JPS5849176Y2 - 溶湯鋳造機における鋳型の安全保持装置 - Google Patents

溶湯鋳造機における鋳型の安全保持装置

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JPS5849176Y2
JPS5849176Y2 JP19359581U JP19359581U JPS5849176Y2 JP S5849176 Y2 JPS5849176 Y2 JP S5849176Y2 JP 19359581 U JP19359581 U JP 19359581U JP 19359581 U JP19359581 U JP 19359581U JP S5849176 Y2 JPS5849176 Y2 JP S5849176Y2
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JP
Japan
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machine frame
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molten metal
rod
lifting
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JP19359581U
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JPS5896855U (ja
Inventor
恒一 冨松
Original Assignee
株式会社 五十鈴製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、溶湯鋳造機における鋳型の安全保持装置に
かかり、詳しくは溶湯保温炉に連通される下型と、昇降
作動される上型とを夫々所要の上昇位置に安全保持する
ための装置に関するもので、本考案の目的は、保温炉の
搬入、搬出作業及び鋳型製品の搬出(取出し)作業さら
には下型の交換、点検作業の安全性を図ることにある。
以下本考案を実施例に基いて説明する。
本例の装置は、一般に低圧鋳造機とも呼ばれる機にあっ
て、下型を設置した昇降可能な機枠側に装備された下型
用の保持部と、機枠上端部の昇降機構側に装備された上
型用の保持部と、から構成される。
まず鋳造機を要約説明すると、1は床面上の設置台2に
立設した4本の支柱−C1両側の支柱1間に横設された
支持梁3に昇降シリンダー4を設置している。
機枠6は、下板7、上板8を4本の支杆9で連結してな
るもので、下板7両側の下面に連結した案内杆10を各
側の支持梁3に縦挿しており、そして下板1下面に上記
各側の昇降シリンダー4のロッド5を連結している。
斯る機枠6において、下板1上に下型11が着脱可能に
設置される一方、ワーク取出し用台車12のレール13
が設置されている。
なお必要に応じて適宜選定使用される横型並びにその作
動機器については便宜上省略する。
一方上板8には上型用の昇降機構としてシリンダー14
が設置されるとともに案内杆16が縦挿されており、シ
リンダー14のロッド15及び各案内杆16の下端に連
結されたベース17に上型18が着脱可能に設置されて
いる。
なお19は下型11に対してストーク、口金等の注湯経
路を介して連通し得る溶湯用保温炉で、台車20を利用
して前記設置台2上のレール21に沿って搬入、搬出で
きる。
22は上板8下面に垂下連結されたワーク用の押出し杆
で、その下端をベース17に縦挿して上型18の成型室
内に臨ませている。
ちなみに押出し杆22は、上型18が上昇端手前の所定
位置(ワーク押出し位置ともいう。
)に上動された際、相対的に型内に挿入下降して適宜部
材を介しワークを押出す。
前記下型用の保持部Aでは、前記機枠6の下板1両側の
下面にストツパア兼用の脚杆23を垂下連結する一方、
各支柱1の上端部に横に連結した案内用のレール杆24
に開閉板25が移動可能に支持されている。
各脚杆23は、当該の支柱1の円筒孔1a内に出没可能
に挿入しており、機枠6の上動時には円筒孔1a外の上
方に脱するようになっている。
開閉板25は、当該支柱1の上端に対応する高さに位置
しており、適宜操作部材26に連結されて支柱1外に退
避した開放位置と、円筒孔1a上端を覆蓋した閉鎖位置
と、に切換え操作されろ。
なお操作部材26は、一般的なシリンダーを例として前
記昇降シリンダー4の作動に調時して作動されるとする
一方上型用の保持部Bでは、前記ベース1T上面に垂立
連結された係合杆21に前記機枠6の上板8上のブラケ
ット30に傾倒可能に枢着31された係止レバー32が
対設されている。
係合杆21は、その側面のほぼ全長に亘り段部28aと
案内斜面28bを有するラチェット形の係合溝28を連
続して形成しており、上板8上に取着されたローラ29
で昇降案内される。
一方係止レバー32は、ブラケット30に設置されたシ
リンダー33のロッド34先端の連結具35に対しピン
36、長孔37を介して連繋されており、自重により常
には係合溝28と係合し得る向きに保持されている。
ちなみに同レバー32は、係合杆21の上昇時には係合
溝28の案内斜面28bを利用して溝外へ傾動し、係合
杆27の上昇停止時には当該溝28と自動的に係合し、
そしてシリンダー33の作動により連結具35とともに
牽引されて溝から離隔される。
なおレバー32は、ブラケット30に支持された調節杆
38により溝28に対する適切な係合状態に設定されて
いる。
従って本例装置では、鋳造作業や保温炉の出入れ作業に
おいて当該の保持部(A、B)により上型18、下型1
2を夫々0折要上昇位置にロック保持し得る。
すなわち鋳造機において鋳造終了毎にシリンダー14の
復動によりワークとともに上型18が上昇される。
これに対応して保持部Bでは、係合杆27側に傾倒付勢
されている係止レバー32が、連結具35の長孔37の
遊び分を利用して上昇する係合杆21の各係合溝28の
案内斜面28bで押されて離隔方向(第5図中時計方向
)へ傾動される。
そして上型18が上昇端位置に停止されると、レバー3
2が係合杆27下部の係合溝28に対し段部28aを利
用して係合し、同杆27ひいては上型18を上昇端位置
にロック保持して上型の不慮の下降を未然に回避する。
これにより続いて行なわれるワークの取出しすなわち台
車12の搬入、搬出作業、また上型19及び下型11の
点検、特に次期鋳造のために必要な手入れや準備さらに
は下型(横型をも含む。
)の交換等の各作業が、上型18の落下を全く気にせず
安全にできる。
なお次期鋳造等にあたり上型18のロックを解除する場
合には、保持部Bにおけるシリンダー33を作動するこ
とにより、係止レバー32が係合溝28から離隔して係
合杆27を解放する。
斯る保持部Bでは、特に係合杆27に対して係止レバー
32が自動的に係合し得るので、同レバーの係合操作用
の特別手段が不要にできる。
また本例鋳造機では、例えば減少した溶湯の補充のため
に保温炉20を搬入、搬出するにあたり、昇降シリンダ
ー4の上動操作により機枠6全体が所定位置に一旦押上
げられて各脚杆23を支持1上方に脱する一方、下型1
1を保温炉19のストークから分離した上昇位置に保持
する。
これに対応して保持部Aでは、上記昇降シリンダー4の
上動終了に合せて操作部材26の作動により開閉板25
を当該の支柱1上端と機枠6の脚杆23下端との間に挿
入した閉鎖位置に切換え保持する。
これにより昇降シリンダー4が万一上動保持状態を解除
したり不慮に下動されようとも、各開閉板25が下降り
ようとする当該の脚杆23を畳重めて支柱1内への挿入
を積極的に阻止することから、機枠6、下型11は、保
温炉19と干渉しない上昇位置に適確に拘束保持される
従って保温炉19の出入れが安全かつ速やかになし得、
特に機枠6、下型11に対する衝突を未然に回避して種
々の破損事故を防止できる。
なお保温炉19の搬入セット終了に伴ない機枠6及び下
型11の拘束状態を解除する場合には、保持部Aの操作
部材26の作動により各開閉板25を元の開放位置に復
帰保持する。
なお本例装置において下型用の保持部Aでは、図示の脚
杆23以外の昇降部材例えば下板T、案内杆10に適宜
拘束部材を対設する型式としたり、上型用の保持部Bと
同様に係合杆、係止レバーを利用した型式としてもよい
いずれにあっても昇降部材に対する拘束部材の操作形様
は自動式が望ましい。
一方保持部Bでは、上型18とともに昇降する部材例え
ば案内杆16に係合部を形成してこ都に適宜ロック部材
を対設する型式としてもよい。
本例で示した保持技術は、別の鋳造機例えば図示下板γ
に相応する昇降ベースに下型11を設置した型式の他に
、昇降機器、鋳造機器にも応用可能である。
このように本考案の安全保持装置は、溶湯鋳造機におけ
る機枠側に装備した下型用の保持部において、機枠に設
けたストッパー用部材と適宜操作部材に連繋された拘束
部材とにより、機枠とともに所定位置に上動された下型
を拘束保持し得るので、保温炉の搬入、搬出作業が安全
にでき、各部材の破損事故を未然に回避できる。
また機枠上方の昇降機構側に装備した上型用の保持部に
おいて、上型に連結された昇降係合部材と機枠側に設置
されたロック部材とを以って、上型を所定の上昇端位置
に適確にロック保持し得るので、ワークの取出し作業、
上型及び下型に対する準備点検さらには交換等の各作業
が極めて安全にできる。
特に本装置では、各保持部を簡単に構成し得るだけでな
く、双方ともに既存の鋳造機に容易に実施できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は鋳造機を
略示する正面図、第2図は同じく側面図、第3図は下型
用の保持部を示す正面図、第4図は同じく平面図、第5
図は上型用の保持部を示す正面図、第6図は同じぐ平断
面図である。 1・・・・・・支柱、4・・・・・・シリンダー 6・
・曲機枠、11・・・・・・下型、14・・・・・・シ
リンダー 18・・・・・・上型、19・・・・・・保
温炉、23・・・・・・脚杆、25・・・・・・開閉板
、26・・・・・・操作部材、27・・・・・・係合杆
、32・・・・・・係止レバー 33・・・・・・シリ
ンダー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持部材に対し適宜昇降機構を介して設置された機枠と
    、との機枠の下方に設置されかつ機枠の内外に出入れさ
    れる溶湯用保温枦と連通し得る下型と、機枠上方の昇降
    機構に連繋された上型と、を備えた溶湯鋳造機において
    、前記下型用の保持部では、前記支持部材に設置した拘
    束部材を適宜操作部材に連繋して同部材を、前記機枠に
    設けたストッパー用部材に対する拘束と解放との各状態
    に切換え可能に設定し、前記上型用の保持部では、上型
    に連結された昇降係合部材に前記機枠側に設置したロッ
    ク部材を対設し、このロック部材を適宜操作部材に連繋
    して昇降係合部材に対するロック、離隔の各状態に切換
    え可能に設定してなるを特徴とする鋳型の安全保持装置
JP19359581U 1981-12-24 1981-12-24 溶湯鋳造機における鋳型の安全保持装置 Expired JPS5849176Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5896855U JPS5896855U (ja) 1983-07-01
JPS5849176Y2 true JPS5849176Y2 (ja) 1983-11-10

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ID=30106945

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