JPS5853710Y2 - 磁気記録再生装置の制御装置 - Google Patents

磁気記録再生装置の制御装置

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JPS5853710Y2
JPS5853710Y2 JP1978035030U JP3503078U JPS5853710Y2 JP S5853710 Y2 JPS5853710 Y2 JP S5853710Y2 JP 1978035030 U JP1978035030 U JP 1978035030U JP 3503078 U JP3503078 U JP 3503078U JP S5853710 Y2 JPS5853710 Y2 JP S5853710Y2
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JP
Japan
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reel
tape
magnetic recording
detecting
supply
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Application number
JP1978035030U
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JPS54137317U (ja
Inventor
進 角田
勝義 貫井
Original Assignee
日本コロムビア株式会社
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 本考案は磁気記録再生装置の制御装置に係シ、特に、テ
ープの走行速度と、リールの回転速度を比較してリール
に巻かれたテープの巻径を検出し、該出力により巻取り
終了直前のテープを停止する様に制(財)する装置に関
する。
従来の磁気記録再生装置に於て、早送り等で一方のリー
ルより他方のリールへテープを高速送ジさせて後巻取り
が終fした時、テープトランスポートからテープが無く
なったことを検出して、リールと1体で回転しているブ
レーキドラムにブレーキ作用が加わる様に成されていた
このためリール系の慣性により停止まで時間がかかった
特に巾広・大形リールではそれは顕著であった。
なせならば巾広の場合、巾広テープだからといって、そ
のままでブレーキトルクを増やすことは出来ない。
即ら一般的にリールにブレーキが掛った停止状態で一方
のリールから他方のリールへテープを装填させるため、
その時のリールからテープを引き出す力について考慮す
るとトのずと限界がある。
例えば2インチ幅テープ、14インチリールノ大きな質
量について考えて見ると、テープを引き出す時この大き
な質量を加速させて生ずるテープテンションに、更にブ
レーキトルクの分が加わるため、テープの永久伸びを考
慮に入れると極めて大きなブレーキトルクは加えられな
い。
またその時のテープテンションが余りに大きいとテープ
が引き出しにくく操作性を損う事になる。
よってこの場合テープを傷めない上にも人間工学的に、
も最大12に9・m位のブレーキトルクが適当と思われ
る。
次にブレーキレシオについて考えると、磁気記録再生装
置の場合リール系の慣性モーメントがテープ量によう時
々刻々変化しているため、いかに両リールの慣性モーメ
ントがアンバランスであってもテープが弛むことなく安
定に停止することが望まれる。
そのためにリールの回転方向によってブレーキ力を変え
ていわゆるブレーキにレシオを持たせることか普通であ
う、供給側リールでは時計方向に対して反時計方向が強
く、又巻取り側IJ t+ルでは時計方向に対して反時
計方向が弱く設定することが大切である。
又これは良く知られているところである。
以上の説明から前記12−・閉のブレーキトルクは強い
方の値であり、21インチ幅テープ、14インチリール
の場合、上記慣性モーメントのアンバランス量を算出し
弱い方のブレーキトルクを求めると、4ゆ・α位が適当
である。
すなわちテープが早送り等でいずれの方向で巻取りが終
了したとしても、その回転方向に対するブレーキトルク
は弱い方の値の4に!9・□□□であると云うことであ
る。
次に以上の事を踏まえて巻取り終了後の停止時間tを求
めて見るに、リール系の慣性モーメント■は2インチ幅
テープ、14インチリールで釦よそ1.15 X 10
6γ1cm2であり、早送り時のテープの周速が10m
/5eafJ″−普通であることから角速度ωは約60
r a d/s e cであり、ブレーキトルクTは
上記の如< 4000 f/’cmであるからである。
このことはこのl。76秒という長い間従来テープはテ
ープトランスポートにバタバタとぶつかり、その結果テ
ープ端を傷めると共に場合によってはテープトランスポ
ートの部品を曲げ、あるいは破損する恐れがあった。
本考案はかかる欠点を除去した磁気記録再生装置の制御
装置を提供せんとするものであり、その特徴とするとこ
ろはテープリールに巻かれたテープの巻径を検出して、
該出力によりテープの巻取り終了直前に停止、又は反転
等を行わせる様にした制御装置に関するものである。
以下、本考案の詳細を図面について説明する。
第1図は本考案の磁気記録再生装置の制御装置を示す路
線的平面図であり、筐体1上にメカシャーシ2を有し、
該シャーシ上に供給リール3及び巻取りリール10を有
し、これら両リールは第3図に示す如くシャーシ2の下
端部に供給用モータ28及び巻取モータ29が配され、
該モータ軸にはブレーキドラム14.15が嵌着され、
該ブレーキドラムにはブレーキ26.27が囲繞され、
該ブレーキの一端は第1図示の如く固定点30゜31に
、他端はブレーキレバー32,33の中点に固定され、
該ブレーキレバーの一端にはプランジャ24.25が取
り付けられ、他端34,3.5は回動自在と成されてい
る。
上記ブレーキドラム14,150上端部には磁気パルス
18,19を記録したドラム部分16゜1γがあり、そ
の上部のリール台36.37上にリール8,10が載置
されている。
38.39はスタッドで該スタッド上に検出ヘッド20
.21が配され、上記ドラム部分の磁気パルスを検出ス
る。
供給リール3より引き出されたテープ4は速度検出ロー
ラ5を径てヘッド群6の前及びピンチローラ8とキャプ
スタン1の間を通り、更にガイドローラ9を経由して巻
取り−ル10に巻回される。
ガイドローラ5の軸には第2図示の如く磁気パルス12
を記録した磁気ドラム11を嵌着し、スタッド38を介
して検出ヘッド13を上記磁気ドラム11に対接せしめ
る。
上述の如き構成に於て検出ローラ5ではテープの速度が
検出され、リール検出ドラム16.17ではリール回転
速度が検出される。
又プランジャ24.25に通電することでブレーキ26
.27は第1図の点線図示の如く成されて、へ方向の早
送り又はB方向の平巻戻し時にブレーキドラム14.1
5よりブレーキが離れる様に成される。
今、磁気記録再生装置に於てテープ4が早送り状態と成
されているとすると、テープ40走行に伴ってガイドロ
ーラ5はテープ4と共に回転し、速度検出ローラの磁気
検出ヘッド13によってテープのその時の速度υを検出
する。
この時の供給リール3の回転速度を回転ドラムの磁性体
に記録されたパルス18を磁気ヘッド20でその時の回
転速度ωを検出する。
上記テープ速度νとリールの回転速度ωを比較すること
により供給リールのテープ繰ジ出し半径rを検出するこ
とが出来る。
即ち供給リール3から繰り出されるテープの外周部分の
周速度はγであり角速度(回転速度)はωである事から
υ=ωr γ=−で表される。
依って供給リール半径rの最内周部(リールハブ径)即
ち巻取り終了直前に停止信号を発してモータ28,29
とプランジャ24.25を開放し、ブレーキ26,2γ
を作動する様にする。
この様に構成させればリール系の慣性モーメントも含め
テープ4が供給リール3より無くなる寸前に供給及び巻
取リールは停止し巻取リールに巻取ったテープ端がパタ
ツキ走行系部品を傷めることはない。
上述の検出ヘッド20又は21よりの回転速度ωと検出
ヘッド13よりのテープ速度νを第4図に示す如く取り
出して周波数−電圧変換回路23922に加え、これら
出力を比較回路38に加えて出力端子39に得られる電
圧によって各アクチェータをコントロールする。
例えば前述の如く早送りより停止させたい場合はモータ
28又は29及びプランジャ24.25をコントロール
する様にする。
今上記系統図に於て、テープ4の速度について考えるに
、理解し易いために略々一定の速度で走行されていると
する。
そのため検出ヘッド12より加えられる周波数−電圧変
地回路23の出力は第5図の直線40で表される様にリ
ールの巻径が大きい方から小さい方に変化しても略一定
の出力電圧が取り出される。
これに対し検出ヘッド20又は21より取り出されて周
波数−電圧変換回路22に加えられた、該回路出力は第
5図の直線41で示す如く巻径が小さくなるに従ってそ
の出力は直線的に増大し、成る巻径位置γ1で直線4U
と41は交叉42するこの交叉点を比較回路3Bで検出
して反転させ端子39に出力する。
尚上記実施列ではテープのスピードを一定としたが早送
り等の如くテープスピードが変化しても周波数−電圧変
換回路22.23を予め定めた出力比に成った時テープ
を制御する信号を取り出す様にすれば交叉点42は容易
に検出出来る。
この場合の予め定められた出力比と成る位置は供給リー
ルのテープ巻径の最内周の巻取り終了直前の位置に選択
すればよいことは明らかである。
その手段としては操作部に切換えたスイッチ又はボリュ
ーム等を設けて選択すれば良い事であり、自動的には公
知の直径検出手段、例えば大径リール用クランパと小径
リール用クランパの違いを検出する手段あるいはレコー
ド盤の直径検出手段を用いれば可能である。
又予め定める出力比によっては終端に限った事でなく途
中でも可能であることは当然である。
尚上述の場合は早送り状態より終端停止する場合につい
て考えたが早春戻しBする場合は巻取側リール10の検
出ヘッド21とガイドローラ11の検出ヘッド13によ
り比較出力が取り出されることは当然である。
本考案は上述の如く構成されているので予め定めた位置
でテープを制御することが出来、更にテープ速度とリー
ルの回転数を検出して極めて簡単に終端又は反転検出信
号が得られ、その実用的効果は大きい。
尚検出手段に磁気パルスを用いて説明して来ましたが、
他の手段を用いる事も可能であり、例えば光を用いた検
出手段でも可能な事は当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の磁気記録再生装置の制御装置の路線的
平面図、第2図は第1図のガイドローラ検出部分の側面
図、第3図は第1図のリール検出部分の側面図、第4図
は本考案の系統図、第5図は本考案を説明するための線
図である。 1は筐体、2はメカシャーシ、3.10はリール、5は
ガイドローラ、16.17は回転ドラム、13.20.
21は検出ヘッド、22.23は周波数−電圧変換回路
、3Bは比較回路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巾広のテープを供給リールよりヘッド群及びキャプスタ
    ンとピンチローラ間を通して巻取リールに巻回してなる
    慣性モーメントの大きい回転系を有する磁気記録再生装
    置に於て、上記供給リールとヘッド群間にテープの走行
    速度を検出するテープ走行速度検出手段を設けると共に
    上記供給リール又は巻取リールの一方、或は両方にリー
    ルの回転速度を検出するリール回転速度検出手段を設け
    ると共に上記供給及び巻取リールに関連したブレーキ手
    段を配設し、上記テープ走行速度検出手段並にリール回
    転速度検出手段よりの比較出力信号によって上記ブレー
    キ手段の動作状態を切り換えることでリールに巻回した
    テープの終端がリールパブより離脱する前に磁気記録再
    生装置の動作状態を変更するようにしてなることを特徴
    とする磁気記録再生装置の制御装置。
JP1978035030U 1978-03-18 1978-03-18 磁気記録再生装置の制御装置 Expired JPS5853710Y2 (ja)

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JP1978035030U JPS5853710Y2 (ja) 1978-03-18 1978-03-18 磁気記録再生装置の制御装置

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JP1978035030U JPS5853710Y2 (ja) 1978-03-18 1978-03-18 磁気記録再生装置の制御装置

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JPS54137317U JPS54137317U (ja) 1979-09-22
JPS5853710Y2 true JPS5853710Y2 (ja) 1983-12-06

Family

ID=28893520

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JP1978035030U Expired JPS5853710Y2 (ja) 1978-03-18 1978-03-18 磁気記録再生装置の制御装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5010122A (ja) * 1973-05-25 1975-02-01
JPS5196313A (ja) * 1975-02-20 1976-08-24

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5010122A (ja) * 1973-05-25 1975-02-01
JPS5196313A (ja) * 1975-02-20 1976-08-24

Also Published As

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JPS54137317U (ja) 1979-09-22

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