JPS58501360A - 湾曲軸を備えた外科用ステ−プラ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 湾曲軸を備えた外科用ステープラ装置 発明の背景 本発明は外科用ステーシラ装置に関し、特に、ステーグル止め機能を行なう装置 の部分と装置の作動器部分との中間に長さ方向湾曲軸を備えた外科用ステーシラ 装置に関する。

オペレータによりステーシラが保持されかつ作動される位置から比較的離れた位 置においてステープル止め機能が行なわれる形式の外科用ステーシラは、これ迄 にも幾つかのものが知られている。かようなステープラの一例は、米国特許第３ ，４９９．３３３号に開示された直線とじ外科用ステープラである。これらのス テーシラの他の例は米国特許第’１．３０１Ｉ、　２３乙号に示されている円形 吻合外科用ステープラである。これらの形式の器具においては、ステープル止め されるべき組織はアンビル組立体とステープル保持組立体との間に挾持され、ア ンビル組立体およびステープル保持組立体の両方が器具の遠い方の端に設けられ ている。挾持された組織は、ステーブル保持組立体から７つ以上のステーゾルを 打込むことにより、ステープルの端部が組織を貫通してアンビル組立体との接触 によって折り曲げられてステーゾル止めされる。

器具を操作するのに要する力は、オペレータにより器具の近い方の端あるいはこ の端の近くに設けられた１つ以上の作動器要素に加えられる。器具の近い方およ び遠い方の部分は、長い連結構造物により連結されており、この連結構造物に沿 って、作動力および運動が遠方の操作要素に伝達されろ。ステープル止めされる べき組織に比較的近付き難いことおよびステーゾル止め操作中に組織を良く見る ことの必要性等のいくつかの理由から、間隔が比較的広い遠い方の部分および近 い方の部分を有するこの形式の構造が採用されている。

上記形式の器具の幾つかの適用例において、装置の遠い方の部分および近い方の 部分を連結する長い軸構造物を長さ方向に湾曲させることが望ましい。このこと により、器具を特別な人体組織内に入れやすくし、あるいは、遠く離れた比較的 近付き難いステープル止め箇所に到達しやすくシ、あるいは又、器具のオペレー タに対して所定の角度でステーゾルをステーゾル止め箇所に位置決めすることが 可能となる。しかしながら、この形式の器具の構造は、作動力および運動を湾曲 構造物に沿って伝達しなければならないことを意味し、このことは器具の設計を かなり複雑なものとする。この構造物は湾曲のまわりに作動力および運動を伝達 することができなければならないことの必要性に加えて、器具の湾曲（８１曲が り“）に大きな変化を生じさせることなくかつ直状器具に存在するよりも、摩擦 による大きな損失なしでこれらの力や運動を伝達しなければならない。

湾曲形の外科用ステープル止め器具を設計する上での別の煩られしい要因は、７ 回の外科手術に使用後は経済的に捨てることができる外科用器具、いわゆる使い 捨て器具の高い要望である。代表的には、使い捨て器具は、使用されるまでは器 具を無菌状態に保つように設計されたｉ４ツケージで滅菌状態で売られる。器具 は、外科手術に使用された後、捨てられる。使■捨セにすれば、器具の洗浄、殺 菌および再装填罠伴なうすべての困難性や費用が完全に回避される。

しかしながら、たった１回の外科手術に使用した後器具を経済的に捨てることの できるようにするためには、器具のコストは比較的安価でなければならない。こ のことは一般に、器具をできる限りプラスチックのごとき安価な材料で作らねば ならないことおよび器具の構造をできる限り簡単かつ軽量にしなければならない ことを意味する。経済的に使い捨て可能な器具に対するこれらの重要さはどれも 湾曲形器具に対する要件と容易に両立できない。例えば、湾曲構造物の変形の問 題は比較的厚い構造あるいは高価で強度の大きな材料を使用することにより減ら すことあるいは無くすることができるかも知れないが、こうすれば使い捨て器具 に対する条件と相客れないものとなってしまう。

以上から、本発明の目的は遠い方のステーゾル止め要素と近い方の作動要素との 間に湾曲軸構造物を備えた形式の改良された外科用ステーシラを提供するにある 。

本発明の他の目的は、遠い方のステープル止め要素と近い方の作動要素との間に 湾曲軸構造物を有する型式の経済的に使い捨て可能な外科用ステーシラを提供す るに本発明のこれらの及び他の目的は、作動器組立体とステーゾル止め組立体の 間に力及び運動を長さ方向に伝達する長さ方向湾曲軸組立体を含み、該湾曲軸組 立体が、長さ方向張力を伝達する長さ方向に撓む張力部材、長さ方向圧縮力を伝 達する長さ方向湾曲圧縮部材、及び可撓性張力部材と湾曲圧縮部材との相対的な 長さ方向運動を許しながら、これら部材間に湾曲軸組立体・の半径方向に力を伝 達する装置、を有するような外科用ステープラ装置を提供することによって本発 明の原理にしたがって達成される。半径方向の力伝達装置は、圧縮力を同時に伝 達するとき、極率が増加する湾曲した圧縮部材の傾向に実質的に反作用する張力 を伝達するとき直すぐになる可撓性張力部材の傾向を利用するものである。湾曲 した軸組立体の合体的な偏向は、したがって、軸組立体が経済的な使い捨て器具 を与えることが望ましいような比較的安価な材料から作られ且つ軽量構造に作ら れるときでさえも、著しく減少されるかまたはなくされるものである。

本発明の他の特徴、その性質及び種々の利点は添付図面及び本発明の以下の詳細 な記載から明らかにガろう。

図面の簡単な説明 第１図は、本発明の外科用ステープラの斜視図である。

第二図は、アノビル組立体とステーゾル保持組立体との間に最大分離を生じさせ る状態で本装置を示す、第１図の装置の作動器部分の縦断面図である。

第３図は、第２図には示されない第１図の装置の部分の断片的な縦断面図である 。第２図及び第３図は第２図ものである。第２図及び第３図は装置の同一状態を 示す。

第７図は、第２図と同様な図であるが、ステープルを打込む状態にある本装置の 作動器部分を示す。

第Ｓ図は、第７図に示す作動器の状態に対応する状態にある装置の要素を示す。

第６図は、組織がステープル止めされ、装置によって切断された後の組織を示す 第１図ないし第Ｓ図の装置の一部の拡大縦断面図である。

第７図は、第１図ないし第Ｓ図の装置の一部の分解斜視図である。

第Ｓ図は、第７図の装置の一部の拡大斜視図である。

第７図は、第３図の線デー９に沿った断面図である。

第１０図は、本発明の他の実施例を示す第９図と同様な断面図である。

第１／図は、ステーゾル止め組立体が装置の残りの部分に脱着自在に取付けられ た、本発明の他の実施例の部分的正面図である。

第１２図ないし第１５図は、第１／図の線／２−／２、／３−／３、／’ｌ−， ／４を及び１５−／りにそれぞれ沿った断面図である。

ル止め組立体を示す第１／図と同様な図である。

本発明は前述の如く、他の形式の外科用ステーブルに適用できるが、本発明は、 特定の円形吻合外科用ステープラの実施例に対する適用例の説明から完全に理解 されよう。同様に、本発明は、使い捨て器具（すなわち、７回の外科処置に使用 した後完全に捨てられるようにした器具）に制限されるものではないが、本発明 はそのような器具に特に有利であり、そのような器具を背景にして、本発明を最 初に説明する。

本発明の実施例は第１図に全体的に示す円形吻合外科用ステープラ１０である。

ステープラ１０の代表的な適用例は、環状配列のステープルによって２つの中空 管状人体器官部分（例えば、ａつの腸部分）を互いに接合することであり、環状 配列のステープルは接合した器管部分の内部間の内腔又は通路を囲む。ステープ ラ１０は遠い方のステープル止め組立体１２、近い方の作動器組立体１４及びこ れらの組立体を連結し、かつ作動力及び運動を作動器組立体からステープル止め 組立体に伝達するための長さ方向軸組立体１６を含む。

本発明によれば、軸組立体１６は断面Ａがら断面Ｂに延びる長さ方向に湾曲した 部分を有する。図示の特定の実施例において、この湾曲部分は円弧であり、した がってその長さに沿って一様な半径を有する。湾曲量及び曲率半径は器具の形式 及び意図する適用で決まるが、腸部分を接合することを意図した代表的な器具に おいては、曲率半径は約ｇインチであり、湾曲量は約２６０である。

湾曲部分に加えて、軸組立体１６は又コっの直線部分を有し、その各々は湾曲部 分の両端に診ゞい上筒曲部分に対して接線をなしている。

最初に第３図を参照して最も良く説明されるステープル止め組立体には、１ンビ ル支持ロツド３０（Ｄ遠い方）端に取付けられたアンビル組立体２０と、ステー プル保持組立体４０とを有する。ロッド３０は、組立体２０および組立体４０の 対向面間の間隙を変えることができるようにステーゾル保持組立体４０に対して 長さ方向に往復運動可能に取付けられている。第６図でわかるように、アンビル 組立体２０は環状ステーゾルアンビル２２と、環状ナイフアンビル即ち切断リン グ２６とを有する。第３図に戻ると、ステーブル保持組立体４０は、ハウジング ４２を有し、該ハウジング４２は最初Ωつの僅かに間隔をへだてた同心の環状列 に配列された複数のＵ形金属外科用ステープル５０を保持する。各ステープル５ ｏの脚部の先のとがった自由端は、ステーノルアンビル２２に向かって遠方方向 に向いている。また、ステープル保持組立体４０は、ステーゾル５０の環状列の 内側にこれと同心の環状組織切断ナイフ５２を収容している。ナイフ５２の先の とがった組織切断刃は切断リング２６に向かって遠方方向に向いている。また、 ステープル保持組立体４０にはブツシャ組立体４４が設けられ、ブツシャ組立体 ４４は、ステーゾル５０とナイフ５２とをアンビル組立体２０に向かって駆動す るためハウジング４２に対して長さ方向に運動可能に取付けられている。

アンビル組立体２０とステープル保持組立体４ｏはともにロッド３０に対してキ ー止めされており、従って、アノビル組立体２０はステープル保持組立体４ｏに 対して装置の長さ方向軸線の周りて回転することができない。

このことは、アンビルによるステープルの適確な折り曲げにとって望まれるよう に、ステープル５ｏをステーブルアンビル２２のステープル折り曲げ溝、即ちポ ケット２４（第６図）と整列状態に保つ。

本発明の理解には必要でないが、上述した型式のステーブル止め組立体の構成に 関する付加的な詳細は、上述した発明者Ｃ０ＮＴＡ　等の米国特許第１Ｉ、　３ ０’ｌ、　、２３ｂ号に示されている。

λつの腸部分を互いにつなぐ典型的な適用では、使用中、器具を先ず第３図に示 すように、ステープル保持組立体４０が一方の腸部分１８ａの端の内側に、アン ビル組立体２０が他方の腸部分１８ｂの端の内側にあるように、組織に対して位 置決めする。器官部分１８ａ、１８ｂの切断された端を、夫々、手で付けられる 縫合糸１９ａ１１９ｂによって組立体２０と４０との間のロッド３０の周りに固 定する。次いで器具を以下に説明するように作動して、アノビル支持ロッド３ｏ を引っ込め、これによってアノビル組立体２０をステーゾル保持組立体４ｏに向 かって引く。アンビル支持ロッド３０が第Ｓ図に示すように完全に引っ込められ るとき、器官部分１８ａ１１８ｂはアンビル組立体２０とステープル保持組立体 ４０の対向面の間に互いにしっかりと挾持される。

器官部分の組織が上述のように互いに挾持されたとき、器具を以下に説明するよ うに更に作動して第４図に示すように、ステープル５０の環状列をステープル保 持組立体４０から、挾持された組織を通してステーゾルアンビル２２に向かって 打ち込む。ステーゾルアンビル２２はステープルの端を折り曲げ、従って２つの 器官部分はステーグルの環状列によって互いにしっかりと結合される。

また、ステープルを打ち込む器具の同じ操作によってナイフ５２を駆動して、ス テーノルの環状列の内側の余分の、即ち過剰の組織を切り取り、これによって連 結された器官部分の間の内腔をすっきりさせる。いま器官部分のつなぎが完了し 、以下に説明するように器具を取ね外すことができる。

器具をステープル止めされた組織から取り外すために、再びアノビル組立体２０ をステーゾル保持組立体４０から離し、その結果、組織はもはや器具によって挾 持されない。次いで器具を器官部分１８ａから引き出すことによって、器具が引 き抜く。ナイフ５２によって切り取られた過剰な組織は縫合糸１９ａ、１９ｂに よってロッド３０に固定されており、その結果この組織は器具とともに取り除か れる。

作動器組立体１４によって器具の作業者は上述したステーゾル止め組立体１２の 操作をすることができる。軸組立体１６は作動器組立体１４からの必要な力と運 動をステーゾル止め組立体１２に伝達する。

例えば第３図及び第Ｓ図でわかるように、軸組立体１６は中空の外側軸管６０を 有している。外側軸管６０の遠い方の端にはステーブル保持組立体ハウジング４ ２が固定して取付けられている。外側軸管６０の近い方の端は作動器組立体１４ の主本体１００に固定されている。

第１図及び第２図に最も良く示すように、作動器本体１００は近い方のヨーク１ １０を有しており、該ヨーク１１０には、手前に延びる対向したハンドル１２０ ａ。

１２０ｂが夫々ビン１２２ａ、１２２ｂによって枢着されている。ハンド＃１２ ０ａ、１２０ｂは、ヨーク１１０内の圧縮コイルばね１２４ａ１１２４ｂによっ て外方に弾性的に付勢されている。以下に詳細に説明するように、ステープル５ ０およびナイフ５２は、ハンドル１２０ａ１１２０ｂを互いに強く握ることによ って駆動される。

ハンドル１２０ａ、１２０ｂが偶然に早く閉じるのを阻止するために、安全カラ ー１３０がピボットビン１２２ａ、１２２ｂ（７）近い方の側で、作動器本体ｉ ｏ。

に回転自在に取付けられている。安全カラー１３０は翼１３２ａ、１３２ｂを有 しており、これらの翼１３２ａ。

１３２ｂは夫々ハンドル１２０ａ１１２０ｂの下に外方に突出している。安全カ ラー１３０は、作動器本体１ｏ。

とカラー１３０との間に作用するはね（図示せず）によって第１図の矢印１３１ によって示された方向と反対の方向に回転するように弾性的に付勢される。安全 カラー１３０は、ハンドル１２０ａ、１２１）ｂに夫々取付けられている内方に 延びろラグ１２８ａ、１２８ｂによって上記の方向に第１図に示す位置よりも更 に回転することが阻止される。この位置では羽根１３２ａ、１３２ｂの外端はハ ンドル１２０ａ、１２０ｂの下側に接触し、ハンドルが互いに偶然に閉じられる のを阻止する。１だ、安全カラー１３０から外方に、等しいタブ１３４ａ。

１３４ｔ）　（添付図面ではタブ１３４ａだけが見える）が突出している。各タ ブ１３４ａ、１３４ｂはほぼ平行であるが、関連したラグ１２８ａ１１２８ｂと 同じ翼の側で、対応する翼１３２ａ、１３２ｂから間隔をへだてている。各タブ １３４ａ１１３４ｂは、翼１３２ａ。

１３２ｂよりも更に半径方向外方に延びており、その結果タブ１３４ａ１１３４ ｂの端がハンドル１２０ａ。

１２０ｂの側に接触して、安全カラー１３０が矢印で示された方向に回転するの を阻止する。ハンドル１２０ａ。

１２０ｂを翼１３２ａ、１３２ｂとの接触から解放したいときには、タブ１３４ ａ、１３４ｂのいずれかを隣接したハンドル１２０ａ１又はハンドル１２０ｂに 向かって押しつけて、安全カラー１３０を矢印１３１の方向に回す。タブ１３４ ａ、１３４’ｂの端がハンドル１２０ａ。

１２０ｂの側に接触するとき、翼１３２ａ、１３２ｂの端は夫々、ハンドル１２ ０ａ、１２０ｂのスロット１３３ａ、１３３ｂと整列する。翼１３２ａ１１３２ ｂはスロツ）１３３ａ、１３３ｂに嵌り込み、その結果ノンドル１２４）ａ、１ ２０ｂを互いに閉じることができる。

ヨーク１１０の近い方の側に、円筒形ナツト１４０が、本体１０口の環状溝１１ ２と協働しているナツト１４０の環状フランジ１４２によって器具の長さ方向軸 線のまわりに回転可能に取付けられている。ナツト１４０にはナツトカバー１５ ０が固着され、このナツトカバー１５０はハンドル１２０ａと１２０ｂとの間で 手前の方に延びている。カバー１５０の近い方の端は、オペレータによるカバー １５０の回転を容易にするため横方向に延びた翼１５２ａ、１５２ｂを備えてい る。従って、ナツト１４０およびカバー１５０は一緒になって、以下蝶ナツト１ ５０と称する蝶ナツトを構成している。蝶ナツト１５０の近い方の端は又コつの 対向した孔１５４ａ。

１５４ｂを有し、従って器具のオペレータは、以下に説明するように、蝶ナツト １５０の内側の指示器のマーク１６３を観察することができる。

外側軸管６０および作動器本体１０口の内側には中空管７０（第２図、第３図お よび第７図）があり、この中空管は管６０に対して長さ方向に運動可能に設けら れている。ハンドル１２０ａ、１２０ｂの突出部１２６ａ。

１２６ｂが管７０の孔γ１ａ、７１ｂの中へ夫々延びることによって管１０を器 具の長さ方向軸線のまわりに回転させない。管７０の遠い方の端は中空延長管１ ８にねじ連結され、中空延長管７８は又外側軸管６ｏ内で長さ方向に移動するこ とができる。管７０．７８は、ハンドル１２０ａ１１２０ｂの操作によって生じ た長さ方向圧縮力（および関連した長さ方向運動〕を作動器組立体１４からステ ーブル保持組立体４０のステープル・ナイフブツシャ組立体４４へ伝達するため の圧縮部材を構成している。従って管７口、７８はステーブル５ｏおよびナイフ ５２を打ち込むのに必要な力および運動を作動器組立体１４からステーブル止め 組立体１２へ伝達する。

管１０はナツト１４０の内部から、外側軸管６ｏが湾曲し始める部分Ａ寸で延び る近い方の真直ぐな部分７２を有している。略部分Ａの位置において、管Ｔｏに は両側に横方向に切欠きが設けられ、近い方の部分１２がら中間部分７４へたっ た２つの比較的狭い連結部１３を残している。連結部７３は、連結部７３０両方 を通る軸線の捷わりに管１０を曲がらせ或は撓わませるに十分狭い。

従って、連結部７３は管γ０の関節部を作り、がくして管の関節軸線は、湾曲軸 組立体１６のある平面（即ち、以下、装置の湾曲平面と称する、第３図の紙面の 平面）と実質的に直角である。管γ０が曲げられ或は撓わませられるとき、連結 部γ３の材料は撓むことができる。

管１０の中間部分１４は、外側軸管６０の湾曲部分と一致するように長さ方向に 湾曲する。管１０のこの部分は連結部７３から略部分１３まで延び、この部分で 、管７０は再び、両側に横方向に切欠きを有し、中間部分７４から遠い方の部分 ７６へたった２つの比較的狭い連結部７５を残している。連結部１３の場合にお けるように、連結部γ５は、連結部Ｔ５の両方を通る軸線のまわりに管１０を曲 がらせ、或いは撓わ１せるに十分狭い。

かくして、連結部１５は、器具の湾曲平面と直角な軸線の捷わりの管７０の第ユ 関節部を構成している。再び、管７０が曲げられ、或いは撓わませられるとき、 連結部７５の材料は撓むことができるが、連結部７３、Ｔ５は両方とも、管ＴＯ の隣接した部分間に長さ方向圧縮力を伝達する程に剛性である。

上述のように、管７０の遠い方の部分７６真直ぐな延長部分７８にねじ連結され ている。延長部分７８の遠い方の端はステーゾル保持組立体４０内へ延び、ここ で、ステープル・ナイフブツシャ組立体４４を連結する。管７８の遠い方の端は 、キー（図示せず）を、管延長部分７８の長さ方向運動を妨げることｌぐ、ハウ ジング４２からロッド３０の長さ方向キー溝３２（第を図）内へ伸長させるため の長さ方向スロット７９を有している。これらのキーはロッド３０と協働して、 ステープル保持組立体４０とアノビル組立体２０との角度整列を維持する。

管７０は、近い方の管部分７２の側部の孔７１ａ１γ１ｂに夫々係合するハンド ル突出部１２６ａ、１２６ｂによって遠方方向に駆動される。かくして、安全カ ラー１３０を廻わしてハンドル１２０ａ、１２０ｂを解放し、これらのハンドル を強く握ると、管ＴＯ１７Ｂは外側軸管６０に対して遠方方向に移動し、ステー プル５０、およびナイフ５０は第６図に示すようにデツ・／ヤ組立体４４によっ て打ち込まれる。連結部７３．１５によって作られた管１０の関節部により、管 １０の真直ぐな部分が管６０の真直ぐな部分と不整列にならないようにすること によって、管６０と１０の長さ方向の一定な相対運動を可能にする。

管６０と７０の長さ方向の相対運動は、湾曲管部分１４の外面と管６０の対向し た内面との間に長さ方向スペーサ装置６２を設けることによって助けられる。ス ペーサ部材６２は好ましくは、テフロン（即ちポリテトラフルオラエチレン）の ような低摩擦物質のものである。

以下に詳述するように、スに一す部材６２は、湾曲管部分１４と管６０のこれと 隣接した部分との長さ方向相対運動を許しながら、これら部分間に、装置の湾曲 平面において半径方向に力を伝達する。スペーサ装置６２は、湾曲管部分７４と 管６０のこれと隣接した部分との間の環状空間の任意の部分まで延びるのが良い 。しかし乍ら、後で明らかになるような理由のために、スペーサ部材６２の少く とも一部分は好ましくは、図面に示すように、湾曲管部分７４の凹側に沿って延 びている。

管７０の近い方の部分７２の内側には、部分への近い方の側の点から、ナツト１ ４０を通して蝶ナツト１５０の内部へ延びるロッド１６０がある。ロッド１６０ は周囲要素に対し長さ方向に往復運動可能に設けられていて、ロッド１６０を通 して管部分７２の長さ方向のスロット７１ｃ及び？ｉｄ内へ延びろ横ビン１６８ によって長さ方向の軸線のまわりの回転が阻止される。ロッド１６０の中間部分 １６４はナツト１４０とねじ係合しており、蝶ナンド１５０を廻わすと、蝶ナツ ト１５０の回転方向に応じて、ロッド１６０は手前方向に又は遠方方向に移動す る。ロッド１６０の近い方の端部１６２は、その両側に指示マーク１６３を有す る。ステープル５０がアノビル組立体２０によって適確に折り曲げられるように 、アノビル組立体２０がステープル保持組立体４０に十分に近づくと、指示マー ク１６３は第７図に示すように蝶ナンドの孔１５４ａ、１５４ｂを通して見える ようになる。

蝶ナツト１５０の回転に応じて、ロッド１６０の線形運動は、管ＴＯ内に周囲要 素に対して長さ方向に往復運動可能に設けられた可撓性バンド８０によってロッ ド３０に伝達される。バンド８０は、典型的には、その引張り強度に重大な影響 を与えることなしに、その長さ方向の可撓性を増すために、複数の薄い金属スト リップ８０　ａｓ　８０　ｂ、　８０　ｃによって作られている。可撓性ノぐン ド８０の近い方の端部は一ン１６８によってロッド１６０の遠い方の端に連結さ れ、バンド８０の遠い方の端部は一ンＢ２によってロッド３０の遠い方の端に連 結されている。バンドＢＯは、軸組立体１６の残りの部分に対し長さ方向に引張 られたとき、軸組立体１６の湾曲に追従するに十分撓むことができる。可撓性バ ンド８０の矩形断面の大きい方（すなわち長い方）の寸法は、望ましくは、装置 の湾曲平面と実質的に直角である。周囲要素に対する要素８０の長さ方向の運動 量は相当なもの（例えば５／ｍｍ又はそれ以上）であるから、要素８０は可撓性 部材であることが望ましい。最初に軸組立体１６の真直ぐな部分にある要素８０ ０部分は、軸組立体の湾曲部分へ、又その逆に移動することが要求される。これ は、要素８０が可撓性であるから可能である。

本発明の特に望せしい実施例において、湾曲軸組立体の凸（１１１の金属ス）　 ＩＪツブ８０ｃは中央金属ストリップ８０１）よりも僅かに長く、湾曲軸組立体 の凹側の金属ストリップ８０ａは中央金属ストリツ７’８０　ｂよりも僅かに短 い。このようにして所望の長さ方向湾曲量が・ぐンド８０に作られるから、バン ド８０は軸組立体１６の湾曲に、大変容易に一致する。

１１［バンド８０は、場合によって、小さな長さ方向圧縮力を伝達する（例えば 、アノビル組立体２０をステーゾル保持組立体４０から遠ざけるのに必要とされ るけれども、可撓性バンド８０の最も重量な機能は、アノビル組立体２０をステ ーブル保持組立体４０に向かって引き、これら２つの組立体を互いに保持して、 ステープル止め及び切断の間組織を挾持するため、長さ方向張力（及び附随する 運動）を作動器組立体１４からステープル止め組立体１２に伝達するための張力 部材として作用することである。組織を挾持するのに必要な力は約２２７−ケ３ ．　’Ａ　Ｋｑ（’５０−／　００ポンド）であり、ステープルを打ち込むのに 必要な力は約ｑＯ，ｇ　Ｋ９　（，２００ポンド）であり、ナイフを駆動するの に必要な力は約’／９３ＫｇＣ／７！；ポンド）であるから、装置の作動中、可 撓性バンド８０が／３乙２　Ｋｖ　（３００ポンド）またはそれ以上の張力を伝 達する必要があるということは明らかである。組織の挟持に伴なう長さ方向の張 力は、外側軸管６０のほぼ等しい長さ方向の圧縮力によって抵抗され、すなわち 平衡させられる。同様に、ステープルとナイフを打ち込むのに伴なう長さ方向の 張力は、管γ０のほぼ等しい長さ方向の圧縮力の結果である。

可撓性バンド８０に張力が加えられている時に該ノクンド８０を湾曲管部分７４ のほぼ中央に維持するために、かつ本発明による装置の全体のゆがみを最少にす ることが望まれるように、バンド８０の湾曲部分と周囲要素との間に半径方向に 力を伝達するために、スペーサ装置９０がバンド８０の湾曲部分の凹側と湾曲管 部分１４の対向する内面との間に設けられている。バンド８０を湾曲管部分７４ の中心に維持し、また力を半径方向に伝達するととに加えて、スペーサ装置９０ は、望ましくは、最小の摩擦作用で、バンド８０と管７０との長さ方向の相対運 動を可能にする。第１図ないし第９図に示す実施例において、スペーサ装置９０ は、長さ方向のレース９４の中に設けられ、かつ軸組立体１６の湾曲部分に沿っ て間隔をへだてた複数個のボールベアリング９２を有する（特に第７及び５図参 照）。ビールベアリング９２は鋼、ナイロン、デルリン又は他の適当な材料によ って作られる。レース９４は、望ましくはプラスチック材料のような適合性の材 料からなる可撓性ストリップである。

（第ｇ図は、ボールベアリングスペーサ装置９０が、如何にして各が一ルベアリ ング９２をレース９４の孔９３に入れ、点９５においてレース９４を抗止めしあ るいは変形して、孔内にボールを捕えるかを示す。）ボールベアリング９２は、 可撓性バンド８０の凹側の中央部と湾曲管部分７４の対向する内面とに当る。ボ ールベアリング９２は、バンド８０が張力下にあるときでも、バンド８０を実質 上、湾曲管部分７４の中央に保持するような寸法を准し、さもなければ、バンド を湾曲管部分子４の凹側に向かって移動させてしまう。接合すべき組織部分が一 緒にされてアノビル組立体２０とステーゾル保持組立体４０との間に挾持される とき、バンド８０が相当な張力下にあるとしてもボールベアリング９２により、 湾曲バンド８０は装置の他の部分に対して、はとんど摩擦抵抗なしに移動するこ とができる。図に示ｔ、ｃｔｎ、’ｚいが、ゴールベアリングスペーサ装置９０ は、管部分子４とバンド８０との長さ方向の相対運動の間、軸組立体１６の湾曲 部分の中で長さ方向に移動する。

スぜ−サ装置９０の他の実施例を第７０図に示す。この実施例では、スペーサ装 置９０は、はぼ三角形の横断面を有し、かつ湾曲管部分７４のほぼ長さ全体に沿 って延びている長さ方向の部材９６である。スペーサ部材９６は、好ましくは、 ナイロン又はテフロンのような、比較的堅く、低摩擦のシラスチック材料で作ら れる。スペーサ部材９６の三角形の横断面の頂点は、可撓性バンド８０の湾曲部 分の凹側の長さに沿って、比較的せまい領域に接触する。スペーサ部材９６の三 角形の横断面の底辺は、湾曲管部分７４の反対側の内面に接触している。

スペーサ部材９６の位置は、外側に突出した多数の間隔をへだてたリブ９８によ って安定化される。スペーサ部材９６の位置は、外側に突出した多数の間隔をへ だでだリブ９８によって安定化される。スペーサ部材９６は、バンド８０が緊張 しているときでも管７０の中央に、可撓性バンド８０を保ち、スペーサ部材９６ の低摩擦材料は、管部分７４とバンド８０との長さ方向の相対運動を容易にする 。

可撓性バンド８０が、はとんど、比較的小さい長さ方向の圧縮力だけを受け（た とえば、ステーブル止め操作が完了した後、アンビル組立体２０をステーブル保 持組立体４０から遠ざけるため、）るとしても、可撓性バンド８０の湾曲部分の 凸側と湾曲管部分７４の対向側の内面との間にもり１つのスペーサ部材８４を設 けて、バンドが圧縮されているときでも、バンド８０を管部分７４の中央に保つ ことが望ましい。第７図及び第９図でもつともよくわかるように、スぜ−サ８４ は、典型的には、Ｔ形横断面の長さ方向部材である。Ｔ形部材の頂部は、可撓性 バンド８０の湾曲部分の凸側に隣接している。Ｔ形部材の３つの頂点は、管の凸 側で湾曲管部分７４の内面に接触している。ス被−サ８４は、管７０の連結部７ ３．７５に隣接した切欠きの中へ半径方向外方に延びている半円形の端部材８６ によって、意図した長さ方向位置に保持される。スペーサ８４は、好ましくは、 可撓性バンド８０の湾曲部分の凸面にぴったりと合わさっていな、いが、バンド が成る長さ方向の圧縮力を受けだときに、可撓性バンド８０が管７０の中央から 遠く離れないようにし、それによって、スペーサ部材９０を完全にはずれないよ うにする。スペーサ８４は、好ましくは、ナイロンのような安価で比較的低摩擦 のシラスチック部材で作られるのがよい。

今、この装置の全体の操作を考慮すると、アンビル組立体２０の最初の位置は、 はぼ、第７図に示す実質的に完全に引込んだ位置であり、管７０の最初の位置は 、第２図及び第３図に示す近い方の位置である。この状態において、ステーブル 組立体１２を、アンビル組立体２０が器官部分１８ａの切り離した端部に隣接す るまで、器官部分１８ａに通す。次に、線形ナツト１５０を廻わして、ロッド１ ６０及び可撓性バンド８０を介してステーブル保持組立体からロッド３０を延ば し、ｉＲ−ス縫合用糸（ｐｕｒｓｅ　−５ｔｒｌｒ＋ｇ　５ｕｔｕｒｅ　）１９ 　ａを、第３図に示すように、組立体２０と、組立体４０との間でロッド３０の まわシに引く。アンビル組立体２０を器官部分１８ｂの切シ離した端部に挿入し 、ノｅ−ス縫合用糸１９．ａを第３図に示すようにロッド３０のまわりに引く。

上述のように、２つの器官部分を両方ともロッド３０に固定したとき、線形ナツ ト１５０を廻力して、ロッド１６０と可撓性バンド８０を介してロッド３０を手 前方向に引く。装置のこの操作中、可撓性バンド８０には、λつの器官部分を一 諸に引くのに必要な力により、典型的には比較的低い張力下にあるが、スペーサ 装置９０’は、バンド８０を自由に移動させ、管の中央に′位置決めしている。

アンビル組立体２０がステープル保持組立体４゜に向って移動するとロッド１６ ０の近い方の端の、指示７−り１６３が線型ナツト１５０の近い方の端に向って 移動する。

第７図及び第左図に示すように、ステーブル５０をアンビルによって適当に折り 曲げることができる程、アノビル組立体２０がステーブル保持組立体４８に十分 近ずくとき、指示マーク１６３は、線形ナツト１５０の近い方の端部の近くのス ロツ）１５４ａ、１５４ｂ内にミよるようになる。これによって器具が組織をス テーブル止めする準備ができたことを操作者に知らせる。

指示マーク１６３がスｏット１５４ａ、１５４ｂ内にみえ、組織をステーゾル化 めすることが望れるとき、安全カラー１３０を、タブ１３４ａ、１３４ｂによっ て回転させ、ハンドル１２０ａ、１２０ｂを、翼１３２　ａ　％１３２ｂとの保 合から開放する。次に、ハンドル１２０ａ、１２０１）を−諸に、第９図に示す 破線の位置まで強く握ることによって組織をステーブル止めする。これは、管ス ロット７１ａ、７１ｂにハンドルの突出部１２６ａ。

１２６ｂが夫々係合している結果管７０を遠方方向に移動させる。管７０の遠い 方の真直ぐな端部分７６及び近い方の端部分７２は管の長さ方向の移動中、まわ りの要素に対して曲がらない。その理由は、管７０が、連結部７３−１７５で曲 がシ又はたわむからである。スペーサ装置６２．９Ｇは、管７０が管６０及び可 撓性バンド８０に対して自由に移動できるようにすることを助ける。

上述した管７０の遠方への移動によって、それに相応した管７８、ステーブル及 びナイフゾツシャ組立体４４の移動が生じる。これは、第４図に示すように、ス テーブル５０とナイフ５２を押し出す。ステーブル５０の脚部は組織を貫通し、 ステープルアンビル２２に接触することによって折り曲げられ環状配列のステー ブルでΩつの器官部分を互に固定する。

ナイフ５２は、環状ステーゾル配列の内側にはみ出した組織を切断して、連結し た器官部分の間の内腔をきれいにする。

今やステーブル止め手順が完了し、ノンドル１２０ａ。

１２０ｂを解放するとノンドルは始めの外方位置へ戻る。

ステーブル止めされた組織を、線形ナツト１５０を再び操作することによって、 装置から解放し、ステーブル保持組立体４０からアノビル組立体２０をはなす。

次に、器具を器官部分１８ａを経てそれを引くことによって取り外す。ナイフ５ ２によって切断されたはみ出た組織は、縫合用糸１９ａ、１９ｂによってロッド ３０に固定されたままであり、従って、器具とともに取シ除かれる。

上述した装置の構造は、器具が使用中（特に軸組立体１６の曲率の変化によって ）ゆがまないように装置内の力を分布させかつバランスされるから、特に有利で ある。

ステーブル止めされるべき組織がアノビル組立体２ｏとステーブル保持組立体４ ０との間で挾持されたとき、外側軸管６０は長さ方向圧縮力（例えば約３θない し／θθポンド）を受け、また可撓性バンド８ｏはほぼ等しい長さ方向張力を受 ける。管６０の圧縮力は管６ｏの彎曲を増大させようとするかも知れない。しか しながら、このような傾向は、スペーサ装置９０．彎曲管部分７４の壁および（ もし存在するならば）スペーサ装置６２を介して作用する可撓性バンド８ｏによ って管６ｏの凹側に加えられる横方向力によって打消される。かがる横方向力は 部材６０．７０および８ｏの長さ方向軸線と直角であり、しかも彎曲軸組立体１ ６の彎曲平面においてその組立体の半径方向である。このようなカは彎曲軸組立 体１６の彎曲部分に沿って可撓性バンド８ｏによって伝達される長さ方向張力の 半径方向合力である。（もしスペーサ装置６２が存在しない場合には、管６０お よび７４のほんのわずかなたわみによってこれら管を横方向力を伝達するように 接触させ、その後可撓性バンド８０からの横方向力は管６０に加えられることに なる。）かかる構造では、上述の横方向力は軸組立体１６の彎曲部分に沿って実 質的に連続的に作用する。したがって、ゴールベアリング９２は可撓性バンド８ ０と管６０および７４との間に多数の間隔の密な横方向力伝達要素を提供し、一 方策１θ図に図示する別の実施例ではスペーサ部材９６は要素６０．７４および ８０間に横方向力の連続的な伝達を行なう。上述したように、可撓性ノＺンド８ ０の彎曲部分から管６０の彎曲部に伝達される横方向力は、器具で組織を挾持す るのに必要とされる力に応じて軸組立体１６の彎曲が変化する傾向を大幅に減じ 或は除去する。

ステーブル５０およびナイフ５２が打込まれるとき、管７０は長さ方向圧縮力を 受け、成る実施例の場合には、そのような力がλθθポンドもしくはそれ以上で ある。

等しい長さ方向張力は可撓性・ぐンド８０に生じる。その上、ステーブル打込力 および切断力が生じている間、先に述べたような組織挾持力が依然として加えら れているので、ステーブル止めおよび切断による可撓性・くンド８０の張力が組 織の挾持による可撓性バンド８０の張力に加えられる。

外側軸管６０の彎曲部の場合と同様に、管７０の彎曲部７４の彎曲はそこに加え られる長さ方向圧縮力によって増大しようとする。しかしながら、このような傾 向も可撓性バンド８０の彎曲部から管部分７４の凹側に加えられる横方向力によ って実質的に打消される。このような横方向力は、スペーサ装置９０によって、 すなわち第１図ないし第９図の実施例にあってはビールベアリング９２によって 、まだ第７０図の実施例にあってはスペーサ装置９６によって実質的に連続的な 方法でバンド８０から管部分７４に伝達される。組織挾持力の場合と同様に、管 ７０の圧縮力が増大すると、可撓性バンド８０の張力もそれに応じて増大する。

このことは次のことを意味する。すなわち、管部分７４の彎曲を増す傾向はその 管部分の増大する圧縮力に応じて一層大きくなると、この傾向は可撓性バンド８ ０から管部分７４に加えられる横方向力の増大によって一層強力に打消される。

このため組織をステーブル止めしかつこれを切断するのに必要とされる力によっ て器具の彎曲が変化する傾向は大幅に減少され或は除去される。

彎曲の変化に対する本発明の器具設計上の固有な抵抗は、−回の外科手術に使用 した後に使い捨てるようにした器具の場合に特に重要である。経済的に使い捨て できるようにするためには、かかる器具を全体的に比較的安価な材料で作り、し かも可能な限り軽い構造とすることが必要である。例えば、上述したようなタイ プの使い捨て可能々器具においては、作動器組立体１４の大きな部品の大部分は 代表的にはプラスチックで作られ、外側軸管６０は代表的には薄いアルミニュー ム管であり、まだ管７０も可撓性バンド８０も代表的には比較的薄い金属要素で 作られる。このような構造の器具においては、軸組立体１６の剛性は比較的低く 、本発明の原理による器具の設計は、組織の挟持、ステーゾル止めおよび切断中 器具に生じる力に応已て軸組立体のゆがみを減少又は除去するのに特に有用であ る。

本発明に従って構成された装置の軸組立体は一様な半径の長さ方向彎曲部分を７ つだけもつ必要はない。変形例として、軸組立体は、端と端を突き合わせて配置 されかつ各々異なる曲率半径をもついくつかの長さ方向彎曲部分を有していても 良い。このような場合、関節部７３もしくは７５に類似した関節部が軸組立体の 各彎曲変化位置に隣接して管７０に設けられることになる。同様に、いくつかの 長さ方向彎曲部分を真直な部分にところどころ配置しても良く、この場合間接部 は真直な部分と彎曲部分との間の各変り目に隣接して管７０に設けられる。

本発明は、全体として使い捨て可能な器具への適用において説明してきたけれど も、本発明の適用はそのような器具だけに制限されるものではない。例えば、第 １／図ないて第１乙図には本発明の別の実施例が図示されており、そこではステ ーゾル止め組立体１２は彎曲軸組立体１６の遠い方の端に着脱自在に取付けられ る。このような方法においては、ステーブル止め組立体１２を使い捨て可能なも のとして作ることができ、一方亘久的でしかも再利用可能な器具として装置のバ ランス（すなわち作動器組立体１４と軸組立体１６との）を得ることができる。

一般的に、第１／図乃至第１乙図のステーブル止め組立体１２は、例えば上記Ｃ ｏｎｔａ氏等の米国特許第’ｌ、　３０’ｌ。

コ３乙号の第７７図に示した装置の相当する要素とほとんど同一である。また、 取外し可能な取付は体を除いて、Ｃｏｎｔａ氏等の装置のこの部分は、ここの第 １図乃至第７０図の実施態様のステーゾル止め組立体１２と同一である。従って 、ステーブル止め組立体１２の詳細をここでは繰返えさない。また、ステーブル 止め組立体１２を第１／図乃至第１乙図の軸組立体１６の遠い方の端に取外し自 在に取付ける方法は、Ｃｏｎｔａ氏等の装置のステーブル止め組立体をＣｏｎｔ ａ氏等の器具に取外し自在に取付ける方法と同一であるのが良い。従って、ステ ーブル止め組立体の取付は体に関する追加の詳細については、Ｃｏｎｔａ氏等の 特許を参照するのが良い。これらの追加の詳細は、本発明の理解のためには必要 で々い。

Ｃｏｎｔａ氏等の装置のように、保持リング２６０が、外側軸管の遠い方の端近 くの外側軸管６０に、器具の長さ方向軸線のまわりに一定回転運動可能に、取付 けられている。４状の空間２６２が、ステーゾル保持組立体２４０のハウジング ２４２の近い方の端２４３を受入れるために、管６０の遠い方の端と保持リング ２６Ｇの遠い方の端との間に作られている。保持リング２６Ｇの遠い方の端は、 ステーブル保持組立体のハウジング２４２の近い方の部分２４３に設けられた直 径方向に対向し、半径方向外方に突出しているλつの突出部２４３を受入れ且つ これに係合するだめの、直径方向に対向したλつのＬ形スロット２６４を包含し ている。

延長管７８の遠い方の端は、外側軸管６０の遠い方の瑞をわずかに越えて延びて おり、又、ロット３０（７）遠い方の端は、延長管７８の遠い方の端を越えて延 びている。

要素３０及び７８の遠い方の端部分は、ステーブル保持組立体のハウジング２４ ２の近い方の部分２４３に設けられている直径方向に対向し、半径方向内方に突 出しているλつのキー２４７を受入れるだめの、それぞれ、直径方向に対向し、 半径方向に一線を成した長さ方向溝又はスロット３２及び２７９を有している。

キー２４７はスロット２７９を貫通して溝３２に係合し、ステーゾル保持組立体 ２４０の角度の向きをロッド３０に対して固定する。ステーブル保持組立体２４ ０は、中央の長さ方向の孔２４９を有し、ロット３０の遠い方の部分はこの孔を 自由に通る。ステーブル保持組立体２４０を軸組立体１６に取付けるとき、延長 管７８の遠い方の端は、組立体２４０の内側のブツシャ組立体４４の近い方の表 面に接触し又はそのすぐ近くである。

ステーブル保持組立体２４０は、ハウジング２４２の遠い方の端２４３が保持リ ング２６０の遠い方の端の内側の環状空間２６０の中にあるまで、溝３２とキー ２４７とを整列させ、組立体２４０をロッド３０に沿って滑らせることによって 、軸組立体１６の遠い方の端に取付けられる。ステーゾル保持組立体２４０のこ の位置では、突出部２４５は、保持リング２６０のＬ形スロット２６４の長さ方 向に延びる部分に入っている。次に、保持リング２６０を器具の長さ方向軸線の まわりに回転させると、Ｌ形スロット２６４の円周方向に延びる部分の遠い方の 側は突出部２５４にしっかりと係合し、それによって第１乙図に示すようにステ ーブル保持組立体２４０を軸組立体１６に固定する。ステーブル保持組立体２４ ０の近い方の表面部分は外側軸管６０の隣接した遠い方の表面部分と合わさるよ うに設計されており、従って、ステーゾル保持組立体２４０は軸組立体１６に対 してぐらぐらすることはない。

上記のＣｏｎｔａ氏等の装置のように、アンビル組立体２２（１１、ハウジング ２２１及び、ハウジングの遠い方の側に回転可能に取付けられている内ねじ山付 ナツト２２３を包含している。ハウジング２２１は、同心の環状、＜　ｆ　−ｆ シアンビル２２及び環状ナイフアンビル即チ切断リング２６を支持している。Ｄ 形孔２２５がハウジング２２１の中央を長さ方向に貫通し、ナツト２２３のねじ 山付内部（図示せず）と連通している。アノビル組立体２２０は、ロッド３０の 遠い方のねじ山付端部分２３４に嵌まる。端部分２３４はＤ形横断面を有し、こ の横断面は、アンビル組立体のハウジング２２１のＤ形の孔２２５と合わさって 、ハウジング２２１（従って、アンビル部材２２．２６も）が装置の長さ方向軸 線のまわりに回転するのを阻止する。これは、ステーゾルのアンビルポケット２ ４をステーブル保持組立体２４ｏの相当するステーブルと角度的に整合した状態 に保つ。ナラ）　２２３１４、ロッド部分２３４の遠い方のねじ山付端に螺合し 、アノビル組立体を装置に固定する。ナツト２２３を、ハウジング２２１がロッ ド部分２３４の近い方の端で肩２３５に接触するまでねじ込む。

ステーゾル保持組立体２４０とアンビル組立体２２０を軸組立体１６の遠い方の 端に取付けると、装置は第１図乃至第１０図の装置を使用するのと同一の仕方で 使用するだめの準備が出来上る。装置の残部は、先に論じた実施能様の相当する 部分と同一であるのが良い。かくして、保持リング２６０の近い方の側に取付け られた軸組立体１６の部分は第１図乃至第７０図の軸組立体１６の相当する部分 と同一であるのが良く且つ作動器組立体（第１／図乃至第７乙図に示さず）は第 １図乃至第７０図の作動器組立体１４と同一であるのが良い。もちろん、装置の この部分を再使用可能に設計するのであれば、幾分具なる材料（例えば、プラス チック又は薄いアルミニウムではなくステンレス鋼）を、作動器及び軸組立体の 成る部分について選択し、これらの組立体を一層長持ちさせるのが良い。

作動器及び軸組立体が再使用可能であれば、外科手術　゛に使用後、代表的には 、ステーゾル保持組立体２４０及びアンビル組立体２２０を取外して捨てる。ナ ツト２２３がロッド３０を解放し、従ってアンビル組立体２２０をロッドの端か ら引き抜くことができるまでナツト２２３をゆるめてアンビル組立体２２０を取 外す。次に保持リング２６０を回転させて突出部２４５をＬ形スロット２６４の 円周部分から解放し、従ってステーブル保持組立体２４０を軸組立体１６の端か ら引き抜くことができる。新しいステーブル保持及びアンビル組立体２４０及び ２２０を軸組立体に取付けると、装置を再び使用することができる。

前述のものは本発明の原理の単なる例示であり、本発明の範囲と精神から離れる ことなく種々の修正が当業者によって成し得ることが理解されよう。例えば、図 示した特定の作動器組立体の形体は重要ではなく、所望ならば、他の作動器の構 造を使用することができる。可能性のある成る変形例は、管７０を駆動するだめ のハンドルが器具の長さ方向軸線に実質的に垂直であるような作動器である。か かる作動器は、図示したようなこの型式の器具については、例えば上記のＣｏｎ ｔａ氏等の特許で周知である。

補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の７第１項） 特許庁長官　若　杉　和　夫　殿 １、特許出願の表示　ＰＣＴ／ＵＳ８２１０　Ｏ８７０２、発明の名付、　湾曲 軸を備えた外科用ステープラ装置３、特許出願人 ６、添付書類の目録 （１）補正書の翻訳文　１　通 請求の範囲の補正 ／　最も大きい横断面寸法の少くとも数倍の長さ方向寸を有する実質的に剛性の 長さ方向軸と、該軸の一端、−取付けられていて、少くとも７本の外科用ステー ブルを保持しかつ打ち込むためのステーノル保持組立体と、ステーブル保持組立 体に移動可能に取付ゆられていて、ステーブル止めされるべき組織をステーブル 保持組立体と共に挾持しかつステーブル保持組立体によって打ち込まれた外科用 ステーブルを折り曲げるためのアノビル組立体と、ステーブル保持組立体から遠 い方の軸の端に取付けられていて、第１および第２作動；を包含する作動器組立 体と、第１および＠λ作動器よってアノビル組立体の移動およびステーブルの打 込みを夫々制御するため、第１および第２作動器かアンビル組立体およびステー ノル保持組立体のステゾル打ち込み部分に夫々運動を伝達するための、軸に配置 された第１および第スの独立に長さ方向に往動可能な連結部材とを有する外科用 ステーノル止め置におし・て、軸は、作動器組立体とステーブル保持組立体かア ンビル組立体のいずれかとの間に軸によって拘束される直線のなし・非均−な長 さ方向彎曲を有し、第１および第コ連結部材は両方とも、軸の非均−な長六方向 彎曲にもかかわらず、軸内で長さ方向に拝復運できるように長さ方向如撓むこと ができることを特とする外科用ステーゾル止め装置。

ユ、　軸に対して各連結部材の独完の長さ方向運動を許しながら、第１および第 コ連結部材の各々を軸内に夫々所定の長さ方向軸線と同軸に維持するための装置 を有する、請求の範囲第１項記載の装置。

３　軸は少くとも７つの長さ方向彎曲部分と、この彎曲部分に隣接する少くとも １つの長さ方向とを特徴する請求の範囲第一項記載の装置。

グ　第１および第ユ連結部材を軸内に所定の長さ方向軸線と同軸に維持するため の装置は、第１および第λ連結部材の各々と軸の内面との間の低摩擦スペーサ装 置からなる、請求の範囲第Ω項記載の装置。

Ｓ　第コ連結部材は軸内に同心的に配置されている管からなり、第１連結部材は 管内に同心的に配置されている可撓性バンドからなり、第１および第２連結部材 を軸内に所定の長さ方向軸線と同軸に維持するための装置は、バンドと管の内面 との間の第１低摩擦スペーサ装誼と、管の外面と軸の内面との間の第１低摩擦ス ペーサ装誼とからなる、請求の範囲第２項記載の装置。

ム　バンドは第１作動器の操作により長さ方向張力状態に置かれ、管は、第２作 動器の操作により長さ方向圧縮状態に置かれ、軸の長さ方向彎曲部分内で、第１ および第ススぜ−サ装童は、バンドおよび管を軸内に所定の長さ方向軸線と同軸 に維持するために、バンド、管および軸間に力を横方向に伝達する、請求の範囲 第Ｓ項記載の装置。

７　第１スペーサ装置は複数個の長さ方向に間隔をへたてたボールベアリングか らなる、請求の範囲第６項記載の装置。

ｇ　第１スペーサ装置は低摩擦材料の長さ方向部材からなる、請求の範囲第４項 記載の装置。

ヲ　第ススに一す部材は低摩擦材料の長さ方向部材からなる、請求の範囲第４項 記載の装置。

／θ装置は、環状配列の外科用ステープルによって中空人体脂管のコつの部分を 互にステーブル止めするようになっており、環状配列の外科用ステープルは両器 管部分の内部と連通する内腔を取り囲み、ステープル保持組立体および軸の少く とも一部は一方の中空人体脂管部分に差し込まれるようになっており、又、アノ ビル組立体は他方の中空人体脂管部分に差し込まれるようになっている、請求の 範囲第２項記載の装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ７２つの相対的に移動可能な部品を有する外科用ステーブル止め組立体の作動装 置であって、長さ方向の彎曲部分ヲ有し、ステーブル止め組立体の第１部品を一 端近くに支持するための長さ方向軸と、第１および第２作動器を包含し、軸をス テープル止め組立体から遠し・方の端に隣接して支持するための作動器組立体と 、少くとも彎曲部分の長さに沿って延びる長さ方向に撓む張力部材を包含し、第 １作動器とステーブル止め組立体の第２部品間に張力を伝達するための、軸内に 配置された装置と、 第２作動器とステープル止め組立体の第一部品間に圧縮力を伝達するための、軸 内に配置された装置と、張力部材と圧縮力伝達装置間に彎曲部分の半径方向に力 を伝達するための、軸の彎曲部分内に配置された装置とからなり、半径方向に伝 達された力は張力部材によって伝達される長さ方向の張力の半径方向合力である 、外科用ステーゾル止め組立体の作動装置コ　圧縮力伝達装置は、軸内に配置さ れた中空管からなり、張力部材は管内に配置され、力を半径方向に伝達するため の装置は、張力部材の凹面側と管の内面との間に配置されているスペーサ装置か らなる、請求の範囲第１項記載の装置。 ３　スペーサ装置は複数個の長さ方向に間隔をへだてたポールベアリングを有し ている請求の範囲第２項記載の装置。 ｔ　スぜ−サ装置は低摩擦材料の長さ方向部材ヲ有している。請求の範囲第２項 記載の装置。 ｓ　管と軸間に彎曲部分の半径方向に力を伝達するための、軸の彎曲部分内に配 置された第λ装置を更に備えている、請求の範囲第２項記載の装置。 乙　中空人体器管のλつの部分を、両器管部分の内部と連通ずる内腔を取り囲む 環状列の外科用ステーブルによって継ぐための装置であって、 長さ方向彎曲部分と、この彎曲部分の一端にある少くとも１つの真直ぐな部分と を有し、遠い方の部分が器管部分のうちの第１器管部分の内部に差し込まれるよ うになっている中空管と、 管の遠い方の端に取付けられ、第１器管部分に差し込まれるようになっていてか つ、遠い方の端から射出することのできる環状列の外科用ステーブルを収容する ステープル保持組立体と、 器管部分のうちの第コ器管部分に差し込まれるようになっているアノビル組立体 と、 管の遠い方の部分と関連していて、アノビル組立体を、ステーブル保持組立体の 遠い方の端に対して長さ方向に往復運動可能に取付けるための装置と、管の近い 方の端に取付けられている作動器組立体と、アンビル組立体とステーブル保持組 立体の遠い方に同って移動させてアノビル組立体とステーブル保持組立体の遠（ ・方の端との間に第１および第コ器管部分を一諸に挾持し、ステープル保持組立 体の遠見・方の端部・ら射出されるステープルをアンビル組立体によって折り曲 げるために、アンビル組立体をステーゾル保持組立体の遠い方の端に隣接して保 持するため、管内に、肢管に対して長さ方向に往復運動可能に配置されてい立体 に作動的に連結し、かつ長さ方向張力を作動器組立体から、アンビル組立体を取 付けるための装置に伝達するための長さ方向に撓む部材とからなる装置。 ７　管内に、肢管に対して長さ方向に運動可能に配置されていて、ステーブル保 持組立体から射出させるため、長さ方向圧縮力を作動器組立体からステーブル保 持組立体に伝達するための第コ長さ方向部材を更に有し、第一部材は長さ方向圧 縮力による座屈に対して抵抗するが、管に対して長さ方向に移動するのに十分可 撓性である、請求の範囲第６項記載の装置。 ｇ　少くとも可撓性部材が長さ方向張力を伝達している際、可撓性部材を管の横 断面の略中夫に維持するための、管の彎曲部分内に配置された装置を特徴とする 請求の範囲第６項記載の装置。 デ　維持するだめの装置は管の彎曲部分内の可撓性部材の部分と囲い構造物との 間の゛摩擦を実質的に阻止する、請求の範囲第３項記載の装置。 ／θ維持するための装置は、管の彎曲部分の内側の可撓性部材の部分の凹側に配 置されて℃・る細長いレース内の複数個の？−ルベアリングからなる、請求の範 囲第９項記載の装置。