JPS5853651Y2 - 券発行装置 - Google Patents
券発行装置Info
- Publication number
- JPS5853651Y2 JPS5853651Y2 JP13074378U JP13074378U JPS5853651Y2 JP S5853651 Y2 JPS5853651 Y2 JP S5853651Y2 JP 13074378 U JP13074378 U JP 13074378U JP 13074378 U JP13074378 U JP 13074378U JP S5853651 Y2 JPS5853651 Y2 JP S5853651Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ticket
- paper
- printing
- cutter
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ticket-Dispensing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、電車やバスなどの交通機関に用いられる切
符あるいは整理券などを発行する券発行装置に関する。
符あるいは整理券などを発行する券発行装置に関する。
この種の券発行装置で発行する券には、表に行先、料金
あるいは乗車区間などの情報が文字、数字等で印刷され
裏に同じ情報がエンコードされた磁気膜を設けたものと
、表裏両面に文字、数字等の目視情報が表われるように
目視情報が印刷されているものとの２種の券がある。
あるいは乗車区間などの情報が文字、数字等で印刷され
裏に同じ情報がエンコードされた磁気膜を設けたものと
、表裏両面に文字、数字等の目視情報が表われるように
目視情報が印刷されているものとの２種の券がある。
この考案は、後者の券を発行する券発行装置に関する。
従来の券発行装置として、ロール状に巻かれた券紙を繰
り出すローラと、このローラによって繰り出された券紙
の先端を所定の大きさに切断するカッタと、このカッタ
によって切断された券紙を受取口へ送り出す搬送装置と
、前記ローラと前記受取口との間に設けられた印刷装置
とからなるものが知られている。
り出すローラと、このローラによって繰り出された券紙
の先端を所定の大きさに切断するカッタと、このカッタ
によって切断された券紙を受取口へ送り出す搬送装置と
、前記ローラと前記受取口との間に設けられた印刷装置
とからなるものが知られている。
この従来の券発行装置において券紙の表と裏とに印刷を
行なうためには、券紙の表に印刷を行なう印刷装置と巻
紙の裏に印刷を行なう印刷装置との合計２台の印刷装置
を、巻紙の通路に沿って配置しなければならず、費用が
高くなるという欠点があった。
行なうためには、券紙の表に印刷を行なう印刷装置と巻
紙の裏に印刷を行なう印刷装置との合計２台の印刷装置
を、巻紙の通路に沿って配置しなければならず、費用が
高くなるという欠点があった。
この考案は、１台の印刷装置で券紙の表裏両面に文字、
数字等の目視情報が表われるようにすることを目的とす
る。
数字等の目視情報が表われるようにすることを目的とす
る。
この目的を達成するため、この考案においては、券紙を
薄い半透明な紙で構成し、表に印刷した目視情報が裏か
ら見ることができるようにしている。
薄い半透明な紙で構成し、表に印刷した目視情報が裏か
ら見ることができるようにしている。
ただ単に表に印刷した文字、数字等を裏から見えるよう
にするだけでは、その文字や数字を別の文字や数字と誤
って読取ることがある。
にするだけでは、その文字や数字を別の文字や数字と誤
って読取ることがある。
とくに、数字の読み違えが多い。
たとえば、第２図イに示すように「１５０Ｊという数字
を印刷した券紙を上下１８０度回転して裏から見ると第
２図口のような数字が表われ、これを「１２０Ｊという
数字に読み違えることがある。
を印刷した券紙を上下１８０度回転して裏から見ると第
２図口のような数字が表われ、これを「１２０Ｊという
数字に読み違えることがある。
そこで、この考案は、以上の読み違えの発生する可能性
をできる限り少なくするこへかできる券発行装置を提供
することをも目的としている。
をできる限り少なくするこへかできる券発行装置を提供
することをも目的としている。
この目的を達成するため、この考案においては、同一の
目視情報に対して表読み用印刷パターンおよび裏読み用
印刷パターンの両印刷パターンを薄い半透明な券紙の一
面に印刷する印刷装置を用いている。
目視情報に対して表読み用印刷パターンおよび裏読み用
印刷パターンの両印刷パターンを薄い半透明な券紙の一
面に印刷する印刷装置を用いている。
この考案によれば、表裏両面に目視情報が示される券を
発行する場合でも、１台の印刷装置を用意するだけでよ
く、費用が安くなるとともに、発行された券の目視情報
を正確に読み取ることができる効果がある。
発行する場合でも、１台の印刷装置を用意するだけでよ
く、費用が安くなるとともに、発行された券の目視情報
を正確に読み取ることができる効果がある。
以下、第１図および第３図を参照して、この考案の一実
施例について説明する。
施例について説明する。
第１図は、券発行装置の側面概略図である。
１は、硫酸紙やトレシングペーパーなどの薄い半透明な
券紙で、図示しない支持装置によって回転可能に支持さ
れたリール２にロール状に巻かれている。
券紙で、図示しない支持装置によって回転可能に支持さ
れたリール２にロール状に巻かれている。
３は、上下に設けられ、券紙１に接して図上右方向へ送
り出すローラである。
り出すローラである。
４は、口□−ラ３によって送り出された券紙１に所定の
情報を印刷する印刷装置である。
情報を印刷する印刷装置である。
５は、印刷装置４によって印刷された券紙１の先端を所
定の大きさに切断するカッタで、上下の刃および上の刃
を下降させる駆動装置（図示せず）からなる。
定の大きさに切断するカッタで、上下の刃および上の刃
を下降させる駆動装置（図示せず）からなる。
６は、カッタ５によって切断された券紙を受取口の受皿
７へ搬送する搬送装置で、上下のローラからなる。
７へ搬送する搬送装置で、上下のローラからなる。
なお、搬送装置は券紙を上下からはさんで搬送するベル
トコンベアであってもよい。
トコンベアであってもよい。
ところで、印刷装置４は、同一の目視情報に対して表読
み用印刷パターンおよび裏読み用印刷パターンの両パタ
ーンを備えた印版を行先あるいは料金等に応じて円筒の
外周に沿って複数枚配置した印版ドラム４１と、券紙１
をはさんで印版ドラム４１に対向して配置されたハンマ
ー４２と、その他の図示しない装置とからなる。
み用印刷パターンおよび裏読み用印刷パターンの両パタ
ーンを備えた印版を行先あるいは料金等に応じて円筒の
外周に沿って複数枚配置した印版ドラム４１と、券紙１
をはさんで印版ドラム４１に対向して配置されたハンマ
ー４２と、その他の図示しない装置とからなる。
印刷装置４の図示しない装置としては、印版ドラム４１
上の印版を選択してハンマー４２に対向させる印版選択
装置、印版ドラム４１の回転中に印版選択装置によって
選択された印版にインク付けを行なうインクローラ、こ
のインクローラの制御装置、印版選択装置によって選択
された印版がハンマー４２に対向したときハンマー４２
を印版ドラム４１の方へ駆動して券紙１に印刷を行なわ
せるハンマー駆動装置等がある。
上の印版を選択してハンマー４２に対向させる印版選択
装置、印版ドラム４１の回転中に印版選択装置によって
選択された印版にインク付けを行なうインクローラ、こ
のインクローラの制御装置、印版選択装置によって選択
された印版がハンマー４２に対向したときハンマー４２
を印版ドラム４１の方へ駆動して券紙１に印刷を行なわ
せるハンマー駆動装置等がある。
これらにろいては、一般によく知られているので、詳し
い説明を省略する。
い説明を省略する。
印刷装置４によって印刷された巻紙の→１１を第３図に
示す。
示す。
第３図イは巻紙の表から見える数字を示し、第３図口は
同じ券紙を上下ｉｓｏ度回転して裏から見たときの数字
を示している。
同じ券紙を上下ｉｓｏ度回転して裏から見たときの数字
を示している。
第３図イにおいて、上欄に印刷された数字１−１５０Ｊ
がこの券紙の料金を示し、下欄に印刷されたｌ−１２０
ｊに見える字は数字「１５０」の裏読み用印刷パターン
である。
がこの券紙の料金を示し、下欄に印刷されたｌ−１２０
ｊに見える字は数字「１５０」の裏読み用印刷パターン
である。
第３図イおよび口から明らかなように、券紙の上欄に示
される数字がその券紙の料金であると認識しておき、券
紙が表向きに示されても裏向きに示されても上欄の数字
をそのまま券紙の料金として採用することによって、料
金の読み違えを防ぐことができる。
される数字がその券紙の料金であると認識しておき、券
紙が表向きに示されても裏向きに示されても上欄の数字
をそのまま券紙の料金として採用することによって、料
金の読み違えを防ぐことができる。
さらに他の文字と数字とを併用して印刷するように印版
を構成すれば、正しく記載されている文字およびその文
字に併用された数字をそのまま採用することによって、
はとんど読み違えが発生しないようになる。
を構成すれば、正しく記載されている文字およびその文
字に併用された数字をそのまま採用することによって、
はとんど読み違えが発生しないようになる。
第１図に示す券発行装置の動作は、従来と同じであるの
で簡単に説明しておく。
で簡単に説明しておく。
まず、印版が選択され、印刷装置４によって印刷が行な
われる。
われる。
この後、ローラ３が発行する券の長さ分だけ巻紙１を送
り出し、カッタ５が動作して券紙を切断する。
り出し、カッタ５が動作して券紙を切断する。
続いて搬送装置６が所定時間だけ動作して印刷された券
紙を受皿７へ送出する。
紙を受皿７へ送出する。
以上の実施例における印刷装置４とカッタ５との位置関
係を第１図の逆にし、カッタ５で券紙１の先端を切断し
てから印刷装置４へその券紙を送り込んで印刷をするよ
うにしてもよい。
係を第１図の逆にし、カッタ５で券紙１の先端を切断し
てから印刷装置４へその券紙を送り込んで印刷をするよ
うにしてもよい。
また、券紙１の先端から発行する券の長さだけ離れた位
置にカッタ５を配置し、券紙１の先端とカッタ５との間
に印刷装置４を配置し、カッタ５とハンマー４２とを同
時に同作させるようにしてもよい。
置にカッタ５を配置し、券紙１の先端とカッタ５との間
に印刷装置４を配置し、カッタ５とハンマー４２とを同
時に同作させるようにしてもよい。
なお、印刷装置４は、印版を用いるもの（こ限らず、ド
ツトプリンタやサーマルプリンタであってもよい。
ツトプリンタやサーマルプリンタであってもよい。
要は、薄い半透明な巻紙の一面に表読み用印刷パターン
および裏読み用印刷パターンの両パターンを印刷するも
のであればよい。
および裏読み用印刷パターンの両パターンを印刷するも
のであればよい。
第１図は、この考案の券発行装置の一実施例の側面概略
図である。 第２図は読み違えの発生しやすい券紙の図で、イは表か
ら見た図で、口はイの券紙を上下１８０度回紙回転裏か
ら見た図である。 第３図イは第１図の券発行装置で発行した券紙の一例を
示す図で、第３図口は第３図イの巻紙を上下１８０度回
紙回転裏から見た図である。 １ ；薄い半透明な券紙、 ３； ローフ、 ４；印刷 装置、 ５；カッタ。
図である。 第２図は読み違えの発生しやすい券紙の図で、イは表か
ら見た図で、口はイの券紙を上下１８０度回紙回転裏か
ら見た図である。 第３図イは第１図の券発行装置で発行した券紙の一例を
示す図で、第３図口は第３図イの巻紙を上下１８０度回
紙回転裏から見た図である。 １ ；薄い半透明な券紙、 ３； ローフ、 ４；印刷 装置、 ５；カッタ。
Claims (1)
- ロール状に巻かれた巻紙を送り出すローラと、このロー
ラによって送り出された前記券紙の先端を所定の大きさ
に切断するカッタと、このカッタによって切断された前
記券紙を受取口へ送り出す搬送装置と、前記ローラと前
記受取口との間に設けられ前記券紙の表裏両面に文字、
数字等の目視情報が表われるように前記券紙に所定の字
を印刷する印刷装置とを有する券発行装置において、前
記券紙を薄い半透明な紙で構成し、前記印刷装置は同一
の目視情報に対して表読み用印刷パターンおよび裏読み
用印刷パターンの両印刷パターンを前記券紙の一面に印
刷するように構成されていることを特徴とする券発行装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13074378U JPS5853651Y2 (ja) | 1978-09-21 | 1978-09-21 | 券発行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13074378U JPS5853651Y2 (ja) | 1978-09-21 | 1978-09-21 | 券発行装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5548258U JPS5548258U (ja) | 1980-03-29 |
| JPS5853651Y2 true JPS5853651Y2 (ja) | 1983-12-06 |
Family
ID=29096658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13074378U Expired JPS5853651Y2 (ja) | 1978-09-21 | 1978-09-21 | 券発行装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5853651Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-09-21 JP JP13074378U patent/JPS5853651Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5548258U (ja) | 1980-03-29 |
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