。
本発明に係るハロゲン化銀乳剤には、各種の写真用添加
剤を加えることは任意である。
例えば、本発明において使用しつる光学増感剤には、シ
アニン類、メロシアン類、三核または四核メロシアニン
類、三核または四核シアニン類、スチリル類、ホロポー
ラ−シアニン類、ヘミシアニン類、オキソノール類およ
びヘミオキソノール類が含まれ、これらの光学増感剤は
含窒素複素環核としてその構造の一部にチアゾリン、チ
アゾール等の塩基性基またはローダニン、チオヒダント
イン、オキサゾリジンジオン、バルビッール酸、チオバ
ルビッール酸、ピラゾロン等の核を含むものが好ましく
、斯かる核はアルキル、ヒドロキシアルキル、スルホア
ルキル、カルボキシアルキル、ハロゲン、フェニル、シ
アノ、アルコキシ置換することができ、また炭素環また
は複素環と縮合することは任意である。
本発明に係るハロゲン化銀は超色増感することができる
超色増感の方法については、例えば、「超色増感の機構
の総説J (Review ofSupersensi
tijation ) P SE Vol、18、應
4418頁(1974年)に記載されている。
その細氷発明において、目的に応じて用いられるカブリ
防止剤または安定剤としては、例えば、水銀化合物、ト
リアゾール系化合物、アザインデン系化合物、ベンツチ
アゾリウム系化合物、亜鉛化合物等が含まれ、湿潤剤と
しては例えば、ジヒドロキシアルカン等が挙げられ、さ
らに膜物性改良剤としては、例えば、アルキルアクリレ
ートもしくはアルキルメタアクリレートとアクリル酸も
しくはメタアクリル酸との共重合体、スチレン−マレイ
ン酸共重合体、スチレン無水マレイン酸ハーフアルキル
エステル共重合体等の乳化重合によってえられろ水分散
性の微粒子状高分子物質等が適当であり、塗布助剤とし
ては、例えば、サポニン、ポリエチレングリコールラウ
リルエーテル等が含まれる。
その他写真用添加剤として、ゼラチン可塑剤、界面活性
剤、紫外線吸収剤、PH調整剤、酸化防止剤、帯電防止
剤、増粘剤、粒状性向上剤、染料、モルダント、増白剤
、現像速度調節剤、マット剤等を使用することは任意で
ある。
さらに本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料をカラー
用として用いることは有用であり、この場合ハロゲン化
銀写真乳剤中にシアン、マゼンタおよびイエローの発色
剤を含ませることが好ましいが、これら発色剤にはフェ
ノール類、5−ピラゾロン類、ケトメチレン化合物が有
効であり、さらに活性点置換型発色剤、カラード発色剤
、現像抑制物質放出型発色剤と併用することは好ましい
ことである。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料の支持体として
は任意のものが用いられるが、代表的な支持体としては
、必要に応じて下引加工したポリエチレンテレフタレー
トフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリスチレン
フィルム、ポリプロピレンフィルム、セルローズアセテ
ートフィルム、ガラス、バライタ紙、ポリエチレンラミ
ネート紙等が含まれる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は、白黒一般用
、Xレイ用、カラー用、偽カラー用、印刷用、赤外用、
マイクロ用、銀色素漂白用、拡散転写法用等の種々の用
途に有効に適用することができる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料にはゼラチンの
他に目的に応じて適当なゼラチン誘導体を含ませること
ができる。
この適当なゼラチン誘導体としては、例えば、アンル化
ゼラチン、グアニジル化セラチン、カルバミル化ゼラチ
ン、シアノエタル化ゼラチン、エステル化ゼラチン等を
挙げることができる。
また、本発明においては、目的に応じて他の親水性バイ
ンダーを含ませることができ、この適当なバインダーと
してはゼラチンのほか、コロイド状アルブミン、寒天、
アラビヤゴム、デキストラン、アルギン酸、アセチル含
量19〜20%にまで水分解されたセルローズアセテー
トの如きセルローズ誘導体、ポリアクリルアミド、イミ
ド化ポリアクリルアミド、カゼイン、ビニルアルコール
−ビニルアミノアセテートコポリマーの如キウレタンカ
ルボン酸基または、シアノアセチル基を含むビニルアル
コールホリマー、ホリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、加水分解ポリビニルアセテート、蛋白質また
は飽和アシル化蛋白質とビニル基を有するモノマーとの
重合で得られるポリマー、ポリビニルピリジン、ポリビ
ニルアミン、ポリアミノエチルメタアクリレート、ポリ
エチレンアミン等が含まれ、乳剤層あるいは中間層、保
護層、フィルタ一層、裏引層等のハロゲン化銀写真感光
材料構成層に目的に応して添加することができ、さらに
上記親水性ノζインダーには目的に応じて適当な可塑剤
、潤滑剤等を含有せしめることができる。
また、本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は支持体
上に乳剤層、フィルタ一層、中間層、保護層、下引層、
裏引層、ハレーション防止層等の種々の層を多数設置す
ることが可能である。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料を処理する場合
は全面露光によって、又は、化学カブリ剤によって、画
像露光後、表面現像前の任意の時期にカブリを付与して
から表面現像を行なうか、又はカブリを付与しながら表
面現像を行なうが、通常は、カブリの付与は、表面現像
中に行なうのが好ましい。
又、画像露光後、表面現像前に高温処理することにまり
カブリを付与することもできる。
本発明で使用される表面現像液はハロゲン化銀粒子を溶
解する能力がないか又はあってもその程度が比較的少な
いもので、種々のハロゲン化銀現像剤、又は還元剤を含
み、比較的強いハロゲン化銀溶剤(例えば、水溶性のチ
オシアネート類、水溶性のチオエーテル類、チオサルフ
ェート類、アンモニアなどのようなもの)を実質的に含
有していないものである。
例を挙げればコダックDK−50、D−19、さくらカ
ラー用用現像剤CNK4等があり、市販の現像液の大半
がこの中にはいる。
本発明の現像組成物において使用することのできる通常
のハロゲン化銀現像剤には、ハイドロキノン類、カテコ
ール類、アミノフェノール類、3ピラゾリドン類、アス
コルビン酸とその誘導体、レダクトン類、フェニレンジ
アミン類等あるいはその混合物が含まれる。
これらの現像剤はあらかじめ乳剤中に含ませておき、高
PH水溶液浸漬中にハロゲン化銀に作用させる様にする
こともできる。
本発明において使用される現像組成物は、更に特定のカ
ブリ防止剤及び現像抑制剤を含有することができ、ある
いはそれらの組成物をハロゲン化銀写真感光材料の層膜
中に任意に組み入れることも可能である。
通常有用なカブリ防止剤には、例えば、ベンゾトリアゾ
ール類、5−メ゛チルベンゾチアゾールのようなベンゾ
チアゾール類:5メチルベンゾトリアゾール等、1−メ
チル−2−テトラゾリン−5−チオン等のような複素環
式チオン類;芳香族及び脂肪族のメルカプト化合物等が
含まれる。
本発明において使用されるカブリ剤にはヒドラジン化合
物、反応性のN−置換シクロアンモニウム塩等が含まれ
る。
本発明の1つの好ましい具体例においてはヒドラジン類
、すなわち、米国特許第2588982号及び同第32
27552号に記載されている化合物がカブリ剤として
も使用される。
もう1つの好ましいかぶり剤の具体例は、反応性のN−
置換第4シクロアンモニウム塩である。
この種の通常有用なカブリ剤は例えば、米国特許第36
1.5615号、特開昭47−9434号及び特開昭4
7−9677号に述べられている。
通常有用なカブリ剤には、臭化2−メチル−3−C3−
(p−スルホフェニルヒドラジン)クロビル〕ベンゾチ
アゾリウム、二塩化ヒドラジン、塩酸フェニルヒドラジ
ン、p−メチルスルホンアミドエチルフェニルヒドラジ
ン、ホルミル−4メチルフエニルヒドラジン、アセチル
フェニルヒドラジン、臭化3−(2−アセチルエチル)
−2−ペンジルベンゾチアソリラム、臭化3−(2−ア
セチルエチル)−2−ペンジルベンゾセレナソリラム、
臭化1・2−ジヒドロ−3−メチル−4−フェニルピリ
ド〔2・1−b、:lベンゾチアゾリウム、4・4′−
エチレンビス(臭化1・2−ジヒドロ−3−メチルピリ
ド〔2・1−b〕ベンゾチアゾリウム)、沃化2−メチ
ル−3−((3−pニトロフェニルヒドラゾン)プロピ
ル〕ナフト−〔2・1−p〕チアゾリウム等が含まれる
これらのカブリ剤は現・保液中に添加してもよいし、ハ
ロゲン化銀乳剤中にあらかじめ熟成終了後の適当な時期
に添加しておいてもよい。
本発明の写真感光材料を上記の表面現像液を用いて、上
記の処理をすれば、はん雑な反転処理を用いずども1回
の現像で良好なポジ画像が得られる。
現像後の処理、例えば、定着、水洗、漂白、停止等は通
常のネガ写真感光材料と同様に行えばよい0 本発明に係る直線ポジ型ハロゲン化銀写真感光材料は、
コロイド転写法、銀塩拡散転写法、ロガースの米国特許
第30878.1’7号、同第3185567号及び同
第2983606号、つエイヤーソらの米国特許第32
53915号、ホワイトモアらの米国特許第32275
50号、バールらの米国特許第3227551号、ホワ
イトモアの米国特許第3227552号及びランドの米
国特許第3415644号、同第3415645号及び
同第3415646号に記載されているようなカラー画
像転写法、カラー拡散転写法、吸収転写法等にも適用で
きる。
以下、実施例をあげて本発明を例証するが、本発明の実
施の態様がこれによって限定されるものではない。
実施例 1 コンバージョンタイプの内部潜像型乳剤を米国特許第2
592250号に従がって調製した。
この乳剤を6部に分け、その中の1部はそのまま試料1
(比較試料)とした。
別の1部の乳剤の銀電位を+75mVに調整し、二酸化
チオ尿素を銀1モルあたり6m9添加して、50℃で6
0分間熟成を行なった。
熟成終了後温度を下げ、塩化カリウムで銀電位を+20
mVに調節し試料2とした。
更に別の1部の銀電位を+30mVに調整し、チオ硫酸
ナトリウム(結晶)を銀1モルあたり60■添加して、
50℃で60分間熟成を行ない、温度を下げ、安定剤を
添加し、塩化銀で銀電位を+20mVに調節し、試料3
とした。
残りの乳剤3部のうちの1部の乳剤の銀電位を+75m
Vにして塩化金酸とチオシアン酸アンモニウムを銀1モ
ルあたりそれぞれ2m9、および150m9添加して5
0 ’Cで80分間熟成を行ない、温度を下げ、安定剤
を添加し、塩化カリウムで銀電位を+20mVに調節し
、試料4とした。
残りの2部の内の1部の乳剤の銀電位を+75mVに上
げ、塩化第1錫の二水塩を銀1モルあたり50mg加え
、50℃で60分間熟成を行ない、温度を下げ、塩化カ
リウムで銀電位を+20mVに調節し、試料5とした。
最後の1部の銀電位を+75mVに上げヒドラジン水化
物を銀1モルあたり1ノ加え、50℃で60分間熟成を
行ない、温度を下げ、塩化カリウムで銀電位を+20
mVに調節し、試料6とした。
これらの6つの試料にフォルマリンをゼラチン1?あた
り1.6m9添加して同一塗布銀量になるようにセルロ
ーズトリアセテートフィルム支持体上に塗布し、乾燥を
行なった。
それぞれの試料別にウェッジ露光を行ない、次の現像液
で20℃6分間現偉を行ない、現像初期にタングステン
ランプを用い、50ルツクスの光で20秒間全面露光を
行なった。
次いで定着、水洗、および乾燥を行なった。
メトール 2.52 L−アスコルビン酸 102 NaBO□・2H20202 KBrI P 水を加えて 1 l その結果を次の表1に示す。
感度はDmax o、1の点の露光量の逆数をとり、
試料1を100とする相対値で示した。
表 1 試料 番号 増 感 剤 最大 最′J゛ 濃度 濃度 相対 感度 1 1.02 0.1
1002 二酸化チオ尿素 1.1.5 0.03
3203 チオ硫酸ナトリ 1.20 0.05
36ウム 4 塩化金酸 1,32 0.3 1025
塩化第一スズ 1.10 0.2 2306 ヒ
ドラジン 1.06 0.3 180これらの結
果から、硫黄増感により感度が低下し、金増感によりさ
ほど感度が変らないのに対し、二酸化チオ尿素による還
元増感により大幅に感度が上昇し、かつ、最小濃度が低
下し、最大濃度も高いことがわかる。
実施例 2 実施例1の試料2を調製した場合と同じ芳法で還元増感
した乳剤を調製した。
この乳剤粒子を核として、更に同時混合法によって、p
Ag 7.50°Cで塩化カリウムと硝酸銀を添加し
、その核上に塩化銀を成長せしめた。
新たに沈積させた塩化銀のモル数は元の核乳剤の塩沃臭
化銀のモル数の65モル%とした。
約0.2μにピークをもった粒径のハロゲン化銀粒子が
調製された(試料7)。
これとは別に実施例1の試料1と同し方法で乳剤を調製
し、上記と同じ条件でその粒子上に塩化銀を沈積せしめ
た(試料8)。
これらの乳剤を実施例1と同じ条件で塗布乾燥を行ない
、同様の露光、処理を行ない、実施例1の試料1を比較
例として比較を行なった。
表 2 試料番号 最大濃度 最小濃度 相対感度1(比較例)
1,02 0.1 10071゜10 0
.08 360 8 1.00 0.1 1.80これ
らの結果から、二酸化チオ尿素による還元増感をした表
面がハロゲン化銀粒子内部に存在していても同様な効果
があることがわかった。
比較例 1 ゼラチン102、臭化カリ058グ、■・8−ジヒドロ
キシ−3・6−シチアオクタン1.75Pに水を加えて
400CCとなし、これに硝酸銀601と臭化カリ42
.419を水溶液として同時に40℃で銀電位を−50
mVに保ちながら20分間で添加した。
その後水洗を行ないこの乳剤の粒子を核として更に同時
混合法によりpAg7.50℃で塩化カリウムと硝酸銀
を添加し、その核上に塩化銀を成長せしめた。
新たに沈積させた塩化銀モル数は元の核乳剤のモル数の
70%になるようにして行なった。
約0,9μの単分散性の非常にすぐれた乳剤が得られた
水洗後孔剤を2部に分け、1部はそのまま比較試料(試
料9)とした。
残りの1部の銀電位を+75mVに調節し、二酸化チオ
尿素を銀1モルあたり2■添加して50℃で60分間熟
成を行なった。
熟成終了後温度を下げ、塩化カリウムで銀電位を120
mVに調節し比較試料(試料10)とした。
これらの乳剤を実施例1と同じ条件で塗布乾燥を行ない
、同様の露光処理を行なった。
その結果は表3の通りである。
表 3 試料番号 最大濃度 最小濃度 相対感度9(比較試
料) 1.08 0.07 io。
10(比較試料) 1.12 0.06 22
3実施例 3 特公昭49−31896号公報の実施例2の比較例に従
ってカプリ破壊型直接ポジ乳剤を調製し、実施例1と同
一塗布銀量になるようにセルローストリアセテートフィ
ルム支持体上に塗布し、比較試料(試料11)とした。
この試料をウェッジ露光後コダックのD−19現像液中
で20℃6分間処理し、次いで定着、水洗、乾燥を行な
い、その結果を実施例1の試料2と比較した。
その結果を表4に示す。
表 4 試料番号 最大濃度 最小濃度 相対感度11(比較
試料) 3.10 0.12 s実施例1
の試料 1,02 0.1 100この比較から
カブリ破壊型直接ポジに較べ本発明の内部潜像型直接ポ
ジははるかに高い感度をもっていることがわかる。
実施例 5 米国特許第2592250号の実施例1に従ってコンバ
ージョンタイプの内部潜像型乳剤を調製した。
この乳剤を4部に分け、その中の1部はそのまま支持体
上に塗布し比較試料(試料12)とした。
別の1部の銀電位を+175mVに調製し、二酸化チオ
尿素を銀1モルあたり6■添加して、50℃で60分間
熟成を行ない、熟成終了後、温度を下げ、塩化カリウム
で銀電位を+20mVに調製したものを試料13とした
更に別の1部の銀電位を+3077LVに調整し、チオ
硫酸ナトリウム(結晶)を銀1モル当り60■添加して
50℃で60分間熟成を行ない温度を下げ安定剤を添加
し、塩化銀で銀電位を+20mVに調整したものを試料
14(比較試料)とした。
残りの1部の銀電位を+75mVに調整し、塩化金酸と
チオシアン酸アンモニウムを銀1モルあたりそれぞれ2
■および150m9添加して50℃で80分間熟成を行
ない、温度を下げ、安定剤を添加し、塩化カリウムで銀
電位を+20 mVに調整したものを試料15(比較試
料)とした。
一方、特開昭47−32813号の実施例1に従って金
属イオンをドーピングしたタイプの内部潜像型乳剤を調
製した。
この乳剤を5部に分け、1部はそのまま支持体上に塗設
し比較試料(試料16)とした。
別の1部の銀電位を+75mVに調整し二酸化チオ尿素
を銀1モル当り27%添加して、50℃で80分間熟成
を行ない、温度を下げ、銀電位を臭化カリウムで一10
0mVに調整したものを試料17(比較試料)とした。
別の1部の銀電位を+75mVに上げ、塩化第1錫の三
水塩を銀1モル当り501n9加えて50°Cで60分
間熟成を行ない、温度を下げ、塩化カリウムで銀電位を
+20mVに調節したものを試料18(比較試料)とし
た。
また更に、別の1部の銀電位を+30mVに調整し、チ
オ硫酸ナトリウム(結晶)を銀1モル当り、40m9添
加し、50°Cで60分間熟成を行ない、温度を下げ安
定剤を加え、銀電位を臭化カリウムで−100mVに調
整したものを試料19(比較試料)とした。
残りの1部の銀電位を+75mVに調整して塩化金酸と
チオシアン酸アンモニウムを銀1モル当りそれぞれ1■
および70■添加して、50℃で80分間熟成を行ない
、温度を下げ、安定剤を添加し臭化カリウムで銀電位を
一100mVに調節したものを試料20(比較試料)と
した。
さらに特開昭47−32814号の実施例1乳剤Aの記
載に従って粒子内部が化学増感の施された臭化銀の内部
潜像型乳剤を調製した。
即ち、等モルの硝酸銀と臭化す) IJウムの溶液を同
時置台することにより、得られた臭化銀(直径0.5μ
)に化学増感(銀1モル当りチオ硫酸ナトリウム1.7
ml?及び塩化金酸カリウム2.5■を添加し、70℃
で30分加温熟成)を施した後、更に臭化銀で被覆した
(粒子直径0.8□)。
この乳剤を5部に分け、その一部はそのまま支持体上に
塗設し比較試料(試料21)とした。
別の1部の銀電位を+75mVに調整し、二酸化チオ尿
素を銀1モル当り2m9添加して50°Cで80分間熟
成を行ない、温度を下げて銀電位を臭化カリウムで一1
00mVに調整したものを試料22(比較試料)とした
別の1部の乳剤の銀電位を+75mVに上げ、塩化第1
錫の三水塩を銀1モル当り50m9加え、50°Cで6
0分間熟成を行ない、温度を下げ、塩化カリウムで銀電
位を+2077LVに調節したものを試料23(比較試
料)とした。
更に別の一部の銀電位を+30mVに調整し、チオ硫酸
ナトリウム(結晶)を銀1モル当り40■添加し、50
℃で60分間熟成を行ない、温度を下げて安定剤を添加
し銀電位を臭化カリウムで一100mVに調整したもの
を試料24(比較試料)とした。
残りの一部の銀電位を+75 mVに調整し、塩化金酸
とチオシアン酸アンモニウムを銀1モル当りそれぞれ1
m9および70■添加して、50℃で80分間熟成を行
ない、温度を下げて安定剤を添加し臭化カリウムで銀電
位を一100mVに調整したものを試料25(比較試料
)とした。
さらにまた、米国特許第3761266号に従って次の
様にして塩沃臭化銀乳剤を調製した。
3%のゼラチン水溶液中に臭化カリウムおよび沃化カリ
ウム水溶液(モル比−39:1)と硝酸銀の水溶液を5
5℃において60分間で、pAg を8に保ちながら同
時に添加した。
添加終了後更にその溶液中に塩化カリウム水溶液と硝酸
銀水溶液を55℃において、pAgを7に保ちながら、
60分間で同時に添加を行ない、先に生成した沃臭化銀
粒子の芯上に更に塩化銀の殻を層状に沈積せしめた。
沈積せしめた塩化銀の量は全ノ・ロゲン化銀に対して6
0モル%になるようにした。
この乳剤を水洗した後4部に分け、その1部はそのまま
支持体上に塗設し比較試料とした(試料26)。
別の1部の乳剤の銀電位を−75mVに調整し、二酸化
チオ尿素を銀1モル当り6m9添加して50°Cで60
分間熟成を行ない、熟成終了後温度を下げ、塩化カリウ
ムで銀電位を+20mVに調整したものを試料27(比
較試料)とした。
更に別の1部の乳剤の銀電位を−30mVに調整し、チ
オ硫酸ナトリウム(結晶)を銀1モル当り60779添
加して50℃で60分間熟成を行ない温度を下げ、安定
剤を添加し、塩化カリウムで銀電位を一20mVに調整
したものを試料28(比較試料)とした。
残りの1部の乳剤の銀電位を+757rLvに調整し、
塩化金酸とチオシアン酸アンモニウムを銀1モル当りそ
れぞれ2m9及び150mL?添加して50°Cで80
分間熟成を行ない、温度を下げ安定剤を添加し、塩化カ
リウムで銀電位を+20 mVに調整したものを試料2
9(比較試料)とした。
さらにまた、特開昭5.0−8524号の実施例1に従
って内部潜像型乳剤を調製した。
この乳剤を4部に分け、1部はそのまま支持体上に塗設
し比較試料とした(試料30)。
別の1部の乳剤の銀電位を+7577LVに調整し二酸
化チオ尿素を銀1モル当り1■添加して50℃で60分
間熟成を行ない、熟成終了後銀電位を臭化カリウムで−
100mVに調整したものを試料31(比較試料)とし
た。
更に別の1部の乳剤の銀電位を+3077LVに調整し
、チオ硫酸ナトリウム(結晶)を銀1モル当り20rn
9添加して50℃で80分間熟成を行ない、温度を下げ
、安定剤を加え、銀電位を臭化カリウムで−100mV
に調整したものを試料32(比※※較試料)とした。
残りの1部の乳剤の銀電位を+75mVに調整し、塩化
金酸とチオシアン酸アンモニウムを銀1モル当りそれぞ
れITn9及び70rn9添加して50℃で80分間熟
成を行い、温度を下げ安定剤を添加し、塩化カリウムで
銀電位を+20 mVに調整したものを試料33(比較
試料)とした。
これらの試料は同一塗布銀量(35■/100crA)
になるようにセルローズトリアセテートフィルム支持体
上に塗布し乾燥を行なった。
それぞれの試料にウェッジ露光を行ない実施例1と同様
の現像液で同様の処理を施した。
ただし現像中における光の照射はそれぞれの試料につい
て最適のポジ画像を形成する光の量で行なった。
その結果を表5に示す。
これらの結果から二酸化チオ尿素による還元増感が他の
増感法にくらべ特に増感効果がすぐれていて、更にコン
バージョンタイプの場合にその効果が著じるしいことが
わかる。
実施例 6 実施例1の試料2と同様な方法で内部潜像型乳剤を調製
した。
この乳剤を3つの部に分け、その1部を緑色域で分光増
感し緑感性乳剤となし、別の1部を赤色域で分光増感し
、赤感性乳剤となし、更に別の1部は分光増感せず、青
感性乳剤とした。
透明な酢酸セルロースフィルム支持体上に次の順序で塗
布を行なった。
(1) 下塗り層 (2)ハレーション防止層 (3)赤感層 上記の赤感性乳剤とシアンカプラーの1−ヒドロキシ−
N −(r−(2−4−ジーtert −アミルフェノ
キシ)ブチル〕−2−ナフタミドをオイルプロテクト分
散された形態で含む(4)中間層 (5)緑感層 上記の緑感性乳剤とマゼンクカプラーの1−〔2・4・
6−ドリクロロフエニル]−3−〔α−(2・4−ジー
tert −アミルフェノキシ)アセトアミドヨー5−
ピラゾロンをオイルプロテクト分散された状態で含む。
(6)中間層およびイエローフィルタ一層(7)青感層 上記の青感性乳剤とイエローカプラーのα−ベンゾイル
−2−クロール−57(α−ドデシルオキシカルボニル
エトキシカルボニル)アセトアニリドをオイルプロテク
ト分散された状態で含む。
(8)保護層 乾燥後の試料片をウェッジ露光して下記の現像液で38
℃で3分間現像を行ない、次いで常法に従かい漂白、定
着、水洗処理を行なった。
N−エチル−N−β−ヒドロキシ 102エチル−p−
フェニレンジアミン 亜硫酸ナトリウム(無水)22 リン酸三ナトリウム(結晶) 40 2水酸化ナト
リウム 5I?ベンズイミダゾ−)v
0.05Pアセチルフエニルヒドラ
ジド 12水を加えて
11その結果、高感度で良好なカラーポジ画像が得られ
た。
上記感材を米国特許第2592250号に記載されてい
る乳剤を使用して同様の方法で調製し処理した場合の結
果と比較すると、約4倍の感度増加が観察された。
実施例 7 塩化銀の沈殿時間を90秒から1時間に延長する以外は
すべて米国特許第2592250号の実施例1と同じ処
方で乳剤を調製した。
この乳剤の銀電位を75 mVに上げて、二酸化チオ尿
素を銀1モルあたり2mg添加して、50℃で60分間
熟成を行なった。
熟成終了後温度を下げ、塩化カリラムで銀電位を+20
77LVに下げた。
この乳剤を3部に分け、分光増感により、赤感性乳剤と
緑感性乳剤と青感性乳剤を調製した。
この乳剤を用い、下記の物質を含むそれぞれの層を以下
の順に透明な酢酸セルローズフィルム支持体上に塗布し
、カラー多層感光要素を製造した。
(1)受像層: メチル−) ’) −n−ドテシルアンモニウムp−ト
ルエンスルフォネート(2,5m9/100ci)、N
−n−ヘキサデシル−N−モルフオリニウムエトサルフ
ェート(15即/1.00crA)およびゼラチン(8
3即/100Cd) (2)光反射層; 二酸化チタン(300m9/ 100crA)およびゼ
ラチン(35/ 100crA’) (3)不透明スカベンジャー中間層; 1−ヒドロキシ−N−Cα−(2・4−ジーtert
−アミルフェノキシ)ブチル〕−2−ナフトアミド(1
0’9/ ]、 00crtl)、ゼラチン(42m9
/ 100cdl)、トリクレジルフォスフェート(,
5,51119/ 100 rst、 )およびカーボ
ンブランク(34■/ 100c77f)。
(4)赤感層; 本発明の上記の赤感性塩沃臭化銀乳剤(ゼラチン12
m9/ 100crAおよび銀13771&/100c
m)、シアン画像転写カプラー1−ヒドロキシ、4−(
4−1:α−(3−ベンタテシルフェノキシ)ブチルア
ミド〕フェノキシ)−N−エチル−3′・5′−ジカル
ボキシ−2−ナフトアニリド(8,5■/100cmf
)およびカブリ剤フォルミルー4−メチルフェニルヒド
ラジド(60wv銀1モル)。
(5)スカベンジャー中間層: 1−ヒト七キシ−N−Cα−(2・4−ジtert −
アミルフェノキシ)ブチル〕−2−ナフトアミド(5■
/100c4)、トリクレジルフォスフェート(2,3
m9/ 、10 C)crA )およびゼラチン(7r
rui/ 100ct’)。
(6)緑感層; 本発明の上記の緑感性塩沃臭化銀乳剤(ゼラチン10
m9/ 100 crAおよび銀12η/100cry
、 )、、、マゼンタ画像転写カプラー1−7エニルー
3−(3・5−ジスルフオベンズアミド)4−(6−ヒ
ドロキシ−4−ペンタデシルフェニルアゾ)−5−ピラ
ゾロン、2カリウム塩(9■/]、0OcrA)および
かぶり剤フォルミルー4−メチルフェニルヒドラジド(
60■/銀1モル)。
(7)スカベンジャーおよび黄色フィルタ一層;1−ヒ
ドロキシ−N−(α−(2・4−ジーtert −アミ
ルフェノキシ)ブチル〕−2−ナフトアミド(5■/
100 crA )、トリクレジルフォスフ x−ト(
2,5m9/ 100crA )、イエ−ローカリ−リ
アシルバー(10m9/ 100crrt)およびゼラ
チン(7,3ml?/ 100ct)(8)青感層; 本発明の上記の青感性塩沃臭化銀乳剤(ゼラチン10m
9/ 100crtiおよび銀12■/lo。
crA)、黄色画像転写カプラーα−ピバリルーα−1
:4−(N−メチル−n−オクタデシルスルファミル)
フェノキシ〕−4−スルフオアセトアニリドカリウム塩
(13mg/ 1−00c4)およびカブリ剤であるフ
ォルミルー4−メチルフェニルヒドラジド(600■/
銀1モル) (9)ゼラチンのオーバーコート層(6■/100mL この感光要素をカラー用のウェッジを用いて露光して、
次の様に処理を行なった。
処理に使用する処理ポンド中の組成は以下の通りである
水 100 rn
iベンジルアルコール ピペリジノヘキソーズレダク トン 5−ニトロペンヅイミダゾール 水酸化ナトリウム 0.5 ml。
0.025f 0.005? 25 4−アミノ−N−エチル−N1.5@ −β−ヒドロキシエチルアニ リン ヒドロキシエチルセルローズ 2.5 Pこの
処理液を含むポンドを用いてポリアクリル酸層とポリビ
ニルアセテート時間合わせ層とを塗布した不透明のポリ
エチレンテレフタレートフィルム支持体と上記の感光要
素の間に、対の加圧ローラの間を通すことにより処理液
を拡散させ20℃で3分間処理した。
その結果透明なフィルム支持体側からみると、高感度で
良好なカラー拡散転写ポジ画像が得られた。
これとは別に米国特許第2592250号の実施例1に
記載されている乳剤を使用して同様の方法でカラー多層
感光要素を調製し、同様の処理を行なった。
両者の結果を比較すると、後者の相対感度100に対し
、本発明に係る前者は相対感度860の良好なポジ画像
であることが確認された。
実施例 8 実施例7と同じ方法で赤感性乳剤と緑感性乳剤と青感性
乳剤を製造した。
この乳剤を用い下記の物質を含むそれぞれの層を以下の
順に透明なセルローストリアセテート支持体上に塗布し
、カラー多層感光要素を調製した。
(1)受像層; コホリ〔スチレン−N−ベンジル−N−Nジメチル−N
−(8−マレイミドプロピル)アンモニウムクロリド〕
(23m9/ 100C4)およびゼラチン(12m9
/ 100cfl)。
(2)反射層: 二酸化チタン(330my/ 100crA)およびゼ
ラチン(33m9/100cr7t)。
(3)不透明層; カーボンブランク(28my/ 100crA)および
ゼラチン(35m9/ 100crA)。
(4)シアンDRR化合物層; シアン画体色素形成化合物1−ヒドロキシ4−1:3−
(8−(2−メチルスルフォニル4−ニトロフェニル−
1−アゾ)ナフチルスルファモイル)フェニルスルホン
アミド]−N(δ−2・4−ジーtert −アミル
フェノキシブチル)−2−ナフトアミド(7rv/ 1
0 ocrA>およびゼラチ” (12m9/ 100
crA)。
(5)赤感層; 本発明の実施例7に記載の赤感性塩沃臭化銀乳剤(ゼラ
チン12 In9/ 100 cmおよび銀14m9/
100 crA )、2・5−ジー5ec−ドデシル
ハイドロキノン(2,8m9/ 100C4)およびカ
ブリ剤のフォルミルー4−メチルフェニルヒドラジン(
1100■/銀1モル)。
(6)中間層; ゼラチン(10m9/ 100crA)および2・5シ
ー5ec−ドデシルハイドロキノン(6■/100cm
)。
(7)マゼンタDRR化合物層; マゼンタ画像色素形成化合物1−ヒドロキシ−4−(−
3−(α−(2−(2−メトキシ−5−スルファモイル
−1−アゾ)−4−ヒドロキシ−1−ナフトキシ)エチ
ルカルバモイル)フェニルスルホンアミド]−N−(δ
−2・4−ジーtert −アミルフェノキシブチル
)−2−ナフトアミド(17■/100c4)およびゼ
ラチン(18m9/100cd)。
(8)緑感層; 本発明の実施例7に記載の緑感性塩沃臭化銀乳剤(14
■/ 100crAおよび銀17w19/100c4)
、2・5−ジー5ec−ドデシルノ・イドロキノン(6
m9/ 100ct)およびカブリ剤フォルミルー4−
メチルフェニルヒドラジン(1100■/銀1モル)。
(9)中間層: ゼラチ7 (12m9/ 100C4)オよび2・5−
ジー5ec−ドテシルハイドロキノンC6m9/100
cm)。
(10)イエローDRR化合物層: イエロー画像色素形成化合物1−ヒドロキシ−4−(4
−(1−フェニル−3−メチルカルバモイル−5ピラゾ
ロン−4−アゾ)フェニルスルホンアミド)−N−(δ
−2・4−ジtert −アミルフェノキシブチル)
−2−ナフトアミド(12m9/ 100crA)およ
びゼラチン(17m9/ 100crA )。
0υ 青感層。
本発明の実施例7に記載の青感性塩沃臭化銀乳剤(ゼラ
チン12■/100c4および銀17me/ 100c
rA)、2・5−ジー5ec−ドデシルロイトロキノン
(6m9/100cd)およびカブリ剤フォルミルー4
−メチルフェニルヒドラジン(110m9/銀1モル)
02)オーバーコート;ゼラチン(9mt;)7100
cm)この感光要素をカラー用のウェッジを用いて露光
して次の様な処理を行なった。
処理00.ポンド中の組成は次のとおりである。
水酸化ナトリウム 41 4−ヒドロオキシメチル−40,4P −メチル−1−フェニル−8 ビラゾリドン 5−メチルベンゾトリアゾール 沃化カリウム ヒドロキシエチルセルローズ 水を加えて 0.01? 0.001グ 2.5 2 1.00 Cに の処理液を含むポンドを用い、前記実施例で用いたと同
様の処理シートと上記の要素の間に一対の加圧ローラの
間を通すことにより処理液を拡散させ20℃3分間処理
した後、上記要素の透明なフィルム支持体側からみると
白の背景上にカラーウェッジに応じたカラー拡散転写ポ
ジ画像が観察された。
これとは別に米国特許第2592250号の実施例1に
記載されている乳剤を使用して同様の方法でカラー多層
感光要素を調製し、同様の処理を行なった。
両者の結果を比較すると、後者の相対感度100に対し
本発明に係る前者は相対感度825の良好なポジ画像で
あることが確認された。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 二酸化チオ尿素で還元増感せしめられ、かつ粒子表
    面がかぶらされていない内部潜像型コンバージョンハロ
    ゲン化銀乳剤を含有する層を少なくとも1つ有すること
    を特徴とする直接ポジ型ハロゲン化銀写真感光材料。
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