JPS5849523Y2 - 車輛用灯具 - Google Patents
車輛用灯具Info
- Publication number
- JPS5849523Y2 JPS5849523Y2 JP4262577U JP4262577U JPS5849523Y2 JP S5849523 Y2 JPS5849523 Y2 JP S5849523Y2 JP 4262577 U JP4262577 U JP 4262577U JP 4262577 U JP4262577 U JP 4262577U JP S5849523 Y2 JPS5849523 Y2 JP S5849523Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light guide
- light
- space
- front lens
- guide plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は はぼＬ字状の導光空間を有する尾灯に使用し
て好適な車輛用灯具に関するものである。
て好適な車輛用灯具に関するものである。
従来 尾灯において光源からの光を側方へ照射させるた
めには、１）直射光だけによる方法、１１）実公昭３９
−３５２７６号公報に開示されているごとくプリズムを
設け このプリズムによって光源からの光を側方へ照射
させるようにした方法、１１１）実開昭４９−１２８１
７０号公報に開示されているごとく後述する第１図のＤ
部に反射鏡を用いたもの等が提案されている。
めには、１）直射光だけによる方法、１１）実公昭３９
−３５２７６号公報に開示されているごとくプリズムを
設け このプリズムによって光源からの光を側方へ照射
させるようにした方法、１１１）実開昭４９−１２８１
７０号公報に開示されているごとく後述する第１図のＤ
部に反射鏡を用いたもの等が提案されている。
今 前記１力方法による場合を第１図を用いて説明する
に この尾灯１は灯具ボディ２と前面レンズ３とによっ
て形成されたほぼＬ字状の導光空間４を有しており、バ
ルブ５から発した光を直接側方へ照射するごとく構成さ
れでいる。
に この尾灯１は灯具ボディ２と前面レンズ３とによっ
て形成されたほぼＬ字状の導光空間４を有しており、バ
ルブ５から発した光を直接側方へ照射するごとく構成さ
れでいる。
すなわち、バルブ５から発した光は その一部が符号６
で示すごとく前方へ進行し また他の一部は符号７で示
すごとく側方へ進行する。
で示すごとく前方へ進行し また他の一部は符号７で示
すごとく側方へ進行する。
しかしながら かかる尾灯１においては 前面レンズ３
の色はアンバー色あるいは赤色であり、第１図において
略り字状の前面レンズ３の屈曲部３１よりも側方の範囲
から出る光の明るさはその正面から出る光に較べて極端
に暗く、よって視認性が悪いという欠点があった。
の色はアンバー色あるいは赤色であり、第１図において
略り字状の前面レンズ３の屈曲部３１よりも側方の範囲
から出る光の明るさはその正面から出る光に較べて極端
に暗く、よって視認性が悪いという欠点があった。
また、１１）の場合には第１図において８寸法の幅があ
まり長いと、プリズムの応用はその効果を得ることが難
しく、しかもＣ寸法をある一定以上要するため 設計上
の制約が加わるという不具合があった。
まり長いと、プリズムの応用はその効果を得ることが難
しく、しかもＣ寸法をある一定以上要するため 設計上
の制約が加わるという不具合があった。
さらにｉｉＤの方法においては、図中り部に暗部が生じ
、視認性が良くなかった。
、視認性が良くなかった。
本考案の目的は 上述した欠点に鑑みなされたもので
灯具ボディと前面レンズとによって形成され、かつ光源
の前方に位置する空間と側方に位置する空間とからほぼ
断面り字状の導光空間を有する車輛用灯具において そ
の内側に反射部を有する導光板を前記前面レンズの側部
内面で前方の導光空間の一端部から側方の導光空間に対
応する部分にかけて一体に設けたことにより、視認性の
向上をはかるとともに組付性がよくコストの安い車輌用
灯具を提供するものである。
灯具ボディと前面レンズとによって形成され、かつ光源
の前方に位置する空間と側方に位置する空間とからほぼ
断面り字状の導光空間を有する車輛用灯具において そ
の内側に反射部を有する導光板を前記前面レンズの側部
内面で前方の導光空間の一端部から側方の導光空間に対
応する部分にかけて一体に設けたことにより、視認性の
向上をはかるとともに組付性がよくコストの安い車輌用
灯具を提供するものである。
以下、図に示す実施例を用いて本考案の詳細を説明する
。
。
第２図は本考案に係る車輌用灯具の一実施例を示す一部
断面図で 前面レンズ８と灯具ボディ９とによって構成
される導光空間１０は、バルブ１１の前方に位置する前
方空間１０１と 側方に位置する側方空間１０２とから
なり、はぼ断面り字状に形成されている。
断面図で 前面レンズ８と灯具ボディ９とによって構成
される導光空間１０は、バルブ１１の前方に位置する前
方空間１０１と 側方に位置する側方空間１０２とから
なり、はぼ断面り字状に形成されている。
また、１２は、前記前面レンズ８の側部換言すれば 前
記前方空間１０１の−端部から側方空間１０２に至る導
光空間１０と対応する部分の内面に一体に設けられたほ
ぼ断面り字状を呈する導光板であり、この導光板１２は
無色透明な合成樹脂材により形成されている。
記前方空間１０１の−端部から側方空間１０２に至る導
光空間１０と対応する部分の内面に一体に設けられたほ
ぼ断面り字状を呈する導光板であり、この導光板１２は
無色透明な合成樹脂材により形成されている。
また、この導光板１２は先端にいくにしたがってその厚
み寸法が小さくなるように形成されており その内側す
なわち灯具ボディ９側にはバルブ１１から出た光が前記
前面レンズ８の曲線に沿って反射するととく鋸歯状のス
テップを形成することによって反射部１２１が構成され
ている。
み寸法が小さくなるように形成されており その内側す
なわち灯具ボディ９側にはバルブ１１から出た光が前記
前面レンズ８の曲線に沿って反射するととく鋸歯状のス
テップを形成することによって反射部１２１が構成され
ている。
よって 以上のような車輛用灯具１３においてはバルブ
１１からの光のうち、一端が前方空間１０１内に臨む導
光板１２側に進行した光１４はこの導光板１２の一端か
ら内部に進入し さらに導光板１２の外側、換言すれば
前面レンズ８側の面１２２に轟接して反射部１２１側へ
反射される。
１１からの光のうち、一端が前方空間１０１内に臨む導
光板１２側に進行した光１４はこの導光板１２の一端か
ら内部に進入し さらに導光板１２の外側、換言すれば
前面レンズ８側の面１２２に轟接して反射部１２１側へ
反射される。
そして、この反射部１２１に当接した光は、さらにこの
反射部１２１にて前面レンズ８側の面１２２側へ反射さ
れ、その一部１４１は導光板１２を通り抜けて前面レン
ズ８から外方へ導かれる。
反射部１２１にて前面レンズ８側の面１２２側へ反射さ
れ、その一部１４１は導光板１２を通り抜けて前面レン
ズ８から外方へ導かれる。
また、他の一部１４２はさらに前記反射部１２１側に反
射され、以下上述したと同様な動作を繰り返して導光板
１２の先端部まで光を導くのである。
射され、以下上述したと同様な動作を繰り返して導光板
１２の先端部まで光を導くのである。
なお、上述した実施例においては、導光板１２の内側に
鋸歯状のステップを形成することによって反射部１２１
となしているが 別にこれに限定されることなく導光板
１２の内側をフロスト シボ等の粗面とすることによっ
て反射部を構成しても上述した実施例と同等な効果が得
られる。
鋸歯状のステップを形成することによって反射部１２１
となしているが 別にこれに限定されることなく導光板
１２の内側をフロスト シボ等の粗面とすることによっ
て反射部を構成しても上述した実施例と同等な効果が得
られる。
また、第３図は略り字状に形成された前面レンズ８の側
部内面にバルブ１１からの光吸収面１２ａを有する導光
板１２を前面レンズ８と一体に形成し、この導光板１２
を末端にいく程薄くしたものである。
部内面にバルブ１１からの光吸収面１２ａを有する導光
板１２を前面レンズ８と一体に形成し、この導光板１２
を末端にいく程薄くしたものである。
このような灯具においては、前面レンズ８が無色透明で
ある場合は本実施例と同等な効果が得られるが 着色さ
れている場合 光の吸収が著るしいことにより視認性の
点において好ましくないので このような場合は 前記
第２図の実施例が好適である。
ある場合は本実施例と同等な効果が得られるが 着色さ
れている場合 光の吸収が著るしいことにより視認性の
点において好ましくないので このような場合は 前記
第２図の実施例が好適である。
以上説明したように本考案に係る車輛用灯具によれば、
その内側に反射部を有する導光板を前面レンズの側部内
面で前方の導光空間の一端部から側方の導光空間に対応
する部分にかけて一体に設けたことにより 第２図にお
けるＥ寸法を小さくでき、設計上例ら制約が加わるとい
うことはなく、しかも従来のどとく灯具の側方から出る
光の明るさが正面から出る光の明るさに較べて暗く よ
って視認性が悪いという欠点も解消できるし さらに前
記導光板は前面レンズと一体に設けられているので組付
性もよく、安価であるし、固定用の突起等も不要となる
ことから、さらに視認性がよくなるという実用的に種々
の優れた効果を奏する。
その内側に反射部を有する導光板を前面レンズの側部内
面で前方の導光空間の一端部から側方の導光空間に対応
する部分にかけて一体に設けたことにより 第２図にお
けるＥ寸法を小さくでき、設計上例ら制約が加わるとい
うことはなく、しかも従来のどとく灯具の側方から出る
光の明るさが正面から出る光の明るさに較べて暗く よ
って視認性が悪いという欠点も解消できるし さらに前
記導光板は前面レンズと一体に設けられているので組付
性もよく、安価であるし、固定用の突起等も不要となる
ことから、さらに視認性がよくなるという実用的に種々
の優れた効果を奏する。
なお、前記導光板を光源から遠くへいく程肉厚の薄くな
るように形成することによって 光の吸収を避けること
ができ よって均一な光の照射が行なえるという効果を
有する。
るように形成することによって 光の吸収を避けること
ができ よって均一な光の照射が行なえるという効果を
有する。
第１図は従来の車輛用灯具の一部断面図、第２図および
第３図は本考案に係る車輛用灯具の各実施例を示す一部
断面図である。 ８・・・・・・前面レンズ ９・・・・・・灯具ボディ
１０・・・・・・導光空間、１０１・・・・・・前方
空間、１０２・・・・・・側方空間、１１・・・・・・
バルブ、１２・・・・・・導光板、１２１・・・・・・
反射部、１３・・・・・・車輛用灯具。
第３図は本考案に係る車輛用灯具の各実施例を示す一部
断面図である。 ８・・・・・・前面レンズ ９・・・・・・灯具ボディ
１０・・・・・・導光空間、１０１・・・・・・前方
空間、１０２・・・・・・側方空間、１１・・・・・・
バルブ、１２・・・・・・導光板、１２１・・・・・・
反射部、１３・・・・・・車輛用灯具。
Claims (1)
- 灯具ボディと前面レンズとによって形成され、かつ光源
の前方に位置する空間と側方に位置する空間とからなる
ほぼ断面り字状の導光空間を有する車輛用灯具において
、その内側に反射部を有する導光板を、前記前面レンズ
の側部内面で前記前方の導光空間の一端部に対応する部
分から前記側方の導光空間に対応する部分にかけて 一
体に設けたことを特徴とする車輛用灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4262577U JPS5849523Y2 (ja) | 1977-04-07 | 1977-04-07 | 車輛用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4262577U JPS5849523Y2 (ja) | 1977-04-07 | 1977-04-07 | 車輛用灯具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53137782U JPS53137782U (ja) | 1978-10-31 |
| JPS5849523Y2 true JPS5849523Y2 (ja) | 1983-11-11 |
Family
ID=28915483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4262577U Expired JPS5849523Y2 (ja) | 1977-04-07 | 1977-04-07 | 車輛用灯具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5849523Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5521260B2 (ja) * | 2010-03-09 | 2014-06-11 | スタンレー電気株式会社 | 車両用灯具 |
| JP6464427B2 (ja) * | 2015-05-21 | 2019-02-06 | トヨタ車体株式会社 | 車両用ライト |
-
1977
- 1977-04-07 JP JP4262577U patent/JPS5849523Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53137782U (ja) | 1978-10-31 |
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