JPS584900Y2 - 貼布剤 - Google Patents
貼布剤Info
- Publication number
- JPS584900Y2 JPS584900Y2 JP1979106409U JP10640979U JPS584900Y2 JP S584900 Y2 JPS584900 Y2 JP S584900Y2 JP 1979106409 U JP1979106409 U JP 1979106409U JP 10640979 U JP10640979 U JP 10640979U JP S584900 Y2 JPS584900 Y2 JP S584900Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- component layer
- component
- cold
- patch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Medicinal Preparation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は新規な貼布剤に関するものである。
従来、この種物品としては、シート上に薬剤成分と貼着
成分と保水成分とを均一に混合したものを塗設してなる
ものが知られているが、夏場などの発汗が激しい場合は
水分の吸収によって軟化し、剥れたり、皮膚面に残った
りするといった欠点がある。
成分と保水成分とを均一に混合したものを塗設してなる
ものが知られているが、夏場などの発汗が激しい場合は
水分の吸収によって軟化し、剥れたり、皮膚面に残った
りするといった欠点がある。
かかる欠点を解消する貼布剤としてシート上に保冷成分
層を介して薬剤成分と貼着成分とからなる膏体成分層を
設けてなるものも提案されているが、保冷成分層中の水
分の揮散が少ないために冷感効果が不充分であるという
欠点がある。
層を介して薬剤成分と貼着成分とからなる膏体成分層を
設けてなるものも提案されているが、保冷成分層中の水
分の揮散が少ないために冷感効果が不充分であるという
欠点がある。
本考案はこれらの欠点を解決した新規な形態の貼布剤を
提供するものであって、その要旨とするところは、シー
ト上に、薬剤成分と粘着成分とを混合してなる膏体成分
層と、保冷成分層とを交互に形成するか、或いは膏体成
分層を上記シートの周辺に額縁状に形成してその内部に
保冷成分層を形成してなることである。
提供するものであって、その要旨とするところは、シー
ト上に、薬剤成分と粘着成分とを混合してなる膏体成分
層と、保冷成分層とを交互に形成するか、或いは膏体成
分層を上記シートの周辺に額縁状に形成してその内部に
保冷成分層を形成してなることである。
以上本考案の実例を図面を用いて具体的に説明する。
第1図において、1はシートで、該シート1としてはネ
ル、綿布、不織布、ゴム及び/又はプラスチック製発泡
フィルム、多孔性プラスチックシート又はフィルムの如
く通気性を有するフィルム又はシート状物が好適に使用
される。
ル、綿布、不織布、ゴム及び/又はプラスチック製発泡
フィルム、多孔性プラスチックシート又はフィルムの如
く通気性を有するフィルム又はシート状物が好適に使用
される。
2,2′・・・・・・は、該シート10表面に形成され
た薬剤成分例えばサルチル酸メチル、メントール、カン
フル、チモール、ビタミン、トウガラシエキス、カラシ
油などと、ゴム及び/又はプラスチックを主体とする常
温で粘着性を有する貼着成分とを混合して部分的に設け
てなる膏体成分層、3,3′ ・・・・・・は該膏体成
分層2,2′の間に形成された保冷成分層で該層3,3
′ ・・・・・・は一般は水性又は含水ゲルと指称され
るゲル材料例えばポリビニルアルコール、ポリアクリル
酸ソーダ、ゼラチンなどをホウ酸、ポリイソシアネート
などで架橋したもので水分を保持したものなどが使用さ
れる。
た薬剤成分例えばサルチル酸メチル、メントール、カン
フル、チモール、ビタミン、トウガラシエキス、カラシ
油などと、ゴム及び/又はプラスチックを主体とする常
温で粘着性を有する貼着成分とを混合して部分的に設け
てなる膏体成分層、3,3′ ・・・・・・は該膏体成
分層2,2′の間に形成された保冷成分層で該層3,3
′ ・・・・・・は一般は水性又は含水ゲルと指称され
るゲル材料例えばポリビニルアルコール、ポリアクリル
酸ソーダ、ゼラチンなどをホウ酸、ポリイソシアネート
などで架橋したもので水分を保持したものなどが使用さ
れる。
なお膏体成分層2,2′ ・・・・・・と保冷成分層3
,3′・・・・・・とは図示する如く交互に形成される
ものであり、その形状も図示する以外に斜め縞状、基盤
目状など任意であるが、膏体成分層2,2′−・・・・
・がシート1の周辺部端縁の少なくとも半分を占めるよ
うに形成されているのが端末剥れ防止の点から望ましい
ものである。
,3′・・・・・・とは図示する如く交互に形成される
ものであり、その形状も図示する以外に斜め縞状、基盤
目状など任意であるが、膏体成分層2,2′−・・・・
・がシート1の周辺部端縁の少なくとも半分を占めるよ
うに形成されているのが端末剥れ防止の点から望ましい
ものである。
第2図は他の実例を示すものであって、膏体成分層2〃
は、 シート1の周辺部に図示する如く額縁状に形成さ
れ、その内部には保冷成分層3〃が形成されているもの
である。
は、 シート1の周辺部に図示する如く額縁状に形成さ
れ、その内部には保冷成分層3〃が形成されているもの
である。
本考案の貼布剤は以上の如く、従来のように膏体成分と
保冷成分とを混合したり、重ね合わしたすせず、各成分
が単独で直接皮膚面に接するように構成されいるから、
皮膚面に薬効及び冷感が損失なく確実に得られ、しかも
患部への密着性が優れるという特徴を有する。
保冷成分とを混合したり、重ね合わしたすせず、各成分
が単独で直接皮膚面に接するように構成されいるから、
皮膚面に薬効及び冷感が損失なく確実に得られ、しかも
患部への密着性が優れるという特徴を有する。
またシートを通気性を有する材料で構成することによっ
て、貼着後に保冷成分中の水分が確実に揮散し、水の気
化潜熱により良好な冷感が得られるという利点もある。
て、貼着後に保冷成分中の水分が確実に揮散し、水の気
化潜熱により良好な冷感が得られるという利点もある。
第1図は本考案の実例を示す斜視図、第2図は他の実例
を示す斜視図である。 1・・・・・・シート、2,2′及び2〃・・・・・・
膏体成分層、3.3′及び3〃・・・・・・保冷成分層
。
を示す斜視図である。 1・・・・・・シート、2,2′及び2〃・・・・・・
膏体成分層、3.3′及び3〃・・・・・・保冷成分層
。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 シート上に、薬剤成分と貼着成分とを混合してなる膏体
成分層と、保冷成分層とを交互に形成するか、或いは膏
体成分層を上記シートの周辺に額縁状に形成してその内
部に保冷成分層を形成してなることを特徴とする貼布剤
。 ゛
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979106409U JPS584900Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | 貼布剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979106409U JPS584900Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | 貼布剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5623632U JPS5623632U (ja) | 1981-03-03 |
JPS584900Y2 true JPS584900Y2 (ja) | 1983-01-27 |
Family
ID=29339049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979106409U Expired JPS584900Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | 貼布剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS584900Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1987004343A1 (en) * | 1986-01-22 | 1987-07-30 | Teijin Limited | Sustained-release preparation |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6188965B1 (ja) * | 2016-08-22 | 2017-08-30 | 株式会社無有 | 痒み緩和シート |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4737766U (ja) * | 1971-04-27 | 1972-12-26 |
-
1979
- 1979-07-31 JP JP1979106409U patent/JPS584900Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1987004343A1 (en) * | 1986-01-22 | 1987-07-30 | Teijin Limited | Sustained-release preparation |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5623632U (ja) | 1981-03-03 |
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