JPS5850494Y2 - 磁気カ−ド - Google Patents

磁気カ−ド

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JPS5850494Y2
JPS5850494Y2 JP754580U JP754580U JPS5850494Y2 JP S5850494 Y2 JPS5850494 Y2 JP S5850494Y2 JP 754580 U JP754580 U JP 754580U JP 754580 U JP754580 U JP 754580U JP S5850494 Y2 JPS5850494 Y2 JP S5850494Y2
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JP
Japan
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magnetic
film
magnetic card
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card
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JP754580U
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JPS56111440U (ja
Inventor
宏 宮村
銀矢 石黒
矩雄 矢野
Original Assignee
東北金属工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は基板上に磁気記録再生用の磁性膜を設けた磁
気カードに関し、特に磁性膜の上から低保磁力の軟磁性
材料の保護被覆層で被った磁気カードの改良に関するも
のである。
従来の磁気カードは、プラスチック等の非磁性基板上に
磁気記録再生用の磁性膜を設けた構造で、磁気ヘッドを
用いて磁性膜への記録・再生を行なっている。
ところで、この場合、磁性膜への記録再生は一般の磁気
ヘッドを用いて可能である。
この欠点を解決するものとして特願昭54−412にて
磁気カード記録再生装置を提案した。
この先願で提案した磁気カードは、第1図に示すように
、プラスチック等の非磁性シート1上にγ−Fe2O3
、Co−γFe2O3などの高い保磁力Hcを有する磁
性膜2を10μm程度の厚さでストライプ状に塗布し、
その上に、磁性膜2に比してHeがかなり低いパーマロ
イの厚さ5μm程度のシートよりなる金属膜3を積層し
た構造となっている。
このような構造では、パーマロイシート3が磁性膜2を
磁気的に保護することになり、従来の一般のヘッドでは
磁性膜2への記録再生が不可能となる。
しかしながら、上述の従来の構成において、磁気カード
の厚みを薄くした場合、第1図に示すように、磁気記録
再生用の磁性膜2の下面とカード1の裏面1bとの間の
寸法dが極めて薄くなり、磁性膜2への記録再生が、カ
ードの裏面1b側から通常の磁気ヘッドを用いて可能と
なるし、また永久磁石の近接で情報に変化を与えたり、
消去することが可能となる。
本考案は、このような点に鑑みて、カードが薄くても信
頼性の高い耐久性のある磁気カードを提供することを目
的とする。
本考案は、磁気記録再生用の磁性膜を挾むように、その
上下両面に低保磁力軟磁性材料よりなる保護膜を設けた
ことを特徴とするものである。
保護膜は、例えばパーマロイ等の低保磁力軟磁性材料か
らなる箔を接着して構成しても良いし、また、これら材
料の粉末を溶剤に溶いた液を塗布した層としても良い。
保護膜のうち少くとも表面側の保護膜はこのような塗布
層とすることが耐久性の点から好ましい。
塗布層の厚みは20μm前後であり、その粉末組成は、
A14〜13%、Si4〜13%、Fe75〜92%か
らなる合金(商標センダストと呼ばれる)や、Ni50
〜85%、Fe15〜50%、Mn0〜1%、C00〜
15%、Mn0〜5%からなるパーマロイが用いられ得
る。
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して詳細に説明
する。
第2図は本考案による磁気カードの断面図で、1はプラ
スチック等の非磁性シート、2はγ−Fe203.Cr
−γFe2O3等の高い保磁力を有する磁性膜で、10
μm位の厚さの塗布層で構成されている。
この場合、図示のとおり、この磁性膜2をサンドイッチ
状に20μm程度の厚さの高磁束密度低保磁力を有する
軟磁性材料の保護膜3a。
3bで挾み込むように構成する。
例えば、非磁性シート1に、まず、保護膜3bを、熱融
着あるいは接着により固定し、その上に磁性膜2を磁性
粒子の塗布あるいは従来の磁気テープの接着によって構
成し、その上から保護膜3aを被覆固着する。
なお、必要に応じて、その上に極めて薄い(数μm)非
磁性層をコーティングしても良い。
保護膜としては、磁性箔を使用することができるが、二
つの保護膜のうち、少くとも表面側の保護膜3aは、塗
布層として構成する方が好ましい。
例えば、A14〜13%、Si4〜13%、Fe75〜
92%で構成されたセンダスト合金粉末、あるいはパー
マロイ合金粉末を結合剤を5〜30重量%、必要に応じ
て最適な分散剤を10重量%以下の割合にして、メチル
エチルケトンMEK等のケトン類の溶剤に均一に分散す
るように溶かしたものを、20μm程度の厚さとなるよ
う塗布して保護膜3aを形成する。
この結果、センダスト膜やパーマロイ粒子膜3aの保磁
力が50(Oe)以下で、しかも飽和磁束密度が大きい
ために磁性膜2に対する磁気的保護(シールド)の効果
が極めて良くなる。
さらには、有機溶剤に均一に分散させて塗布しているた
めに、プラスチックシート1及び磁性膜2となじみやす
く柔軟性に富み、又それぞれの温度膨張係数を近づける
ことが容易となり、この結果、保護膜3aの剥離などが
ほとんど発生しなくなり、磁気的・機械的に信頼性・耐
久性が向上する。
以上本考案について説明したが、本考案によれば、磁気
記録再生用の磁性膜の両面に磁性保護膜を設けるので、
磁気的・機械的に極めて信頼性の良い、しかも薄型化可
能な磁気カードを得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパーマロイ膜を具備した磁気カードの断
面図であり、第2図は本考案による磁気カードの断面図
である。 図中、1はプラスチックシート、1aはカード表面、1
bはカード裏面、2は磁性膜、3a。 3bは軟磁性の保護膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.磁気カード基板上の磁気記録再生用の磁性膜を挾む
    ように該記録再生用磁性膜の上下に低保磁力の軟磁性材
    料よりなる保護膜を設けたことを特徴とした磁気カード
    。 2、上記実用新案登録請求の範囲第1項の磁気カードに
    おいて上記上下の保護膜の少くとも上側の保護膜がAl
    、SiおよびFeからなる磁性合金粉末を溶剤に溶いた
    ものを塗布した層で構成されていることを特徴とするも
    の。 3、上記実用新案登録請求の範囲第1項の磁気カードに
    おいて上記上下の保護膜の少くとも上側の保護膜がNi
    およびFeからなる磁性合金粉末を溶剤に溶いたものを
    塗布した層で構成されていることを特徴とするもの。 4、上記実用新案登録請求の範囲第3項の磁気カードに
    おいて上記Ni−Fe合金粉末がMo、CuおよびMn
    の少くとも一種を含んでいることを特徴とするもの。
JP754580U 1980-01-26 1980-01-26 磁気カ−ド Expired JPS5850494Y2 (ja)

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JP754580U JPS5850494Y2 (ja) 1980-01-26 1980-01-26 磁気カ−ド

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JP754580U JPS5850494Y2 (ja) 1980-01-26 1980-01-26 磁気カ−ド

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Publication Number Publication Date
JPS56111440U JPS56111440U (ja) 1981-08-28
JPS5850494Y2 true JPS5850494Y2 (ja) 1983-11-17

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ID=29604193

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5859268A (ja) * 1981-10-05 1983-04-08 Tohoku Metal Ind Ltd 磁気遮蔽用塗料
JPH0624006Y2 (ja) * 1984-02-03 1994-06-22 東北金属工業株式会社 磁気テ−プ

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JPS56111440U (ja) 1981-08-28

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