JP4262447B2 - ラベルライター用テープが収納されるテープカセット - Google Patents

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、種類の確認が可能なラベルライター用テープが収納されるテープカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】
ラベルライターを用いてテープに印刷を施してラベルを作成する際、従来から用いられているテープには、幅、色、ダイカット部(印刷領域)の形状などが異なる様々な種類が存在する。また、テープカセットにも組み付けるテープの種類に応じた特徴を持たせており、例えばテープカセットの部品の一部にテープの種類に応じたパターンの孔を施すなどしている。正常なラベル作成を行うためにはラベルライターに使用するテープの種類を認識させる必要があるので、ラベルライターのカセット装着部に例えば上記テープカセットに施された孔に貫挿されるピンなどの種類判別センサを設け、テープカセットをラベルライターに装着したときに自動的にテープの種類が判別されるようにしている。つまり、ラベルライターはテープカセットの特徴を認識してテープの種類を判別するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、テープカセットに組み付けたテープがテープカセットの種類と対応していないという不都合が生じる場合がある。テープを確実に対応する種類のテープカセットに組み付けるために、従来は様々な種類のテープが混在しないよう、例えばテープを種類毎にまとめて箱に収納するなどし、そこからテープを取り出してその種類に対応するテープカセットに組み付ける作業を行っているが、テープ自体には種類を認識できるような目印が施されていない。テープ自体に種類を認識できるような目印がないと、テープの組み付け前後にテープカセットに対応した種類であるかどうか確認することができず、組み付けミスが生じやすいという問題がある。
【0004】
そこで、本発明の主な目的は、テープとテープカセットとの組み付けミスを効果的に抑制することができるラベルライター用テープが収納されるテープカセットを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1のテープカセットは、テープカセットの種類を自動的に判別する種類判別センサを備えたラベルライターに着脱自在に装着されるテープカセットであって、前記テープカセットは互いに組み付けられる複数の部品から構成されており、これら複数の部品の少なくともいずれか一つには、テープカセットの種類を示す第1目印が、種類毎に異なる所定パターンで形成されており、前記テープカセットは、ラベルライター用テープが組み付け収納されるものであり、前記第1目印は、前記種類判別センサによって自動的にパターンが判別されるように形成されていると共に、前記ラベルライター用テープのテープカセットへの組み付け前後に目視確認可能に形成されており、前記ラベルライター用テープは、ロールが形成されるように巻回された長尺のテープであり、前記テープカセットの種類に対応した種類が存在すると共に、当該テープの種類を示す第2目印が目視確認可能に形成されており、前記ラベルライター用テープに形成された第2目印は、当該テープに対応する種類のテープカセットに形成された第1目印と同一のパターンに形成されていると共に、当該テープのテープカセットへの組み付け前後に目視確認可能に形成されていることを特徴とする。
【0006】
請求項1によると、テープカセットへのテープの組み付け前後に、テープに形成された第2目印とテープカセットに形成された第1目印とを確認することで、組み付け不良率を低減させることができる。
【0007】
請求項2のテープカセットは、請求項1において、前記テープが、印刷が施される本体、及び、粘着層を介して前記本体に接着された剥離紙を有し、前記剥離紙に前記第2目印が形成されていることを特徴とする。請求項3のテープカセットは、請求項1又は2において、前記テープの前記第2目印が、前記ロールの最外周面に形成されていることを特徴とする。
【0008】
請求項3によると、テープ巻回後に比較的簡単に第2目印を形成することができる。
【0009】
請求項4のテープカセットは、請求項1又は2において、前記テープの前記第2目印が、実質的にテープ全長にわたる範囲内に連続的又は周期的に形成されていることを特徴とする。
【0010】
請求項4によると、第2目印が実質的にテープ全長にわたる範囲内に形成されているため、ユーザが使用途中のテープをテープカセットに収納しようとする場合にも第2目印を確認することができるため、組み付け不良率を低減させることができる。
【0011】
請求項5のテープカセットは、請求項4において、前記テープの前記第2目印が、実質的にテープ全長にわたる範囲内に、当該テープの未使用時におけるロール外周長さ以下のピッチで、周期的に形成されていることを特徴とする。請求項5によると、第2目印がテープの巻回された部分に隠れて見えなくなるのを防止することができる。
【0012】
請求項6のテープカセットは、請求項4又は5において、前記テープに、印刷が施される領域であるダイカット部が長手方向に沿って離隔配置されており、印刷タイミングの制御に使用される位置検出マークが前記第2目印に隣接して形成されており、互いに隣接する前記第2目印及び前記位置検出マークが、前記ダイカット部が間に配置されるように、実質的にテープ全長にわたる範囲内に周期的に形成されていることを特徴とする。請求項6によると、ラベルライター用テープがダイカットテープである場合に、位置検出マークと同時に形成することにより、工程を増やすことなく第2目印を形成することができる。また、第2目印及び位置検出マークの形成と同時に、ダイカット部のハーフカットを施す作業を行うことで、作業工程をさらに効率よくすることが可能である。
【0013】
請求項7のテープカセットは、請求項1において、前記テープの前記第2目印が、前記ロールの端面に形成されていることを特徴とする。
【0014】
請求項7によると、テープ巻回後に比較的簡単に第2目印を形成することができると共に、ユーザが使用途中のテープをテープカセットに収納しようとする場合にも第2目印を確認することができ、組み付け不良率を低減させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0016】
図1は、本発明に係るテープカセットが装着されるラベルライターの一例を示す。ラベルライター1は、その上面に文字キーや制御キーなどの多数のキーを含むキーボード3を有している。また、ラベルライター1は、内部にテープ駆動印刷機構10及びテープを切断するためのカッター17(共に図2参照)を有し、後に詳述するテープカセットから引き出されて印刷されたテープがカッター17で切断された後排出口5から排出されるようになっている。また、図1には描かれていないが、ラベルライター1の表面にパーソナルコンピュータなどの外部機器との有線または無線接続を行うための接続インターフェイスを設けてよい。
【0017】
次いで、図2を参照しつつ、本発明の一実施形態に係るテープカセットの構成について説明する。本実施形態のテープカセット30は、ラベルライター1内のカセット装着フレーム11に着脱自在に装着されている。また、テープカセット30は、図示されていないが、上方が開放された箱型の上下各部材を互いに組み付けて構成されており、下側部材の内部には第1スプール37、第2スプール32、第3スプール34、第4スプール35という計4つのスプールと、搬送ローラ39とが回転自在に設けられている。後に詳述するロール状に巻回された長尺のテープ50は、テープカセット30内の第1スプール37に組み付けられている。
【0018】
テープカセット30の下側部材の外側底面には、2つの孔31が施されている。本実施形態ではテープの種類判別の箇所は4つであり、そのうち中央の2箇所のみに孔31が施され、両側2箇所には施されていない。一方、ラベルライター1本体のカセット装着部内側底面には、種類判別の4箇所に対応する位置に配置され且つバネなどにより上方に付勢された4つのピンから構成される種類判別センサが設けられている。
【0019】
したがって、テープカセット30をラベルライター1のカセット装着部に装着すると、カセット装着部内側底面に設けられた4つのピンのうち中央の2つはテープカセット30底面に施された2つの孔31に貫挿されるが、両側の2つはバネの弾性力に抗してテープカセット30の底面により押圧される。なお、テープカセット30に施される孔31のパターン、即ち4箇所に孔31を施すか施さないかの組み合わせは種類毎に異なり、ラベルライター1は各ピンが押圧されたか否かを検出することによってテープカセット30の種類を判別する。
【0020】
次いで、図2及び図3を参照しつつ、上記テープカセット30が装着されたラベルライター1内におけるカセット装着部の構成、及びラベルライター1のテープ駆動印刷機構について説明する。ラベルライター1のカセット装着部にはカセット装着フレーム11が配置されており、このカセット装着フレーム11には図2に示すようにアーム20が軸20aを中心として揺動可能に取り付けられている。アーム20の先端には、特にゴムなどの可撓性部材を表面に有するプラテンローラ21及び圧着ローラ22が回転自在に取り付けられている。
【0021】
カセット装着フレーム11からは、図3に示すように、プレート12が立設している。プレート12のプラテンローラ21側には、多数の発熱素子が図2の紙面に対して垂直方向に一列に配列されたサーマルヘッド13が配置されている。そしてテープカセット30がカセット装着フレーム11内の所定位置に装着されると、テープカセット30の凹部14がプレート12と嵌合するようになっている。
【0022】
さらにカセット装着フレーム11からは、図3に示すように、搬送ローラ駆動軸16が立設している。この搬送ローラ駆動軸16は、テープカセット30がカセット装着フレーム11の所定位置に装着されると、図2に示したテープカセット30内の搬送ローラ39内に挿入される。
【0023】
またカセット装着フレーム11には、図3に示すように、テープ走行用のDCモータ2が取り付けられている。DCモータ2の出力軸41からの回転駆動力は、カセット装着フレーム11に沿って互いに噛合するよう配置された円盤状のギア42,43,44,45,46,47,48並びにプラテンローラ21及び圧着ローラ22それぞれの下側に配置された円盤状のギア24,25を介して、搬送ローラ駆動軸16、プラテンローラ21、及び圧着ローラ22に伝達される。
【0024】
したがって、テープカセット30がカセット装着フレーム11内に装着されているとき、DCモータ2が電力供給されて出力軸41が回転すると、搬送ローラ駆動軸16の回転に伴い、搬送ローラ39が図2の矢印で示すように時計回りに回転する。そしてテープカセット30の第1スプール37に組み付けられたテープ50は、搬送ローラ39の回転により生じた駆動力によって巻き解かれつつ、図2の矢印で示す方向に搬送される。
【0025】
第1スプール37から巻き解かれたテープ50は、第2スプール32及び第3スプール34を介して、上述したプレート12の位置に至る。ここで、カセット装着フレーム11に取り付けられたアーム20が最も時計回りに揺動した位置において、プラテンローラ21はテープ50を介してプレート12に配置されたサーマルヘッド13と圧接し、圧着ローラ22は搬送ローラ39と圧接する。
【0026】
このようにして、テープ50は、プラテンローラ21とサーマルヘッド13とによって挟持された状態で搬送されつつ、サーマルヘッド13における発熱素子に選択的且つ間欠的に通電されることにより、後述のラベル本体51のダイカット部51b(図4(a)参照)表面に所望の画像が形成される。そして所望の画像が形成された後、テープ50は上述のように互いに圧接された搬送ローラ39と圧着ローラ22との間を通過し、さらに下流に配置されたカッター17により切断される。
【0027】
カッター17は固定刃17aに対して回動刃17bが回動して切断対象物を煎断する形式であり、回動刃17bはカッター用のDCモータ(図示せず)によって支点を中心に往復揺動されることでテープ50を切断する。
【0028】
次いで、図4(a),(b)を参照しつつ、長尺のテープ50の構成について説明する。図4(a)に示すテープ50には、印刷が施される領域である略長方形のダイカット部51bが長手方向全長にわたって離隔配置されている。図4(b)は図4(a)のX−X’線に関する断面図であり、テープ50は粘着層53を介して互いに接着された感熱材料からなるラベル本体51と剥離紙52とから構成されているのがわかる。2層からなるテープ50のうちラベル本体51のみに切りこみを入れる(ハーフカットする)ことで、ラベル本体51がダイカット部51bとその他の領域51aとに分割されている。
【0029】
上記のような構成の長尺のテープ50は剥離紙52を外側にして巻回され、ロール状となって、テープカセット30内の第1スプール37に組み付けられる。そしてテープカセット30をラベルライター1のカセット装着部に装着させ、ラベルライター1を駆動させると、ラベル本体51のダイカット部51b表面にサーマルヘッド13による印刷が施され、例えば各ダイカット部51bの間などで切断されて排出口5から排出される。排出口5から排出されたテープ50の一片は、印刷が施されたダイカット部51bを剥離紙52から剥がすことで、粘着層53を下側にして任意の場所に貼り付けることが可能な粘着ラベルとして用いられる。
【0030】
なお、上記は本発明に係るテープカセットに収納されるテープ50の構成の一例であり、ダイカット部51bの形状及び配置、並びに幅及び色はテープ50の種類により様々である。また、ダイカット部51bが設けられていない種類のものもあり、この場合は印刷後に排出口5から排出されたテープ50の一片をそのまま或いはさらに所望の大きさに切断して用いてよい。
【0031】
次いで、図5(a)〜(c)を参照しつつ、本発明に係るテープカセットに収納されるラベルライター用テープの例について説明する。
【0032】
図5(a)には、図4(a)に示すようなラベル本体51側を裏として剥離紙52側が示されている。テープ50aの幅方向一端側(紙面上側)には、テープ50a全長にわたる範囲内に長手方向に沿って周期的に、上述した種類毎に異なるテープカセット30の孔31のパターン60が目印として形成されている。
【0033】
また、この孔パターン60の目印に隣接した位置にはテープの位置を検出するための位置検出マーク71が施されている。この位置検出マーク71は、テープ50aの長手方向に若干離隔しつつ幅方向両側にそれぞれ設けられた一対の黒色マークから構成されている。テープ50aをラベルライター1内において搬送するときに、ラベルライター1に設けたセンサによってこの位置検出マーク71を検出することで、印刷タイミングを制御することができるようになっている。
【0034】
孔パターン60の目印と一対の位置検出マーク71とからなる群は、各群の間に剥離紙52の裏面のラベル本体51に設けられたダイカット部51bの領域が配置されるように印刷されている。
【0035】
図5(b)は、図5(a)に示した長尺のテープ50aを剥離紙52が外側になるよう、コア70を中心にロール状に巻回したものであり、ロール状となった最外周面に孔パターン60の目印が形成されているのがわかる。
【0036】
図5(c)は、図5(a)のテープ50aを変形した参考例を示す。図5(a)ではテープカセット30の種類を表す情報である孔31のパターンを目印としているが、図5(c)は、テープ30の型番61などテープ50a自体の種類を表す情報を目印としたものである。
【0037】
図5(a)〜(c)に示す例によると、テープ50aがダイカット部51bを有するダイカットテープである場合に、テープの印刷タイミング検出のために従来からの必須要素である位置検出マーク71と同時に形成することにより、工程を増やすことなく、孔パターン60又はテープ型番61のようなテープ種類判別のための目印を形成することができる。また、この位置検出マーク71及び目印形成の作業において、ラベル本体51にダイカット部51bのハーフカットを施す作業も同時に行うと、さらに効率のよい工程となる。
【0038】
また、目印である孔パターン60やテープ型番61が実質的にテープ50aの全長にわたる範囲内に周期的に形成されているため、ユーザが使用途中のテープ50aをテープカセット30に収納しようとする場合にも目印を確認することができ、組み付け不良率を低減させることができる。
【0039】
なお、図5(a)〜(c)に示す例のように実質的にテープ50aの全長にわたる範囲内に周期的に孔パターン60やテープ型番61などの目印を形成する場合、目印間のピッチは、未使用時におけるロール外周長さ以下とすることが好ましい。これにより、目印がテープ50aの巻回された部分に隠れて見えなくなるのを防止することができる。
【0040】
次に、図6(a)には本発明に係るテープカセットに収納されるラベルライター用テープの別の例が示されている。このテープ50bは、巻回されたテープの長手方向終端近傍に、目印として孔パターン60の刻印が設けられたものである。つまり図5(a)〜(c)に示す例では目印がテープ50a全長にわたる範囲内に周期的に形成されているが、図6(a)に示す例では全長にわたってではなく、ロール状に巻回した状態でロールの最外周面にのみ目印が形成されている。このように最外周面に目印を形成する場合、全長にわたって形成する場合に比べて目印形成の手間が減り、テープ50b巻回後に比較的簡単に目印を形成することができる。
【0041】
なお、図5(a)〜(c)及び図6(a)に示す例において目印となる孔パターン60やテープ型番61は、例えば印刷、刻印、手書きなどで塗布層を施すことで形成するものとしており、この場合は迅速な目印形成が可能である。しかしながら、目視確認できるものであれば、他にも様々な方法により目印を形成してよい。
【0042】
さらに、図6(b)には本発明に係るテープカセットに収納されるラベルライター用テープのさらに別の例が示されている。このテープ50cでは、最外周面のテープ50c長手方向終端近傍に、目印として孔パターン60を描いた穿孔63が、テープの厚み全体にわたって貫通するよう設けられている。このように、孔パターン60を描いた穿孔63をテープ50cに施すことで、印刷や刻印により目印を形成する場合に生じる恐れのあるかすれや滲みの問題もなく、目視確認しやすい目印形成が可能である。
【0043】
以上に述べたテープ50a〜50cでは、孔パターン60やテープ型番61などテープ又はテープカセットの種類を表す情報を目印とし、印刷、刻印、手書きなどによる塗布層をテープの全長にわたる範囲内、ロールの最外周面、又は端面に施したり、ロールの最外周面に穿孔63を施したりすることで、当該テープの種類を目視確認できるようになっている。したがって、テープ50a〜50cをテープカセット30に組み付ける前後にテープ50a〜50cが対応した種類であるか確認することで、テープ50a〜50cとテープカセット30との組み付け不良率を低減させることができる。
【0044】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。
【0045】
また、図5(a)に示したテープ50aにおいて、目印はテープ50a全長にわたる範囲内に周期的に形成されているが、連続的に形成されてもよい。
【0046】
また、図6(b)に示したテープ50cにおいて、穿孔63は、ロール最外周面のテープ長手方向終端近傍に設けられているが、例えばテープ全長にわたる範囲内に連続的又は周期的に設けられたりしてよい。
【0047】
また、テープ50は剥離紙52が外側となるよう巻回することに限定されず、剥離紙52を内側にダイカット部51bを含むラベル本体51を外側にして巻回してよい。この場合は、ラベル印刷に支障のないよう、ラベル本体51のダイカット部51b以外の領域51aに目印を施せばよい。
【0048】
また、本発明に係るテープカセットを組み付けるラベルライターとして、図1〜図3に示したラベルライター1は一例であり、例えばサーマルヘッド13を有するプリンタではなくインクジェット式のプリンタに組み付けてもよいし、その他様々な形式のプリンタに組み付けてラベル作成してよい。
【0049】
なお、図1〜図3に示したラベルライター1は、粘着層を介して台紙と剥離紙とを貼り合わせた2重テープを第1スプール37に、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムなどからなり2重テープと同じ幅を有する透明の表層テープを第2スプール32に、インクリボンを第3スプール34にそれぞれセットし、さらにカセット装着フレーム11からはDCモータ2の出力軸41の回転に伴って回転する第4スプール駆動軸を立設させて、第4スプール35を使用済みインクリボンの巻取り用として使用することができる。この場合は、第2スプール32から巻き解かれた表層テープが第3スプール34のインクリボンと重なって共にプラテンローラ21とサーマルヘッド13との間に挟持され、インクリボンから表層テープに画像が転写される。その後インクリボンは第4スプール35に巻き取られ、画像が形成された表層テープと第1スプール37にセットされた2重テープとが搬送ローラ39により重ね合わされた後切断され、排出される。上記の構成において使用する表層テープと2重テープとは同じ幅を有するので、これらそれぞれに種類を目視確認できるような目印を形成し、組み付けるテープカセット30の種類と対応させる。
【0050】
【発明の効果】
請求項1によると、テープカセットへのテープの組み付け前後にテープに形成された第2目印とテープカセットに形成された第1目印とを確認することで、組み付け不良率を低減させることができる。
【0051】
請求項3によると、テープ巻回後に比較的簡単に第2目印を形成することができる。
【0052】
請求項4によると、ユーザが使用途中のテープをテープカセットに収納しようとする場合にも第2目印を確認することができ、組み付け不良率を低減させることができる。
【0053】
請求項5によると、第2目印がテープの巻回された部分に隠れて見えなくなるのを防止することができる。請求項6によると、ラベルライター用テープがダイカットテープである場合に、位置検出マークと同時に形成することにより、工程を増やすことなく第2目印を形成することができる。また、第2目印及び位置検出マークの形成と同時に、ダイカット部のハーフカットを施す作業を行うことで、作業工程をさらに効率よくすることが可能である。
【0054】
請求項7によると、テープ巻回後に比較的簡単に第2目印を形成することができると共に、ユーザが使用途中のテープをテープカセットに収納しようとする場合にも第2目印を確認することができ、組み付け不良率を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るテープカセットを内蔵したラベルライターの一例を示す外観斜視図である。
【図2】 図1のラベルライターにおけるカセット装着部及びテープ駆動印刷機構を示す平面図である。
【図3】 テープカセットが装着されていない状態における図2の矢印A方向から見たテープ駆動印刷機構を示す側面図である。
【図4】 (a)は、本発明に係るテープカセットに収納されるラベルライター用テープの構成の一例を示すラベル本体側の正面図である。(b)は、(a)のX−X’線に関する断面図である。
【図5】 (a)は、本発明に係るテープカセットに収納されるラベルライター用テープの一例における、剥離紙側の正面図である。(b)は、(a)のテープがロール状に巻回された状態を示す概略斜視図である。(c)は、(a)のテープを変形した参考例を示す剥離紙側の正面図である。
【図6】 (a)(b)はそれぞれ、本発明に係るテープカセットに収納されるラベルライター用テープの様々な例において、当該テープがロール状に巻回された状態を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 ラベルライター
13 サーマルヘッド
30 テープカセット
31 孔(第1目印)
50,50a,50b,50c テープ(ラベルライター用テープ)
51 ラベル本体
51b ダイカット部
52 剥離紙
53 粘着層
60 孔パターン(第2目印)
61 テープ型番(第2目印)
63 穿孔(第2目印)

Claims (7)

  1. テープカセットの種類を自動的に判別する種類判別センサを備えたラベルライターに着脱自在に装着されるテープカセットであって、
    前記テープカセットは互いに組み付けられる複数の部品から構成されており、
    これら複数の部品の少なくともいずれか一つには、テープカセットの種類を示す第1目印が、種類毎に異なる所定パターンで形成されており、
    前記テープカセットは、ラベルライター用テープが組み付け収納されるものであり、
    前記第1目印は、前記種類判別センサによって自動的にパターンが判別されるように形成されていると共に、前記ラベルライター用テープのテープカセットへの組み付け前後に目視確認可能に形成されており、
    前記ラベルライター用テープは、ロールが形成されるように巻回された長尺のテープであり、前記テープカセットの種類に対応した種類が存在すると共に、当該テープの種類を示す第2目印が目視確認可能に形成されており、
    前記ラベルライター用テープに形成された第2目印は、当該テープに対応する種類のテープカセットに形成された第1目印と同一のパターンに形成されていると共に、当該テープのテープカセットへの組み付け前後に目視確認可能に形成されていることを特徴とするテープカセット。
  2. 前記テープが、印刷が施される本体、及び、粘着層を介して前記本体に接着された剥離紙を有し、前記剥離紙に前記第2目印が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のテープカセット。
  3. 前記テープの前記第2目印が、前記ロールの最外周面に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のテープカセット。
  4. 前記テープの前記第2目印が、実質的にテープ全長にわたる範囲内に連続的又は周期的に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のテープカセット。
  5. 前記テープの前記第2目印が、実質的にテープ全長にわたる範囲内に、当該テープの未使用時におけるロール外周長さ以下のピッチで、周期的に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のテープカセット。
  6. 前記テープには、印刷が施される領域であるダイカット部が長手方向に沿って離隔配置されており、
    印刷タイミングの制御に使用される位置検出マークが前記第2目印に隣接して形成されており、
    互いに隣接する前記第2目印及び前記位置検出マークが、前記ダイカット部が間に配置されるように、実質的にテープ全長にわたる範囲内に周期的に形成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載のテープカセット。
  7. 前記テープの前記第2目印が、前記ロールの端面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のテープカセット。
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