JPS5849152Y2 - アプセット鋼管加工型構造 - Google Patents
アプセット鋼管加工型構造Info
- Publication number
- JPS5849152Y2 JPS5849152Y2 JP16467179U JP16467179U JPS5849152Y2 JP S5849152 Y2 JPS5849152 Y2 JP S5849152Y2 JP 16467179 U JP16467179 U JP 16467179U JP 16467179 U JP16467179 U JP 16467179U JP S5849152 Y2 JPS5849152 Y2 JP S5849152Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel pipe
- bar
- inner diameter
- type structure
- pipe processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21K—MAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
- B21K21/00—Making hollow articles not covered by a single preceding sub-group
- B21K21/12—Shaping end portions of hollow articles
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はアプセット鋼管加工型の構造に関し、より具体
的には本考案は鋼管の管端を加熱した後ダイスとバーと
の雌雄型によって前記管端の外周を増肉成形しアプセッ
ト鋼管を製造する場合に使用されるマンドレルバ−に関
する。
的には本考案は鋼管の管端を加熱した後ダイスとバーと
の雌雄型によって前記管端の外周を増肉成形しアプセッ
ト鋼管を製造する場合に使用されるマンドレルバ−に関
する。
一般にアプセット鋼管とは、鋼管の管端部分の肉厚を他
の部分より厚くしたものをいい、管端の外周に増肉する
場合（エキスターナルアプセット管）、管内周部分に増
肉する場合（インターナルアゲセット管）、および管端
の内外周部分を増肉する場合とがあるが、管の内径を全
長にわたって一定に保ち管端外周部に増肉する場合が多
い。
の部分より厚くしたものをいい、管端の外周に増肉する
場合（エキスターナルアプセット管）、管内周部分に増
肉する場合（インターナルアゲセット管）、および管端
の内外周部分を増肉する場合とがあるが、管の内径を全
長にわたって一定に保ち管端外周部に増肉する場合が多
い。
このような鋼管は、金型間で管端から管軸方向に据込み
鍛造して横方向に増肉するいわゆるアプセット加工によ
って製造される。
鍛造して横方向に増肉するいわゆるアプセット加工によ
って製造される。
第１図於よび第２図を参照してこの場合のアプセット加
工法を説明する。
工法を説明する。
ます管端部分を所定温度に加熱された被加工鋼管１が搬
送ローラ°（図示省略）で管軸方向に送られてきて、ア
プセット加工機（アプセツター）１０内に挿入され、そ
の先端がストッパー２に当って停止する。
送ローラ°（図示省略）で管軸方向に送られてきて、ア
プセット加工機（アプセツター）１０内に挿入され、そ
の先端がストッパー２に当って停止する。
このとき、管の外周部がチャック３で固定されるととも
に雌型となるダイス４によってその外周の一部分が拘束
される。
に雌型となるダイス４によってその外周の一部分が拘束
される。
この状態で鋼管１の先端のさらに前方に絞管と同軸線上
に保持された雄型となるマンドレルバ−５が鋼管１内に
押込１れ、ストッパー２が外方へ後退する。
に保持された雄型となるマンドレルバ−５が鋼管１内に
押込１れ、ストッパー２が外方へ後退する。
バー５は、図示のように鋼管１の内径部分に緊密に挿入
され得る外径をもつ先端部分５ａと、端内部分に対応す
るダイスの内径にほぼ等しい大径部分５ｂとを有する。
され得る外径をもつ先端部分５ａと、端内部分に対応す
るダイスの内径にほぼ等しい大径部分５ｂとを有する。
第２図のようにバー５を所定位置捷でダイス４内に押込
むことによって大径部分の段部即ち押切面５ｃの部分で
鋼管１の先端１ａから圧縮されて半径方向外方に増肉し
、これによってダイス４の内径に合った形状に圧縮成形
加工が行なわれる。
むことによって大径部分の段部即ち押切面５ｃの部分で
鋼管１の先端１ａから圧縮されて半径方向外方に増肉し
、これによってダイス４の内径に合った形状に圧縮成形
加工が行なわれる。
このような従来のマンドレルバ−５の押切面５ｃは該バ
ーの軸線即ち管軸に対して垂直になっている。
ーの軸線即ち管軸に対して垂直になっている。
この場合、第３図および第４図にその成形過程を詳細に
示すように、１ずアプセット加工の初期において鋼管１
の外径部分がダイス内径部分に圧接されて成形され（第
３図）、その後バー５の進行につれて順次増肉されてい
く（第４図）。
示すように、１ずアプセット加工の初期において鋼管１
の外径部分がダイス内径部分に圧接されて成形され（第
３図）、その後バー５の進行につれて順次増肉されてい
く（第４図）。
したがって管端１ａＵマンドレルバ−５の押切面５ｃと
の摩擦による抵抗のため外径が成形されるのが遅れ、し
かもバー先端部分の外周と鋼管の内径部分との間に隙間
が生じているので、第４図に示すように管端近傍で座屈
が生じ、最終的にアプセット鋼管の管端内外周面にシワ
状の疵が残る場合が多かった。
の摩擦による抵抗のため外径が成形されるのが遅れ、し
かもバー先端部分の外周と鋼管の内径部分との間に隙間
が生じているので、第４図に示すように管端近傍で座屈
が生じ、最終的にアプセット鋼管の管端内外周面にシワ
状の疵が残る場合が多かった。
本考案は、バーの押切面を管軸に垂直な面に対し傾斜さ
せた面にすることにより、上述した管端の座屈およびこ
れによるシワ状の疵が生じないようにすることを目的と
するものである。
せた面にすることにより、上述した管端の座屈およびこ
れによるシワ状の疵が生じないようにすることを目的と
するものである。
以下、本考案を、実施例について説明する。
第５図は本考案の１実施例べ係るアプセット加工用マン
ドレルバ−の側面図であり、第６図は本考案のバーを用
いてアプセット加工を行なう場合の成形状態を拡大して
示したものである。
ドレルバ−の側面図であり、第６図は本考案のバーを用
いてアプセット加工を行なう場合の成形状態を拡大して
示したものである。
図示のように本考案のものは、押切面５ｃがバーの軸線
６側へ向くように、該押切面を軸線６に垂直な面（横断
面）に対しα°の角度を付けである。
６側へ向くように、該押切面を軸線６に垂直な面（横断
面）に対しα°の角度を付けである。
バーの押切面５ｃと小径部分５ａとの接合部はＲの曲率
をもつように形成し、成形製品にパリなどが生じないよ
うにしである。
をもつように形成し、成形製品にパリなどが生じないよ
うにしである。
この角度αは被加工鋼管の材質、増肉率などにより異な
るが、各種の実験により、座屈が生じなくしかも圧縮成
形を有効に行ない得る範囲として５°〜３０°程度に定
めるのがよいことが確められている。
るが、各種の実験により、座屈が生じなくしかも圧縮成
形を有効に行ない得る範囲として５°〜３０°程度に定
めるのがよいことが確められている。
この理由としてαが５° より小さいと効果がなく、３
０°をこえると管がマントルレバーにつよく圧着されて
焼付きを生じるためである。
０°をこえると管がマントルレバーにつよく圧着されて
焼付きを生じるためである。
このようにバー押切面を傾斜面で横取することにより、
第６図に示す如く、バー押込時にバーの荷重が矢印Ａ方
向（押切面の法線方向）から管端にかかることになり、
これによって従来のように先に外径部分が成形されるこ
となく、内外径の成形と増肉とがバーの進行にとも寿っ
て並行して行なわれ、かつ管内面とバー外周面との隙間
がなくなるので、管端近傍の座屈が起らない。
第６図に示す如く、バー押込時にバーの荷重が矢印Ａ方
向（押切面の法線方向）から管端にかかることになり、
これによって従来のように先に外径部分が成形されるこ
となく、内外径の成形と増肉とがバーの進行にとも寿っ
て並行して行なわれ、かつ管内面とバー外周面との隙間
がなくなるので、管端近傍の座屈が起らない。
したがって最終製品に従来のようなシワ状疵が残ること
がなく、妻止りが向上し、シヒアな調整あるいは成形後
の修正をしなくてよいので稼動率も大巾に向上した。
がなく、妻止りが向上し、シヒアな調整あるいは成形後
の修正をしなくてよいので稼動率も大巾に向上した。
なト本考案は鋼管以外の他の中空部材のアプセット加工
にも適用できる。
にも適用できる。
第１図および第２図は従来のマンドレルバ−によるアプ
セット加工の工程を示した縦断面図、第３図および第４
図は従来のバーを用いたアプセット加工の外径成形と増
肉の挙動を示した図、第５図は本考案の実施例に係るマ
ンドレルバ−の側面図、第６図は本考案のバーによる管
端成形状態を拡大して示した部分的な縦断面図である。 １・・・・・・鋼管、４・・・・・・タイス、５・・・
・・・マンドレル′ゝ−１５ａ°・・°・・先端部分、
５ｂ・・・・・・大径部分、５ｃ・・・・・・押切面、
６・・・・・・軸線。
セット加工の工程を示した縦断面図、第３図および第４
図は従来のバーを用いたアプセット加工の外径成形と増
肉の挙動を示した図、第５図は本考案の実施例に係るマ
ンドレルバ−の側面図、第６図は本考案のバーによる管
端成形状態を拡大して示した部分的な縦断面図である。 １・・・・・・鋼管、４・・・・・・タイス、５・・・
・・・マンドレル′ゝ−１５ａ°・・°・・先端部分、
５ｂ・・・・・・大径部分、５ｃ・・・・・・押切面、
６・・・・・・軸線。
Claims (1)
- 大内径部およびこれに続く小内径部をもつ雌型と、前記
雌型内に同芯状に挿入されるように保持されかつ前記小
内径部よりも小径の小外径部およびこれに続いて前記大
内径部よりわずかに小径の大外径部をもつマンドレルバ
−とを有し、前記マンドレルバ−の小外径部と大外径部
との間の段差面で形成される押切面を該小外径部の周面
に対して凹状となるようにその軸線に垂直な面に対し傾
斜させたことを特徴とするアプセット鋼管加工型構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16467179U JPS5849152Y2 (ja) | 1979-11-28 | 1979-11-28 | アプセット鋼管加工型構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16467179U JPS5849152Y2 (ja) | 1979-11-28 | 1979-11-28 | アプセット鋼管加工型構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5680934U JPS5680934U (ja) | 1981-06-30 |
| JPS5849152Y2 true JPS5849152Y2 (ja) | 1983-11-10 |
Family
ID=29675608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16467179U Expired JPS5849152Y2 (ja) | 1979-11-28 | 1979-11-28 | アプセット鋼管加工型構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5849152Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016073987A (ja) * | 2014-10-03 | 2016-05-12 | 新日鐵住金株式会社 | 端部増肉鋼管の製造装置および製造方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3216287C2 (de) * | 1982-04-26 | 1989-03-16 | Mannesmann AG, 4000 Düsseldorf | Rohrendenstauchpresse |
| JP2021084130A (ja) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | 日本製鉄株式会社 | 据え込み加工装置、据え込み加工方法及び据え込み加工品 |
-
1979
- 1979-11-28 JP JP16467179U patent/JPS5849152Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016073987A (ja) * | 2014-10-03 | 2016-05-12 | 新日鐵住金株式会社 | 端部増肉鋼管の製造装置および製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5680934U (ja) | 1981-06-30 |
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