JPS5849505B2 - コウカタイノ セイホウ - Google Patents
コウカタイノ セイホウInfo
- Publication number
- JPS5849505B2 JPS5849505B2 JP49133290A JP13329074A JPS5849505B2 JP S5849505 B2 JPS5849505 B2 JP S5849505B2 JP 49133290 A JP49133290 A JP 49133290A JP 13329074 A JP13329074 A JP 13329074A JP S5849505 B2 JPS5849505 B2 JP S5849505B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- alumina
- mol
- parts
- calcium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は建築用材料等として有用な新規硬化体の製法に
関するものである。
関するものである。
従来、建築用材料と?てセメント類、石コウ、ケイ酸カ
ルシウム等を賦形硬化させたものが製造されていたが、
これらは倒れも製造工程上あるいは性能上一長一短があ
り充分満足すべき実用性を備えていない。
ルシウム等を賦形硬化させたものが製造されていたが、
これらは倒れも製造工程上あるいは性能上一長一短があ
り充分満足すべき実用性を備えていない。
本発明はこれらに対し、種々の面ですぐれた特徴を有す
る新規な硬化体を提供するためになされた。
る新規な硬化体を提供するためになされた。
以下詳しく説明する。
本発明は酸化カルシウム(CaO:lまたは(および)
水酸化カルシウム( C a ( OR )2 ) (
以下これらを石灰或分と称する)と活性アルミナ〔AL
203〕または(および)アルミナ水和物 (Al03・nH20〕または(および)水酸化アルミ
ニウム(AL(OH)a)(以下これらをアルミナ成分
と称する)と無水石コウ( C a S 04 )また
は(および)半水石コウC C a so4” 1 /
2H2 0 ,:]または(および)2水石コウ(C
aS04− 2H20)(以下硫酸カルシウム或分と称
する)と水と繊維状補強材を主要成分として配合してな
る組戒物を、100〜200℃で湿熱養生して反応させ
る点に特徴を有する。
水酸化カルシウム( C a ( OR )2 ) (
以下これらを石灰或分と称する)と活性アルミナ〔AL
203〕または(および)アルミナ水和物 (Al03・nH20〕または(および)水酸化アルミ
ニウム(AL(OH)a)(以下これらをアルミナ成分
と称する)と無水石コウ( C a S 04 )また
は(および)半水石コウC C a so4” 1 /
2H2 0 ,:]または(および)2水石コウ(C
aS04− 2H20)(以下硫酸カルシウム或分と称
する)と水と繊維状補強材を主要成分として配合してな
る組戒物を、100〜200℃で湿熱養生して反応させ
る点に特徴を有する。
なお、アルミナ戒分としては活性アルミナ、水酸化アル
ミニウムがより好ましい。
ミニウムがより好ましい。
各原料の配合割合は限定するものではないが、石灰或分
2.4〜3.5モル、アルミナ成分0.8〜1.2モル
、硫酸カルシウム成分0.8〜1.2モル、水12モル
以上が好ましい。
2.4〜3.5モル、アルミナ成分0.8〜1.2モル
、硫酸カルシウム成分0.8〜1.2モル、水12モル
以上が好ましい。
繊維状補強材の配合割合は限定はしないが各固形原料混
合物100重量部(以下部とする)に対して35部以下
が用いられる。
合物100重量部(以下部とする)に対して35部以下
が用いられる。
しかし繊維状補強材の種類によっても異なり、たとえば
アスベストであれば3〜30部、パルプあるいは木粉で
あれば3〜20部、ナイロンなどの合成繊維であれば3
〜10部が好ましい。
アスベストであれば3〜30部、パルプあるいは木粉で
あれば3〜20部、ナイロンなどの合成繊維であれば3
〜10部が好ましい。
勿論各繊維状補強材は併用することもできる。
なお、可燃性の繊維状補強材であれば20部以下に使用
量を留める方が良い。
量を留める方が良い。
これらの他に、実用性を損わない限り、充填剤、顔料、
補強用樹脂等その他の添加剤(材)を加えることは自由
である。
補強用樹脂等その他の添加剤(材)を加えることは自由
である。
石灰或分、アルミナ成分、硫酸カルシウム成分はできる
だけ微粉末で用いるのが好ましい。
だけ微粉末で用いるのが好ましい。
100メッシュ以下のものが通常用いられる。
これらの原料を微粉状で混合するためには、振動ミル等
を用いて摩砕混合する方法を採用してもよい。
を用いて摩砕混合する方法を採用してもよい。
また繊維状補強材は充分解繊させて用いるとよい。
なお、各原料の混合順序に制限はな《、任意である。
以上により得られる組或物は、賦形に供される。
賦形法は任意に選択できる。
しかし組成物の状態は使用水量により様々であり、その
状態に適した賦形法が選択されるべきである。
状態に適した賦形法が選択されるべきである。
すなわち水の量が少なげれば押出成形法、圧縮成形に供
し、水の量が多くスラリ状を呈しておれば押圧法、注形
法により、さらに水量が多く白水状であれば抄造法によ
り賦形するのが便利である。
し、水の量が多くスラリ状を呈しておれば押圧法、注形
法により、さらに水量が多く白水状であれば抄造法によ
り賦形するのが便利である。
なお、注型法を採る場合は固形分100部に対し60〜
100部の水が含まれているのがよく、抄造法を採る場
合は固形分に対して2〜10倍量の水が含まれているの
が都合がよい。
100部の水が含まれているのがよく、抄造法を採る場
合は固形分に対して2〜10倍量の水が含まれているの
が都合がよい。
以上により賦形された組成物は100〜200℃の温度
において水の飛散を防止した状態で、いわゆる湿熱養生
する。
において水の飛散を防止した状態で、いわゆる湿熱養生
する。
湿熱養生を1〜8時間行うことにより硬化体とすること
ができる。
ができる。
硬化体は要すれば適宜乾燥して実用に供する。
以上に説明したように、この発明は酸化カルシウムまた
は(および)水酸化カルシウム2.4〜3,5モルとア
ルミナまたは(および)アルミナ水和物または(および
)水酸化アルミニウム0.8〜1.2モルと水12モル
以上と繊維状補強材を主要成分として配合してなる組成
物を、賦形した後100〜200℃において湿熱養生す
ることを特徴とするので、従来にない新規な硬化体を製
造することが出来、実用性充分な耐水性、強度を有する
硬化体を製造することが出来るのである。
は(および)水酸化カルシウム2.4〜3,5モルとア
ルミナまたは(および)アルミナ水和物または(および
)水酸化アルミニウム0.8〜1.2モルと水12モル
以上と繊維状補強材を主要成分として配合してなる組成
物を、賦形した後100〜200℃において湿熱養生す
ることを特徴とするので、従来にない新規な硬化体を製
造することが出来、実用性充分な耐水性、強度を有する
硬化体を製造することが出来るのである。
なお、予め繊維状補強材を配合せず、かつ賦形もせずに
湿熱養生しても所望の硬化体は得られない。
湿熱養生しても所望の硬化体は得られない。
また、前記原料のみより予め反応生成物を得て、これに
補強用繊維などを配合して、その後賦形に供して※途も
固まることはなく、実用性のある物は得られない。
補強用繊維などを配合して、その後賦形に供して※途も
固まることはなく、実用性のある物は得られない。
実施例 1
酸化カルシウム150グ、活性アルミナ90グ、半水石
コウ1301を振動ミルで30分間摩砕混合し、これに
501’の水と41’のアスベストを加え、高速ミキサ
中でアスベストが解繊されるように混合した。
コウ1301を振動ミルで30分間摩砕混合し、これに
501’の水と41’のアスベストを加え、高速ミキサ
中でアスベストが解繊されるように混合した。
得られたスラリ状組成物を内寸法100X200X10
の型砕に注入し、20分間放置して凝結させた。
の型砕に注入し、20分間放置して凝結させた。
この凝結体を160℃で3時間オトクレープ(ゲージ圧
8kg/crtt)中に保持し、湿熱養生して硬化体を
得た。
8kg/crtt)中に保持し、湿熱養生して硬化体を
得た。
得られたものを乾燥して物性を測定したところ、嵩比重
0.9、曲げ強度48kg/crA、24時間流水浸漬
(20℃)後の重量減少率0.73%のものであった。
0.9、曲げ強度48kg/crA、24時間流水浸漬
(20℃)後の重量減少率0.73%のものであった。
比較例
酸化カルシウム150P、活性アルミナ90f、半水石
コウ1301を振動ミルで30分間磨砕混合し、これに
500zの水を加え、オートクレープ中に入れ、攪拌し
ながら160℃で3時間湿熱養生した。
コウ1301を振動ミルで30分間磨砕混合し、これに
500zの水を加え、オートクレープ中に入れ、攪拌し
ながら160℃で3時間湿熱養生した。
反応生成物を取り出し、水分を除いて乾燥させ、つぎに
その全量に対し、40Pのアスベストと水200′?を
配合し、実施例1の型の中に入れて再び養生したが、硬
化体は得られなかった。
その全量に対し、40Pのアスベストと水200′?を
配合し、実施例1の型の中に入れて再び養生したが、硬
化体は得られなかった。
実施例 2
酸化カルシウム185グ、水酸化アルミニウム156グ
、2水石コウ172グ、アスベスト75?を水5000
f中に投入し、ジェットミキサでアスベストが解繊され
るまで攪拌混合した。
、2水石コウ172グ、アスベスト75?を水5000
f中に投入し、ジェットミキサでアスベストが解繊され
るまで攪拌混合した。
均一な白水が得られた。
この白水を口過面積が300X300の抄造機で抄造し
て厚みが2朋のマットを得た。
て厚みが2朋のマットを得た。
同様にして得たマット5枚を重ね、圧力をO、10、3
0、5C、80kg/cmと変えて圧縮成形して製板し
た。
0、5C、80kg/cmと変えて圧縮成形して製板し
た。
この板体を180℃で2時間オートクレープ中で湿熱養
生して硬化させた。
生して硬化させた。
これらの物性は次のようであった。
Claims (1)
- 1 酸化カルシウムまたは(および)水酸化カルシウム
2.4〜3,5モルとアルミナまたは(および)アルミ
ナ水和物または(および)水酸化アルミニウム0.8〜
1.2モルト硫酸カルシウム0.8〜1.2モルと水1
2モル以上と繊維状補強材を主成分として配合してなる
組成物を、賦形した後100〜200゜Cにおいて湿熱
養生することを特徴とする硬化体の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49133290A JPS5849505B2 (ja) | 1974-11-19 | 1974-11-19 | コウカタイノ セイホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49133290A JPS5849505B2 (ja) | 1974-11-19 | 1974-11-19 | コウカタイノ セイホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5158417A JPS5158417A (en) | 1976-05-21 |
JPS5849505B2 true JPS5849505B2 (ja) | 1983-11-04 |
Family
ID=15101181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49133290A Expired JPS5849505B2 (ja) | 1974-11-19 | 1974-11-19 | コウカタイノ セイホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849505B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4831228A (ja) * | 1971-08-26 | 1973-04-24 |
-
1974
- 1974-11-19 JP JP49133290A patent/JPS5849505B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4831228A (ja) * | 1971-08-26 | 1973-04-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5158417A (en) | 1976-05-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI239323B (en) | Low density accelerant and strength enhancing additive for cementitious products and methods of using same | |
JP5173109B2 (ja) | 乾燥石膏セメント混合物及び当該混合物を用いた屋外用石膏セメントの製造方法 | |
US2322194A (en) | Process for making cement products | |
US1932971A (en) | Method of making light weight blocks | |
JPH03237051A (ja) | 高強度珪酸カルシウム成形体及びその製造方法 | |
JPH0840758A (ja) | 繊維強化セメント製品及びその製造方法 | |
JP2003146731A (ja) | 繊維セメント板およびその製造方法 | |
US2162386A (en) | Process for the manufacture of insulating bodies | |
US3352699A (en) | Calcium silicate brick development | |
JPS5849505B2 (ja) | コウカタイノ セイホウ | |
US3226242A (en) | High strength cementitious products and a process for their production | |
JP4213405B2 (ja) | 繊維含有石膏板及びその製造方法 | |
JPH02141454A (ja) | 高強度珪酸カルシウム成形体の製造方法 | |
US3507672A (en) | Preparation of high-strength lime-sand products | |
JP2875839B2 (ja) | ゾノトライト系軽量珪酸カルシウム水和物成形体の製造方法 | |
EP0067183A1 (en) | Cementitious article | |
JP3376410B2 (ja) | 天然多孔質土壁材及びその乾式製造法 | |
JP2875838B2 (ja) | ゾノトライト系軽量珪酸カルシウム水和物成形体の製造方法 | |
JP4249833B2 (ja) | 珪酸カルシウム成形体の製造方法 | |
JPS5825055B2 (ja) | 無機硬化体用材料 | |
JP4220781B6 (ja) | セメント質の製造物のための低密度ケイ酸カルシウム水和物強度加速剤添加物 | |
JPS581064B2 (ja) | 無機硬化体の製法 | |
SU1474234A1 (ru) | Композици дл изготовлени плиты пола дл животноводческих помещений | |
JPH09286643A (ja) | 無機質板の製造方法 | |
JPH0769692A (ja) | 無機質成形体およびその製造方法 |