JPH0629805Y2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0629805Y2
JPH0629805Y2 JP6499589U JP6499589U JPH0629805Y2 JP H0629805 Y2 JPH0629805 Y2 JP H0629805Y2 JP 6499589 U JP6499589 U JP 6499589U JP 6499589 U JP6499589 U JP 6499589U JP H0629805 Y2 JPH0629805 Y2 JP H0629805Y2
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magnetic
tape
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magnetic head
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弘明 竹森
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、記録内容の頭出しやテープ残量時間の表示な
どの管理を行うためのハーフローディング機構を備えた
VTR(ビデオテープレコーダ)などの磁気記録再生装
置に関する。
<従来の技術> 第2図にVHS方式のVTRにおける一般的なテープロ
ーディング部の概略構成を示している。
図例のVTRでは、記録再生時のテープローディング時
には一対のローディングガイド15,15がそれぞれ案内溝1
6,16に沿って移動することで、VTR本体にセットされ
たカセット17の前面から磁気テープ18を大きく引出し
て回転ドラム1に巻回するとともに、オーディオコント
ロールヘッド19にも添接させたいわゆるテープパスを形
成するようになっている。また、ハーフローディング時
には、ハーフローディングアーム20の先端に設けたポス
ト20aによって磁気テープ18を少し引出してオーディオ
コントロールヘッド19に添接させて早送り、あるいは早
戻し走行させ、オーディオコントロールヘッド19から取
入れた情報に基づいて記録内容の頭出しやテープ残量時
間の読取りなどを行うものである。
なお、ハーフローディングモードでは磁気テープ18が回
転ドラム1に僅かに添接したテープパスを形成し、か
つ、回転ドラム1は停止される。
<考案が解決しようとする課題> ところで、図例のVTRにおけるハーフローディングモ
ードでは、回転ドラム1の停止位置は任意であったため
に、この回転ドラム1に備える磁気ヘッド4が磁気テー
プ18に接触した状態で回転ドラム1が停止させられるこ
とがある。このような場合、磁気ヘッド4で磁気テープ
18の情報を読み出しする必要がないにもかかわらず、磁
気テープ18が高速で磁気ヘッド4に摺接させられるため
に、磁気テープ18が損傷されやすいばかりか、磁気ヘッ
ド4が摩耗しやすくなる。
本考案はこのような事情に鑑みて創案されたもので、ハ
ーフローディングモードにて磁気ヘッドと磁気テープと
を非接触させて、磁気テープの損傷や磁気ヘッドの早期
摩耗を防ぐことを目的としている。
<課題を解決するための手段> 本考案は上記目的を達成するために、磁気ヘッドを有す
る回転ドラムと、オーディオコントロールヘッドと、カ
セットから導出したテープを停止状態の回転ドラムに僅
かに添接させるとともにオーディオコントロールヘッド
に添接させて走行させるハーフローディング機構とを少
なくとも備えた構成の磁気記録再生装置において、次の
ような構成をとる。
本考案の磁気記録再生装置は、 回転ドラムの回転位相を検出する検出手段と、 ハーフローディングモードの実行指令により、回転ドラ
ムの磁気ヘッドがそれに添接されるテープに対して非接
触となるよう回転ドラムの停止位相に制御する制御手段
と、 を具備していることに特徴を有する。
<作用> 上記構成によると、ハーフローディングモードの実行指
令がなされたときに、回転ドラムの回転位相を検出し
て、回転ドラムに備える磁気ヘッドが回転ドラムに添接
されるテープに対して非接触となるよう、回転ドラムの
停止位相を管理できることになる。
<実施例> 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図および第2図に本考案の一実施例を示している。
なお、第2図は従来例の説明にも引用しており、この一
般的な構成のVTRに本考案を適用した実施例とする。
回転ドラム1は、VTR本体に傾斜姿勢で固定されるシ
リンダブラケット2の上端に固定シリンダ3が取付けら
れ、その上部に磁気ヘッド4を外周面に備えた回転シリ
ンダ5が同心状に配設されているとともに、シリンダブ
ラケット2の下部に備えたシリンダモータ6の外装ロー
タ6aと回転シリンダ5とをシリンダブラケット2およ
び固定シリンダ3を貫通する回転軸7で直結して構成さ
れている。
前記ロータ6aの外周面の所定位相部位にはマグネット
8が付設されるとともに、これに対向して近接スイッチ
などの磁気センサ9がVTR本体側に固設されており、
これらで回転シリンダ5に対する絶対回転位相検知機構
Aを構成している。また、ロータ6aの下面には反射部
と黒色部とを周方向に交互に形成したパルサー反射板10
が設けられるとともに、これに対向して投光器及び受光
器を備えた光電式検出器11がVTR本体側に固設されて
おり、これらで回転シリンダ5に対する相対回転位相検
知機構Bが構成されている。これら両検知機構A,B
が、請求項に記載の検出手段に相当する。
また、ロータ6の外周部には、電磁ソレノイド12によっ
て作動するブレーキレバー13が対向配設されており、こ
れらでシリンダ停止機構Cが構成されている。
これら絶対回転位相検知機構A,相対回転位相検知機構
Bおよびシリンダ停止機構Cの動作はそれぞれマイクロ
コンピュータなどからなる制御装置14で制御されるよう
になっている。
次に、上記構成の動作を説明する。
回転ドラム1が回転する記録再生モードからハーフロー
ディングモードに切換えられると、制御装置14からの指
令によりシリンダモータ6への通電が断たれるととも
に、絶対回転位相検知機構Aおよび相対回転位相検知機
構Bが作動し、磁気ヘッド4,4が例えば第2図に示す
ようにハーフローディングパスの磁気テープ18に接触し
ない位相に至った時点でシリンダ停止機構Cが作動して
慣性回転している回転シリンダ5が停止される。具体的
には、制御装置14は、絶対回転位相検知機構Aでマグネ
ット8を検知した時点から相対回転位相検知機構Bで、
入力パルスの計数を開始し、所定数のパルスが計数され
るとシリンダ停止機構Cの電磁ソレノイド12への通電を
開始させる。
<考案の効果> 以上説明したように、本考案によれば、ハーフローディ
ングモードにおいて停止させられる回転ドラムの磁気ヘ
ッドを磁気テープに接触しない位置で停止させることが
できるので、走行する磁気テープと磁気ヘッドとの摺接
を防ぎ、ハーフローディングモード時における磁気テー
プの損傷や磁気ヘッドの摩耗を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例にかかり、第1
図は回転ドラムを下方から示す斜視図、第2図はハーフ
ローディング状態のテープローディング部を示す構成概
略図である。 1……回転ドラム、4……磁気ヘッド、 14……制御装置、17……カセット、 18……磁気テープ、 19……オーディオコントロールヘッド、 20……ハーフローディングアーム、 A……絶対回転位相検知機構、 B……相対回転位相検知機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドを有する回転ドラムと、オーデ
    ィオコントロールヘッドと、カセットから導出したテー
    プを停止状態の回転ドラムに僅かに添接させるとともに
    オーディオコントロールヘッドに添接させて走行させる
    ハーフローディング機構とを少なくとも備えた構成の磁
    気記録再生装置において、 回転ドラムの回転位相を検出する検出手段と、 ハーフローディングモードの実行指令により、回転ドラ
    ムの磁気ヘッドがそれに添接されるテープに対して非接
    触となるよう回転ドラムの停止位相を制御する制御手段
    と、 を具備していることを特徴とする磁気記録再生装置。
JP6499589U 1989-06-02 1989-06-02 磁気記録再生装置 Expired - Fee Related JPH0629805Y2 (ja)

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JP6499589U JPH0629805Y2 (ja) 1989-06-02 1989-06-02 磁気記録再生装置

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JPH035234U JPH035234U (ja) 1991-01-18
JPH0629805Y2 true JPH0629805Y2 (ja) 1994-08-10

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JPS50155226U (ja) * 1974-06-10 1975-12-23

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JPH035234U (ja) 1991-01-18

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