JPS5853761B2 - 変速操作装置 - Google Patents

変速操作装置

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Publication number
JPS5853761B2
JPS5853761B2 JP6368378A JP6368378A JPS5853761B2 JP S5853761 B2 JPS5853761 B2 JP S5853761B2 JP 6368378 A JP6368378 A JP 6368378A JP 6368378 A JP6368378 A JP 6368378A JP S5853761 B2 JPS5853761 B2 JP S5853761B2
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JP
Japan
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engagement
gear shift
lever
engaged
shift lever
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JP6368378A
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English (en)
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JPS54155386A (en
Inventor
正芳 宮原
盛光 片山
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPS54155386A publication Critical patent/JPS54155386A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はトラクタ等における変速操作装置に関し、2つ
の変速装置を1本の操作レバーで変速操作し得るように
したものである。
トラクタでは主変速装置と副変速装置との他にクリープ
変速装置を設けて変速段数を多段にし、高速から超低速
までの各種作業形態に対応した車速が得られるようにし
ているが、このような多段変速とした場合、主変速レバ
ー、副変速レバー及びクリープ変速レバーの3本の変速
レバーが必要となり、変速時のレバー操作が複雑化する
欠点があった。
また3本の変速レバーが全て独立しておれば、運転者は
各変速レバー位置を記憶しておき、夫々を組合わせた総
合の変速段数を判断する必要があるが、このような判断
を作業中に常時行なうことは非常に困難であり、車速の
判断を誤まってトラクタ或いは作業機が過負荷になるこ
ともあった。
本考案はこのような従来の問題点を解消したものであっ
て、その特徴とするところは、直列状に設けられた2つ
の変速装置に連動する一対の係合体を横軸廻りに回動自
在に備え、これら一対の係合体間に、横軸廻りに回動操
作自在でかつ該一対の係合体に択一的に選択係脱自在と
された変速レバーを設け、該一対の係合体の内、一方の
係合体に1個の係合凹部を設けると共に、他方の係合体
には、前記係合凹部に変速レバーを係合させて一方の係
合体を横軸廻りに変速回動させた時に該係合凹部と対向
して変速レバーが係脱自在となるように深さの異なる2
個の係合凹部を設け、変速案内板には、一方の係合体の
係合凹部に係合した変速レバーを回動方向に案内する変
速案内溝と、この変速案内溝の両端部から変速レバーを
選択係合方向に案内すべく前記2個の係合凹部の深さに
応じて形成された2個の選択案内溝と、他方の係合体の
各係合凹部に係合した変速レバーを回動方向に案内すべ
く前記各選択案内溝に連続して形成された2個の変速案
内溝とを設けた点にある。
以下、図示の実施例について本考案を詳述すると、第1
図において、1はトラクタ機体、2は該トラクタ機体1
を構成するミッションケースである。
3はボンネット、4は計器パネル、5は操向バンドル、
6は作業機昇降用の油圧装置、7は運転席である。
8は後輪、9は該後輪8のフェンダ−である。
前記ミッションケース2内には走行用の主変速装置10
、クリープ変速装置11及び副変速装置12、或いはP
TO変速装置等が内蔵されている。
主変速装置10は変速台13に設けられた主変速レバー
14、クリープ変速装置11はミッションケース2に横
軸15を介して前後回動自在とされたクリープ変速レバ
ー16により夫々変速操作可能であり、また副変速装置
12は第3図に示すようにミッションケース2に回動自
在に挿支された横軸11、その内端に固設されたフォー
クレバー18、このフォークレバー18に連動するシフ
トフォーク19等を介して変速操作可能である。
20は動力取出装置であり、ミッションケース2の下腹
部に装着され、かつプロペラ軸21を介して前輪駆動系
に連結されており、この動力取出装置20は切換レバー
22により断続操作可能である。
23は本発明に係る変速操作装置であって、これは第2
図乃至第6図に示す如く構成されている。
即ち、第2図乃至第4図において、24は横軸17上に
回動自在に套嵌された筒軸であり、この筒軸24と横軸
17との各外端部には一対の係合体25,26が対向状
に固設されている。
27は係合体25.26間に配置された変速レバーで、
下端の二又部28を介して枢支ピン29により回動駒3
0に枢支され、またその回動駒30は係合体25.26
間で横軸17に回動自在に套嵌されており、従って変速
レバー2Tは横軸17廻りに回動自在であると共に、各
係合体25,26に対して係脱自在である。
これに対し第5図の如く係合体25,26の内、係合体
25側には中央部に係合凹部31が形成され、また係合
体26側には、変速レバー27を係合させて係合体25
を高速(CH)及び低速(CL)まで回動させた時に、
その係合凹部31と対応する位置に深さの異なる係合凹
部32,33が形成されており、前記変速レバー27は
これから係合凹部31,32,33に対して択一的に係
合可能である。
34は筒軸24に固設されたリンクであり、ロッド35
を介してクリープ変速レバー16に連結される。
36は変速案内板で、この変速案内板36には、第6図
に示すように係合体25に係合した時の変速レバー27
を高速(CH)と低速(CL)内で案内するクリープ変
速案内溝37と、その案内溝370両端部から直交方向
に形成された選択案内溝38,39と、係合体26の各
係合凹部32,33に係合した変速レバー27を高速(
SH)と低速(SL)との間で案内する副変速案内溝4
0,41とが設けられている。
なお、実施例では選択案内溝38゜390長さに変えて
、副変速案内溝40,410一部がラップするようにし
ているが、これは変速レバー270回動操作範囲を少な
くするためである。
変速案内板36は支持板42を介してミッションケース
2の外側に装着され、またその支持板42は横軸17の
抜止めを兼用する。
43は動力取出装置20を断続するための操作レバーで
あり、この操作レバー43は筒軸24にブツシュ14を
介して回動自在に套嵌された回動ボス45に固設され、
またその回動ボス45にはリンク46が前方に突設され
ており、そのリンク46はロッド47を介して切換レバ
ー20に連結されている。
48及び49は支持体42に形成された窓孔である。
次に作用を説明する。
今、仮に変速レバー27が第3図及び第4図に示す実線
位置にあるものとすると、この時には変速レバー27は
係合体25の係合凹部31に係合状態にあるので、この
変速レバー27をクリープ変速案内溝37に沿ってa矢
示方向に高速(CH)位置まで操作すると、係合体25
、筒軸24、リンク34が横軸17廻りに所定角度だけ
回し、ロッド35を介してクリープ変速レバー16を押
圧するため、このクリープ変速レバー16が横軸15廻
りにb矢示方向に回動し、クリープ変速装置11が高速
に切換わるのである。
一方、係合体25のa矢示方向への回動によってその係
合凹部31が係合体26の係合凹部32に対向するので
、次に変速レバー27を選択案内溝38に沿ってC矢示
方向に操作すると、変速レバー21が係合体25の係合
凹部31から離脱して係合体26の係合凹部32に係合
する。
しかし、この時には副変速装置12は中立状態にあり、
そこで変速レバー27を副変速案内溝40に沿って高速
(SR)位置までa矢示方向に操作すると、係合体26
、横軸17、フォークレバー18等がa矢示方向に同行
回動し、副変速装置12が高速に切換わる。
従ってこの時の車速はクリープ変速装置11と副変速装
置12を共に高速に設定した速度に対応するものであり
、以下同様にして4段までの変速が可能である。
動力取出装置20の断続は、操作レバー43を前後に操
作すれば、リンク46、ロッド47を介して切換レバー
22が上下に作動することによ°つて行なわれる。
以上のように本発明では、変速レバーを一対の係合体に
択一的に係合させて回動操作するようにしているので、
その各係合体を介して2つの変速装置を1本の変速レバ
ーで操作することができ、変速操作が非常に容易である
また一対の係合体25.26の内、一方の係合体25に
1個の係合凹部31を設けると共に、他方の係合体26
には、前記係合凹部25に変速レバー27を係合させて
一方の係合体25を横軸17廻りに変速回動させた時に
該係合凹部25と対向して変速レバー27が係脱自在と
なるように2個の係合凹部32゜33を設けているので
、1本の変速レバー2Tで2つの変速装置11,12を
組合せた変速を行なうことができ、車速の判断も容易に
できる。
更に他方の係合体26に設けた2個の係合凹部32゜3
3は深さを異ならしめており、変速案内板36には、一
方の係合体21の係合凹部31に係合した変速レバー2
7を回動力向に案内する変速案内溝37と、この変速案
内溝370両端部から変速レバー27を選択係合方向に
案内すべく前記2個の係合凹部32,33の深さに応じ
て形成された2個の選択案内溝38,39と、他方の係
合体26の各係合凹部32,33に係合した変速レバー
27を回動力向に案内すべく前記各選択案内溝38゜3
9に連続して形成された2個の変速案内溝40゜41と
を設けているので、この2個の変速案内溝40.41を
操作方向にラップさせて設けることができ、従って変速
案内板36の変速操作方向の寸法を小さくできると共に
、変速レバー27を一方の係合体25と他方の係合体2
6との何れに係合させた時にも、その変速操作の範囲を
略同じにすることもできる。
即ち、他方の係合体2602個の係合凹部32,33の
深さが同じであれば、2個の選択案内溝38,390寸
法が同じになり変速レバー27を他方の係合体26に係
合させた時にこれを案内する2個の変速案内溝40,4
1が互いに干渉しないように、変速案内溝37を長く形
成しなければならず、従って変速案内板36の寸法が犬
になると共に、変速レバー27を係合体25に係合させ
た時と係合体26に係合させた時とで変速レバー27の
操作範囲が大きく異なることになるが、本発明によれば
このような問題を解消できるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は全体の側面図
、第2図は要部の拡大側面図、第3図は断面図、第4図
は一部破断平面図、第5図は係合体の展開図、第6図は
案内板の展開図である。 11・・・・・・クリープ変速レバー 12・・・・・
偏1]変速レバー 17・・・・・・横軸、24・・・
・・・筒軸、25゜26・・・・・・係合体、27・・
・・・・変速レバー、31゜32 、33・・・・・・
係合凹部、36・・・・・・変速案内板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 直列状に設けられた2つの変速装置11゜12に連
    動する一対の係合体25,26を横軸17廻りに回動自
    在に備え、これら一対の係合体25.26間に、横軸1
    7廻りに回動操作自在でかつ該一対の係合体25.26
    に択一的に選択係脱自在とされた変速レバー27を設け
    、該一対の係合体25,26の内、一方の係合体に1個
    の係合凹部31を設げると共に、他方の係合体26には
    、前記係合凹部31に変速レバー2γを係合させて一方
    の係合体25を横軸17廻りに変速回動させた時に該係
    合凹部31と対向して変速レバー27が係脱自在となる
    ように深さの異なる2個の係合凹部32,33を設げ、
    変速案内板36には、一方の係合体25の係合凹部31
    に係合した変速レバー27を回動方向に案内する変速案
    内溝37と、この変速案内溝370両端部から変速レバ
    ー27を選択係合方向に案内すべく前記2個の係合凹部
    32.33の深さに応じて形成された2個の選択案内溝
    38.39と、他方の係合体26の各係合凹部32,3
    3に係合した変速レバー27を回動方向に案内すべく前
    記各選択案内溝38゜39に連続して形成された2個の
    変速案内溝40゜41とを設けたことを特徴とする変速
    操作装置。
JP6368378A 1978-05-26 1978-05-26 変速操作装置 Expired JPS5853761B2 (ja)

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JPS54155386A JPS54155386A (en) 1979-12-07
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