JPH0445895Y2 - - Google Patents

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JPH0445895Y2
JPH0445895Y2 JP3130985U JP3130985U JPH0445895Y2 JP H0445895 Y2 JPH0445895 Y2 JP H0445895Y2 JP 3130985 U JP3130985 U JP 3130985U JP 3130985 U JP3130985 U JP 3130985U JP H0445895 Y2 JPH0445895 Y2 JP H0445895Y2
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paper
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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は印字部で印字を終えた長尺紙状体、例
えばレシート用紙をカツター機構で適宜切断して
外部に取出す券発行装置に関する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする問題点〕
例えばレシートを発行するECR用印字装置の
ようないわゆる券発行装置では、装置本体内に印
字部を内蔵し、印字部で印字を終えたレシート用
紙を装置本体の紙状体導出口に設けられたカツタ
ー機構により1回の客渡し分ずつ切断するように
している。
このような券発行装置では、カツター機構が外
部に露出していると危険であるため、通常、装置
本体の外面に、カツター機構を覆うようなカツタ
ーカバーを取付けている。
第5図はその一例を示すもので、カツターカバ
ー101にはカツター機構102で切断されたレ
シート103を外部へ取出すための導出口104
が設けられ、また、切離されたレシート103を
カツター機構102から導出口104まで導くた
めのガイド部105も設けられている。
ところで、このようなカツターカバー101を
1枚の金属板から作成する場合、ガイド部105
は、通常、導出口104の縁部を内側に切起して
形成される。しかしながら、ガイド部105をこ
のような切起しによつて形成する場合、その切起
し長さaを導出口104の幅寸法bの1/2より大
きくすることはできない。このため、ガイド部1
05の切起し長さaが不十分で、カツター機構1
02で切離される前のレシート103が確実に導
出口104まで導かれず、カツターカバー101
の内側に詰まつてしまうおそれがあつた。
そこで、上記ガイド部105を別部品を取付け
ることによつて形成すると所望の長さのガイド部
が得られるが、別部品を取付けることは、材料取
りや組立ての経済性などの点で著しく不利であ
る。
本考案はこのような問題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、長尺紙状体に印字を行
ない、カツター機構で適宜切断して外部に取出す
券発行装置において、カツター機構を覆うカツタ
ーカバーを1枚の金属板から容易に作成すること
ができ、しかもそのカツターカバーのガイド部の
長さを所望の長さに形成することができるように
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
以上の目的達成のため、本考案は、カツター機
構を覆うカツターカバーを、複数の切起し小片を
千鳥状に2列に切起してそれら2列の切起し小片
間に生じた開口を紙状体導出口とし、かつ上記2
列の切起し小片を、カツター機構から紙状体導出
口まで紙状体をガイドするガイド部とする。
〔実施例〕
第1図は本考案をECR用印字装置に適用した
一実施例を示すものである。第1図において図中
1は印字装置本体で、これには活字輪2が回転自
在に取付けられるとともに、この活字輪2の活字
面にレシート用紙3及びジヤーナル用紙4を押付
ける印字ハンマ5が、活字輪2の各活字列ごとに
対応して設けられている。なお、レシート用紙3
への印字は活字輪2の左(第1図における手前
側)半分で行なわれ、ジヤーナル用紙4への印字
は活字輪2の右(第1図における向こう側)半分
で行なわれる。また伝票用紙6への印字は活字輪
2の全幅を使用して行なわれる。
上記活字輪2の活字面にはインクローラ7が常
時接触し、活字面へのインク補給が行なわれる。
また印字装置本体1の後部には下方にレシート用
紙3及びジヤーナル用紙4の用紙受け8が設けら
れ、その上方に設けられたジヤーナル保持凹部9
にジヤーナル巻取りリール10の軸11が着脱自
在かつ回転自在に保持されている。
また、前記活字輪2の後方には用紙受け8内の
レシート用紙3及びジヤーナル用紙4を活字輪2
へ案内する紙ガイド12a,12bが設けられ、
下方の紙ガイド12aのレシート用紙供給路中に
はスタンプ導入口13が設けられている。そして
このスタンプ導入口13を通してスタンプ装置1
4のスタンプ体15を下方より導入し、レシート
用紙3に「御計算書」などの文字その他を転写す
るようにしている。
前記印字ハンマ5の上方には、任意の印字ハン
マを選択動作させるマグネツト機構16及び選択
された印字ハンマ5に叩打力を与えるパワーシヤ
フト17が設けられている。
一方、活字輪2の前方には、印字済みのレシー
ト3a及びジヤーナル4aを送出すための、フイ
ードローラ18とピンチローラ19からなる紙送
り機構20が設けられ、さらにレシート3aの取
出し路中にはレシート3aを1回渡し分ごとに切
断するカツター機構21が設けられており、この
カツター機構21は印字装置本体1の外面に取付
けた金属板製のカツターカバー22により覆われ
ている。
なお、第1図中23は活字輪2の、印字ハンマ
対向面側に設けられた汚れ防止板、24は印字装
置本体1の前面部より挿入された伝票用紙6を前
記活字輪2と印字ハンマ5との間の印字位置へガ
イドする紙ガイドであり、汚れ防止板23は用紙
(レシート用紙3、ジヤーナル用紙4または伝票
用紙6)の、印字ハンマ5で押された部分以外の
部分が活字輪2の活字面に接触することを防止す
るためのものである。
第2図ないし第4図はカツターカバー22の詳
細を示すもので、第2図は板取り図、第3図は平
面図、第4図は第3図の−断面図である。カ
ツターカバー22は、これらの図に示すように、
複数の切起し小片24を千鳥状に2列に配列して
それら2列の切起し小片24間に生じた開口を紙
状体導出口25とし、かつ上記2列の切起し小片
24をカツター機構21から紙状体導出口25ま
で紙状体をガイドするガイド部26としているも
のである。
以上の構成では、切起し小片24の長さa′は紙
状体導出口25の幅寸法bに関係なく所望の長さ
に形成でき、したがつてガイド部26の長さa′を
所望の長さに形成することができる。
以上の実施例において、レシート用紙3及びジ
ヤーナル用紙4への印字を行なう場合には用紙受
け8よりレシート用紙3及びジヤーナル用紙4の
各一端を引出し、紙ガイド12を通し、さらに活
字輪2と印字ハンマ5との間を通してフイードロ
ーラ18とピンチローラ19との間で挟持させ
る。特にジヤーナル用紙4は、カツターカバー2
2の紙状体導出口25より導出させてその導出端
をジヤーナル巻取りリール10に止着しておく。
このような用紙セツト後、活字輪2及びパワー
シヤフト17を同一モータにより回転させ(パワ
ーシヤフト17は活字輪2が1回転する間に、活
字輪2の周方向活字数に相当する回転数で回転す
る)、各桁ごとに印字すべき活字が現われたとき
マグネツト機構16中の所定のマグネツトを通電
し、印字ハンマ5をパワーシヤフト17の回転軌
道内に入れ、パワーシヤフト17の回転力で印字
ハンマ5を叩打してその印字ハンマ5によりレシ
ート用紙及びジヤーナル用紙4を活字輪2の活字
面に押付ける。また、1行印字するごとに紙送り
機構20により1行分ずつ紙送りする。そして、
レシート3aは1回の客渡し分ごとにカツター機
構21で切断され、ジヤーナル4aは1日の売上
げ分を連続的にジヤーナル巻取りリール10に巻
取られていく。なお、レシート用紙3に対して
は、次に発行するレシート3aの分として所定位
置にスタンプ装置14による転写を行なつてお
く。
また、伝票用紙6への印字を行なう場合には伝
票用紙6を紙ガイド24に沿つて挿入し、活字輪
2と印字ハンマ5との間へ導いてレシート用紙3
およびジヤーナル用紙4への印字と同様に印字を
行ない、印字終了後、紙ガイド24に沿つて前方
へ引出す。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案によれば、カツタ
ー機構を覆うカツターカバーを、複数の切起し小
片を千鳥状に2列に切起してそれら2列の切起し
小片間に生じた開口を紙状体導出口とし、かつ上
記2列の切起し小片を、カツター機構から紙状体
導出口まで紙状体をガイドするガイド部としたこ
とにより、ガイド部として別部品を取付けること
なく、しかも所望の長さのガイド部が得られるの
で、カツターカバーを1枚の金属板から容易に作
成することができ、材料取りや組立てを経済的に
行なうことができる。
なお、上記実施例では券発行装置の一例として
ECR用印字装置を示したが、本考案はこれに限
らず、たとえば入場券や食券を発行する券発行装
置にも同様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は印字装置内部の概略構成を示す
側面図、第2図はカツターカバーの板取り図、第
3図はカツターカバーの平面図、第4図は第3図
の−断面図、第5図は従来例を示すカツター
カバー取付け部の断面図である。 1……印字装置本体、2……活字輪、3……レ
シート用紙、5……印字ハンマ、21……カツタ
ー機構、22……カツターカバー、24……切起
し小片、25……紙状体導出口、26……ガイド
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長尺紙状体に印字を行なう印字部を内部に備
    え、印字を終えた紙状体を適宜切断するカツター
    機構を外面部に備えた装置本体と、この装置本体
    に上記カツター機構を覆うように取付けられたカ
    ツターカバーとを具備し、上記カツターカバー
    は、複数の切起し小片を千鳥状に2列に切起して
    それら2列の切起し小片間に生じた開口を紙状体
    導出口とし、かつ上記2列の切起し小片を、カツ
    ター機構から紙状体導出口まで紙状体をガイドす
    るガイド部としたことを特徴とする券発行装置。
JP3130985U 1985-03-05 1985-03-05 Expired JPH0445895Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3130985U JPH0445895Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3130985U JPH0445895Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61148650U JPS61148650U (ja) 1986-09-13
JPH0445895Y2 true JPH0445895Y2 (ja) 1992-10-28

Family

ID=30531801

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JPS61148650U (ja) 1986-09-13

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