JPH0248976A - ロール紙の印字面ガイド装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は、例えば駅務で使用される発券装置に内部構
成されるようなロール紙の印字面ガイド装置に関し、さ
らに詳しくはロール紙への印字性能に富むロール紙の印
字面ガイド装置に関する。

（ロ）従来の技術 通常、ロール紙の印字に際しては、ロール紙ホルダに保
持されたロール紙を回転させて繰出し、この繰出された
ロール紙を印字装置に導びいて印字している。

この場合、各種ロール紙にあっては、印字面側が内巻き
されたものと、外巻きされたのものがあり、これらロー
ル紙の巻取り面側に応じた専用の搬送ガイド部材および
印字装置を要して印字している。このため、各２種類の
搬送ガイド部材や印字装置を要したり、使用ロール紙が
限定される問題を有していた。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 この発明は、１印字装置でありながら各種ロール紙に対
応して印字することができるロール紙の印字面ガイド装
置の提供を目的とする。

（ニ）問題点を解決するための手段 この発明は、ロール紙ホルダより繰出された口−ル紙を
印字装置に導びいて印字するロール紙の印字面ガイド装
置であって、印字面側を内巻きあるいは外巻きしたロー
ル紙と、このロール紙の印字面を印字装置の印字処理面
側に対応させて保持するロール紙ホルダと、前記ロール
紙ホルダより右回転繰出しあるいは左回転繰出しされた
ロール紙を搬送ガイド許容する搬送ガイド部材とを備え
たロール紙の印字面ガイド装置である。

（ホ）発明の作用 この発明によれば、ロール紙ホルダより回転して繰出さ
れたロール紙は、搬送ガイド部材でロール紙の右回転あ
るいは左回転繰出しに拘らず、共通して搬送ガイドし、
これより後段の印字装置へと搬送案内する。

（へ）発明の効果 このため、ロール紙の印字面側が、内巻きあるいは外巻
きされたのものに拘らず、１つの搬送ガイド部材で共通
して印字装置に導いて印字処理でき、専用の搬送ガイド
部材や印字装置を要せず、また使用ロール紙に制約され
ることがなくなり、各種ロール紙に対する適応能力の高
い印字処理機能を備えた印字面ガイド装置となる。

（ト）実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

図面は乗車券と定期券を発券処理する発券装置を示し、
第１図および第２図において、この発券装置１１は、装
置本体１２の内部に、低耐久性の用紙を発行する乗車券
発行部１３と、高耐久性のシート片を発行する定期券発
行部１４と、券情報を印字する印字装置１５と、券に有
効なデータを書込むデータ処理装置１６と、各券発行部
１３１４より券を装置外部に位置する受皿１７まで放出
する放出搬送路１８とを備えている。

上述の乗車券発行部１３は、ロール紙１９がロール紙ホ
ルダ２０に繰出し自在に保持され、これより繰出された
ロール紙１つは、搬送ガイド部材２１を介して乗車券側
の放出搬送路１８に導かれ、この放出搬送路１８の途中
に配設されたカッタ装Ｗ２２で、所定の乗車券長さに切
断されて、後段の印字装置１５に導かれる。

ところで、このロール紙ホルダ２０より繰出されたロー
ル紙１９を搬送ガイドする搬送ガイド部材２１は、第１
図に示すように、右回転して繰出されるロール紙１９を
反転させて搬送ガイド許容する円弧形の上ガイド片２３
と、第２図に示すように、左回転して繰出されるロール
紙１９を搬送ガイド許容する平板形の下ガイド片２４と
を漏斗状に開口した状態に設けている。

これにより、ロール紙１つの印字面側が、第１図に示す
ように内巻きされたロール紙１９の場合、あるいは第２
図に示すように外巻きされたのロール紙１９の場合に拘
らず、１′つの搬送ガイド部材２１で共通して後段の印
字装置１５へと導いて印字処理することができ、使用ロ
ー・ル紙の印字面の巻き方向に制約されることがなくな
る。

一方、定期券発行部１４は、予め定期券の大きさに形成
された定期券シート２５の多数枚がシートケース２６に
繰出し自在に収納されており、これより繰出された定期
券シート２５は放出搬送路１８を介して上述した乗車券
発行部１３と共通する印字装置１５に導かれる。

この印字装置１５は、サーマルヘッド２７とプラテンロ
ーラ２８とを対接し、これらの間にロール紙１９や定期
券シート２５とインクリボン２９とを導いて熱転写する
感熱印刷方式のサーマルプリンタであって、券種に対応
した券情報の内容を券表面に印刷する。

そして、印刷された券は、放出搬送路１８を介して後段
のデータ処理装ｙｔ、１６に導かれ、このデータ処理装
置１６で、磁気エンコードを用いた書込みヘッド３０を
介して所要の有効データが書込まれ、またそのデータが
磁気読取り用の読取りヘッド３１で読取り確認される。

さらに、このときの読み取り不良券は廃券回収部３２に
回収され、正常券は放出搬送路１８を介して受皿１７へ
と放出される。

図中、３３は搬送ローラ、３４は搬送ベルト、３５は回
収振分は板、３６はモニタ部である。

このように構成された発券装置は、今、発券入力操作に
基づいて、乗車券あるいは定期券の入力信号が入力設定
され、この入力信号に基づいて、定期券あるいは乗車券
の取引データが作成される。

そして、定期券の場合であれば、定期券発行部１４より
定期券シート２５を繰出し、乗車券の場合であれば、乗
車券発行部１３よりロール紙１９を繰出す。

このとき、ロール紙１つは印字面が印字装置１５の印字
処理面側に対応するように右回転繰出しあるいは左回転
繰出しされるように保持されており、ロール紙ホルダ２
０より回転して繰出されたロール紙１９は、搬送ガイド
部材２１でロール紙１９の右回転あるいは左回転繰出し
に拘らず、共通して後段へと搬送ガイドする。

そして、搬送ガイドされたロール紙１９はカッタ装置２
２で所定の乗車券長さに切断された後、印字装置１５へ
と導かれる。また、定期券シート２５は繰出されて印字
装置１５へと導かれ、この印字装置１５の位置で所定の
券表示情報が印刷される。

次いで、データ処理装置１６で有効な取引データが書込
まれた後、放出搬送路１８を介して受皿１７へと放出さ
れる。

上述のように、ロール紙の印字面側が、内巻きあるいは
外巻きされたのものに拘らず、１つの搬送ガイド部材で
共通して印字装置に導いて印字処理でき、専用の搬送ガ
イド部材や印字装置を要せず、また使用ロール紙に制約
されることがなくなり、各種ロール紙に対する適応能力
の高い印字処理機能を備えた印字面ガイド装置となる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、 第１図はロール紙の右回転繰出し状態を示す発券装置の
概略側面図、 第２図はロール紙の左回転繰出し状態を示す発券装置の
概略側面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ロール紙ホルダより繰出されたロール紙を印字装
   置に導びいて印字するロール紙の印 字面ガイド装置であって、 印字面側を内巻きあるいは外巻きしたロー ル紙と、 このロール紙の印字面を印字装置の印字処 理面側に対応させて保持するロール紙ホル ダと、 前記ロール紙ホルダより右回転繰出しある いは左回転繰出しされたロール紙を搬送ガ イド許容する搬送ガイド部材とを備えた ロール紙の印字面ガイド装置。