JPS5849694A - 黄色酸化鉄顔料 - Google Patents

黄色酸化鉄顔料

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JPS5849694A
JPS5849694A JP14717381A JP14717381A JPS5849694A JP S5849694 A JPS5849694 A JP S5849694A JP 14717381 A JP14717381 A JP 14717381A JP 14717381 A JP14717381 A JP 14717381A JP S5849694 A JPS5849694 A JP S5849694A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、粒子形態が豆粒状(楕円体)をもった、粒度
分布幅の狭い黄色酸化鉄顔料、及びその製造法に関する
ものである。その目的とするところは、色調、分散性及
び耐熱性の優れた黄色酸化鉄顔料を提供し、従来からの
用途を更に拡大し、熱加工樹脂、化粧品及びトラフィッ
クペイント用などへの新しい用途を開拓するところにあ
る。
現在、黄色顔料としては、黄鉛、ストロンチウム黄、カ
ドミウム黄及びベンジジン黄などがある。これらはすべ
て有毒性または発癌性であるから環境汚染の防止、国民
の健康保全のために当然のことながらその使用は規制さ
れてきている。このような情勢にかんがみ、色利T業界
では、」−記の有毒性黄色顔料に代る優れた無毒性黄色
顔料の開発が待望されている。
[hitc構造を有し、針鉄鉱、黄土、オーカーなどと
呼ばれ、古くから着色相別として使用されてきた。これ
は無毒性で面1候性及び安定性があり、かつ安価である
。その用途は、学制、印刷インキ、建築材料などを始め
、無毒性であることから化粧品、タバコフィルターの巻
紙及び養鶏飼料などの着色にまで及んでいる。また、戦
後、磁気記録用磁性粉の原料としても使用されるように
なり、磁気記録、方式の進歩普及と共にその需要の伸び
は顕著である。(−2かし、これの顔料としての性質は
、満足すべきものではなく改善の余地か多分にある。す
なわち、色調がやや不鮮明、針状粒形に基づく高粘性、
耐熱性が劣るなどの欠点を有している。これがため、上
記有毒性黄色顔料との代替は制約されており、かねてよ
り、この顔料の特性改善及び品質向」−への要請は強か
った。
黄色酸化鉄の製造法は、現在、硫酸第1鉄水溶液の加水
分解と空気酸化反応を応用して、微小結晶核を所望の粒
子径まで成長させる方aミが採用されている。この際、
硫酸第1鉄水溶液の加水分解によって生成する硫酸を極
めて緩やかに中和し結晶成長を促す方法として、鉄屑に
よる方法とアンモニアガスによる方法の三方法がある。
前者については、例えば、借間ほか、T化、66.41
.2(1963)に詳述されていている。これらの文献
及び後記の図3と図4から従来の黄色酸化鉄は、その粒
子形態が剣状りある。その製造方法は、不溶性塩の水溶
液中における結晶成長に関するもので、その生成機構か
ら考えて製造条件の調整のみにより、現在以」−に生成
物の粒度を揃えたり均質なものを得ることは極めて困難
であり、また粒子の形や軸比を変えることは不可能であ
る。従って、現在市販の黄色酸化鉄は、図3と図4に見
られるように、大粒子や小粒子が混在し、針状粒子の軸
比も揃わず、幅の広い粒度分布を示している。
一般に粉体系が示す諸物性は、その粉体が構成する粒子
形態と相関性のあることはよく知られている。顔料にお
いては、その粒子形態は、色調、隠ペイ力、吸油量、着
色力及び学制としたときのレオロジカルな性質や塗膜の
強度などに影響を与える。黄色酸化鉄の場合、大粒子と
された統帽的平均としての物性を示すことになる。色調
を例にとれば、借間、大工状報告、煮331 、 P、
33(昭44)に記述されているように、大粒子の示す
色と小粒子の示す色とは相違するから、これらを混合す
れば、絵具の混色のように減色混合となり明度と彩度が
小さくなり暗い感じの色調となる。つまり、顔料として
は、粒度分布幅の狭い粉体であることが理想である。さ
らに、針状粒子の軸比の小さい分散性の良好な吸油量の
低い顔料であることが要望されている。
本発明者らは、長年にわたる黄色酸化鉄の研究から、そ
の本質的欠点を理解[7、斯界のニーズに応え、鋭意研
究を重ね、これの品質向−I−のため貢献してきた。例
えは特許においては、佐原、借間、特公昭31−329
2;借間、浅井、同友、特公昭53−28158;借間
、浅井、同友、U、S、Pat、  、 3,969,
494 ;借間ら、特公昭55−9016などである。
これらの技術の一部は、契約され実施されている。今回
、さらに新技術を開発するに至った。それは、黄色酸化
鉄の粒子形態を針状から豆粒状へと改善し、粒度分布幅
を狭くすることに成功した。これによって顔料としての
諸物性、すなわち色調、分散性、安定性などを飛躍的に
向」ニさせることができた〇 次に本発明の構成について説明する。これは次の2工程
に大別できる。まず、結晶成長の種晶として用いる粒度
のよく揃った米粒状の酸化水酸化鉄粉末の調製工程、及
びその米粒状の種晶を成長させて豆粒状の黄色酸化鉄顔
料を製造する工程である。
粒子形態か米粒状の結晶種子の調製法について説明する
。第2鉄塩水溶液とアルカリ水溶液とを反応させて水酸
化鉄沈殿を作る。この際、使用する第2鉄塩は、硫酸第
2鉄、塩化第2鉄、及び硝酸第2鉄などの水溶性鉄塩で
ある。使用する濃度は、3.5M/を以下とし、好まし
くは0.2M1t付近である。一方、アルカリは、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸すトリウム、炭酸
カリウム、及び水酸化カルシウムなどである。使用濃度
は、4M/を以下とし、好ましくは1MZt付近である
。所定濃度以」−で反応させると、生成物が不均質とな
り、粒度分布幅を拡げ、好ましくない結果となる。」−
記、鉄塩水溶液とアルカリ水溶液とを一5〜30℃で反
応させるが、この際、アルカリ水溶液に鉄塩水溶液を加
えることが必要条件である。もしこれを逆に行えは、生
成物の粒子形態は、軸比の大きい針状となるからである
。また、両液を反応させる温度は、生成物の粒子径、粒
子の軸比に影響を与える重要な因子である。30℃以上
では、軸比が大きくなり過ぎタクトイドを形成し易くな
る。
」−記のようにして調製した水酸化鉄沈殿を30分間以
」―、好ましくは約1日間熟成させてから次の水熱処理
を行う。この熟成によって、均質な、よく揃った粒子が
得られる。熟成した沈殿を120〜250℃の範囲、好
ましくは180℃で約1時間水熱処理を施す。処理温度
が低いときは結晶化に長時間を要し、所定以上の温度で
は赤色酸化鉄α−Fe203が混在してくる。
この水熱処理によって無定形水酸化鉄沈殿の結晶化は促
進され、溶解、析出作用によって米粒状の酸化水酸化鉄
α−Fe00Hすなわち黄酸化鉄か生成する。この米粒
状の黄酸化鉄は、優れた顔料特性をもっているが、さら
番ここれを結晶成長のための種晶として用い、より大き
い粒子に成長させ、粒子形態が豆粒状の黄色酸化鉄顔料
α−Fe00Hを製造する。
結晶成長の方法としては、硫酸第1鉄水溶液に種晶を加
え、その水溶液の加水分解と空気酸化反応によって種晶
を成長させる。すなわち次の反応式のようである。これ
によって 4 F e S04+02+61−120−+ 4 a
−F co OH+4l−I2504− (11徐々に
生成するα−F e 0011は種晶の表面に析出する
が、この反応はl−■2S04の濃度が増加すると平衡
状態に達し停止する。そこで、この■−I2SO4を極
めて緩かに中和しく1)式を右側(こ進行させ結晶成長
を促す方法として金属鉄を加える方法(2)式と、アン
モニアガスによる方法(3)式I(2504+Fe−+
FeSO4−1−t12−・・・(2)F12S04+
聞I3→(NII4)2SO4・・・・・・(3)とが
ある。種晶を成長させるためには、どちらの方法でもよ
いが、成長を均一に、かつ円滑に進行させるため、種晶
の添加量、空気の吹込量、反応温度、水溶液の濃度、及
び攪拌方法などを調整して、2次核や樹枝状晶の発生を
防ぐことが大切である。成長条件が適応し厳密に管理さ
れている場合、一般に結晶成長のための種晶は、最初の
形態を保って相似形に成長し、成長過程において形態の
変化は起こらない。従って、最初に添加する種晶の粒子
形態や粒度分布が生成する黄色酸化鉄顔料の特性と密接
に関連するものである。
顔料は、学制、印刷インキ及び化粧品などの着色材料と
して使用される。従って、色調、ベヒクルへの分散性及
び面4候性が重要な性質である。黄色酸化鉄の場合、そ
の粒子形態が針状であるから、色調は粒子の短軸径に支
配されて変わる。つまり短軸径と明度に相関性がある。
実用上、どの程度の明度の黄色酸化鉄が顔料としてよい
かは、用途によって様々である。実際、そのために商品
としては、各社とも数品様を取揃えている。短軸径の大
きさによって隠ペイカが変ってくるが、これの太きいも
のは、はぼ明度も大きく明るい顔料である。しかし、あ
る大きさ以」−では明度の最大値を経て低下する。短軸
の小さいものは、隠ペイカが低く透明性を帯ひてくるか
ら、透明性黄色酸化鉄顔ネ4(ローオパシテイ〕として
使用される。
顔料のベヒクルへの分散性は、表面エネルギーの最小を
示す球状粒子が最良であることは勿論であるが、黄色酸
化鉄の場合、未だ球状粒子の合成法は発明されていない
。本発明者らは、従来の剣状粒子を豆粒状へ改善し、緒
特性を向」二さぜた。それは、鉄製の縫針とボールベア
リングを粉体と考え、ベヒクルへの分散特性を比較した
ときに似ている。前者は嵩高くからみ合って分散し離い
が、後者は嵩低く分散は容易である。豆粒状の黄色酸化
鉄は、同じ色の針状のものと比較すると、吸油量、嵩が
低く、分散し易く、また分散したとき低粘度である。こ
れらは顔料として大変好ましい性質である。なお、耐候
性や耐熱性は化合物固有のものであるが、顔料の場合、
その粉体の均質性、結晶性及び粒度分布などが影響を及
ぼす。本発明の黄色酸化鉄は、これらの点については、
前述のように、水熱処理によって完全な結晶化を行った
種晶を用いて成長させたものであるから、粒子かよく揃
い、粒子形態か豆粒状のものであり、優れた顔料特性を
示す。
次に本発明を実施例によってさらに詳細に説明する。
実施例 1 種晶の調製 FeC13−6112050f/ / を及びNa0I
I757/2tの水溶液をそれぞれ調製し、両液を一2
℃に冷却しておく。そして、よく攪拌しながら、NaO
■■水溶液の中にF e Cl 3水溶液を徐々に添当
[比、F c (OT E ) 3沈殿を作る。沈殿終
了後の液温は約O℃となる。この沈殿を時折攪拌しなが
ら母液と共に1日熟成させる。熟成後の沈殿の沈降容積
は約250−となるから、」−澄液を捨て、母液を含む
沈殿約300 meをテフロンビー力は水蒸気の飽和圧
である。この処理によって無定形r c (Or−1)
 3の褐色沈殿は完全に結晶化し、結晶性黄色沈殿α−
FeOO1lへと変わる。これを水洗すると沈殿の沈降
容積は150 mlと嵩低くなっている。濾過、乾燥す
ると米粒状の酸化水酸化鉄α−F e 0011すなわ
ち黄酸化鉄か得られる。これの顔料特性は次のようであ
る。粒子径、長軸: 134nm1短軸:55 nrn
、軸比:2.4、比表面@: 35 m” / f、隠
ペイカニ530crj/2、収fit:15y、沈降容
積: 10 me/ 9、(図1参照)。
実施例 2 種晶の調製 Fe2(SO2)3 369/を及びNa0tl  7
5f//2tの水溶液をそれぞれ調製し、両液を9沈殿
終了後の液温は約1. O’C表なる。以下、実施例1
と全く同し方法で米粒状の黄酸化鉄が得られる。これの
顔料特性は次のようである。粒子径、長軸:194.n
m、短軸ニアQnm、軸比:2.8、比表面積: 30
 m”/ f/、隠ペイカニ580crl/f、収量:
157゜ 実施例 3 種晶の調製 Fe(N03〕3・9I■2075v/を及びKOI−
(1,00V/2tの水溶液をそれぞれ調製し、両液を
19℃に保持しておく。そして、よく攪拌しながらKO
II水溶液の中にF e (N O3) 3水溶液を徐
々に添加し、Fe (OLI ) 3沈殿を作る。沈殿
終了後の液温は約20℃となる。以下、実施例1と全く
同じ方法で米粒状の黄酸化鉄が得られる。これの顔料特
性は次のようである。粒子径、長軸:266nm、短軸
: 82nnl、軸比:3.2、比表面積: 26 m
2/ f 、隠ペイカニ920ca/2、収量:16f
実施例 4 種晶の成長反応 前記、実施例1において得られる粒子形態が米粒状の黄
酸化鉄α−Fe00Hを結晶成長のための種晶として用
いる。この成長の反応条件は、硫酸第1鉄結晶Fe S
 04・71120500 f / 20tの水溶液に
、上記種晶3009を添加し、さらに水溶液中に金属鉄
線2.5009を懸垂する。
この水溶液を60℃に保ち、攪拌しながら、空気を50
01n1!/分吹き込み成長反応を行う。このF e 
S O4水溶液の加水分解と酸化反応によって、米粒状
の種晶の表面にα−F e 00f(が徐々に、かつ均
一に析出し種晶は成長する。この反応条件を厳密に制御
しながら、連続200時間成長させる。成長の途中、1
00時間において鉄線5002を追加し懸垂する。成長
過程において、10時間毎に試料を採取し、それぞれ粒
子形態、比表面積、隠ペイカなどを調べた。その結果を
表1に掲ける。      ゛・;1ゝ 表1から、種晶はほぼ相似形を保ちながら成長を続けて
いる。そして、80時間の成長(図2参照)で短軸が約
2倍に、200時間で約3倍に成長している。また、粒
子が成長するに伴って比表面積は減少し、1’60時間
で最初の約1/7に低下した。隠ペイカは短軸80 n
m(d゛近から急激に増加し90〜1500mで最大値
に達し、それ以」二ではゆるやかに低下している。隠、
ペイ力と明度はほぼ比例するから、短軸90〜1501
mで最も明るい色である。それ以」−大きくなると、明
度は低下し彩度が」−昇する。このように色調は、粒成
長に伴って変化するから、実用的には所望のものを顔料
として使用すればよい。−1−記のようにして、粒子形
態が豆粒状の粒度のよく揃った黄色酸化鉄顔料が製造で
きる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の方法によって得られた黄色酸化鉄顔料
製造用の種晶の40,000倍の電子顕微鏡写真である
。図2は、本発明の方法による黄色酸化鉄顔料の40.
00 (1倍の電子顕微鏡写真である。図3及び図4は
、従来の黄色酸化鉄顔料の40,000倍の電子顕微鏡
写真である。 特許出願人 工業技術院長 石板域− 指定代理人 工業技術院 大阪工業技術試験所長内藤−
男 図    1 図    8 図    2 図   4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、粒子形態が楕円体(豆粒状〕の黄色酸化鉄において
    、その長軸: 350〜1,000nm、軸とする黄色
    酸化鉄顔料。 2、30℃以下のアルカリ水溶液の中に、第2鉄塩水溶
    液を30℃以下の温度において、添加、混合して水酸化
    鉄を生成させ、これを熟成した後、120〜250℃の
    温度で水熱処理を施し、酸化水酸化鉄粉末を調製し、こ
    の酸化水酸化鉄粉末を種晶とし、この種晶を第1鉄塩水
    溶液中に分散させ、空気吹き込みにより第1鉄塩を酸化
    させて、種晶」−に酸化水酸化鉄層を析出成長させるこ
    とを特徴とする黄色酸化鉄顔料の製造法。 3、結晶成長させるための種晶として用いる酸化水酸化
    鉄粉末の粒子形態は、楕円体(米粒状)のもので、その
    長軸:100〜350nm、軸比する第2項記載の方法
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