JPS5849354Y2 - 玄関扉 - Google Patents
玄関扉Info
- Publication number
- JPS5849354Y2 JPS5849354Y2 JP1978025659U JP2565978U JPS5849354Y2 JP S5849354 Y2 JPS5849354 Y2 JP S5849354Y2 JP 1978025659 U JP1978025659 U JP 1978025659U JP 2565978 U JP2565978 U JP 2565978U JP S5849354 Y2 JPS5849354 Y2 JP S5849354Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core material
- plate
- surface plate
- entrance door
- receiving part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、芯材の四周を木枠で囲み、これに表面板を張
接し、更に四周を外枠で囲んで成る形式の玄関扉におけ
る表面板の改良に関する。
接し、更に四周を外枠で囲んで成る形式の玄関扉におけ
る表面板の改良に関する。
従来、上記形式の玄関扉の表面板には、一般に鋼板によ
る一枚板が用いられており、この鋼板の裏面に接着剤を
塗布して芯材との接着を図っている。
る一枚板が用いられており、この鋼板の裏面に接着剤を
塗布して芯材との接着を図っている。
しかしながら、温度変化による鋼板の収縮膨張が繰返え
されると、鋼板の芯材への接着が剥離して行く現象が起
り、更に扉の開閉による振動が加わって上記剥離現象が
促進されるという欠点があった。
されると、鋼板の芯材への接着が剥離して行く現象が起
り、更に扉の開閉による振動が加わって上記剥離現象が
促進されるという欠点があった。
しかも、この剥離は扉の中心部において顕著であり、鋼
板全体が板バネ状となってその中心部にはね返り現象を
生ぜしめていた。
板全体が板バネ状となってその中心部にはね返り現象を
生ぜしめていた。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、従来の一枚
鋼板に代わってアルミ型材を複数連接して表面板を形威
し、これにより上記剥離現象を除去してはね返り現象を
防止せんとするものである。
鋼板に代わってアルミ型材を複数連接して表面板を形威
し、これにより上記剥離現象を除去してはね返り現象を
防止せんとするものである。
上記の目的を遠戚するため本考案は、上記形式の扉にお
いて、帯状板片の一端に突片、他端に受部、裏面に複数
の突部を設けたアルミ型材を連接して表面板を形成し、
上記突部を芯材に貼着することにより表面板が芯材に張
接されることを特徴とする玄関扉を提供するものである
。
いて、帯状板片の一端に突片、他端に受部、裏面に複数
の突部を設けたアルミ型材を連接して表面板を形成し、
上記突部を芯材に貼着することにより表面板が芯材に張
接されることを特徴とする玄関扉を提供するものである
。
以下、図面にしたがい本考案を説明する。
第1図は本考案に係る玄関□の正面図、第2図は中間部
を省略した扉の縦断面図である。
を省略した扉の縦断面図である。
同図において、1は芯材であり、通常ペーパー・・ニカ
ム又はこの表面にベニヤ板1aを張着して構成される。
ム又はこの表面にベニヤ板1aを張着して構成される。
2は端面四周を囲んで芯材1に接着する木枠であり、3
は表面板である。
は表面板である。
この表面板3は後に説明する複数個の帯状アルミ型材4
,4を並列状に連接して成るもので、芯材1及び木枠2
に側面より張接している。
,4を並列状に連接して成るもので、芯材1及び木枠2
に側面より張接している。
5はアルミ軽量材より成る外枠で、この外枠5は芯材1
、木枠2及びこれらに張接する表面板3の端面四周を囲
んでビス止めされる。
、木枠2及びこれらに張接する表面板3の端面四周を囲
んでビス止めされる。
第3図は、芯材1に張接する表面板3の縦断面拡大図で
、同図において、表面板3を形成するアルミ型材4は、
帯状板片の一端に断面り字形の突片6を形成すると共に
他端に受部7を形成する。
、同図において、表面板3を形成するアルミ型材4は、
帯状板片の一端に断面り字形の突片6を形成すると共に
他端に受部7を形成する。
この受部7はアルミ型材4の端部を折曲して戊るもので
あり、この受部7の折曲端縁γaと芯材1の間隙に隣接
する他のアルミ型材4の突片6が嵌合することによりア
ルミ型材4,4は連接される。
あり、この受部7の折曲端縁γaと芯材1の間隙に隣接
する他のアルミ型材4の突片6が嵌合することによりア
ルミ型材4,4は連接される。
上記連接部においては、突片6が受部7に対し非接着状
に嵌入されており、そのため隣接するアルミ型材4,4
同志は、熱収縮・膨張現象による端縁部変位を、非接着
状の上記連接部によって吸収・発散するようにしである
。
に嵌入されており、そのため隣接するアルミ型材4,4
同志は、熱収縮・膨張現象による端縁部変位を、非接着
状の上記連接部によって吸収・発散するようにしである
。
また、この連接部において相互に微少の間隙があれば、
−要望オしい吸収・発散が行なえる。
−要望オしい吸収・発散が行なえる。
第4図は連接部の他の実施例であり、この連接部は、受
部7の空間に弾性材よりなるシール8を挿入し、これに
突片6の先端部6aを嵌入して成るものである。
部7の空間に弾性材よりなるシール8を挿入し、これに
突片6の先端部6aを嵌入して成るものである。
なお第4図に示すように、上記先端部6aを受部7側に
折曲すれば、この折曲端縁がシール8を受部7に押圧し
てより良い密着状態を生ぜしめて雨仕舞をよく獣かつ、
連接するアルミ型材4,40寸法調整が容易かつ確実と
なるものである。
折曲すれば、この折曲端縁がシール8を受部7に押圧し
てより良い密着状態を生ぜしめて雨仕舞をよく獣かつ、
連接するアルミ型材4,40寸法調整が容易かつ確実と
なるものである。
なお、上記アルミ型材4,4を連接することができるも
のであるならば突片6と受部7の構造は任意のものでよ
く、例えば、受部7を凹状にしてこれに突片6を嵌挿さ
せてもよい。
のであるならば突片6と受部7の構造は任意のものでよ
く、例えば、受部7を凹状にしてこれに突片6を嵌挿さ
せてもよい。
また、上記連接は突片6と受部7の嵌合によりなされる
が、この嵌台形次に起因してアルミ型材4.4の連接端
部に一定間隔を設けた凹溝9,9が形成される。
が、この嵌台形次に起因してアルミ型材4.4の連接端
部に一定間隔を設けた凹溝9,9が形成される。
しかして、との凹溝9は表面板30表面に、各アルミ型
材4,4の側部継ぎ目が線模様となって表われる。
材4,4の側部継ぎ目が線模様となって表われる。
なお、との凹溝9の縦方向の幅は、突片6と受部7の上
記嵌合の間隔を変えることにより、広狭自在に適宜調節
することができる。
記嵌合の間隔を変えることにより、広狭自在に適宜調節
することができる。
10.10はアルミ型材4の裏面に横長に形成された断
面T字形の突部で、との突部10の裏面部11が芯材1
に接着剤にて貼着することにより表面板3は芯材1に張
接される。
面T字形の突部で、との突部10の裏面部11が芯材1
に接着剤にて貼着することにより表面板3は芯材1に張
接される。
なお、突部10の形状は上記に限られず、裏面部11が
芯材1に貼着するものであるならばL字形等任意のもの
でよい。
芯材1に貼着するものであるならばL字形等任意のもの
でよい。
本考案は以上のように、扉の表面板を帯状板片からなる
複数のアルミ型材を並列状に連接して構成し、これを扉
の芯材に張設するようにしたことから、扉表面部の温度
変化によって上記表面板に収縮膨張現象が生じたとして
も、表面板を横取する各型材部の非接着状の連接部で膨
張現象を吸収し、かつ収縮現象は各型材部の連接部で型
材相互の引張を分断して発散することから、従来のよう
に一枚板からなる表面板を全面的に芯材に貼着していた
ものが必然的に有していた接着部の剥離現象を確実に除
去することができる。
複数のアルミ型材を並列状に連接して構成し、これを扉
の芯材に張設するようにしたことから、扉表面部の温度
変化によって上記表面板に収縮膨張現象が生じたとして
も、表面板を横取する各型材部の非接着状の連接部で膨
張現象を吸収し、かつ収縮現象は各型材部の連接部で型
材相互の引張を分断して発散することから、従来のよう
に一枚板からなる表面板を全面的に芯材に貼着していた
ものが必然的に有していた接着部の剥離現象を確実に除
去することができる。
第1図は本考案に係る玄関扉の正面図、第2図は中間部
を省略した扉の縦断面図、第3図は芯材に張接する表面
板の部分拡大縦断面図、第4図は連接部の他の実施例を
示す部分拡大縦断面図である。 1・・・芯材、1・・・木枠、3・・・表面板、4・・
・アルミ型材、5・・・外枠、6・・・突片、6a・・
・先端部、7・・・受部、7a・・・折曲端縁、8・・
・シール、9・・・凹溝、10・・・突部、11・・・
裏面部。
を省略した扉の縦断面図、第3図は芯材に張接する表面
板の部分拡大縦断面図、第4図は連接部の他の実施例を
示す部分拡大縦断面図である。 1・・・芯材、1・・・木枠、3・・・表面板、4・・
・アルミ型材、5・・・外枠、6・・・突片、6a・・
・先端部、7・・・受部、7a・・・折曲端縁、8・・
・シール、9・・・凹溝、10・・・突部、11・・・
裏面部。
Claims (1)
- 芯材の四周を木枠で囲み、これに表面板を張接臥更に四
周を外枠で囲んで戊る形式の玄関扉において、複数個の
帯状アルミ型材4,4を並列状に連接させて表面板を形
成してなり、上記各アルミ型材4,4は、帯状板片の一
側端に突片6を設けると共に他側端に受部7を設け、か
つ裏面に複数の突部10,10を設けてなるもので、各
型材の突片6を隣接する他の型材の受部7に非接着状に
て嵌合することにより上記連接を行なわしめてなり、か
つ上記各突部10を芯材1に接着剤にて貼着することに
より上記表面板3を芯材1に張設するようにしたことを
特徴とする玄関扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978025659U JPS5849354Y2 (ja) | 1978-03-02 | 1978-03-02 | 玄関扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978025659U JPS5849354Y2 (ja) | 1978-03-02 | 1978-03-02 | 玄関扉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54131359U JPS54131359U (ja) | 1979-09-12 |
JPS5849354Y2 true JPS5849354Y2 (ja) | 1983-11-10 |
Family
ID=28866446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978025659U Expired JPS5849354Y2 (ja) | 1978-03-02 | 1978-03-02 | 玄関扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849354Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0520865Y2 (ja) * | 1988-03-04 | 1993-05-28 | ||
JP6226705B2 (ja) * | 2013-11-12 | 2017-11-08 | 三協立山株式会社 | パネル体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4933453A (ja) * | 1972-07-28 | 1974-03-27 |
-
1978
- 1978-03-02 JP JP1978025659U patent/JPS5849354Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4933453A (ja) * | 1972-07-28 | 1974-03-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54131359U (ja) | 1979-09-12 |
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