JPS58501983A - 身体の液体を導く管内の狭部の拡幅ないし除去を行う装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 身体の液体を導く管内の狭部の拡幅ないし除去を行う装置 本発明は、特許請求の範囲第１項の技術分野に基づく身体の液体を導く管内の狭 部の拡幅ないし除去を行う装置に関するものである。

ドイツ公告公報第１０６９８２３号に記載されたこの種の装置の場合には、処理 カテーテルの管側の端部に拡張可能な少なくとも２個の気球が互いに間隔をあげ て設けられている。各々の気球は外部から接近可能な導管と接続されており、外 部の圧力によって、個々にふくらませることができる。導尿管中に処理カテーテ ルを導入した後に、気球をふくらませることにより導尿管を拡げることができる 。気球間ては、導尿管を閉鎖することのできる、ないしは狭部を形成する石を挿 入することができる。気球がふくらんだ状態にお〜・て、処理カテーテルが導尿 管から引抜かれ、そのときに石が遠去ゆられる。しかしその場合に、たとえば引 き抜くときに石が気球と導尿管内壁との間に挾まれてしまうと、めんどうが生じ ることがある。すると気球の拡張を変化させることによって、新たに石を気球に より限定される領域内に正しく捕捉しなければならない。その場合に、引き抜く ときに導尿管全体が狭部から強い拡張にさらされ、特に内壁が強い摩擦圧を受け る。したがって少なくとも導尿管の内壁に、裂傷及び剥離が生じることもある。

さらに、ドイツ公開公報第３０２８０８９号にもすでに、処理カテーテルの端部 にその周辺において最終的に拡張できる気球を有する処理カテーテルを利用し、 動脈系における狭部の拡幅を行うことが記載されている。この気球は狭部の領域 内に配置され、カテーテルを介して液体が満たされるので、狭部の原因となって いる組織が血管の壁中に押圧され、そこに留まる。

この場合に、拡張している間にＪｎｔｉｍａ　（管系の内側壁）に裂は目ができ るのを避けられないことがしばしばある。さらに、内側の管の層の一部が剥離し 、血管の自由な内部空間を覆い、それによって管系の閉塞そして／あるいは当該 血管により供給を受ける器官の血行の減少が生じる危険がある。したがって、た とえば血液の供給が少なくなりすぎることによって、冠状動脈に梗塞が生じるこ ともある。

本発明の基礎になる課題は、構造が単純で、経済的に製造することができ、かつ 信頼できる装置を作ることであり、それを用いて任意の身体の液体を導く管の狭 部をその空間的な配置とは無関係に、あるいは管系における拡張を、管の壁て破 壊や裂は目が生じないように、小さくする、ないしは除去することができる。

本発明になる装置を血管内に用℃・る場合には、狭部の後に設けられた器官への 供給が、狭部の処理が長く連続する間も確実に行われるようにし、それてよって このような場合にも梗塞の危険が排除されるようにしなげればならない。

この課題は、本発明によれば、特許請求の範囲第１項の特徴によって解決される 。

二つの気球と、外部から接近可能な導管に設けられたその端部との間に開口部を 設けることにより、それぞれの狭部は、狭部の物質の意図された溶解あるいは縮 少及び狭部の一つあるいは多数の連続する洗滌プロセスによって、比較的短い時 間でていねいに取り除くことができる。この場合に、実際には管の拡張による好 ましくない副作用は生じない。というのは、これは管の健康な領域及び二つの狭 い場所で行われるからである。したがって本発明になる装置は、狭部が溶解可能 及び／あるいは縮小可能な物質から形成されて℃・るすべての場合に使用するこ とができる。

狭部の物質を軟化させることにより、この物質な狭部の領域から搬出することに は、特に問題はな℃・。というのは、この場合には狭部の物質に粘りけがあるた め、管壁が損傷する危険は完全に取り除かれているからである。

本発明の好ましい実施例によれば、さして供給導管が設けられており、それによ って狭部の処理の間も同時に、後に設けられた器官への十分な供給が保証される 。特に、本発明てよって、身体の液体を導く管の所定の領域内で、限定可能な領 域にお〜・て処理液を、場合によっては強く濃縮された形で、狭部の物質に作用 させろことができて、好都合である。

本発明の好まし還・実施例が、サブクレームの対象である。

以下、図にお〜・て極めて拡大して示す実施例て基づいて、本発明の詳細な説明 する。

第１図は、それぞれ挿入されたガイド及び処理カテーテルを有し、かつ狭められ た場所の両側に設けられた閉鎖気球を有する血管の縦断面図、 第２図は、第１図■−■線に基づ（横断面図、第３図は、上部に摺動可能に設け られた気球を有する処理カテーテルの縦断面図、 第４図は、第３図ｒＶ−ＩＶ線に基づく横断面図、第５図は、液体あるいは気体 を供給及び排出する管を形成するために引張られた分離壁を有する処理カテーテ ルの図、 第６図は、第５図のＶＴ−ＶＩ断面線に基づき、一部に穿孔を有する外表面ない し破断すべき場所を有する処理カテーテルの縦断面図、 第７図は、挿入された処理及びガイドカテーテルを有し、かつ処理カテーテル内 に供給と気球圧の送入に用いられる導管とを有する管の一部の縦断面図、第８図 は、第７図■−■断面線に基づ（横断面図、第９図は、挿入された処理カテーテ ルと、このカテーテル上で摺動可能な領域限定カテーテルとを有する管部分の縦 断面図、 第１０図は、第９図Ｘ−Ｘ断面線に基づく横断面図、第１１図は、第９図Ｘ−Ｘ 断面線に相当する横断面図であるが、第７図及び第８図に示すように、縦方向の 分離壁のみを持つ処理カテーテルを有する。

処理カテーテル１は、ガイドカテーテル２によって血管３中に挿入される。処理 カテーテル１は、この処理カテーテル１上に設けられた気球４と５及びその両者 間に挾まれた狭部６あるいは狭窄が、ガイドカテーテル２の端部の前に位置する ようにガイドカテーテル２から突出している。この狭部６は通常のように、スポ ンジ状の石灰及び脂肪に富んだ組織７から形成されており、この組織は図中クロ スハツチングで示されている。この組織７が血管３の通りを完全て、あるいはほ ぼ完全に閉鎖した場合には、処理カテーテル１あるいはまず他の器具が、この血 管に差し込まれる。ほかの場合には、処理カテーテル１は、気球４がふくらんだ 状態４′で狭部６を後方へ、そして気球５がふくらんだ状態５′で狭部６を前方 へ押圧するように、すなわち狭部６の両側で血管３の内周が緊密に閉鎖されるよ うに、狭部６に現在ある開口部を貫通して導かれる。

気球４．５の拡大ないしふくらましは、ガスあるいは液体の手段によって行われ る。後者は注入７／排出ノズル８ないし９によって、かつ圧力管１０を介して外 部から注入ないし排出され、その場合にその量と圧力は制御可能である。血管内 の狭部６を処理する場合疋、狭部６の両側を閉鎖するにもかかわらず、特に嵌入 時間が長℃・場合ても、後に位置する器官への供給を保証することができるよう に、他の供給導管１１が設けられ、これは閉鎖された狭部領域への１バイパス導 管“とじて示されている。この供給導管１１は、好ましくは処理カテーテル１と 同軸（（設ニーｆもれる。しがしこの供給導管１１はここからずれて他の位置に 、そして７・′あるいは多数の導管の形で組込みある見・は取付けることもでき る。この供給導管１１を介して血液及び、・７あるいは他の液体が、好ましくは 超過圧で、外部からないしは閉塞の前の血液路からの溢流導管を通って流入する ことができる。それによって十分に長い嵌入時間を用いることができ、その場合 に梗塞が生じることはない。

ただ狭部６の石灰及び脂肪の豊富な組織７だげで、血管３の内壁を傷つける、こ とがないように、挿入片Ａを有する流入導管１２を通して、溶解した形の化学的 な薬剤が狭部組織７を含む空間中に注入され、この空間は組織７を溶解する位置 にある。これには特に消化酵素あるいは類似の物質が適当である。

胆のうあるいは腎臓結石の治療のように、他の使い方に関しては、溶解する酸の ような他の物質が考慮される。

溶解された、ないしは細分化された小片を搬出するため、及び処理時間を短縮す るには、排出片Ｂを有する流出導管１３を介して保証される連続的な循環洗滌が 好ましい。しかしまた原則的には、狭部の物質を溶解し、あるいは小片に細分化 する薬剤を一つだけの導管を介して導入し、同じ導管を介して交代に、溶解され たあるいは細分化された狭部の物質７を搬出することも可能である。この種の実 施例を示すものが第７図、第８図及び第１１図であり、これらについては後に詳 しく説明する。もちろん流入導管１２を流出導管として、そして流出導管１３を 流入導管として用〜・ることもできる。

それぞれ必要に応じて、流入及び流出導管の数を多くしてもよい。

同様に、流入・流出導管と同数の処理カテーテル１内注入／排出ノズル８，９ま たは開口を選ぶことができ、１つの開口を各導管に共属させることができる。

閉塞場所の大きさを組織７の拡張に合わせることができるように、第１図に示す ように気球５を固定させるのではな（、処理カテーテル１上に摺動可能に設けれ ば有利である。この種の実施例は、第３図及び第４図に示されている。その場合 に気球５はスライダー１４上に固定されており、このスライダーは好ましくは堅 ℃・化学繊維、好ましくはバーロン糸１５等を用いて外部から往復移動すること ができる。その場合に化学繊維の糸は導管１６内で導かれ、この導管はたとえば 同時にスライダー１４を導く役割りをする、処置カテーテル１の軸方向に伸びた 隆起部１７内に、したがって実際には補強壁の中に取付けられて℃・る。この導 管１６を通して同時にふくらませメディアを供給及び排出し、かつその圧力を外 部から調整することができる。

スライダー１４と処理カテーテル１の外壁との間の隙間が完全に密封されるよう に、少なくとも狭部６に面した側にはバッキングスリーブ１８が設けられており 、このバッキングスリーブは特に気球５の構造により、さらにこの密封場所を効 果的にシールするのに役立つ。符号１９で示すものはノズルであって、このノズ ルを介してガス状あるいは液体状のメディアが、いまでは摺動可能となった気球 ５を拡張するために供給され、ないしは排出される。

処理カテーテル１の壁部分に導かれ、固定されたホース状の導管１０，１２．１ ３の代りに、処理カテーテル１の内部空間を軸方向の壁２０によって分割（第２ 図及び第５図）すれば、室２１が生じ、この室２１を通じてそれぞれ必要に応じ て相当するメディアを導（ことができる。

さらに、多くの場合にお〜・て、特に軸方向の分離壁２０を用いる場合には、導 −管１２と１３の端部に注入／排出ノズル８と９ないしノズルＡとＢを設げる代 りに、処理カテーテルの壁のこの位置に）ぐ−フオレーション２３を設けること も好ましく、その場合には、第５図及び第６図からも明らかなように、このノく −フオレーション２３は破断すべき場所２２が裂けた後に初めて生じるものであ るので、ノく一フオレーションを施されるカテーテル部分の長さは、処置すべき 狭部の大きさに対応して、挿入の前になって設定される。

第７図及び第８図に示すものは、本発明に基づく他の実施例であって、単一の軸 方向の分離壁２０を有する。それによって処置カテーテル１は二つの導管に分割 され、そのうちの一方は狭部６のために組み合わされた圧力及び供給導管２４と して、他方は組み合わされた流入及び流出導管２５として形成されて見・る。一 方の導管２４のそれぞれ気球４，５の領域には開口部８な℃・し９が、そして処 置カテーテル１の管側の端部２６には排出用開口部２７が設げられて見・る。他 方の導管２５の限定された領域には、流入／流出用開口部ｐ、　／　Ｂが設げら れて℃・る。その直径をできるだけ小さくしているため、特に横断面の小さ℃・ 管に適して℃・るこの処理カテーテル１の場合には、外部から供給される液体、 特に流れの後方に連続する器官のための供給液体、たとえば画成によって導管２ ４内に生じる液体圧によって、気球４と５は同時に拡張され、それによって狭部 ６の周囲の限定された領域は両側でシールされる、ということが行われる。そし てこの液体は圧力のもとて流出開口部２７を通って流出する。また、他方の導管 ２５を通って連続的に、ある〜・は交互に、狭部の物質を溶解する物質等が狭部 ６中に注入され、次−・で溶解された狭部の物質が残りの物質とともに吸出され る。したがってそれによって、容易に製造することのできる処理カテーテル１を 用いて、所期の効果が可能となり、その場合にカテーテル１の横断面は非常に小 さく保持することができる。

本発明の他の好ましい実施例てよれば、この実施例の場合には、一方の気球４あ るいは５は、他方に比べてより柔軟な表皮あるいは壁を有する。第７図及び第８ 図に基づ〈実施例の場合には、これは気球４の方である。それによって、両方の 気球４と５が密封し、そしてたとえば限定された領域から物質を引出す場合て気 球４はまだ密封しているが、気球５はもはやそうではない（第７図参照）、とい うように圧力を調整及び制御することができる。それによってガイドカテール２ をさらに洗滌に、あるいは吸出しに用いることができる。というのは、このよう に圧力を調整する場合には、狭部６はガイドカテーテル２の側からも接近するこ とができるからである。

本発明になる装置の気球４，５は、好ましくは次のように形成される。すなわち 、それらが所定の形と大きさをとり、極めて高い圧力が用いられた場合、それ以 上大きくはならない。

第９図、第１０図及び第１１図に示す本発明の対象の好ましい実施例によれば、 処理カテーテル１の管側の端部２６から遠い方の気球５は、処理カテーテル１上 に摺動可能に設けられた領域限定用カテーテル２８の端部（Ｃ配置されている。

この領域限定用カテーテル２８には圧力導管２９が設げられており、この圧力導 管２９は好ましくは領域限定用カテーテル２８の壁の内に一体化されており、気 球５の内側て設げられた開口部３０内て連通している。領域限定用カテーテル２ ８を摺動させることにより、限定される領域の長さを必要に応じて選択すること ができ、気球５を分離して拡張することができることにより密封あるい（ま開放 が行われる。この場合にも、処置カテーテル１と限定カテーテル２８との間に空 間を残しておき、この空間を洗滌あるいは吸引のため・に使用することができれ ば、好都合である。非常に切迫した構造に関しては、このためて領域限定用カテ ーテル２８の内壁に一つあるいは多数の凹部３１、及び／あるいは処理刃チーチ ル１の外壁に凹部３２を設けてもよ（、これを第１０図及び第１２図に示す。こ の場合に質流のためてより大き℃・横断面を得るため・ては、領域限定用カテー テル２８の凹部３１と処置カテーテル１の凹部３２とを対向して配置することも できる。第１１図て示すように、こうした構造で解決を図る場合には、処理カテ ーテル１内に単一の軸方向分離壁２０を設け、第７図て示すように処理カテーテ ル１に開口部を設ければ、さらに前述の効果的な作用を得ることができる。第９ 図、第１０図及び第１１図に示す装置には、さらに図示していないがガイドカテ ーテル２が設けられている。

本発明になる狭部を処理するためのカテーテルは、身体の液体を導くすべての管 に、したがってすべての種類の血管あるいは液導管のように他の液体を導く管、 あるいはまた比較的大きなリンパ管にも挿入することができる。

血管内の狭部を処理するという主要な利用分野の他（で、他の利用分野としては 、たとえば胆汁の通路における狭部の処置、膵臓の排出路あるいはを髄管ておけ る狭部の処理などがある。

本発明てよれば、高い濃度、あるいはより高い濃度の化学物質を、管の領域へ注 入し、この管の領域からの毛細管生育をうながすことも可能である。この場合て は、特てバート・ナウノ・イムのマックス・ブランク・研究所の博士ヨゼフ・ヴ イスラー氏によって述べられた管生育（ＧｅｆａＢｓｐｒｏｓｓｕｎｇ　）　を うながす物質、すなわち白血球から分離されたアンギオトロピンが考えられる。

本発明てなるカテーテルを用いた狭部の処置は、多くの段階で、場合によっては 異なる処理メディア及び／あるいは異なる濃度の処理メディアを用いて行うこと ができる。

「　円　＋□ 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　柔軟な処理カテーテルを使用し１、この処理カテーテルの管側の端部１（ は外部から制御可能な圧力疋より拡張できる二つの気球が互いに次のような距離 、すなｌ）ら一方が狭部の前予他方が後に位置することができ、気球の膨張だよ り狭部の両側が密封可能であるような甲離に設けられており、身体の液体を導く 管内の狭部つ拡幅ない１７除去を行う装置において、二つの気球ｒ　、ｉ　、　 ５）により限定されろ領域において処理カテーテル（１）の壁内に少なくとも一 つの開口部（Ａ、Ｂ；　Ａ／Ｂ　；　２３　）が設けられ、１−の開口部が外か ら接近可能な少なくとも一つの流入及び／あるいは流出導管（１２，１３；２５ ）の開口部を次のように、すなわちこれらの流入及び／あるいは流出導管（１２ ，１３；２５）を通じて外部の手段から限定された領域へ、特に狭部の物質（７ ）を溶解し、小さい片（て細分化しセして／ある〜・は軟化させろ物質が搬入さ れ、そしｆ・″あるいは物質、特に溶解されあるいは細分化され、に狭部の物質 （７）が限定きれた領域から外方−・搬出、＼ｉｔちょうに、形成していること を特徴とする身体の、・１１体を導く管内の狭部の拡幅あるいは除去を行う装置 。 ゛　さ′らに少なくとも一つの供給導管（１１，２４）゛・設・ヤられ、二の供 給導管は一方では処理カテーテル（１）の管側の端部（２６）で、したがって二 つの気球（４，５）の後方で管（３）中に開口し、他方で（ま外部から接近可能 であるか、あるいは限定された領域（気球５）の前で管（３）中に次のように、 すなわち狭部処理の間に限定された領域を通して物質を移送することが可能なよ うに、開口していることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の装置。 ３　それぞれの気球（４，５）は、外部から接近可能な少なくとも一つの圧力導 管（１０，２９）と接読されているので、それぞれの気球（４，５）の一方の膨 張度をそれ自身独立して制御可能であることを特徴とする特許請求の範囲第１項 あるいは第２項て記載の装置。 ４、両方の気球（４，５）は、共通の圧力導管（１０，２４）と接続されている ことを特徴とする特許請求の範囲第１項あるいは第２項に記載の装置。 ５、共通の圧力導管（２４）は同時に供給導管であることを特徴とする特許請求 の範囲第４項疋記載の装置。 ６　気球（４，５）は次のように、すなわち圧力が上昇すると初めて一方（４あ る℃゛は５）が、そしてさらに圧力が高くなると他方の気球（５あるいは４）が 、遮断する１膨張に達し、圧力が弱まると一方（４あるいは５）はまだ遮断して おり、他方（５あるいは４）はすでにそれ以上遮断しない位置を占めているよう に、異なる柔軟性を有することを特徴とする特許請求の範囲第４項に記載の装置 。 ７、　気球（４＋５）は次のように、すなわち限定されているが、遮断のために 十分な膨張を行うことができるように形成されて〜・ることを特徴とする特許請 求の範囲第１項から第６項のいずれか１項て記載の装置。 ８　供給導管（１１）は、処理カテーテル（１）と同軸て設けられていることを 特徴とする特許請求の範囲第１項〜第７項のいずれか１項に記載の装置。 ９、全導管（１０，１１，１２，１３，２４，２５）が、処理カテーテル（１） 内に設げられた少なくとも一つの軸方向の分離壁（２０）によって形成されて℃ ・ることを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第７項のいずれか１項尾記載の装 置。 １０　全体のあるいは少なくとも２，３の導管（１０゜１１．１２，１３，２４ ．２５）が、処理カテーテル（１）に設げられたホースによって形成されている ことを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第９項のいずれか１項に記載の装置。 １１、処理手段用の注入及び排出片（Ａ、Ｂ）が、処理カテーテル（１）の壁の 中に形成されたパーフォレーション（２３）によって形成され、処理カテーテル （１）が一つあるいは多数の軸方向の分離壁（２０）によって室（２１）に分割 されていることを特徴とする。 １２、狭部の組織（７）を溶解ないし除去するための溶解な（・し洗滌手段とし て、消化酵素あるいは類似の作用をする物質が注入及び排出片（Ａ、Ｂ）Ｋ供給 可能であることを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第１１項のいずれか１項に 記載の装置。 １３、狭部（６）の入口側を密封する気球（５）が処理カテーテル（１）の外壁 上に摺動可能に配置されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第１２ 項のいずれか１項に記載の装置。 １４　移動する気球（５）の移動手段として、外部から往復移動可能なスライダ ー（１４）が働いていることを特徴とする特許請求の範囲第１３項に記載の装置 。 １５、スライダー（１４）が処理カテーテル（１）の外被上で導かれることを特 徴とする特許請求の範囲第１３項あるいは第１４項に記載の装置。 １６　スライダー（１４）が、これと結合された気球（５）のための圧力手段を 導くためのホース（１６）の支持体の役割を果たし、あるいはそれ自体支持体と して形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第１３項〜第１５項のいず れか１項尾記載の装置。 １７、スライダー（１４）の少なくとも狭部（６）に向いた側てバッキングスリ ーブ（１８）が設けられ、このバッキングスリーブが圧力手段により、特にふく らんだ気球（５’　）　Ｋよって、処理カテーテル（１）の外表面上に堅固て抑 圧されることを特徴とする特許請求の範囲第１３項〜第１６項のいずれか１項に 記載の装置。 １８、スライダーが、処理カテーテル（１）に巻き付く領域限定用のカテーテル （２８）として形成されて℃・ることを特徴とする特許請求の範囲第１３項〜第 １７項のいずれか１項に記載の装置。 １９　領域限定用のカテーテル（２８）内に、外方へ通じる導管（２９）が一体 化されており、あるいは領域限定用のカテーテル（（ホースが設けられているこ とを特徴とする特許請求の範囲第１８項に記載の装置。 ２０、流入及び／あるいは流出導管（２５）が、場合によっては他の導管も、領 域限定用カテーテル（２８）の内壁及び／ある℃・は処理カテーテル（１）の外 壁に設けられたそれぞれ少なくとも一つの凹部（３１、３２）によって形成され ていることを特徴とする特許請求の範囲第１８項あるいは第１９項に記載の装置 。 ２１、処理カテーテル（１）の凹部（群）（３２）が、領域限定用カテーテル（ ２８）の凹部（群）（３１）と対向して設けられていることを特徴とする特許請 求の範囲第２０項だ記載の装置。 ２２、処理カテーテル（１）が軸方向の分離壁（２０）によって、一つの気球（ ４）用の圧力導管（１０）と、導管の機能を果たしていることを特徴とする特許 請求の範囲第２０項ある見・は第２１項に記載の装置。 ２３　柔軟な処理カテーテルを用い、この処理カテーテルの管側の端部知二つの 気球が配置され、動脈や静脈等のように身体の液体を導く管内の狭部、好ましく は狭窄の拡幅な℃・し除去を行う方法ておいて、二つの気球を用いて、管の狭部 、好ましくは狭窄を含む部分が密封され、管に含まれている身体の液体の後続の 器官への循環が正しく保たれ、狭部、好ましくは狭窄に濃度及び効果の、継続期 間が予め定められた溶解手段カー次のように、すなわち狭部、好ましくは狭窄が 溶解され、軟化され、ある見・は小片に細分化されるように、作用を及し、そし てこのような方法で溶解され、軟化され、あるいは小片に細分化された狭部の物 質が、管の密封された部分から搬出されることを特徴とする、身体の液体を導く 管内の狭部の拡幅な℃・し除去を行う方法。 ２４　溶解された狭部の物質が、処理カテーテルの洪給導管、あるいはその一つ によって搬出されることを特徴とする特許請求の範囲第２３項だ記載の方法。 ２５、両方の気球の圧力が、個々にあるいは共通に制御されることを特徴とする 特許請求の範囲第２３項て記載の方法。 ２６、単−気球−圧力制御の場合には、二つの気球内で異なる圧力が次のように 、すなわち狭部（７）の前の気球（５）内では、狭部（７）の後の気球（４）内 よりも低い圧力に調整されるように、調整されることを特徴とする特許請求の範 囲第２５項に記載の方法。 ２７、溶解手段が種類、濃度及び継続時間て従って、次のよ’Ｊ、すなわち狭部 の物質が単に軟化されるだけ、狭部の物質に作用を及ぼすので、狭部の物質は処 理カテーテルを管から引き抜くときに、場合によっては一つあるいは両方の気球 の圧力が減少した場合に、処理カテーテルを通じて全体として除去されることを 特徴とする特許請求の範囲第２３項に記載の方法。 ２８、溶解手段が種類、濃度及び継続時間に従って次のように、すなわち狭部の 物質が小片に細分化され、処理カテーテルの供給導管あるいはその一つを通じて 搬出されるように、狭部の物質に効果を及ぼすことを特徴とする特許請求の範囲 第２３項に記載の方法。 ２９、溶解手段として酵素、好ましくは消化酵素、酸あるいはアルカリ液が用い られることを特徴とする特許請求の範囲第２３項に記載の方法。 ３０６　酸として亜硝酸が用いられることを特徴とする特とを特徴とする特許請 求の範囲第２９項に記載の方法。 ３２、狭部の物質に及ぼす溶解手段の効果継続時間が、発酵阻止剤、中和させる 酸あるいはアルカリ液のような抑制剤によって、予め定められた継続時間て限定 されることを特徴とする特許請求の範囲第２３項に記載の方法。 ３３、溶解され、軟化され、あるいは小片に細分化された狭部の物質の搬出用疋 、循環洗浄が用いられることを特徴とする特許請求の範囲第２３項て記載の方法 。 ３４、循環洗浄を行うのに、二重気球カテーテルが用いられることを特徴とする 特許請求の範囲第２３項に記載の方法。