JPS5853116Y2 - 建物用デツキ - Google Patents
建物用デツキInfo
- Publication number
- JPS5853116Y2 JPS5853116Y2 JP9824581U JP9824581U JPS5853116Y2 JP S5853116 Y2 JPS5853116 Y2 JP S5853116Y2 JP 9824581 U JP9824581 U JP 9824581U JP 9824581 U JP9824581 U JP 9824581U JP S5853116 Y2 JPS5853116 Y2 JP S5853116Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- deck
- sleeve
- panels
- panel
- Prior art date
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- Expired
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- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、建物用デツキに関するもので、例えば窓辺に
鉢植等を載置したりあるいはプラスチック製のつる草等
を這わせるための所謂フラワーボックス等として使用さ
れるようなテ゛ツキに関する。
鉢植等を載置したりあるいはプラスチック製のつる草等
を這わせるための所謂フラワーボックス等として使用さ
れるようなテ゛ツキに関する。
従来におけるこの種のデツキは構造的に可成り複雑で重
量が重いためコストが高くなりまた取付けも困難であっ
た。
量が重いためコストが高くなりまた取付けも困難であっ
た。
そこで本考案は構造簡単且つ軽量で量産に適した建物用
デツキを提供することを目的としてなされたもので、以
下その実施例を図面に基いて説明する。
デツキを提供することを目的としてなされたもので、以
下その実施例を図面に基いて説明する。
第1図には建物における窓の外側下方部に設置されたデ
ツキA、Bを示している。
ツキA、Bを示している。
このテ゛ツキAについて第2図乃至第8図に従い説明す
ると、このデツキAの本体は第2図に拡大して示すよう
に、ガラス繊維強化プラスチック(FRP)によってそ
れぞれ比較的厚みの薄い前パネル1、床パネル2及び左
右の両袖パネル3,3を一体形成すると共に、前パネル
1の上端縁ないし両袖パネル3,3の上端縁及び内側端
縁に沿って配されたデツキフレーム4を上記パネル1,
2,3.3とほぼ同一厚みのFRPの被覆層によってこ
れらのパネル1〜3と一体に被覆せしめてなるもので、
前パネル1の中央部には面格子嵌装用開口部5を適宜数
けである。
ると、このデツキAの本体は第2図に拡大して示すよう
に、ガラス繊維強化プラスチック(FRP)によってそ
れぞれ比較的厚みの薄い前パネル1、床パネル2及び左
右の両袖パネル3,3を一体形成すると共に、前パネル
1の上端縁ないし両袖パネル3,3の上端縁及び内側端
縁に沿って配されたデツキフレーム4を上記パネル1,
2,3.3とほぼ同一厚みのFRPの被覆層によってこ
れらのパネル1〜3と一体に被覆せしめてなるもので、
前パネル1の中央部には面格子嵌装用開口部5を適宜数
けである。
デツキフレーム4は、それぞれ縦枠6の上端に横枠7の
一端を溶接で固着して逆り字状に形成した左右1対の縦
枠8,8と、これら縦枠8,8の横枠7゜7先端相互を
一体的に連結する前枠9とからなるもので、これらの枠
6,7.9にはこの第2図に示すように鋼製の角パイプ
を用いている。
一端を溶接で固着して逆り字状に形成した左右1対の縦
枠8,8と、これら縦枠8,8の横枠7゜7先端相互を
一体的に連結する前枠9とからなるもので、これらの枠
6,7.9にはこの第2図に示すように鋼製の角パイプ
を用いている。
尚、上記逆り字状縦枠8はこの実施例のように縦枠6と
横枠7とを溶接により連結して形成するのみならず、一
連の枠材を縦棒6部分と横枠7部分とに曲折して当初か
ら一体のものとして形成してもよく所謂この縦枠6と横
枠7とをラーメン構造に骨組することが肝要であり、こ
れに対し横枠7と前枠9との連結は溶接に限らすねし止
めによって行なってもよい。
横枠7とを溶接により連結して形成するのみならず、一
連の枠材を縦棒6部分と横枠7部分とに曲折して当初か
ら一体のものとして形成してもよく所謂この縦枠6と横
枠7とをラーメン構造に骨組することが肝要であり、こ
れに対し横枠7と前枠9との連結は溶接に限らすねし止
めによって行なってもよい。
第2図及び第4図、第5図に示すように、デツキフレー
ム4の前枠9及び横枠7,7を被覆している前パネル1
及び袖パネル3のそれぞれの角筒状上端被覆部10,1
1.11はデツキAの所謂手摺りを威すものであって、
これらの上端被覆部10,11゜11にはアルミ製の断
面逆U字形笠木12,13.13が被嵌されている。
ム4の前枠9及び横枠7,7を被覆している前パネル1
及び袖パネル3のそれぞれの角筒状上端被覆部10,1
1.11はデツキAの所謂手摺りを威すものであって、
これらの上端被覆部10,11゜11にはアルミ製の断
面逆U字形笠木12,13.13が被嵌されている。
これらの笠木12.13は第4図、第5図から明らかな
ように、それぞれ裏面側にボルト係止溝12a、13a
を備えていてこれらの係止溝12a、13aに複数のボ
ルト14のそれぞれの頭部を予め係止させておいて、各
ボルト14を上端被覆部10.11から枠9,7を貫通
するボルト孔15に挿通してナツト16を締付けること
により、上端被覆部10.11に被嵌された状態で固定
される。
ように、それぞれ裏面側にボルト係止溝12a、13a
を備えていてこれらの係止溝12a、13aに複数のボ
ルト14のそれぞれの頭部を予め係止させておいて、各
ボルト14を上端被覆部10.11から枠9,7を貫通
するボルト孔15に挿通してナツト16を締付けること
により、上端被覆部10.11に被嵌された状態で固定
される。
尚、笠木12と笠木13との直角連結は図示は省略する
がボルト係止溝12 a 、13 aの対向端部間に略
り字形連結金具を介在させてビス止めすることによって
なされる。
がボルト係止溝12 a 、13 aの対向端部間に略
り字形連結金具を介在させてビス止めすることによって
なされる。
第2図、第6図に示すように、前パネル1の面格子嵌装
用開口部5にはその開口端から内方へフランジ部5aが
突設されていて、このフランジ部りa内に、面格子17
の外枠17aが嵌合されてビス等により固定され、この
外枠17a内に格子部材17b・・・・・・が配設され
ている。
用開口部5にはその開口端から内方へフランジ部5aが
突設されていて、このフランジ部りa内に、面格子17
の外枠17aが嵌合されてビス等により固定され、この
外枠17a内に格子部材17b・・・・・・が配設され
ている。
また、前パネル1内面から床パネル2内面に亙って複数
条の隆条部18・・・・・・が形成され、各隆条部18
内には低発泡プラスチックや木片等の芯材18 aが埋
設してあり、更に床パネル2には所要個所に水抜き穴1
9が設けである。
条の隆条部18・・・・・・が形成され、各隆条部18
内には低発泡プラスチックや木片等の芯材18 aが埋
設してあり、更に床パネル2には所要個所に水抜き穴1
9が設けである。
上記のような構成を有するデツキAを建物に取付けるに
は、第7図に示すように、両袖パネル3,3の内側端を
建物外壁面に近接させ、逆り字形袖枠8の縦枠6及びこ
れを被覆している該袖パネル3と一体の角筒状被覆部2
0に対しL形成付金具21の一端をボルト・ナツト22
で固定して、他端をビス23で窓取付枠の縦框24に取
着し、また第8図に示すように床パネル2の内側端部に
ボルト・ナツト25でその一端を固定したL形成付金具
26を、窓取付枠の下横框27に取着すればよい。
は、第7図に示すように、両袖パネル3,3の内側端を
建物外壁面に近接させ、逆り字形袖枠8の縦枠6及びこ
れを被覆している該袖パネル3と一体の角筒状被覆部2
0に対しL形成付金具21の一端をボルト・ナツト22
で固定して、他端をビス23で窓取付枠の縦框24に取
着し、また第8図に示すように床パネル2の内側端部に
ボルト・ナツト25でその一端を固定したL形成付金具
26を、窓取付枠の下横框27に取着すればよい。
第1図に示すデツキBは上述したテ゛ツキAとほとんど
同一で゛あるが、ただデツキAと異なるところは笠木を
テ゛ツキB上端から若干上方へ浮かせた状態に取付けた
点である。
同一で゛あるが、ただデツキAと異なるところは笠木を
テ゛ツキB上端から若干上方へ浮かせた状態に取付けた
点である。
すなわち、このテ゛ツキBにおいては第9図に示すよう
に、角筒状笠木28の底壁部に設けである支軸係止溝2
8 Hに、複数の支軸29のそれぞれの上端に固着しで
ある矩形板状の係止用ヘッド30を予め挿入係止させて
おいて、各支軸29を前パネル1(袖パネル3について
は説明を省略)の上端被覆部10上に載置すると共に、
この被覆部10及び前枠9を貫通するボルト孔31にボ
ルト32を下方より上向きに挿通して上記支軸29下部
のねじ孔29 aに螺入し、それにより笠木28を適当
な高さに保持固定している。
に、角筒状笠木28の底壁部に設けである支軸係止溝2
8 Hに、複数の支軸29のそれぞれの上端に固着しで
ある矩形板状の係止用ヘッド30を予め挿入係止させて
おいて、各支軸29を前パネル1(袖パネル3について
は説明を省略)の上端被覆部10上に載置すると共に、
この被覆部10及び前枠9を貫通するボルト孔31にボ
ルト32を下方より上向きに挿通して上記支軸29下部
のねじ孔29 aに螺入し、それにより笠木28を適当
な高さに保持固定している。
以上説明したように本考案の建物用デツキは、床パネル
、前パネル及び両袖パネルをガラス繊維強化プラスチッ
クにより一体形成すると共に、縦枠と横枠とで形成した
逆り字状両袖枠の横棒先端相互を前枠にて連結してなる
デツキフレームを、前パネルの上端縁ないし両袖パネル
の上端縁及び内側端縁においてこれらパネルと一体に被
覆せしめたものであるから、従来のデツキと比較して構
造を著しく簡素化することができると共に重量の大幅な
軽減化をはかることができ、またデツキ全体を上記プラ
スチックで一体成形できるため量産に最適である。
、前パネル及び両袖パネルをガラス繊維強化プラスチッ
クにより一体形成すると共に、縦枠と横枠とで形成した
逆り字状両袖枠の横棒先端相互を前枠にて連結してなる
デツキフレームを、前パネルの上端縁ないし両袖パネル
の上端縁及び内側端縁においてこれらパネルと一体に被
覆せしめたものであるから、従来のデツキと比較して構
造を著しく簡素化することができると共に重量の大幅な
軽減化をはかることができ、またデツキ全体を上記プラ
スチックで一体成形できるため量産に最適である。
更にパネルをガラス繊維強化プラスチックで形成すると
共にデツキフレーム、特に袖枠を所謂ラーメン構造にし
ているため強度の面からも従来のデツキに優るとも劣る
ことのないきわめて頑強なテ゛ツキを提供することがで
きる。
共にデツキフレーム、特に袖枠を所謂ラーメン構造にし
ているため強度の面からも従来のデツキに優るとも劣る
ことのないきわめて頑強なテ゛ツキを提供することがで
きる。
第1図は本考案に係る建物用デツキの実施例を示す概略
説明図、第2図は第1図に示すデツキの一部破断斜視図
、第3図はデツキフレームを示す斜視図、第4図は第2
図のIV−IV線断面図、第5図は第2図の■−V線断
面図、第6図は第2図のVI−VI線断面図、第7図及
び第8図はデツキの取付状態を示す横断面図及び縦断面
図、第9図は笠木の別実施例を示す第4図と同様な断面
図である。 1・・・・・・前パネル、2・・・・・・床パネル、3
・・・・・・袖パネル、4・・・・・・デツキフレーム
、6・・・・・・縦枠、7・・・・・・横枠、8・・・
・・・袖枠、9・・・・・・前枠。
説明図、第2図は第1図に示すデツキの一部破断斜視図
、第3図はデツキフレームを示す斜視図、第4図は第2
図のIV−IV線断面図、第5図は第2図の■−V線断
面図、第6図は第2図のVI−VI線断面図、第7図及
び第8図はデツキの取付状態を示す横断面図及び縦断面
図、第9図は笠木の別実施例を示す第4図と同様な断面
図である。 1・・・・・・前パネル、2・・・・・・床パネル、3
・・・・・・袖パネル、4・・・・・・デツキフレーム
、6・・・・・・縦枠、7・・・・・・横枠、8・・・
・・・袖枠、9・・・・・・前枠。
Claims (1)
- デツキ本体の床パネル、前パネル及び両袖パネルがガラ
ス繊維強化プラスチックにより一体形成されると共に、
夫々縦枠と横枠とをラーメン構造に骨組した逆り字状両
袖枠の横棒先端相互を前枠にて連結してなるデツキフレ
ームが、上記前パネルの上端縁ないし両袖パネルの上端
縁及び内側端縁においてこれらのパネルに一体に被覆さ
れてなることを特徴とする建物用テ゛ツキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9824581U JPS5853116Y2 (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 建物用デツキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9824581U JPS5853116Y2 (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 建物用デツキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS583888U JPS583888U (ja) | 1983-01-11 |
JPS5853116Y2 true JPS5853116Y2 (ja) | 1983-12-02 |
Family
ID=29893009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9824581U Expired JPS5853116Y2 (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 建物用デツキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5853116Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59130593U (ja) * | 1983-02-23 | 1984-09-01 | フクビ化学工業株式会社 | 窓用花壇装置 |
-
1981
- 1981-06-30 JP JP9824581U patent/JPS5853116Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS583888U (ja) | 1983-01-11 |
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