JPS5851178Y2 - 分解組立型ボビン - Google Patents

分解組立型ボビン

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Publication number
JPS5851178Y2
JPS5851178Y2 JP17197578U JP17197578U JPS5851178Y2 JP S5851178 Y2 JPS5851178 Y2 JP S5851178Y2 JP 17197578 U JP17197578 U JP 17197578U JP 17197578 U JP17197578 U JP 17197578U JP S5851178 Y2 JPS5851178 Y2 JP S5851178Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
collar
disassembly
threaded portion
plates
Prior art date
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Expired
Application number
JP17197578U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5590676U (ja
Inventor
正敏 浅香
弥 相川
茂男 大森
Original Assignee
株式会社フジクラ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社フジクラ filed Critical 株式会社フジクラ
Priority to JP17197578U priority Critical patent/JPS5851178Y2/ja
Publication of JPS5590676U publication Critical patent/JPS5590676U/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は分解組立型ボビンに関するものである。
線条体を円筒形に巻き上げた、いわゆるチーズ巻きを作
るには、まずボビンに線条体を巻きつけ、巻き終った後
にボビンからその巻かれた線条体(チーズ巻き)を分離
する操作が必要である。
したがってこの場合に使用するボビンはそれ自体が分解
できる型式のものでなければならず、特にチーズ巻きを
巻胴上から容易に分解できるように考慮されていなけれ
ばならない。
この考案は正にこのような目的にかなう分解組立型ボビ
ンを提供するものである。
第1図ないし第3図についてこの考案の一実施例を説明
する。
まずこの考案のボビンの各部品を説明すると、全体とし
て符号1で示すものは左右1対設けられる締めねじであ
って、それぞれ互いに逆ねじの関係に形成されるおねじ
部11を有し、そのおねじ部11の先端にはテーパ部1
2が形成され、またテーパ部12と反対側の頭部14の
周面にはピンスパナ用のスパナかけ孔13が形成されて
いる。
もちろん頭部は六角または四角等の角柱状としてもよい
全体として符号2で示すものは左右1対備えられる円板
状の鍔板であって、その中心にはボス部21が設けられ
、そのボス部21の内壁部にはそれぞれ互いに逆ねじの
関係に形成されるめねじ部22および胴部の外径を規定
する円形孔24が設けられている。
またボス部21を半径方向に斜めに延びて前記円形孔2
4に達するピン孔23が設けられている。
左右1対の両鍔板2,2の間に位置される胴部は複数、
普通は4枚ないし6枚の胴板3によって形成される。
すなわち各胴板3は中空円柱(円筒)の周壁をその中心
軸線を含む平面によって等分割した概形をなし、その両
端部外面には大径の引掛部31が突設され、うち一部の
胴板3における弓掛部31の中央には切欠き32が形成
されている。
また胴板3の両端部内面には締めねじ1のテーパ部12
に係合すべきこう置部、すなわち奥部から外部に向って
漸次その肉厚が薄くなるこう配部33が形成されている
次にこの考案のボビンの組立ならびに分解について説明
する。
まず複数枚の胴板3をひとつの中空円柱(円筒)形を形
成するように組合わせる。
このとき各胴板3は円周方向の相互間に存在するすき間
4を互いに密接させており、したがって中空円柱形全体
としての外径が鍔板2における円形孔24を通過できる
ものとなっている。
次にこの中空円柱形に組合わされた複数枚の胴板3の両
端をそれぞれ各鍔板2の円形孔24内に挿通し、各胴板
3の端部の引掛部31を鍔板2におけるめねじ部22と
円形孔24との間に存在する凹所に係合させる。
次に鍔板2のめねじ部22に締めねじ1を螺合し、その
締めねじ1の先端のテーパ部12によって各胴板3のこ
う置部33を半径方向外方に押し上げ、複数枚の胴板3
によって形成される胴部の直径が円形孔24の大きさに
よって規定される大きさとなるよう各胴板3の両端を締
めねじ1のテーパ部12と鍔板2の円形孔24との間で
挟圧固定する。
なお、この実施例のようにボス部21にピン孔23を設
け、ここに差込んだ止めピン5を胴板3の切欠き32に
掛止させるようにすれば、鍔板2と胴部とが相対的に回
転するのを確実に阻止することができ、かつこの結果鍔
板2の回転に伴う締めねじ1のゆるみも防止し得るもの
である。
分解については上記と逆の手順に従って、まず左右の締
めねじ1をゆるめて外し、しかる後胴板3を第2図の2
点鎖線で示すように半径方向内側に押し込んでそれらに
よって形成する中空円柱形の胴部を崩し、各胴板3を鍔
板2と切離して抜き出せばよい。
以上説明したようにこの考案によれば、締めねじを締緩
着脱する簡単な操作によってボビンを容易に分解し、ま
た組立てることができ、特に分解時には全体として円筒
形をなす胴部が複数枚の胴板にばらばらに分離されるの
で、線条体のチーズ巻きをその形を崩すことなくボビン
胴部から容易に切離して取出すことができるものである
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例のボビンの組立状態を示す
縦断側面図、第2図は第1図の1−1線に沿う断面図、
第3図は胴板の1枚を取出して描いた斜視図である。 図において、1は締めねじ、11はおねじ部、12はテ
ーパ部、2は鍔板、21はボス部、22はめねじ部、2
4は円形孔、3は胴板、33はこう置部、4はすき間で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央のボス部21の内壁にめねじ部22および胴部の外
    径を規定する円形孔24を設けてなる全体として円板状
    の1対の鍔板2と、これら両鍔板間において円周方向に
    互いに適宜のすきま4を有して全体として円筒形に組合
    わされ、かつ両端部内面に奥部から外部に向って漸次肉
    厚を薄くするこう置部33を設けてなる複数の胴板3と
    、先端に前記胴板のこう置部に係合するテーパ部12を
    有すると共に、前記鍔板のめねじ部に係合するおねじ部
    11を設けてなる1対の締めねじ1とを有する分解組立
    型ボビン。
JP17197578U 1978-12-13 1978-12-13 分解組立型ボビン Expired JPS5851178Y2 (ja)

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JP17197578U JPS5851178Y2 (ja) 1978-12-13 1978-12-13 分解組立型ボビン

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JPS5590676U JPS5590676U (ja) 1980-06-23
JPS5851178Y2 true JPS5851178Y2 (ja) 1983-11-21

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ID=29176346

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JP17197578U Expired JPS5851178Y2 (ja) 1978-12-13 1978-12-13 分解組立型ボビン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002324718A (ja) * 2001-04-25 2002-11-08 Nittoku Eng Co Ltd 巻線装置

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JPS5816755U (ja) * 1981-07-24 1983-02-02 三菱マテリアル株式会社 長尺コイル巻銅管用組立リ−ル

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JP2002324718A (ja) * 2001-04-25 2002-11-08 Nittoku Eng Co Ltd 巻線装置
JP4530319B2 (ja) * 2001-04-25 2010-08-25 日特エンジニアリング株式会社 巻線装置

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JPS5590676U (ja) 1980-06-23

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