JPS5851591B2 - 貸金庫錠 - Google Patents

貸金庫錠

Info

Publication number
JPS5851591B2
JPS5851591B2 JP11046779A JP11046779A JPS5851591B2 JP S5851591 B2 JPS5851591 B2 JP S5851591B2 JP 11046779 A JP11046779 A JP 11046779A JP 11046779 A JP11046779 A JP 11046779A JP S5851591 B2 JPS5851591 B2 JP S5851591B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
safe deposit
running plate
deposit box
running
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11046779A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5634866A (en
Inventor
洵 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kumahira Safe Co Inc
Original Assignee
Kumahira Safe Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kumahira Safe Co Inc filed Critical Kumahira Safe Co Inc
Priority to JP11046779A priority Critical patent/JPS5851591B2/ja
Publication of JPS5634866A publication Critical patent/JPS5634866A/ja
Publication of JPS5851591B2 publication Critical patent/JPS5851591B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、保護箱を使用する貸金庫における貸金庫錠に
関するものである。
現在銀行等に設置されている貸金庫は、銀行員立ち会い
のもとでなければ解錠できない貸金庫錠を備えたものが
一般的であり、これは、先に銀行錠を解錠しなければ客
錠を解錠できない所謂二連錠構造である。
また各貸金庫には現金、書類等を収容する保護箱が出し
入れ自在に収納されていて、客は開扉してからこれを取
り出し、別室にて用事を済オすことかできる。
更に貸金庫錠は、客の便を考慮して施錠の場合は客錠を
施錠するたけて銀行錠も同時に施錠できる機構になって
いる。
銀行キーは解錠後に銀行員によって抜き取られるため客
は保護箱を扱っている間自由に扉を施、解錠することが
できない。
従って客が一時持場を離れるときは扉にキーを差込んだ
ますにしなければならず、この間他人によってキーの写
をとられる危険性が生ずる。
扉を施錠してキーを抜取ってし筐えば安全であるが、保
護箱を入れるときに再び銀行員を呼ばねばならず、これ
は客にとっても銀行員にとっても煩わしい。
かと云って客錠のみで貸金庫扉を自由に施、解錠できる
ようにしたのでは本来の二連錠の意味がなくなる。
そこで客が保護箱を外へ出している間たけは客用のキー
のみで扉を自由に施、解錠できるようになし、一旦保護
箱が庫内に収納されたら本来の二連錠機構に戻るように
すれば、上述の問題は解決される。
本発明はこのような貸金庫錠を提供することを目的とす
るもので、錠箱に保護箱の有無を感知するレバーを設置
し、これが作動している間(保護箱を取り出している間
)は客用キーたけて自由に施、解錠できるようになした
ことを特徴とする。
捷た外側から保護箱の有無を容易に判別できるように簡
単な表示機構をも付設することができる。
このような本発明を添付図面に示した一実施例に・従っ
て詳述する。
第1図は本発明貸金庫を使用した貸金庫の扉付近を拡大
して示す横断底面図で、扉を閉鎖し且つ施錠した状態を
示しである。
貸金庫は、扉1、框枠2、錠箱3及び保護箱4から成り
、扉1は一端が框枠2に接し、他端は対向側の框枠(図
示せず)に回動可能に軸支されている。
筐たキ一孔を備えた2本の円筒部5,6が扉1を内側か
ら貫通して装着されており、各円筒部5,6のキ一孔は
夫々客錠7、銀行錠8に達している。
框枠2は各貸金庫の壁を構成すると共に仕切りの役割を
果たしている。
捷た框枠2は段部2aを有しており、段部2aの外面に
/Ii扉1が当接し、内面には施錠用の閂9が突出して
当接する。
閂9は走り板10と一体に形成され、これが突出するこ
とによって扉1が框枠2に対して固定される。
錠箱3は総ての錠部材を内装して扉1の裏面に取付けら
れているが、図面では説明の都合上想像線で示しである
客錠7及び銀行錠8は所謂タンブラ−錠で、各タンブラ
−7a、8aは錠箱3内に植設されたガイドピン11.
12に旋回可能に支持されている。
走り板10には突起14が設けられていて、通常はこれ
が客錠7の各タンブラ−7aに衝突することにより閂9
及び走り板10の引込みを阻止している。
図示しないが各タンブラ−7aには夫々異なる位置に溝
が形成され、所定のキーを円筒部5のキ一孔に差込んで
回動したときにこれらの溝が整列する。
溝が整列すると突起14はこの中に入り込めるので、閂
9及び走り板10の引込みが可能となる。
客用のキーは、施錠位置から所定の回動過程でタンブラ
−7aの溝を整列させ、更に次の所定の回動過程で閂9
及び走り板10を引込めるようになっている。
保護箱4は現金や書類等を収納するためのもので、扉1
を開けて庫内から出し入れできる。
第2図は本発明貸金庫錠の要部を示した斜視図で、各タ
ンブラ−?a、8aをガイトビ/11゜12から取り外
した状態で示しである。
この図から判るように、走シ板は、客用キーで作動させ
る走り板10と、銀行用キーで作動させる第2走り板1
3との2枚から成り、2枚の走り板10.13は重ね合
わせた状態でガイドピン11.12に嵌合支持されてい
る。
オた閂9は走り板10と一体的に形成されている。
各走り板10.13の長孔の長さは、閂9の作動ストロ
ークよりも幾分長くとるのが望ましい。
客錠タンブラ−1aの溝に嵌合する突起14は走り板1
0に設けられ、銀行錠タンブラ−8aの溝に嵌合する突
起15は第2走り板13に設けられている。
第2走り板13の後端16は段部を経て刃状に突出して
釦り、走り板10の後端とほぼ平行に延びている。
両走り板10.130後端に対向させてストッパ17が
配置しである。
これは客用キー単独で閂9を引込めないように走り板1
0の後端面に当接して走り板10の後退を阻止する役目
を果たす。
ストッパ17はプレート状で、ガイドピン’f1,12
に対して垂直に設けられた軸18に旋回可能に軸支して
走り板10の後退を阻止または許容する位置に移動し得
るようになすと共に、ばね19によって反時計方向に付
勢して通常は走り板10の後退を阻止する位置に保持さ
せである。
但し、走り板10の後退を阻止する位置、即ち、第1図
に示した位置より下へは旋回しないようになしである。
またストッパ17の第2走り板13の後端16と対向す
る部分には、第2図に示すように切起し片20を形成し
てあり、切起し片20は第2走り板13が後退したとき
に第2走り板13の後端16の刃状部と当接し、ストッ
パ17は走り板10の後退を許容する位置寸で押し上げ
られる。
更に錠箱3内には保護箱4の有無を感知する感知レバー
21が設置されている。
感知レバー21はほぼ扇形で、ガイドピン11.12と
垂直に設けられた軸22に旋回可能に軸支され、更に後
方に延びるアーム23が一体的に形成されている。
感知レバー21ばばね28によって反時計方向に付勢さ
れているから、感知レバー21の一端は第1図に示すよ
うに錠箱3の後壁に穿った溝(図示せず)から突出して
保護箱4の端面に当接している。
保護箱4がない場合には感知レバー21は錠箱3から更
に突出するが、完全に突出しないように感知レバー21
の弧状部にストッパとして段部21aを形成しである。
従って、感知レバー21はばね28の付勢力によって所
定角度回動すると、この段部21aが錠箱3の後壁内面
に当接して制止される。
図示していないが感知レバー21の段部21a付近には
マイクロスイッチ或いはリードスイッチが配置されてお
り、感知レバー21が第1図のように押込まれていると
きに保護箱4が存在する信号を貸金庫の集中管理センタ
ーに送るようになっている。
更に第2図には保護箱4の有無を扉1の外から判別でき
る表示ピン24を示しである。
表示ピン24は第2a図に示すようにばね25を介して
扉1に穿たれた孔に内挿され、表示ピン24の後端は錠
箱3の前壁を貫通して感知レバー21に臨筐せるか或い
は当接させである。
第2a図には保護箱4がないときに表示ピン24が扉1
内に引込筐れた状態を概略的に示しである。
保護箱4が庫内に収納されている場合は、感知レバー2
1が保護箱4の端面に押圧されて回動し、表示ピン24
は感知レバー21に押されて扉1から突出する。
扉1が開いているときは保護箱4の有無に殉ず表示ピン
24は引込まれて保護箱4が無い状態を示すことになる
が、扉1を開いているときは庫内が直接見えるから問題
ないであろう。
次に本発明貸金庫錠の使用及び作動順序を第3図乃至第
1図に従って説明する。
先ず銀行員が銀行用キー26を第1図に示すように円筒
部6のキ一孔に差込んで回動させると、最初に銀行錠タ
ンブラ−8aの溝が整列して突起15に整合する。
これに続いてキー26は第2走り板13を矢印方向に移
動させるから、第2走り板の突起15は銀行錠タンブラ
−8aの溝に侵入し、後端16はストッパ17の切起し
片20に当接してストッパ1γをばね19の付勢力に抗
して走り板10の後退を許容する位置芽で旋回させる。
(第3図参照)。これで閂9及び走り板10に対するス
トッパ17の阻止作用が解かれる。
次に客が客用キー27を差込んで所定方向に回動すれば
、先ず客錠タンブラ−1aの溝が整列して突起14に整
合する。
続いて第4図に示した如く走り板10が引込筐れるから
閂9も框枠2の段部2aから外れて開扉可能となる。
ここで第5図に示すように銀行員はキー26を施錠位置
筐で戻してから引抜く。
これで第2走シ板13は左に移動すると共に銀行錠タン
フラー8aの各溝も不揃い状態に戻る。
ストッパ17は第2走り板の後端16による押上げ作用
を解かれるが、図から判るように走り板10の後端が既
にストッパ17の下に引込徐れているため、ストッパ1
7は走り板10の後端上面に係接し、走り板10の後退
を阻止する位置への回動を阻止される。
続いて客が扉1を開けると第6図に示すように感知レバ
ー21は反時計方向に回動して集中管理センターに開扉
の信号を送ると共に、後方のアーム23がストッパ17
を走り板10の後退を許容する位置まで押上げる。
従って、感知レバー21のばね28はストッパ17のば
ね19よりも大きな付勢力を必要とする5、これで客は
庫内から保護箱4を取り出すことができるのであるが、
ここで本発明の効果が発揮される。
即ち保護箱4を取出した状態で客が貸金庫から離れると
きは、第7図に示すように客用キー21単独で走り板1
0を前進させて客錠1を施錠し、客用キー21を抜いて
持ち歩ぐことかできる。
この間、閂9及び走り板10の後退を阻止するストッパ
17は感知レバー21のアーム23によってsすiio
の後退を許容する位置に押上げられた昔まであるから、
客が戻ってきて再び開扉するときもやはり客用キー27
のみで解錠できる。
一旦保護箱4が庫内に収納されると、感知レバー21は
保護箱4の端面に当接して押込まれると同時にアーム2
3がストッパ11の押上げ作用を解く。
従って第5図と同じ状態になり(但し、銀行キー26は
ない)、一度客用キー27によって施錠すればストッパ
11は閂9及び走り板10の引込み阻止位置に戻って再
び阻止作用を開始する。
以上詳述したように本発明の貸金庫錠によれば、保護箱
を貸金庫から取り出して使用している間だけ客用キーの
みで施錠捷たは解錠が可能となり、二連錠の利点を損う
ことなく客の便をも図ることができる。
また扉に簡単な表示ピンを内挿すれば、閉扉状態でも外
から保護箱の有無を判別できる。
以上の如く本願発明は、実用上裸益するところ多大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明貸金庫錠の一実施例の施錠状態を示す横
断底面図、第2図は同実施例の内部構造を示す斜視図、
第2a図は表示ピンの設置状態の概略を示す拡大断面図
、第3図乃至第7図は第1図図示実施例の各作動状態を
示した横断底面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 保護箱4を備えた貸金庫の扉1に装着される貸金庫
    錠であって、 客キーの回動によって作動する走り板10及び該走り板
    10と一体的に作動する閂9を備えた客錠7と、 該走り板10に並設され、且つ銀行キーの回動によって
    作動する第2走り板13を備えた銀行錠8と、 該走り板10及び第2走り板13の後端に隣接すると共
    に該走シ板10の後退を阻止または許容する位置に移動
    可能に装着され、更に該走り板10の後退を阻止する位
    置に移動するように付勢されたストッパ11と、 一端が貸金庫内に向かって突出して貸金庫内の保護箱4
    に当接するように貸金庫内に向けて付勢され、他端がス
    トッパ17と連係して該ストッパ17を走り板10の後
    退を許容する位置に移動し得るように装着された感知レ
    バー21.とを備え、ストッパ17は、銀行錠8が解錠
    されて第2走り板13が後退したときに該第2走り板1
    3の後端に係接して走り板10の後退を許容する位置に
    移動され、更に該ストッパ17は、感知レバー21の一
    端が貸金庫内の保護箱4に当接していないときには感知
    レバー21の他端によって走り板10の後退を許容する
    位置に移動されるように形成されていることを特徴とす
    る貸金庫錠。 2 感知レバー21が、他端にストッパ11に当接する
    アーム23を備え且つ軸22に揺動自在に軸支されてい
    る特許請求の範囲第1項に記載の貸金庫錠。 3 ストッパ17が、第2走り板13の後端に摺接する
    切起し片20を備え且つ軸18に揺動自在に軸支されて
    いる特許請求の範囲第1項または第2項に記載の貸金庫
    錠。
JP11046779A 1979-08-31 1979-08-31 貸金庫錠 Expired JPS5851591B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11046779A JPS5851591B2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31 貸金庫錠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11046779A JPS5851591B2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31 貸金庫錠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5634866A JPS5634866A (en) 1981-04-07
JPS5851591B2 true JPS5851591B2 (ja) 1983-11-17

Family

ID=14536440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11046779A Expired JPS5851591B2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31 貸金庫錠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5851591B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6334877A (ja) * 1986-07-28 1988-02-15 松下電工株式会社 電気部品の中間加工部材

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587070A (ja) * 1981-07-07 1983-01-14 日本カバ株式会社 二重錠
JPS6354749U (ja) * 1987-09-11 1988-04-12

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6334877A (ja) * 1986-07-28 1988-02-15 松下電工株式会社 電気部品の中間加工部材

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5634866A (en) 1981-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0246753B2 (ja)
US5715923A (en) Currency acceptor with locking cash box
US7128350B2 (en) Sliding slam latch strike
US3786657A (en) Slam-style safety lock
JPS5851591B2 (ja) 貸金庫錠
US4442781A (en) Deposit box
JPS6013971Y2 (ja) 感知装置付き貸金庫
JP4150226B2 (ja) リジェクトカード回収庫のシャッタロック機構
JPS5833345B2 (ja) 貸金庫錠
JPH045116B2 (ja)
JPS6120947Y2 (ja)
CN112365650B (zh) 硬币存储箱及硬币存储系统
JP4072608B2 (ja) 金庫の構造
CN110952841B (zh) 一种机柜用锁具
JPH08296356A (ja) 傘のロック装置
JP3464344B2 (ja) ロッカ用錠装置
JPS6123179Y2 (ja)
JP2003106021A (ja) 自動販売機
JPH0716863Y2 (ja) 貸金庫錠
KR200217564Y1 (ko) 비밀금고용 사물함의 문잠금장치
JPS6319875Y2 (ja)
KR200307436Y1 (ko) 물품 보관함용 자물쇠
JP2546006B2 (ja) 筐体扉の鎖錠装置
US1981074A (en) Coin controlled locking mechanism
JPH0218201Y2 (ja)