JPS5851286B2 - 水車調速機 - Google Patents

水車調速機

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JPS5851286B2
JPS5851286B2 JP51093815A JP9381576A JPS5851286B2 JP S5851286 B2 JPS5851286 B2 JP S5851286B2 JP 51093815 A JP51093815 A JP 51093815A JP 9381576 A JP9381576 A JP 9381576A JP S5851286 B2 JPS5851286 B2 JP S5851286B2
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JP
Japan
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speed
circuit
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water turbine
deviation
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JP51093815A
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JPS5320090A (en
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啓二 合田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Control Of Water Turbines (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は比例、微分及び積分動作の調節部を有する水
車調速機に関するものである。
従来の水車調速機を第1図について説明する。
図において水車1の回転速度は、その主軸に直結された
速度検出発電機2で検出され、その出力は速度検出回路
3に与えられ直流信号に変換されて出力される。
4は上記水車1の速度設定器であり、5は、比例器5A
、積分器5B及び微分器5Cを有する調節部(以下、P
ID調節部と称す)で、上記速度検出回路3の出力と速
度設定器4の出力を比較した偏差出力と、後述するフィ
ードバック量即ち速度垂下率設定器6の出力を負の符号
で加算したものを入力とし、この入力の代数和を零にす
るような調節出力信号を出して制御器7に与える。
周知の如く上記PID調節部5は比例器5Aに加えて、
定常誤差を零にする積分器5B及び制御応答を早くする
ための微分器5Cが付加され、合理的な調節機能をもっ
ているものである。
なお、5A−R1,5B−R1及び5C−R1はそれぞ
れ上記比例器5A、積分器5B及び微分器5Cの利得設
定器である。
上記制御器7は電気量の変化を機械的変位に変換する装
置で、その機械的変位は補助サーボモータ8、次いで主
サーボモータ9で増巾され、上記水車1のガイドベーン
(図示せず)を制御して水車1の回転数を調節する。
なお、フィードバック量として上記補助サーボモータ8
の出力(即ち実負荷)と水車1の負荷設定器10の出力
を比較した偏差出力が上記したように速度垂下率設定器
6を介してPIDID調節部入力として与えられる。
このようにPIDID調節部速度設定器4の設定値と実
速度(速度検出回路3の出力)との速度偏差及び負荷設
定器10と実負荷(補助サーボモータ7の出力)との負
荷偏差の両方に対して動作し、上記調節機能を発揮する
ようになっている。
定常運転時、即ち水車1によって駆動される発電機(図
示せず、以下水車発電機という)が系統に編入されて運
転している状態では、速度設定器4は定格速度(即ち系
統の定格周波数に相当)に固定される。
水車発電機は系統周波数と同期して運転されるので水車
1は系統周波数に相当する回転数となり、PIDID調
節部の速度偏差は系統周波数の変動、即ち定格周波数と
系統周波数との偏差となる。
この偏差が零のときPIDID調節部負荷設定器10の
設定値にのみ応答し、負荷設定器10が要求する負荷と
なるように水車1を制御する出力を出す。
また、速度垂下率設定器6は負荷制御を安定に行なうた
めに垂下特性をもたせるもので、通常O〜6%程度の利
得である。
この水車調速機は、上記説明したPID調節機能によっ
て良好な制御特性を有するが、反面負荷制御に関し、次
の如き欠点を有する。
即ちPIDID調節部速度偏差と負荷偏差の両方に応動
するが、その双方の要求する調節機能が相反することで
ある。
まず系統周波数の変動による速度偏差に対しては調節機
能として、制御系の安定に重点をおいた利得設定器5A
−R1,5B−R1の設定が望まれる。
特に送電線事故によって当該水車発電機が主幹系統から
分離され、単独負荷(水車発電機の容量以下)を負って
運転する(以下、この運転を単独負荷運転という)こと
になっても安定であることが必要である。
今、仮に微分器5Cの利得設定器5C−R1の設定値を
固定したとすると比例器5A及び積分器5Bのそれぞれ
の利得設定器5A−R1及び5B−R1はできるだけ利
得を下げ微分器5Cの効果を顕著にする方が安定である
他方、負荷偏差に対しては調節機能として、負荷設定器
10の要求する負荷に対し速応できるような利得設定器
5A−R1,5B−R1の設定が望まれる。
この場合、比例器5A及び積分器5Bはできるだけ利得
を上げる必要がある。
近年、水車発電機は増々犬容量化の傾向にあり、水車発
電機の単機容量が700,000kWにも及ぶと、当該
水車発電機の系統における影響力も増大し、電力ピーク
負荷時の急速な立上がり負荷に貢献することが期待され
ることになる。
即ち、水車調速機の機能として水車の安定な調速機能を
有するだけでなく、もう一つの重要な機能として水車発
電機への要求負荷に対する連応性がクローズアップされ
てきた。
ところが上記の如く速度偏差への応答に重点をおいたP
ID調節部の利得設定を行なえば、負荷偏差への応答が
阻止され、負荷追従性が悪くなり、逆に負荷追従性に重
点をおくと速度偏差に対する安定性が損なわれるという
欠点があった。
この発明はこのような実情に鑑みてなされたもので、速
度偏差に対する安定性及び負荷追従性共に優れた水車調
速機を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するための本発明の技術的手段たる横取
は、比例、積分及び微分動作を行なう調節部を有し、水
車の速度を調整するものにおいて、比例器及び積分器に
それぞれ設けられ、それぞれ二種の値の利得が設定され
た利得設定器、水車の速度設定器の設定値と速度検出回
路の出力をパーユニット値で比較し速度偏差を出力する
第1の回路、負荷設定器の設定値と実際の負荷値とをパ
ーユニット値で比較し、負荷偏差を出力する第2の回路
、上記第1の回路と第2の回路の出力をパーユニット値
で比較し、上記第2の回路の出力が第1の回路の出力よ
り所定値以上超えたとき動作する制御回路を設け、この
制御回路の動作時及び不動作時に上記利得設定器の設定
値を選択するようにしたことを特徴とする水車調速機、
に在る。
以下この発明の一実施例を第2図について説明する。
図において、11は比較器で、速度偏差(速度設定器4
の設定値と実速度即ち、速度検出回路3との出力偏差)
と負荷偏差(負荷設定器10の設定値と実負荷即ち、補
助サーボモータ8との出力偏差)との大きさく絶対値)
を比べる。
12は制御装置で、上記比較器11の出力を受け、負荷
偏差が速度偏差を規定値以上超えたか否かを判定するた
めの不感帯設定器12A及び負荷偏差が速度偏差を規定
値以上超えたとき接点を切換える継電器12Rからなる
比較器11における速度偏差と負荷偏差は、当業者に周
知の如くいずれもパーユニット値(単位法)であり、速
度設定器4の基準速度を1.0、並びに負荷設定器10
の基準負荷を1.0とし、これらの値から、それぞれ、
速度検出回路3からの実速度のパーユニット値並びに補
助サーボモータ8からの実負荷のパーユニット値を差し
引いた値である。
即ち、実速度が基準速度と等しいときは01実速度が5
0%のときは1.0−0.5 = 0.5、実速度が1
0%のときは1.0−0.1=0.9が速度偏差となる
負荷偏差も同様に演算される。従って、制御装置12で
は負荷偏差(パーユニット値)が速度偏差(パーユニッ
ト値)を規定値以上超えたとき継電器12Rが動作する
13はこれら比較器11、制御装置12からなる制御回
路である。
ここで上記制御装置12の継電器12Rが動作すると、
その接点12RC1,12R,C2によってPID調節
部5の比例器5A及び積分器5Bの利得設定器が5A−
R1及び5B−R1から5 A −R2及び5B−R2
へそれぞれ切換えられる。
上記利得設定器5A−R1及び5B−R1は速度偏差に
対する安定性を重視した利得を設定するもの、利得設定
器5A−R2及び5B−R2は負荷偏差に対する負荷追
従性を重視した利得を設定するものである。
これらの利得設定器の設定値の一例を次に示す。
(1)制御装置12 利得設定器(5A−R1)・・・
1.5不動作時 〃(5B−R1)・−・ 3.
7(2)制御装置12 利得設定器(5A−R2)・・
・15.0動作時 /I (5B R2)・・
・37.0このように上記例では制御装置12動作時、
比例器5A及び積分器5Bの利得は不動作時に比べて1
0倍になっている。
次に上記実施例の動作について説明する。
通常の運転においては制御装置12は不動作であり利得
設定器は5A−R1及び5B−R1が選択される。
また系統周波数が大きく変動し、速度偏差が負荷偏差を
大きく超えた場合も同様である。
次に負荷設定器10の設定値を大きく変更した場合、即
ち負荷偏差が速度偏差を規定値以上超えたときは制御装
置12が動作し、利得設定器は5A−R2及び5B−R
2が選択される。
たたし、この状態において系統周波数の急変が発生すれ
ば、制御装置12はただちに不動作となり利得設定器は
5AR1及び5B−R1に戻る。
つまり速度偏差に対する調速機能が負荷偏差に対する負
荷制御機能に優先するように構成されており、調速機能
が特に要求されないときのみ負荷制御機能を最大限に高
めたことになる。
以上のようにこの発明によれば、速度偏差を求める第1
の回路と、負荷偏差を求める第2の回路の出力を比較し
、負荷偏差が速度偏差を所定値以上超えたとき動作する
制御回路を設け、この制御回路の動作時、不動作時に調
節部の比例器及び積分器の利得値を選択するようにした
ので、水車の運転状況によって速度偏差に対する安定性
を重視した利得、あるいは負荷偏差に対する負荷追従性
を重視した利得を選択することができ、速度偏差に対す
る安定性及び負荷追従性共に優れた水車調速機を提供す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の水車調速機の一例を示す回路図、第2図
はこの発明の一実施例を示す回路図である。 図中1は水車、3は速度検出回路、4は速度検出回路、
5は調節部、5Aは比例器で、5A−R1゜5A−R2
はその利得設定器、5Bは積分器で、5B−R1,5B
−R2はその利得設定器、5Cは微分器で5C−R1,
5C−R2はその利得設定器である。 8は実際の負荷値を出力する補助サーボモーフ、10は
負荷設定器、11は比較器、12は制御装置、12Aは
不感帯設定器、12Rは継電器で12RC1,12RC
2はその接点、13は上記比較器11、制御装置12か
らなる制御回路図である。 なお各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 比例、積分及び微分動作を行なう調節部を有し、水
    車の速度を調整するものにおいて、比例器及び積分器に
    それぞれ設けられ、それぞれ二種の値の利得が設定され
    た利得設定器、水車の速度設定器の設定値と速度検出回
    路の出力をパーユニット値で比較し速度偏差を出力する
    第1の回路、負荷設定器の設定値と実際の負荷値とをパ
    ーユニット値で比較し、負荷偏差を出力する第2の回路
    、上記第1の回路と第2の回路の出力をパーユニット値
    で比較し、上記第2の回路の出力が第1の回路の出力よ
    り所定値以上超えたとき動作する制御回路を設け、この
    制御回路の動作時及び不動作時に上記利得設定器の設定
    値を選択するようにしたことを特徴とする水車調速機。 2 制御回路の動作時に選択される利得設定器の設定値
    を、不動作時に選択される設定値の10倍としたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の水車調速機。
JP51093815A 1976-08-05 1976-08-05 水車調速機 Expired JPS5851286B2 (ja)

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JPS5320090A JPS5320090A (en) 1978-02-23
JPS5851286B2 true JPS5851286B2 (ja) 1983-11-15

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ID=14092887

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