JPS5851290Y2 - 目違接手 - Google Patents
目違接手Info
- Publication number
- JPS5851290Y2 JPS5851290Y2 JP18063679U JP18063679U JPS5851290Y2 JP S5851290 Y2 JPS5851290 Y2 JP S5851290Y2 JP 18063679 U JP18063679 U JP 18063679U JP 18063679 U JP18063679 U JP 18063679U JP S5851290 Y2 JPS5851290 Y2 JP S5851290Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- grooves
- protrusions
- lumber
- wood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は継手、仕口として使用出来る回連接手構造の
改良に関するものである。
改良に関するものである。
旧来の回連継手は、他の継手類、例えば鎌継、金輪継、
琥継或いは欄継等に比べると欠き取り加工も簡単で使用
にも便利ではあるという利点がある。
琥継或いは欄継等に比べると欠き取り加工も簡単で使用
にも便利ではあるという利点がある。
しかしながら、かかる旧来の回連継手は、突起と溝とが
突き合わせ連結すべき木材の表面に対して、平行あるい
は直角方向に、設けられている為に、外力に対してずれ
を生じやすく、場合によっては添板のような補足材を要
することもある。
突き合わせ連結すべき木材の表面に対して、平行あるい
は直角方向に、設けられている為に、外力に対してずれ
を生じやすく、場合によっては添板のような補足材を要
することもある。
特に薄板材の場合には、突条数を増すことが出来ず連結
強度も乏しくなると共に、強く凹凸嵌合部を嵌合させた
りすると上下縁部が浮上がったり、第5図に示すように
、連結部の表面上に段違い部が生起しやすい。
強度も乏しくなると共に、強く凹凸嵌合部を嵌合させた
りすると上下縁部が浮上がったり、第5図に示すように
、連結部の表面上に段違い部が生起しやすい。
板材の平坦な連結接合面を得ようとする場合は嵌合条溝
を正確に一致させるとともに、連結材相互の厚みを同一
にすることが必要である。
を正確に一致させるとともに、連結材相互の厚みを同一
にすることが必要である。
ところが木材などの板材は同−材内であっても厚さ不同
があるのが一般的で、まして異なる林間で全く同一厚さ
となることはほとんど望めない。
があるのが一般的で、まして異なる林間で全く同一厚さ
となることはほとんど望めない。
従って従来は接合後、接合面に切削する仕上げ加工を要
するとともに、材が合板などのように表単板が薄い場合
には切削することが出来ず平坦面が得られないという欠
点があった。
するとともに、材が合板などのように表単板が薄い場合
には切削することが出来ず平坦面が得られないという欠
点があった。
この考案の目的は、この従来の回連継手の欠点を解消し
、連結材相互に厚みの差があっても必要な面側の表面を
平坦に出来、しかも厚みの如何に拘わらず強固な連結部
を得ることができる簡単な構造の回連接手を提供するこ
とにある。
、連結材相互に厚みの差があっても必要な面側の表面を
平坦に出来、しかも厚みの如何に拘わらず強固な連結部
を得ることができる簡単な構造の回連接手を提供するこ
とにある。
次に本考案を添付の図面に示す実施例に基いて説明する
。
。
図面において、1と1′は連結すべき柱体、床板等の木
材を示し、2及び3は、それぞれ各木材の連結端面に形
成されている突条と条溝を示す。
材を示し、2及び3は、それぞれ各木材の連結端面に形
成されている突条と条溝を示す。
前記の突条2と条溝3は、木材1と1′の表面に対して
斜め方向に形成されており、互いに摺合わせ嵌合できる
ように構成されている。
斜め方向に形成されており、互いに摺合わせ嵌合できる
ように構成されている。
しかして本考案によれば第1図及び第2図に示すように
突き合わせ連結端面の突条2と条溝3、即ちフィンガー
は端部面に面対称に形成されており、両者の摺合わせ嵌
合の結果は第4図に示すように互いに食い込んだ形で連
結されている。
突き合わせ連結端面の突条2と条溝3、即ちフィンガー
は端部面に面対称に形成されており、両者の摺合わせ嵌
合の結果は第4図に示すように互いに食い込んだ形で連
結されている。
本考案において、木材1と1′とに多少の厚さ不同があ
っても、摺合わせ量を加減するだけで簡単に連結接合さ
れる材の必要な片表廁は平坦にすることが出来るから、
例えば第3図に示すように接合木材1,1′を基板とし
てその上面に化粧シート4等を貼着する合板として利用
出来る。
っても、摺合わせ量を加減するだけで簡単に連結接合さ
れる材の必要な片表廁は平坦にすることが出来るから、
例えば第3図に示すように接合木材1,1′を基板とし
てその上面に化粧シート4等を貼着する合板として利用
出来る。
特にこの接手構造を床板、壁材等の薄板に利用し、フィ
ンガー数を多くすることで連結強度も向上させることが
出来、第5図に示す面上の段違いが生じるようなことも
なく、平滑化のための後加工も不要となるという効果を
奏することができる。
ンガー数を多くすることで連結強度も向上させることが
出来、第5図に示す面上の段違いが生じるようなことも
なく、平滑化のための後加工も不要となるという効果を
奏することができる。
第1図及び第2図は本考案に基づく各木材の形状を示す
説明図、第3図は本考案の木材にて連結された床面の一
例を示す平面図、第4図は第3図I−I線における縦断
面図、第5図は旧来の回連継手による連結部を示す説明
図である。 1.1’:木材、2:突条、3:条溝、4:化粧シート
。
説明図、第3図は本考案の木材にて連結された床面の一
例を示す平面図、第4図は第3図I−I線における縦断
面図、第5図は旧来の回連継手による連結部を示す説明
図である。 1.1’:木材、2:突条、3:条溝、4:化粧シート
。
Claims (1)
- 木材1と接合端部面に同木材1の表面に対して斜め方向
に平行に複数設けた突条2と前記木材1と連結すべき他
の木材1′の接合端部面に設けた前記突条2に対応する
条溝3とからなり、且つ前記木材1と1′とは前記突条
2の条溝3とを摺合せ嵌合することによって連結されて
いることを特徴とする回連継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18063679U JPS5851290Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 目違接手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18063679U JPS5851290Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 目違接手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5697409U JPS5697409U (ja) | 1981-08-01 |
JPS5851290Y2 true JPS5851290Y2 (ja) | 1983-11-22 |
Family
ID=29691052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18063679U Expired JPS5851290Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 目違接手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5851290Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-26 JP JP18063679U patent/JPS5851290Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5697409U (ja) | 1981-08-01 |
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