JPS584764Y2 - シヤリヨウヨウアツパフレ−ムノ コウゾウ - Google Patents
シヤリヨウヨウアツパフレ−ムノ コウゾウInfo
- Publication number
- JPS584764Y2 JPS584764Y2 JP1975106083U JP10608375U JPS584764Y2 JP S584764 Y2 JPS584764 Y2 JP S584764Y2 JP 1975106083 U JP1975106083 U JP 1975106083U JP 10608375 U JP10608375 U JP 10608375U JP S584764 Y2 JPS584764 Y2 JP S584764Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper frame
- fender
- vertical wall
- panel
- wall portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、車両に釦けるアッパフレームの構造に関し、
特に自動車の車体のプロシトアッパフレームとして好適
の車体構造に関する。
特に自動車の車体のプロシトアッパフレームとして好適
の車体構造に関する。
従来の自動車に釦けるフロントアッパフレームの構造と
しては第1図、第2図1よび第3図に示すようなものが
あり、いずれもフェンダシールドインナパネルaとフェ
ンダシールドアウタパネルbとでボックス形のアッパフ
レームFが形成すしているが、各アッパフレームFの上
部継目Cがフェンダd内に設けられているため、アッパ
フレームFの断面を大きくして強度を増大させようとす
ルト、アッパフレームFの上面も広くなって、タイヤハ
ウスを通って土がってくる泥水等がフェンダ上部の立壁
部fとアッパフレームの上部継目Cとの間に形成される
棚部に堆積し、腐食環境を増大させるという問題点があ
る。
しては第1図、第2図1よび第3図に示すようなものが
あり、いずれもフェンダシールドインナパネルaとフェ
ンダシールドアウタパネルbとでボックス形のアッパフ
レームFが形成すしているが、各アッパフレームFの上
部継目Cがフェンダd内に設けられているため、アッパ
フレームFの断面を大きくして強度を増大させようとす
ルト、アッパフレームFの上面も広くなって、タイヤハ
ウスを通って土がってくる泥水等がフェンダ上部の立壁
部fとアッパフレームの上部継目Cとの間に形成される
棚部に堆積し、腐食環境を増大させるという問題点があ
る。
また、上記の従来のものでは、隙間?から侵入した雨水
がただちにエンジンルームh内に流入して諸機器を損傷
させるおそれもある。
がただちにエンジンルームh内に流入して諸機器を損傷
させるおそれもある。
本考案は、車体のアッパフレーム構造に関スる上述の諸
問題を解決しようとするもので、フェンダシールドイン
ナパネルとフェンダシールドアウタパネルとから成るア
ッパフレームの上部継目を改善することにより、腐食環
境を増すことなくアッパフレームの断面を大きくできる
ようにすると共に、車体内部への雨水の侵入を防止でき
るようにした車両用アッパフレームの構造を提供するこ
とを目的とする。
問題を解決しようとするもので、フェンダシールドイン
ナパネルとフェンダシールドアウタパネルとから成るア
ッパフレームの上部継目を改善することにより、腐食環
境を増すことなくアッパフレームの断面を大きくできる
ようにすると共に、車体内部への雨水の侵入を防止でき
るようにした車両用アッパフレームの構造を提供するこ
とを目的とする。
このため本考案の車両用アッパフレームの構造は、フェ
ンダシールドインナパネルの上部ニフェンダシールドア
ウタパネルを結合してアッパフレームを形成し、該アッ
パフレームに立壁部をそなえたフェンダを取付ける′と
共に、リッドパネルを上記アッパフレームの上方に配置
した車体構造において、上記のフェンダシールドインナ
パネルとフェンダシールドアウタパネルとの上部合せフ
ランジ部を、上記立壁部よりも内方に位置する上記リッ
ドパネルの外側端よりもさらに内方において、上方に向
は形成し、かつこの上部合せフランジ部と上記フェンダ
の立壁部とで樋を形成すると共に、上記アッパフレーム
の強度を増大させながら上記フェンダ内の水はけを改善
すべく、同アッパフレームの上面外側端を上記立壁部の
近傍に配設したことを特徴としている。
ンダシールドインナパネルの上部ニフェンダシールドア
ウタパネルを結合してアッパフレームを形成し、該アッ
パフレームに立壁部をそなえたフェンダを取付ける′と
共に、リッドパネルを上記アッパフレームの上方に配置
した車体構造において、上記のフェンダシールドインナ
パネルとフェンダシールドアウタパネルとの上部合せフ
ランジ部を、上記立壁部よりも内方に位置する上記リッ
ドパネルの外側端よりもさらに内方において、上方に向
は形成し、かつこの上部合せフランジ部と上記フェンダ
の立壁部とで樋を形成すると共に、上記アッパフレーム
の強度を増大させながら上記フェンダ内の水はけを改善
すべく、同アッパフレームの上面外側端を上記立壁部の
近傍に配設したことを特徴としている。
以下図面により本考案の実施例について説明すると、第
4図は自動車の車体に卦けるフロントアッパフレーム構
造の外観を示す説明図、第5図は第4図のV−■矢視線
にそう部分横断面図であって、フェンダシールドインナ
パネル1は、上部を外向きに折り曲げられて、その端に
は、上向きのフランジ1aが起こされている。
4図は自動車の車体に卦けるフロントアッパフレーム構
造の外観を示す説明図、第5図は第4図のV−■矢視線
にそう部分横断面図であって、フェンダシールドインナ
パネル1は、上部を外向きに折り曲げられて、その端に
は、上向きのフランジ1aが起こされている。
またフェンダシールドアウタパネル2は、その上部釦よ
び下部とも内側に折り曲げられて、それぞれの端にはフ
ランジ2a 、2bが起こされている。
び下部とも内側に折り曲げられて、それぞれの端にはフ
ランジ2a 、2bが起こされている。
そして、これらのフランジ2a 、2bが、フェンダシ
ールドインナパネル1のフランジ1aおよび側壁部1b
に結合されることにより、ボックス形のアッパフレーム
rが形成されている。
ールドインナパネル1のフランジ1aおよび側壁部1b
に結合されることにより、ボックス形のアッパフレーム
rが形成されている。
このようにしてフェンダシールドインナパネル1のフラ
ンジ1aとフェンダシールドアウタパネル2のフランジ
2aとでアッパフレームyの上面に形成される上部合せ
フランジ部3は、エンジンルームEの上部を1訃うフロ
ントリッド4の外側端4aと、フェンダ5のアッパフレ
ームF′ニ結合される立壁部5aとの隙間6よりも内方
に位置するように設けられている。
ンジ1aとフェンダシールドアウタパネル2のフランジ
2aとでアッパフレームyの上面に形成される上部合せ
フランジ部3は、エンジンルームEの上部を1訃うフロ
ントリッド4の外側端4aと、フェンダ5のアッパフレ
ームF′ニ結合される立壁部5aとの隙間6よりも内方
に位置するように設けられている。
すなわち、上部合せフランジ部3は、立壁部5aよりも
内方に位置するりラドパネルとして−のフロントリッド
4の外側端4aよりも更に内方において上方に向は形成
されている。
内方に位置するりラドパネルとして−のフロントリッド
4の外側端4aよりも更に内方において上方に向は形成
されている。
したがって、アッパフレームb
せフランジ部3とフェンダ5の立壁部5aとで、隙間6
から侵入する雨水をその直下で受けるための樋7が形成
されるのであり、これにより、エンジンルームE内へ侵
入しようとする雨水などを樋7を通じて効率よく排出し
うるのである。
から侵入する雨水をその直下で受けるための樋7が形成
されるのであり、これにより、エンジンルームE内へ侵
入しようとする雨水などを樋7を通じて効率よく排出し
うるのである。
また、上部合せフランジ部3が立壁部5aよりも内方に
アリ、アッパフレームドの上面外側端2dが立壁部5a
の近傍に配設されているため、アッパフレームyの強度
の増大をはかりながら、フェンダ5内すなわちタイヤハ
ウス内に、泥水の堆積1部を形成しない利点がある。
アリ、アッパフレームドの上面外側端2dが立壁部5a
の近傍に配設されているため、アッパフレームyの強度
の増大をはかりながら、フェンダ5内すなわちタイヤハ
ウス内に、泥水の堆積1部を形成しない利点がある。
第6図は第5図に対応させて本考案の他の実施例を示す
部分横断面図であって、この実施例ではアッパフレーム
F′の強度を増大させるため、その横断面形状がフェン
ダ5内への張出し部を有しているが、アッパフレームF
′の上面外側端2dは立′壁部5aの近傍に配設されて
いる。
部分横断面図であって、この実施例ではアッパフレーム
F′の強度を増大させるため、その横断面形状がフェン
ダ5内への張出し部を有しているが、アッパフレームF
′の上面外側端2dは立′壁部5aの近傍に配設されて
いる。
そしてこの上面外側端2dに接続する肩部2cは外方へ
降傾斜するように形成されてかり、これによりフェンダ
5内におけるアッパフレームF’上面の水はけが改善さ
れ、腐食の発生が防止される。
降傾斜するように形成されてかり、これによりフェンダ
5内におけるアッパフレームF’上面の水はけが改善さ
れ、腐食の発生が防止される。
また、この実施例では、上部合せフランジ部3を構成す
るフェンダシールドアウタパネル2のフランジ2aが、
内方への折曲部2a’に有していて、これにより電装配
線8あるいはブレーキ用作動油、燃料油等の配管を収容
する防滴状のスペースが形成されている。
るフェンダシールドアウタパネル2のフランジ2aが、
内方への折曲部2a’に有していて、これにより電装配
線8あるいはブレーキ用作動油、燃料油等の配管を収容
する防滴状のスペースが形成されている。
第7図は、第5,6図に対応させて本考案のさらに他の
実施例を示す部分横断面図であって、この実施例ではア
ッパフレームF′の上面に釦ケる上部合せフランジ部3
を利用して遮音材9が取付けられてかり、これによりエ
ンジンルームEからの車外騒音が低減されるようになっ
ている。
実施例を示す部分横断面図であって、この実施例ではア
ッパフレームF′の上面に釦ケる上部合せフランジ部3
を利用して遮音材9が取付けられてかり、これによりエ
ンジンルームEからの車外騒音が低減されるようになっ
ている。
なか、第6,7図の各実施例にかいて、上部合せフラン
ジ部3は、立壁部5aよりも内方に位置すりリッドパネ
ル外側端4aよりも、更に内方に配設されて、これによ
り形成される樋7が雨水の排出に役立つようになってい
る。
ジ部3は、立壁部5aよりも内方に位置すりリッドパネ
ル外側端4aよりも、更に内方に配設されて、これによ
り形成される樋7が雨水の排出に役立つようになってい
る。
また第7図の実施例にむいても、アッパフレームF′の
強度の増大をはかりながら、フェンダ5内の水はけを改
善すべく、アッパフレームPの上面外側端2dは、立壁
部5aの近傍に配設されている。
強度の増大をはかりながら、フェンダ5内の水はけを改
善すべく、アッパフレームPの上面外側端2dは、立壁
部5aの近傍に配設されている。
以上詳述したように、本考案の車両用アッパフレームの
構造によれば、フェンダシールドインナパネル1とフェ
ンダシールドアウタパネル2とで構成されるアッパフレ
ームF′の上部合せフランジ部3が、フェンダ5上部の
立壁部5aと相俟って、フロントリッド4の隙1間6か
らの雨水を受ける樋7を形成するので、エンジンルーム
等への雨水の侵入が十分に防止されるほか、腐食環境の
増大を招くことなくアッパフレームF′の断面増大によ
る強度の向上をはかることが可能となり、特に、フェン
ダ5内に釦ける水はけが改善されるのであって、さらに
上部合せフランジ部3を電装配線8等の収容や、遮音材
9の取付に利用できる効果もある。
構造によれば、フェンダシールドインナパネル1とフェ
ンダシールドアウタパネル2とで構成されるアッパフレ
ームF′の上部合せフランジ部3が、フェンダ5上部の
立壁部5aと相俟って、フロントリッド4の隙1間6か
らの雨水を受ける樋7を形成するので、エンジンルーム
等への雨水の侵入が十分に防止されるほか、腐食環境の
増大を招くことなくアッパフレームF′の断面増大によ
る強度の向上をはかることが可能となり、特に、フェン
ダ5内に釦ける水はけが改善されるのであって、さらに
上部合せフランジ部3を電装配線8等の収容や、遮音材
9の取付に利用できる効果もある。
第1〜3図はいずれも従来の車両用アッパフレームの構
造を示す部分横断面図であり、第4国勢よび第5図は本
考案の第1実施例としての車両用アッパフレームの構造
を示すもので、第4図はその外観を示す斜視図、第5図
は第4図の■−V矢視線にそう部分横断面図であり、第
6図1よび第7図はそれぞれ第5図に対応させて本考案
の第2実施例むよび第3実施例を示す部分横断面図であ
る0 1・・・フェンダシールドインナパネル、1a・・・フ
ランジ、1b・・・側壁部、2・・・フェンダシールド
アウタパネル、2a、2b・・・フランジ、2a′・・
・折曲部、2c・・・肩部、2d・・・アッパフレーム
yの上面外側端、3・・・上部合せフランジ部、4・・
・フロントリッド、4a・・・外側端、5・・・フェン
ダ、5a・・・立壁部、6・・・隙間、7・・・樋、8
・・・電装配線、9・・・遮音材。
造を示す部分横断面図であり、第4国勢よび第5図は本
考案の第1実施例としての車両用アッパフレームの構造
を示すもので、第4図はその外観を示す斜視図、第5図
は第4図の■−V矢視線にそう部分横断面図であり、第
6図1よび第7図はそれぞれ第5図に対応させて本考案
の第2実施例むよび第3実施例を示す部分横断面図であ
る0 1・・・フェンダシールドインナパネル、1a・・・フ
ランジ、1b・・・側壁部、2・・・フェンダシールド
アウタパネル、2a、2b・・・フランジ、2a′・・
・折曲部、2c・・・肩部、2d・・・アッパフレーム
yの上面外側端、3・・・上部合せフランジ部、4・・
・フロントリッド、4a・・・外側端、5・・・フェン
ダ、5a・・・立壁部、6・・・隙間、7・・・樋、8
・・・電装配線、9・・・遮音材。
Claims (1)
- フェンダシールドインナパネルの上部にフェンダシール
ドアウタパネルを結合してアッパフレームを形成し、該
アッパフレームに立壁部をそなえたフェンダを取付ける
と共に、リッドパネルを上記アッパフレームの上方に配
置し□た車体構造に釦いて、上記のフェンダ7−ルドイ
ンナパネルとフェンよ゛シールドアウタパネルとの上部
合せフランジ部を、上記立壁部よりも内方に位置する上
記リッドパネルの外側端よりもさらに内方において、上
方に向は形成し、かつこの上部合せフランジ部と上記フ
ェンダの立壁部とで樋を形成すると共に、上記アッパフ
レームの強度を増大させながら上記フェンダ内の水はけ
を改善すべく、同アッパフレームの上面外側端を上記立
壁部の近傍に配設したことを特徴とする、車両用アッパ
フレームの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975106083U JPS584764Y2 (ja) | 1975-07-31 | 1975-07-31 | シヤリヨウヨウアツパフレ−ムノ コウゾウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975106083U JPS584764Y2 (ja) | 1975-07-31 | 1975-07-31 | シヤリヨウヨウアツパフレ−ムノ コウゾウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5220612U JPS5220612U (ja) | 1977-02-14 |
JPS584764Y2 true JPS584764Y2 (ja) | 1983-01-27 |
Family
ID=28587351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975106083U Expired JPS584764Y2 (ja) | 1975-07-31 | 1975-07-31 | シヤリヨウヨウアツパフレ−ムノ コウゾウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS584764Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5859674U (ja) * | 1981-10-19 | 1983-04-22 | 三菱自動車工業株式会社 | 車体構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5062214U (ja) * | 1973-10-09 | 1975-06-06 |
-
1975
- 1975-07-31 JP JP1975106083U patent/JPS584764Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5220612U (ja) | 1977-02-14 |
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