JPS5853079B2 - 銅箔の防錆方法 - Google Patents
銅箔の防錆方法Info
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- JPS5853079B2 JPS5853079B2 JP51027862A JP2786276A JPS5853079B2 JP S5853079 B2 JPS5853079 B2 JP S5853079B2 JP 51027862 A JP51027862 A JP 51027862A JP 2786276 A JP2786276 A JP 2786276A JP S5853079 B2 JPS5853079 B2 JP S5853079B2
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- Japan
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- tin
- rust prevention
- roll
- strip
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
- H05K3/24—Reinforcing the conductive pattern
- H05K3/244—Finish plating of conductors, especially of copper conductors, e.g. for pads or lands
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D3/00—Electroplating: Baths therefor
- C25D3/02—Electroplating: Baths therefor from solutions
- C25D3/30—Electroplating: Baths therefor from solutions of tin
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D5/00—Electroplating characterised by the process; Pretreatment or after-treatment of workpieces
- C25D5/48—After-treatment of electroplated surfaces
- C25D5/50—After-treatment of electroplated surfaces by heat-treatment
- C25D5/505—After-treatment of electroplated surfaces by heat-treatment of electroplated tin coatings, e.g. by melting
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K2201/00—Indexing scheme relating to printed circuits covered by H05K1/00
- H05K2201/03—Conductive materials
- H05K2201/0332—Structure of the conductor
- H05K2201/0335—Layered conductors or foils
- H05K2201/0355—Metal foils
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K2203/00—Indexing scheme relating to apparatus or processes for manufacturing printed circuits covered by H05K3/00
- H05K2203/07—Treatments involving liquids, e.g. plating, rinsing
- H05K2203/0703—Plating
- H05K2203/0723—Electroplating, e.g. finish plating
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は銅箔の防錆方法に関し、評言すれば印刷回路な
どに用いられる銅箔の表面が経日変色及び熱変色するの
を防止すると共に優れたハンダ湿潤性を付与する防錆方
法に関する。
どに用いられる銅箔の表面が経日変色及び熱変色するの
を防止すると共に優れたハンダ湿潤性を付与する防錆方
法に関する。
通常、プリント回路を製作する場合は次のような作業工
程が採用される。
程が採用される。
先づ、電解法によジ銅箔を製造し、該銅箔の表面に防錆
処理を施すと共に裏面、即ち基板との接触面に粗面化処
理を施した後加熱圧着して該銅箔を基板に積層し銅張積
層板を製造する。
処理を施すと共に裏面、即ち基板との接触面に粗面化処
理を施した後加熱圧着して該銅箔を基板に積層し銅張積
層板を製造する。
上記粗面化処理は銅箔と基板との接着強度を向上するた
めに行うものである。
めに行うものである。
tた、銅箔を基板に積層して銅張積層板を製造する際、
基板との接着面に粗面化処理を施した銅箔を加熱、力ロ
圧して直接基板に圧着することもあるが、通常は前記粗
面に接着剤を塗布し、加熱乾燥した後該接着剤を介して
基板に加熱圧着する場合が多い。
基板との接着面に粗面化処理を施した銅箔を加熱、力ロ
圧して直接基板に圧着することもあるが、通常は前記粗
面に接着剤を塗布し、加熱乾燥した後該接着剤を介して
基板に加熱圧着する場合が多い。
次に、前記銅張積層板に種々の作業工程、例えば孔明は
力ロエやパターンエツチング処理を行なって前記鋼箔を
所望のパターンに形成した後・・ンダ浴に浸漬して該銅
箔表面に・・ンダメッキする。
力ロエやパターンエツチング処理を行なって前記鋼箔を
所望のパターンに形成した後・・ンダ浴に浸漬して該銅
箔表面に・・ンダメッキする。
従ってこのようなプリント回路用銅箔の表面はハンダの
湿潤性が良いことが必要である。
湿潤性が良いことが必要である。
更に、印刷回路用銅箔需要者の要望として、銅張積層板
を製造する際に受ける加熱により熱変色しないこと、及
び貯蔵或いは輸送中などに常温においても経日変色(即
ち錆が発生)しないこと、換言すれば金属銅色の光沢を
保つことが要求されている。
を製造する際に受ける加熱により熱変色しないこと、及
び貯蔵或いは輸送中などに常温においても経日変色(即
ち錆が発生)しないこと、換言すれば金属銅色の光沢を
保つことが要求されている。
これらの要件を満足するために従来より種々の防錆方法
が開発されたが、何れも防錆効果を主目的とするもので
あるため防錆効果は良好であるが他の2つの要件を同時
に満足するものではなかった。
が開発されたが、何れも防錆効果を主目的とするもので
あるため防錆効果は良好であるが他の2つの要件を同時
に満足するものではなかった。
即ち、従来の防錆方法では・・ンダ湿潤性が劣化したり
或いは熱変色が著しいなど前述した3つの要件(防錆効
果、熱変色防止効果、・・ンダ湿潤性)を十分に満足す
る銅箔を得ることはできなかった。
或いは熱変色が著しいなど前述した3つの要件(防錆効
果、熱変色防止効果、・・ンダ湿潤性)を十分に満足す
る銅箔を得ることはできなかった。
例えば従来の防錆方法として代表的なものにベンゾトリ
アゾール処理及びクロメート処理が知られているが、ベ
ンゾトリアゾール処理を施した銅箔は耐経口変色性及び
・・ンダ湿潤性については良好であるが熱変色が著しく
、1次クロメート処理を施した銅箔は耐経口変色性及び
耐熱変色性は良好であるがハンダ湿潤性が悪いという難
点があった。
アゾール処理及びクロメート処理が知られているが、ベ
ンゾトリアゾール処理を施した銅箔は耐経口変色性及び
・・ンダ湿潤性については良好であるが熱変色が著しく
、1次クロメート処理を施した銅箔は耐経口変色性及び
耐熱変色性は良好であるがハンダ湿潤性が悪いという難
点があった。
本発明は銅箔表面に錫被膜を形威し、後工程にむいて受
ける加熱処理により充分に有効な銅箔表面を形成するよ
うにしたものであり、その横取は、銅箔の表面に錫被膜
を電着する場合、電着後の加熱処理により該錫被膜が銅
箔表面から銅箔中へ拡散して消失し前記銅箔表面付近に
銅−錫合金組成を土族するようにしたことを特徴とする
。
ける加熱処理により充分に有効な銅箔表面を形成するよ
うにしたものであり、その横取は、銅箔の表面に錫被膜
を電着する場合、電着後の加熱処理により該錫被膜が銅
箔表面から銅箔中へ拡散して消失し前記銅箔表面付近に
銅−錫合金組成を土族するようにしたことを特徴とする
。
以下に本発明に係る銅箔防錆方法を詳細に説明する。
銅箔の表面、即ち該銅箔を基板に積層したとき外側とな
る面に錆を電着して前記銅箔表面を覆う錫被膜を形成す
る。
る面に錆を電着して前記銅箔表面を覆う錫被膜を形成す
る。
該錫被膜は電着後の加熱工程、例えば該銅箔の粗面に塗
布する接着剤を乾燥する工程などにおいて受ける加熱処
理により銅箔表面から銅箔中へ充分に拡散して消失する
ように厚さを極薄くする。
布する接着剤を乾燥する工程などにおいて受ける加熱処
理により銅箔表面から銅箔中へ充分に拡散して消失する
ように厚さを極薄くする。
例えば該錫被膜の白色味がかすかに目視できる程度の厚
さ、或いは銅箔の銅色が確認できる程度の厚さとする。
さ、或いは銅箔の銅色が確認できる程度の厚さとする。
即ち、該錫被膜は上記加熱処理により銅箔中へ拡散浸透
して消失し該銅箔表面付近に銅−錫合金組成が生成する
。
して消失し該銅箔表面付近に銅−錫合金組成が生成する
。
この際、前記錫被膜が呈していた白色味は全く消失する
。
。
前述した様に錫被膜の厚さは非常に小さいため上記合金
組成の錫含量は極めて低いものであり、該銅箔表面は金
属銅本来の色調を呈する。
組成の錫含量は極めて低いものであり、該銅箔表面は金
属銅本来の色調を呈する。
この銅箔表面は非常に優れたハンダ湿潤性、耐経口変色
性及び耐熱変色性を具えており、との銅箔は印刷回路用
銅箔として非常に有効である。
性及び耐熱変色性を具えており、との銅箔は印刷回路用
銅箔として非常に有効である。
一方、銅箔を直接基板に圧着する場合、即ち上述の様に
接着剤を用いずに銅箔を基板に加熱圧着する場合には該
加熱処理の前半で前記錫被膜は銅箔中へ拡散し、その後
の変色を防止する。
接着剤を用いずに銅箔を基板に加熱圧着する場合には該
加熱処理の前半で前記錫被膜は銅箔中へ拡散し、その後
の変色を防止する。
次に本発明に係る銅箔防錆方法を実施する場合の条件に
ついて説明する。
ついて説明する。
錫被膜を電着する際の電解液組成、電流密度、通電時間
などの実施条件は相互に関連して変化するものであり、
以下にその基本値を示す。
などの実施条件は相互に関連して変化するものであり、
以下にその基本値を示す。
一般に錫メッキを行なう場合酸性浴とアルカリ性浴とが
あるが、アルカリ性浴を用いた方が均一電着性が良いの
で本発明においてもアルカリ性の電解浴を用いる。
あるが、アルカリ性浴を用いた方が均一電着性が良いの
で本発明においてもアルカリ性の電解浴を用いる。
即ち、2〜100g/4(好1゜しくは10〜50g/
l)のN a OH又はKOH。
l)のN a OH又はKOH。
或いは10〜300g/4(好ましくは50〜100g
/l)のに、P2O7又はNa 4P 207のうち何
れか一つ、又は混合物に0.1g/4以上溶解限度以下
のSnを含有させたものを電解液として。
/l)のに、P2O7又はNa 4P 207のうち何
れか一つ、又は混合物に0.1g/4以上溶解限度以下
のSnを含有させたものを電解液として。
用いるのが良い。
Snは金属錫或いは硫酸第一錫の如き塩類を溶解する。
Sn濃度が0.1g/4未満の場合錫被膜の形成が不充
分となり、またアルカリ濃度が上記下限値より低くなる
と浴電圧が上昇し電力効率が低下する。
分となり、またアルカリ濃度が上記下限値より低くなる
と浴電圧が上昇し電力効率が低下する。
電流密度と通電時間は直接相関連するものであり、電気
量(電気量−電流密度×通電時間)として0.1〜3A
sec/di、好ましくは0.2〜2Asec/diと
するのが適当である。
量(電気量−電流密度×通電時間)として0.1〜3A
sec/di、好ましくは0.2〜2Asec/diと
するのが適当である。
0. I Asec/dm2未満の場合、錫被膜が拡散
した後の銅箔表面の耐熱変色性が不充分となり、また3
Asec/di以上だと後の作業工程における力[1
熱条件下では錫被膜の白色味が消失しなくなる。
した後の銅箔表面の耐熱変色性が不充分となり、また3
Asec/di以上だと後の作業工程における力[1
熱条件下では錫被膜の白色味が消失しなくなる。
また、電解浴温度は常温とするのが好ましい。
浴温を高くすれば錫メッキは効果的に行なわれるが、引
続いて行なわれる水洗処理においても銅箔の温度が高く
維持されて電着した錫の溶失が促進されてし1い結局錫
被膜の形成が効率的でなくなる。
続いて行なわれる水洗処理においても銅箔の温度が高く
維持されて電着した錫の溶失が促進されてし1い結局錫
被膜の形成が効率的でなくなる。
通常、印刷回路用銅箔は帯状に製箔され、該帯状銅箔の
粗面に接着剤を塗布して半乾燥の状態にしたものが接着
剤付銅箔として製造される。
粗面に接着剤を塗布して半乾燥の状態にしたものが接着
剤付銅箔として製造される。
この場合、本発明に係る防錆処理は例えば次の様にして
行なうと良い(第1図及び第2図参照)。
行なうと良い(第1図及び第2図参照)。
第1図は帯状銅箔の表面に錫被膜を形成する装置の断面
簡略図である。
簡略図である。
第1図において、電解槽3の底部に設けられた給液口4
から電解液が供給され、該電解槽3の上部に設けられた
排液口5から排出される。
から電解液が供給され、該電解槽3の上部に設けられた
排液口5から排出される。
排出された電解液は前記給液口4へ返送され電解槽3内
を循環する。
を循環する。
該電解槽3内に陽極板2が占位する。
該陽極板2はステンレス板又は錫板などを用いる。
帯状銅箔1が酸洗やその他の前処理を施された後ロール
7から上記電解槽3へ送られる。
7から上記電解槽3へ送られる。
該帯状銅箔1をガイドロール9a、9b、9cにより前
記陽極板2を囲む略U字状に保持して通過させた後巻取
ロール8により巻き取る。
記陽極板2を囲む略U字状に保持して通過させた後巻取
ロール8により巻き取る。
帯状銅箔1の処理すべき表面が上記陽極板2と相対する
ようにし、直流電源6の正端子を該陽極板2に、負端子
を前記巻取ロール8に接続し前記帯状銅箔1を陰極とし
て使用することにより該帯状銅箔1の前記陽極板2と相
対する表面に錫が電着される。
ようにし、直流電源6の正端子を該陽極板2に、負端子
を前記巻取ロール8に接続し前記帯状銅箔1を陰極とし
て使用することにより該帯状銅箔1の前記陽極板2と相
対する表面に錫が電着される。
錫被膜を電着した帯状銅箔1は水洗、乾燥などの後処理
を施してから前記巻取ロール8に巻き取るようにするの
が望ましい。
を施してから前記巻取ロール8に巻き取るようにするの
が望ましい。
次に、上述の様にして表面に錫被膜を形成した帯状銅箔
の裏面に接着剤を塗布し半乾燥の状態にする。
の裏面に接着剤を塗布し半乾燥の状態にする。
この場合、帯状銅箔の裏面には予め粗面化処理が施され
粗面となっている。
粗面となっている。
錫被膜を形成した帯状銅箔10はロール11より供給さ
れ、送りロール12により加熱装置15へ送られる。
れ、送りロール12により加熱装置15へ送られる。
この加熱装置15は従来一般に用いられている熱風循環
乾燥器で良い。
乾燥器で良い。
該加熱装置15の前方に前記帯状銅箔10の粗面に接着
剤を塗布するコーテイングロール13が設置されており
、該帯状銅箔10は該コーティングロール13により接
着剤を塗布されてから前記加熱装置15内に進入する。
剤を塗布するコーテイングロール13が設置されており
、該帯状銅箔10は該コーティングロール13により接
着剤を塗布されてから前記加熱装置15内に進入する。
該コーティングロール13は前記帯状銅箔10を上下か
ら挾むように両面に転接するロール13a。
ら挾むように両面に転接するロール13a。
13bと、該帯状銅箔10の粗面に転接する前記ロール
13aに転接するロール13cとからなり、該ロール1
3Cと前記ロール13aとの間に接着剤14が供給され
る。
13aに転接するロール13cとからなり、該ロール1
3Cと前記ロール13aとの間に接着剤14が供給され
る。
該接着剤14は先づロール13aの外周面に一様に塗布
され、次いで前記帯状銅箔10の粗面に転写される。
され、次いで前記帯状銅箔10の粗面に転写される。
このようにして粗面に接着剤14を塗布された帯状銅箔
10は次に前記加熱装置15内に進入し該加熱装置15
内を通過する間に前記接着剤が半乾燥の状態まで乾燥す
ると共に前記錫被膜が銅箔10内へ充分に拡散浸透して
消失し銅箔表面部に銅−錫合金組成が生成する。
10は次に前記加熱装置15内に進入し該加熱装置15
内を通過する間に前記接着剤が半乾燥の状態まで乾燥す
ると共に前記錫被膜が銅箔10内へ充分に拡散浸透して
消失し銅箔表面部に銅−錫合金組成が生成する。
該加熱装置15を通過した帯状銅箔10は巻取ロール1
6に巻き取られる。
6に巻き取られる。
以上の様にすれば本発明に係る防錆処理を簡単に行なう
ことができる。
ことができる。
次に、本発明に係る防錆処理を施した銅箔と従来の防錆
処理を施した銅箔とを熱変色防止効果及びハンダ湿潤性
について比較した例を説明する。
処理を施した銅箔とを熱変色防止効果及びハンダ湿潤性
について比較した例を説明する。
熱変色については、ガラスエポキシ板に170°Cで7
0分間加熱圧着して銅箔表面の変色度を肉眼判定した。
0分間加熱圧着して銅箔表面の変色度を肉眼判定した。
ハンダ湿潤性については、260℃で溶融したハンダ浴
中に0.5秒間浸漬しハンダのぬれ程度を目視判定した
。
中に0.5秒間浸漬しハンダのぬれ程度を目視判定した
。
結果を表−1に示す。表−1にお・いて、熱変色につい
て○印は全く変色が認められなかったこと、Δ印はわず
かに変色したこと、×印は明らかに変色したことを夫々
示す。
て○印は全く変色が認められなかったこと、Δ印はわず
かに変色したこと、×印は明らかに変色したことを夫々
示す。
また、・・ンダ湿潤性について○印は完全にぬれること
、Δ印はハンダが被膜状に大部分点がるがぬれない部分
が認められること、×印は・・ンダが被膜状に広がらず
丸くなってし1うことを夫々示す。
、Δ印はハンダが被膜状に大部分点がるがぬれない部分
が認められること、×印は・・ンダが被膜状に広がらず
丸くなってし1うことを夫々示す。
試別は次のようにして調製した。
厚さ35μの1聞11回路用銅箔を用い、種々の条件(
表−1参照)において該銅箔の表面に錫被膜を形成した
ものを測定試料とした。
表−1参照)において該銅箔の表面に錫被膜を形成した
ものを測定試料とした。
従来品の場合は、1 g/lベンゾトリアゾール溶液に
20秒間浸漬したものを従来品A、 0.4 g /
l Cro 3溶液中で銅箔を陰極として0.3A/
dm”で7秒間通電処理したものを従来品Bとして測定
試料とした。
20秒間浸漬したものを従来品A、 0.4 g /
l Cro 3溶液中で銅箔を陰極として0.3A/
dm”で7秒間通電処理したものを従来品Bとして測定
試料とした。
表−1から、本発明に係る防錆処理を施した銅箔は従来
のものより熱変色防止効果が大きく、・・ンダ湿潤性も
非常に優れていることがわかる。
のものより熱変色防止効果が大きく、・・ンダ湿潤性も
非常に優れていることがわかる。
従って印刷回路を製造する場合、銅張積層板を製造する
際に銅箔表面が変色してしまうことも無く、更にハンダ
メッキする際薄い均一なメッキ膜を得ることができる。
際に銅箔表面が変色してしまうことも無く、更にハンダ
メッキする際薄い均一なメッキ膜を得ることができる。
第1図は本発明に係る銅箔防錆方法の一実施例において
錫被膜を電着する装置の断面簡略図、第2図は該実施例
において接着剤を塗布乾燥する装置の断面簡略図である
。 図面中、1,10・・・帯状銅箔、2・・・陽極板、3
・・・電解槽、4・・・給液口、5・・・排液口、6・
・・直流電源、7,11・・・ロール、8,16・・・
巻取ロール、9a、9b、9c・・・ガイドロール 1
2・・・送りロール 13・・・コーティングロール
13a、13b。 13C・・・ロール 14・・・接着剤、15・・・加
熱装置である。
錫被膜を電着する装置の断面簡略図、第2図は該実施例
において接着剤を塗布乾燥する装置の断面簡略図である
。 図面中、1,10・・・帯状銅箔、2・・・陽極板、3
・・・電解槽、4・・・給液口、5・・・排液口、6・
・・直流電源、7,11・・・ロール、8,16・・・
巻取ロール、9a、9b、9c・・・ガイドロール 1
2・・・送りロール 13・・・コーティングロール
13a、13b。 13C・・・ロール 14・・・接着剤、15・・・加
熱装置である。
Claims (1)
- 1 銅箔の表面に錫被膜を電着する場合、電着後の加熱
処理により該錫被膜が銅箔表面から銅箔中へ拡散して消
失し前記銅箔表面付近に銅−錫合金組成を土族するよう
にしたことを特徴とする銅箔の防錆方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51027862A JPS5853079B2 (ja) | 1976-03-15 | 1976-03-15 | 銅箔の防錆方法 |
US05/727,624 US4082591A (en) | 1976-03-15 | 1976-09-28 | Surface treatment process for copper foil |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51027862A JPS5853079B2 (ja) | 1976-03-15 | 1976-03-15 | 銅箔の防錆方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52111428A JPS52111428A (en) | 1977-09-19 |
JPS5853079B2 true JPS5853079B2 (ja) | 1983-11-26 |
Family
ID=12232708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51027862A Expired JPS5853079B2 (ja) | 1976-03-15 | 1976-03-15 | 銅箔の防錆方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4082591A (ja) |
JP (1) | JPS5853079B2 (ja) |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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FR2472253A1 (fr) * | 1979-12-18 | 1981-06-26 | Filotex Sa | Procede de fabrication de cable electrique souple avec ame multibrins etamee et isolation appliquee a haute temperature |
US4468293A (en) * | 1982-03-05 | 1984-08-28 | Olin Corporation | Electrochemical treatment of copper for improving its bond strength |
US4499152A (en) * | 1982-08-09 | 1985-02-12 | General Electric Company | Metal-clad laminate construction |
US4515671A (en) * | 1983-01-24 | 1985-05-07 | Olin Corporation | Electrochemical treatment of copper for improving its bond strength |
US4490218A (en) * | 1983-11-07 | 1984-12-25 | Olin Corporation | Process and apparatus for producing surface treated metal foil |
US4810332A (en) * | 1988-07-21 | 1989-03-07 | Microelectronics And Computer Technology Corporation | Method of making an electrical multilayer copper interconnect |
JPH07120564B2 (ja) * | 1989-10-02 | 1995-12-20 | 日本電解株式会社 | 抵抗層付導電材料及び抵抗層付プリント回路基板 |
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