JPS5850315Y2 - 曜修正機構 - Google Patents

曜修正機構

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JPS5850315Y2
JPS5850315Y2 JP10253578U JP10253578U JPS5850315Y2 JP S5850315 Y2 JPS5850315 Y2 JP S5850315Y2 JP 10253578 U JP10253578 U JP 10253578U JP 10253578 U JP10253578 U JP 10253578U JP S5850315 Y2 JPS5850315 Y2 JP S5850315Y2
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JP
Japan
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day
cam
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day correction
adjustment
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Expired
Application number
JP10253578U
Other languages
English (en)
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JPS5520420U (ja
Inventor
清 梶川
正孝 池西
弘昌 中西
義雄 保住
Original Assignee
セイコーインスツルメンツ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は時計の曜修正機構に関するものである。
従来の曜修正機構は一般に第1図、第2図、第3図に示
すように、1は巻真、2−2はノコギリ形状の曜修正カ
ム部2−1を有するツヅミ車体2−2゜曜修正レバー3
は地板壁部4aに圧接する線形状のバネ部3aと、地板
に立つ2本の曜修正ガイドピン4bを通す長穴3bと、
ツヅミ車方向に細長く突出し先端部は円弧に曲るツヅミ
ツメ3cと、曜星車5方向に突出する曜ツメ3dとにな
る形状の板材で構成される。
また該曜修正レバーの位置は、ピン4bにより左右方向
のスライドガイドがなされ、さらにバネ部3aのバネ力
により、長穴3bの右側に寄せられている。
この様になる位置の場合ツヅミツメ3cの先端は曜修正
カム部2−1の係合軌跡内にあり、曜ツメ3dは曜星車
から離れた位置にある。
つぎに作動について説明する。
巻真を矢印6方向に問わせば、ツツミ車の曜修正カム部
2−1の引掛面2aがツヅミツメ3cの先端を左方向に
押しスライドさせる(断面図で説明すれば第2図から第
3図になる)。
前記作動より、曜ツメ3dは曜星車と係合、曜星車を回
わし曜修正が行なわれる結果となる。
さらに回転させると30と曜修正カムの先端角2cが曜
ツメから外れ、曜修正レバーはバネ部3aの力で第1図
、第2図のように元の位置にもどる。
巻真の逆回わしの場合、ツヅミツメ3cは曜修正カムの
背面2bと係合し、このため3cは上に逃げてしまい曜
修正レバーを作動することができない。
しかしながらこの機構は、ツヅミツメ3cと曜修正カム
の係合において第3図に示すように曜修正カムはツヅミ
ツメ3cをスライドさせる以外に3cを下にまき込む力
が働き、3cを逆性的に曲げてしまい曜修正不能にした
り、あるいは3cを逆性的げしなくても曜修正カム先端
角2cの引掛は外れ時に高い雑音が発したりする。
この様な理由により巻真の回し力が重く雑音を発するた
め時計品質そのものを落す原因となっていた。
さらに部品製造においても、大量生産に発生しやすいカ
ム先端角2cあるいはツヅミツメ3cのカエリ等の接触
部の仕上が悪いものは、顕著に上記品質不良が発生し、
生産性にも問題があった。
本考案は上述の曜修正カムがツヅミツメをまき込む等の
欠点をなくシ、部品生産をしやすくしたことを目的とす
る。
以下本考案を第4図、第5図で説明する。
曜修正カム2−1の引掛面2dの形状をサイクロイド曲
線にした以外は、第4図、第5図は第2図、第3図と同
じ作動状態を示す断面である。
よって、作動について説明すれば、サイクロイド曲線と
は係合の力方向を一定にすることは公知である。
したがって該曲線より曜修正カムの2dは3cをスライ
ド方向のみ力が働き、まき込み方向の力が働く事はなく
、最終的に曜修正カムの引掛面2dと曜修正レバーのツ
ヅミツメ3cの係合は曜修正カムの先端角2eに引掛る
ことなく、2dの曲線からすべりながら外れる。
以上のごとく本考案によれば、曜修正機構においてカム
が30を下にまき込むことがないので30を曲げて曜修
正不能にする心配がまったくなく、カムの回転がむだな
く曜修正レバーのスライドの働きに変換されるので、巻
真回しの力が軽くなる。
さらに大量生産においては2eあるいは3cの先端角に
カエリが発生しやすく、曜修正カムと曜修正レバーのツ
ヅミツメ3cの作動において、カエリによる3cの引っ
かけ曲げが心配されるが、本考案の曜修正カムの2d面
のサイクロイド曲線の丸みにより、カエリ等にもすべり
接触しやすく影響されない効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の曜修正機構の平面作動図。 第2図は第1図のA−A’断面(曜修正カムは従来形状
)で係合始まり状態。 第3図は第2凹所面と同じで、係合線りの状態。 第4図は第1図のA −A’断面(曜修正カムは本考案
形状)で係合始まり状態。 第5図は第4凹所面と同じ係合線りの状態である。 1・・・・・・巻真、2−2・・・・・・ツヅミ車体、
2−1・・・・・・ツヅミ車の曜修正カム部、3・・・
・・・曜修正レバー、4・・・・・・地板、4a・・・
・・・曜修正ガイドピン、5・・・・・・曜星車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ツヅミ車に設けたカムと係合する曜修正レバーが、ツヅ
    ミ車の回転により揺動し曜修正する機構において、該ツ
    ヅミ車カム形状をサイクロイド曲線にしたことを特徴と
    する曜修正機構。
JP10253578U 1978-07-26 1978-07-26 曜修正機構 Expired JPS5850315Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10253578U JPS5850315Y2 (ja) 1978-07-26 1978-07-26 曜修正機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10253578U JPS5850315Y2 (ja) 1978-07-26 1978-07-26 曜修正機構

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Publication Number Publication Date
JPS5520420U JPS5520420U (ja) 1980-02-08
JPS5850315Y2 true JPS5850315Y2 (ja) 1983-11-16

Family

ID=29042208

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JP10253578U Expired JPS5850315Y2 (ja) 1978-07-26 1978-07-26 曜修正機構

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