JPS6274675A - ラインプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、印字部において印字用紙のガイドを行なう印
字部ペーパガイドを設けたラインプリンタに関する。

〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕従来、
レジスタなどに使用されているラインプリンタは、第６
図に示すように、環状活字列が軸方向に複数桁分配列さ
れた印字ドラム１０１の各環状活字列毎に、複数の印字
ハンマ１０２の各叩打部１０３を対向させて印字部１０
４を構成し、各印字／ＸＸママ０２を回動させてその叩
打部１０３と印字ドラム１０１との間に介在する印字用
紙１０５に所定の印字を行なう構成となっている。

印字部１０４への印字用紙１０５の供給はペーパガイド
１００．１（１７に沿って行なわれるが、印字）１ンマ
１０２の叩打部１０３と印字ドラム１０１との間では、
印字ハンマ１０２の動作を阻害しないようにするために
ペーパガイドが設けられていない。

従って、印字部前方のペーパガイド１０８．１０７に沿
って送られてきた印字用紙１０５は、その前端が前方の
ペーパガイド１０６から外れた際、いったんフリーの状
態になるので、印字用紙１０５の先端が印字ドラム１０
１や印字ハンマ１０２に当接して折れ曲がったり、図示
の如く後方のペーパガイド１０７に導かれず印字ハンマ
１０２の周辺部で紙詰りを生じるおそれがあった。

本発明はこのような問題を解決するためになされたもの
で、その目的は、印字部の前後にペーパガイドを配置し
、各印字ハンマを回動させて前記ペーパガイドに沿って
供給された印字紙に所定の印字を行なうラインプリンタ
において、前方のペーパガイドから外れた印字用紙がス
ムーズに後方のペーパガイドへ導かれ、印字用紙の折れ
曲がりや印字ハンマ周辺部での紙詰りを確実に防止でき
るようにすることにある。

〔問題点を解決するための手段〕

以上の目的達成のため、本発明の、ラインプリンタでは
複数の印字ハンマを軸支する１本のハンマ軸の両端をハ
ンマケースで支持するとともに、各印字ハンマ間の少な
くとも一箇所に前後のペーパガイド間をつなぐ板状の印
字部ペーパガイドを介挿してその印字部ペーパガイドを
前記ノ１ンマ軸に装着し、その印字部ペーパガイドによ
り前後のぺ〜バガイド間における印字用紙のガイドを行
なうようにする。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を示す。

第１図はレシート、ジャーナル及び伝票を発行可能なラ
インプリンタの内部機構を示すものである。図中１はプ
リンタ本体で、これには印字ドラム２が回転自在に取付
けられるとともに、この印字ドラム２の活字面にレシー
ト用紙３及びジャーナル用紙４を押付ける印字ハンマ５
が、印字ドラム２の各環状活字列毎に対応して設けられ
、印字ドラム２と印字ハンマ５の叩打部５ａとで印字部
６が構成されている。なお、レシート用紙３への印字は
印字ドラム２の左（第１図における手前側）半分で行な
われ、ジャーナル用紙４への印字は印字ドラム２の右（
第１図における向こう側）半分で行なわれる（第２図参
照）。また伝票用紙７への印字は印字ドラム２の全幅を
使用して行なわれる。

上記印字ドラム２の活字面にはインクローラ８が常時接
触し、活字面へのインク補給が行なわれる。またプリン
タ本体１の後部には下方にレシート用紙３及びジャーナ
ル用紙４の用紙受け９が設けられ、その上方に設けられ
たジャーナル保持凹部１０にジャーナル巻取りリール１
１の軸１２が着脱自在かつ回転自在に保持されている。

また、前記印字ドラム２の後方には用紙受け９内のレシ
ート用紙３及びジャーナル用紙４を印字ドラム２へ案内
するペーパガイド１３ａ、１３ｂが設けられ、下方のペ
ーパガイド１３ｂのレシート用紙供給路中にはスタンプ
導入口１４が設けられている。そしてこのスタンプ装置
１５のスタンプ体１６を、スタンプ導入口１４を通して
下方よりペーパガイド１３ａ、１３ｂ間へ導入し、レシ
ート用紙３に「御計算書ｊなどの文字をスタンプ印刷す
るようにしている。

前記印字ハンマ５の上方には、任意の印字ハンマを選択
動作させるマグネット機構１７及び選択された印字ハン
マ５に叩打力を与えるパワーシャフト１８が設けられて
いる。

一方、プリンタ本体１の前面部には、外部に面して互い
に近接する部位に単票用紙挿通口１９及び長尺用紙挿通
口２０が、長尺用紙挿通口２０の方を上方に位置させて
設けられている。そして、上記印字部６から単票用紙挿
通口１９までの間に、伝票などの単票用紙を挿脱するた
めの単票用紙通路２１が、印字ドラム２の前方に位置す
るペーパガイドとして設けられるとともに、この単票用
紙通路２１の途中から上記長尺用紙挿通口２０までの間
に長尺用紙通路２２が設けられてい゛る。なお、図中２
１ａ、２１ｂは、それぞれ単票用紙通路２１の上板及び
下板を示す。この単票用紙通路２１は、伝票用紙７を往
復ガイドするためのものであり、長尺用紙通路２２は印
字済みのレシート３ａ及びジャーナル４ａを単票用紙挿
通口１９へ送出す際のガイドとなるものである。

上記単票用紙通路２１と長尺用紙通路２２との間にはピ
ンチローラ２３が配置されている。そして上記単票用紙
通路２１を挟んで上記ピンチローラ２３に対峙する部位
に長尺用紙用フィードローラ２５がそれぞれ設けられ、
ピンチローラ２３と単票用紙用フィードローラ２５とで
単票用紙用送り機構２６が構成され、同一のピンチロー
ラ２３と長尺用紙用フィードローラ２５とで長尺用紙用
送り機構２７が構成されている。

さらに、上記長尺用紙挿通口２０におけるレシート３ａ
の取出し部には、レシート３ａを１回渡し分母に切断す
るカッター機構２８が設けられ、このカッター機構２８
を含む長尺用紙挿通口２０全体を、プリンタ本体１の外
面に取付けたカッターカバー２９で覆うようにしている
。

なお、第１図中３０は印字ドラム２の外周面に沿って、
その印字ハンマ対向面側に設けられたベーパストッパで
あって、これは用紙（レシート用紙３、ジャーナル用紙
４又は伝票用紙７）の、印字ハンマ５で押された部分以
外の部分が印字ドラム２の活字面に接触することを防止
するためのものである。

前記段数の印字ハンマ５は１本のハンマ軸３１に回動自
在に支持されており、ハンマ軸３１の両端はハンマケー
ス３２により支持されている。

また前記ハンマ軸３１には、板状をなす少なくとも１枚
の印字部ペーパガイド３３が挿通支持されている。なお
、この実施例ではペーパガイド１３ａ、１３ｂの、レシ
ート用紙挿通路及びジャーナル用紙挿通路にそれぞれ２
枚ずつ印字部ペーパガイド３３が設けられている（第４
図及び第５図参照）。これらの印字部ペーパガイド３３
は隣接する印字ハンマ５の間に配置されて各先端をハン
マケース３２の内面に密着させ、上部にはハンマケース
３２に設けられたスリット３４に嵌合する係合突起３５
を有している。そして、前記ペーパガイド１３ａ及び単
票用紙通路２１の上板２１ａの、互いに対向する縁部に
は、第２図、第３図に示すような斜め上方向へ折曲げら
れた折曲げ部３６．３７が設けられ、各折曲げ部３６．
３７には、印字部ペーパガイド３３の下側縁を嵌合させ
るためのスリット３６ａ、３７ａが形成されている。か
くして、印字部ペーパガイド３３は上記スリット３６ａ
、３７ａに一部を嵌合させてペーパガイド１３ａと単票
用紙通路２１の上板２１ａとの間をつなぎ、レシート用
紙３又はジャーナル用紙４をペーパガイド１３ａ、１３
ｂから単票用紙通路２１へ導き、又は伝票用紙７を単票
用紙通路２１からペーパガイド１３ａ、１３ｂへ導くよ
うにしている。

また、第１図中３８は印字ハンマ５を復帰させる板ばね
で、これは前記フレーム３２に一端を固定されている。

以上の構成では、印字部６の前後に位置するペーパガイ
ド１３ａと単票用紙通路２１の上板２１ａとの間が印字
部ペーパガイド３３によってつながれ、ペーパガイド１
３ａ、１３ｂから単票用紙通路２１へ向って送られるレ
シート用紙３又はジャーナル用紙４を印字部ペーパガイ
ド３３によってガイドし、又は単票用紙通路２１からペ
ーパガイド１３ａ、１３ｂへ向って送られる伝票用紙７
を印字部ペーパガイド３３によってガイドするようにし
ているので、印字部６において一方のペーパガイド（用
紙通路）から外れた印字用紙（レシート用紙３、ジャー
ナル用紙４又は伝票用紙７）を他方のペーパガイド（用
紙通路）へスムーズに導くことができ、印字用紙の折れ
曲がりや印字ハンマ５周辺部での紙詰りを確実に防止す
ることができる。

また、印字部ペーパガイド３３は印字ハンマ５とともに
１本のハンマ軸３１に支持され、ハンマ　　“ケース３
２に組込まれてユニット化されているので、組立てが容
易に行なえる。さらに、印字部ペーパガイド３３は先端
をハンマケース３゛２の内面に密７１させ、係合突起３
５をハンマケース３２に設けられたスリット３４に嵌合
させ、下側縁ｉぺ　　”□−パガイド１３ａ及び上板２
１ａの各折曲げ３６．　　：３７に設けられたスリット
３５ａ、３７ａに嵌合　　□させているので、印字部ペ
ーパガイド３３がハン　　。

ト マケース３２の内部で動くことはなく、従って、　　、
これらが印字ハンマ５に接触してハンマ５の動き　　（
゛ご。

の妨げになるおそれもない。　　　　　　　　　　　・
１〔発明の効果〕 以上詳述したように、本発明によれば、印字ドラムの軸
方向に複数桁分配列された各環状活字列毎に印字ハンマ
の各叩打部を対向させて印字部を構成し、その印字部の
前後にペーパガイドを配置し、各印字ハンマを回動させ
て前記ペーパガイドに沿って供給された印字用紙に所定
の印字を行なうラインプリンタにおいて、印字ハンマを
軸支する１本のハンマ軸の両端をハンマケースで支持す
るとともに、各印字ハンマ間の少なくとも一箇所に印字
部前後のペーパガイド間をつなぐ板状の印字部ペーパガ
イドを介挿してその印字部ペーパガイドを前記ハンマ軸
に装着し、その印字部ペーパガイドにより前後のペーパ
ガイド間における印字用紙のガイドを行なうようにした
ことにより、前方のペーパガイドから外れた印字用紙が
スムーズに後方のペーパガイドへ導かれ、印字用紙の折
れ曲がりや印字ハンマ周辺部での紙詰りを確実に防止す
ることができ、所期の効果を奏することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第５図は本発明の一実施例を示すもので、
第１図はラインプリンタの内部機構を示す側面図、第２
図はペーパガイド周辺部を示す平面図、第３図は同じく
側面図、第４図は印字部ペーパガイドの取付は構造を示
す斜視図、第５図は同じく平面図、第６図は従来例を示
す側面図である。 ２・・・印字ドラム、３・・・レシート用紙、４・・・
ジャーナル用紙、５・・・印字ハンマ、５ａ・、・叩打
部、６・・・印字部、７・・・伝票用紙、１３ａ、１３
ｂ・・・ペーパガイド、２１・・・単票用紙通路（ペー
パガイド〉３１・・・ハンマｌｄｌ、３２・・・ハンマ
ケース、３３・・・印字部ペーパガイド。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第２図 １　　第３図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 印字ドラムの軸方向に複数桁分配列された各環状活字列
   毎に印字ハンマの各叩打部を対向させて印字部を構成し
   、その印字部の前後にペーパガイドを配置し、各印字ハ
   ンマを回動させて前記ペーパガイドに沿って供給された
   印字用紙に所定の印字を行なうラインプリンタにおいて
   、前記複数の印字ハンマを軸支する１本のハンマ軸の両
   端をハンマケースで支持するとともに、各印字ハンマ間
   の少なくとも一箇所に印字部前後のペーパガイド間をつ
   なぐ板状の印字部ペーパガイドを介挿してその印字部ペ
   ーパガイドを前記ハンマ軸に装着し、その印字部ペーパ
   ガイドにより前後のペーパガイド間における印字用紙の
   ガイドを行なうことを特徴とするラインプリンタ。