JPS5852341B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPS5852341B2
JPS5852341B2 JP12268176A JP12268176A JPS5852341B2 JP S5852341 B2 JPS5852341 B2 JP S5852341B2 JP 12268176 A JP12268176 A JP 12268176A JP 12268176 A JP12268176 A JP 12268176A JP S5852341 B2 JPS5852341 B2 JP S5852341B2
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啓 黒田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体装置の製造に関し、高密度集積回路にお
ける微細パターン形成に際しての装造歩留りの向上を目
的とするものである。
集積回路製作の電極配線の方法としては、従来(A)ネ
ガタイプ感光性樹脂(例、商品名KTFR:以降ネガレ
ジストという)を用いたケミカルエツチング法。
(B)ポジタイプ感光性樹脂(例、商品名AZ1350
J:以降ポジレジヌトという)を用いたケミカルエツチ
ング法。
(0感光性樹脂(以降ホトレジストという)を用いたリ
フトオフ法の3方法が多く用いられており、それぞれに
ついて説明する。
第一の方法であるネガレジスト法を第1図に示し説明し
てゆくと、シリコン半導体基板1(以降Si基板という
)上にたとえば傾斜2を有するシリコン酸化膜3(以降
SiO2膜という)があり、上記SiO2膜3上にA、
7膜4を蒸着し、上記Al膜4にネガレジスト5を塗布
して、ホトマスク6を密着させ紫外光線7により、上記
ネガレジスト5の一部を露光させる(a)。
ところが上記ホトマスク6を上記傾斜2に沿って密着露
光させる場合は、斜めに入射した紫外光線8は上記A7
膜4の傾斜部9において、斜めに反射され露光されては
ならない上記ネガレジスト5の一部を露光してしまい、
ネガレジストパターン10.11が薄いネガレジスト1
2により短絡される(b)。
この状態で上記ネガレジストパターン10.11をエツ
チングマスクとして、露出されたAl膜4を例えばリン
酸系エツチング液でエツチングオフすると、Al膜パタ
ーン13が短絡されたままで形成される(c)。
高集積度化になり微細パターン化してくると表面段差に
沿ってAl電極がしばしば配線されることがある。
このような際第1図の方法では歩留りの向上はほとんど
のぞめない状態である。
次に第2の方法であるポジレジスト法について第2図を
みながら説明する。
第2図aにおいて第1図と同一のものには同一番号を付
している。
14はポジレジスト、15はホトマスク、16は紫外光
線であるが、ポジレジスト14の特長として、紫外光線
に露光されると分解し、溶剤に溶けるという性質がある
ため、表面段差に沿って電極が配線されても、(b)ポ
ジレジストパターン20.21の短絡は生じない。
しかしポジレジストは耐酸性が低いため、上記ポジレジ
ストパターン20.21をエツチングマスクとして、上
記Al膜3をエツチングオフすると、(C)に示すとと
<1?膜パターン22.23の巾24は非常に狭くなり
微細パターン形成においては完全にエツチングオフされ
てしまう可能性が犬である。
つまり例えば電極線巾を4ミクロン設計した場合、ポジ
レジストパターン20.21の巾は2〜2.5ミクロン
となり、次にAl膜3(膜厚1.0ミクロン)をエツチ
ングオフすると、サイドエツチングから1ミクロン以下
かあるいは完全になくなってしまって巾24がきわめて
狭くなる。
次に第3の方法であるホトレジストを用いたりフトオフ
法について第3図をみながら説明する。
Si基体1上にSiO2膜2があり、その上にホトレジ
スト30(ネガ、ポジタイプどちらでもよい)を塗布し
、ホトマスク31を密着させ紫外光線16によって上記
ホトレジスト30の一部を露光する(a)。
次に溶剤にて上記ホトレジスト30の一部ヲ除去してホ
トレジストパターン30aを形成し、このホトレジスト
パターン30aと一部露出された上記SiO2膜2上に
、ホトレジストパターン30aの膜厚32より十分に薄
いA7膜33を蒸着する(C)(例えば、ホトレジスト
膜厚2.0ミクロンに対して、Al膜厚0.5ミクロン
)。
ついで、ホトレジストはくり液(例えば商品名:Jlo
o)でホトレジストパターン30aを除去してAA膜パ
ターン33aを形成する(d)。
この場合ホトレジスト膜30と上記Al膜33の膜厚が
同等になるか、あるいは反対に上記AA膜33が厚くな
るとりフトオフ法は非常に困難となる。
なぜならばリフトオフ法というのは、段差部分のAl膜
厚が非常に薄いことを利用した方法であるからである。
このようにいずれの方法も集積回路が高集積度化して微
細パターン形成が必要となると、設計の余裕度がなくな
り、表面段差に沿ってかつ段差に交叉して電極配線がな
されると電極間短絡、段差での電極断線等を引きおこし
て歩留りの向上はのぞめなくなる。
そこで、本発明者はこのような問題に鑑み特願昭50−
43969号および同50−101336号にて、高密
度集積回路における製造歩留の向上を可能とするいわゆ
る二重レジスト法を提案した。
本発明はこの方法において、さらに製造が容易な工程を
用い、集積回路が高集積度化し微細パターン形成が必要
になった場合における電極配線形成の製造歩留りの向上
を提供するものである。
以下、本発明の一実施例にかかる集積回路の電極配線微
細パターンの高歩留り形成の方法を説明する。
すなわち第4図は集積回路における電極パターンの形成
に関する。
順を追って説明すると、(a)に示すごと<Si基体5
1上にSiO2膜52があり上記SiO□膜52上に第
1のホトレジスト53(例えばポジレジストAZ135
0J膜厚2ミクロン)を塗布し、ホトマスク54を密着
させ紫外光線55にて上記ホトレジスト53の一部を露
光、分解させて溶剤にて除去し、第1のホトレジストパ
ターン56を得る(b)。
ちなみにポジレジストは高解像度を有するため、数ミク
ロン巾のホトレジストパターンを形成することは極めて
容易である。
次に上記第1のホトレジストパターン56と露出された
5in2膜52上にA7膜57(膜厚1〜2ミクロン)
を蒸着しくc)、Al膜57上に第2のホトレジスト5
8(例えばポジレジスト AZ1350J)を塗布する(d)。
この時第2のホトレジスト58は表面段差に関係なくホ
トレジスト表面が平担である特性をもつポジレジストを
用いる方が次工程の溶剤エツチングにおいて有利である
ついで第2のホトレジスト58表面を溶剤(例えばAZ
用現像液あるいはアセトン等の有機溶剤)に浸漬するか
、あるいは溶剤蒸気雰囲気中に放置して第1のホトレジ
スト56上のkl膜57表面が露出するまで溶解して第
2のホトレジストパターン59を得る(、e)。
つまり表面段差の上部のホトレジスト膜厚が下部のホト
レジスト膜厚に比べて非常に薄いことを利用している。
ちなみに上部と下部の膜厚比は■:3〜1:5である。
(但し第1のホトレジストパターンの膜厚、パターン巾
、第2のホトレジストの塗布条件により変化するが上部
は下部に比べて常に膜厚が薄い)。
AZ現像液への浸漬によるホトレジスト膜の溶解速度は
、第5図に示す如くであり、例えば上部ホトレジスト膜
厚がO,4ミクロンであれば約100秒で溶解し上記A
l膜57の一部を露出させることができる。
このように溶剤によるエツチングを行うと、何ら別のマ
スクを必要としないとともに、特別のエツチング装置を
用いることなく極めて簡単に第2のホトレジストパター
ン59をエツチングすることができる。
次に残された第2のホトレジストパターン59をエツチ
ングマスクとして、Al膜57の一部を例えばリン酸系
のエツチング液で、第1のホトレジストパターン56の
表面が露出するまでエツチングし、Al膜パターン60
を得る(f)。
ついで第1のホトレジストパターン56と第2のホトレ
ジストパターン59を、ホトレジストはくり液(例えば
商品名:Jloo)にて溶解、除去し完成となる(g)
次に他の実施例として表面段差の犬なる(約1ミクロン
)、設計寸法が3ミクロンのシリコンゲ−I−MO8−
ICの製作に用いた例を第6図に示す。
Si基板71上に5IO2膜72があり、上記SiO2
膜72の一部が除去され不純物層73が形成されている
さらにS i02膜72内に多結晶シリコン膜よりなる
第1の配線パターン74があり、SiO2膜72膜設2
75及び上記第1の配線パターン74の段差76は0.
5〜1.0ミクロン形成されており、この状態において
第1のホトレジストパターン77(例えば商品名:ポジ
レジストAZ1350J、膜厚2.0ミクロン)を形成
する(a)。
ついでSiO□膜72、第1の配線パターン14の上記
段差75.76より犬なる膜厚のAl膜78を蒸着しく
b)、ホトレジストを塗布したあとその表面を溶剤にて
溶解して第2のホトレジストパターン79(例えば商品
名:ポジレジストAZ1350J1膜厚2.0ミクロン
)を得る(c)。
次に上記第2のホトレジストパターン79をエツチング
マスクとして第1のホトレジストパターン77上のAl
膜78を例えばリン酸系のエツチング族にてエツチング
オフして、最後に第1、第2のホトレジストパターン7
7.79をホトレジストはくり液(例えば商品名:Jl
oo)を用いて除去し、第2の配線パターン80を形成
して完成となる(d)。
以上の方法によれば、 (1)微細パターン設計の集積回路設計において、容易
に微細パターンが形成でき、歩留りを向上させる。
(2)表面段差を有する集積回路の製作において、電極
から段差に沿って配線されても電極間短絡を起さないの
で、設計に余裕度を持たせることができる。
(3)表面段差に交叉して電極が配線される場合、電極
配線膜厚を表面段差より十分大きくしても、配線パター
ンを断線することなく、高歩留りで形成することができ
る。
とともに、さらに本発明の方法によれば、たとえばホト
レジストよりなる第2のマスク材料のエツチングを溶剤
あるいは溶剤蒸気雰囲気中で行うため、特別の装置を必
要とすることなく、容易に導体配線パターンのエツチン
グマスクを得ることができ、集積回路の製造に大きく寄
与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a ” cは従来のネガレジストを用いた電極配
線形成法の工程図、第2図a ”’−cは従来のポジレ
ジストを用いた電極形成法の構成国、第3図a”−dは
従来のホトレジストを用いたりフトオフ電極形成法の工
程図、第4図a ”−gは本発明の実施例にかかる集積
回路における配線パターンの形成工程図、第5図は本発
明における溶剤に浸した場合のホトレジスト膜の溶解曲
線図、第6図a〜dは本発明の実施例にかかるSiアゲ
−MO8−■Cを製作した工程図である。 51.71・・・・・・Si基体、52.72・・・・
・・5iOJ!j、56 、77・・・・・・第1のホ
トレジストパターン、57 、78・−・−・・A[膜
、59.79a−・・・第2のフォトレジストパターン
、60,801.。 ・・・Al配線パターン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 半導体基体上に電極配線パターンと反転の関係を有
    する第1のマスクパターンを形成する工程と、上記半導
    体基体上及び上記第1のマスクパターン上に導体を蒸着
    する工程と、この導体上に第2のマスク材料を塗布し、
    溶剤に浸すかあるいは溶剤蒸気雰囲気中に放置すること
    により上記第1のマスクパターン上の上記導体表面のみ
    を露出させて第2のマスクパターンを形成する工程と、
    この第2のマスクパターンをエツチングマスクとして上
    記導体の一部をエツチング除去する工程と、上記第1、
    第2のマスクパターンを除去する工程とを備えたことを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
JP12268176A 1976-10-12 1976-10-12 半導体装置の製造方法 Expired JPS5852341B2 (ja)

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JPS57170553A (en) * 1981-04-15 1982-10-20 Fujitsu Ltd Manufacture of semiconductor device
JP2012164876A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Mitsubishi Chemicals Corp 配線又は電極の形成方法、電子デバイス及びその製造方法

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