JPS5847469B2 - 酸洗タンク内における鋼帯のル−プ制御方法 - Google Patents
酸洗タンク内における鋼帯のル−プ制御方法Info
- Publication number
- JPS5847469B2 JPS5847469B2 JP9218676A JP9218676A JPS5847469B2 JP S5847469 B2 JPS5847469 B2 JP S5847469B2 JP 9218676 A JP9218676 A JP 9218676A JP 9218676 A JP9218676 A JP 9218676A JP S5847469 B2 JPS5847469 B2 JP S5847469B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel strip
- roll
- tank
- pickling tank
- loop control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
- Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、複数個に仕切られた酸洗タンク内を誘導さ
れる鋼帯を常に所定のループ量が得られるように制御す
る酸洗タンク内における鋼帯のループ制御方法にかんす
る。
れる鋼帯を常に所定のループ量が得られるように制御す
る酸洗タンク内における鋼帯のループ制御方法にかんす
る。
一般に酸洗タンクは第1図に示すように、ダム1で仕切
られた複数個の槽2a ,2b ,2c・・・によって
構成され、鋼帯3は入側プライドルロール4から順次各
槽2a,2b,2c・・・を経てリンガーロール5より
出側プライドルロール6によって引出される構成となっ
ている。
られた複数個の槽2a ,2b ,2c・・・によって
構成され、鋼帯3は入側プライドルロール4から順次各
槽2a,2b,2c・・・を経てリンガーロール5より
出側プライドルロール6によって引出される構成となっ
ている。
酸洗タンク内における鋼帯のループ量制御としては、複
数個に仕切られた酸洗タンクの第1槽2aまたは第2槽
2bの底部に電磁検出器7を埋設し鋼帯の深さを検出す
ることにより、鋼帯のループ量を匍脚する方法もしくは
酸洗タンクの人出側にそれぞれ設けられたプライドルロ
ール4,6の回転数を制御する方法、あるいはこれら両
者の併用する方法が採用されている。
数個に仕切られた酸洗タンクの第1槽2aまたは第2槽
2bの底部に電磁検出器7を埋設し鋼帯の深さを検出す
ることにより、鋼帯のループ量を匍脚する方法もしくは
酸洗タンクの人出側にそれぞれ設けられたプライドルロ
ール4,6の回転数を制御する方法、あるいはこれら両
者の併用する方法が採用されている。
これらの方式では、鋼帯3はダム1の上面との摩擦抵抗
と、液との摩擦抵抗により、出側になるほど鋼帯の張力
が大きくなり、鋼帯3のカテナリーが小さくなる。
と、液との摩擦抵抗により、出側になるほど鋼帯の張力
が大きくなり、鋼帯3のカテナリーが小さくなる。
このため鋼帯の液への進入角度が小さくなり、鋼帯3が
浮上しようとする傾向がある。
浮上しようとする傾向がある。
この傾向はライン速度が高速化するにつれてさらに助長
され、銅帯が浮上る欠点があった。
され、銅帯が浮上る欠点があった。
この発明は、前記した従来の問題点を解決するために開
発されたもので、その実権例を第2図にもとづいて以下
に説明する。
発されたもので、その実権例を第2図にもとづいて以下
に説明する。
2a , 2b , 2c・・・は酸洗タンクで、図面
に示した実捲例では、4槽の場合を示してあるが、これ
は何槽の場合であってもよい。
に示した実捲例では、4槽の場合を示してあるが、これ
は何槽の場合であってもよい。
この発明は、この酸洗タンク2a ,2b ,2c・・
・を仕切る各ダム1の上部に主ロール8と、その上部に
押えロール9を設け、主ロール8を適宜の駆動装置たと
えば図示されてない直流電動機によって補助駆動すると
ともに、該主ロール8によって誘導される鋼帯3を押え
ロール9によって押圧する。
・を仕切る各ダム1の上部に主ロール8と、その上部に
押えロール9を設け、主ロール8を適宜の駆動装置たと
えば図示されてない直流電動機によって補助駆動すると
ともに、該主ロール8によって誘導される鋼帯3を押え
ロール9によって押圧する。
押えロール9の押圧力はたとえば空圧圧下、油圧圧下ま
たはバネ等によって付加される。
たはバネ等によって付加される。
各主ロール8と入・出側のプライドルロール4,6には
、それぞれ回転検出装置10が設けられ、ロール周速す
なわち各ロール位置でのライン速度を検出するようにし
てある。
、それぞれ回転検出装置10が設けられ、ロール周速す
なわち各ロール位置でのライン速度を検出するようにし
てある。
次に鋼帯3のループ制御方法の1例を説明する。
まず入側のプライドルロール4または酸洗タンク各槽の
主ロール8を1駆動装置のインチング操作によって、鋼
帯3の各槽2a , 2b , 2c・・・内浸漬に必
要なループをつくる。
主ロール8を1駆動装置のインチング操作によって、鋼
帯3の各槽2a , 2b , 2c・・・内浸漬に必
要なループをつくる。
全槽2a,2b,2c・・・内のループが構成されると
、各槽入側送りロールの銅帯送り込み量と、各槽出側送
りロールの送り出し量とが等しくなるように、相互の主
ロール8および入・出側プライドルロール4,6の回転
数を制御してライン運転が行なわれる。
、各槽入側送りロールの銅帯送り込み量と、各槽出側送
りロールの送り出し量とが等しくなるように、相互の主
ロール8および入・出側プライドルロール4,6の回転
数を制御してライン運転が行なわれる。
またループの構成は各槽入側,出側相互の主ロール回転
数の差を電算機にて演算し、送り込み側ロールからルー
プ構成に必要な銅帯長さだけ余分に送り込ませることに
よっても可能である。
数の差を電算機にて演算し、送り込み側ロールからルー
プ構成に必要な銅帯長さだけ余分に送り込ませることに
よっても可能である。
これによるとそれぞれの主ロール8の径差による送り速
度差の補正も容易にできる。
度差の補正も容易にできる。
以上の説明は回転検出装置によってライン速度を検出し
て人,出側のプライドルロールおよびそれぞれの主ロー
ル等の回転数を制御してループ制御を行なわせる場合に
ついて述べたが、回転検出装置の代りに、電磁検出器7
を酸洗タンクの各槽2a ,2b ,2c・・・の槽底
に埋設し、これをそれぞれ各槽入側または出側の主ロー
ルの7駆動装置に電気的にインターロックし、それぞれ
の電磁検出器によって各槽内のループと槽底との距離を
測定し、その高低差による差信号によって各主ロールの
回転数制御を行なわせるようにしても同効である。
て人,出側のプライドルロールおよびそれぞれの主ロー
ル等の回転数を制御してループ制御を行なわせる場合に
ついて述べたが、回転検出装置の代りに、電磁検出器7
を酸洗タンクの各槽2a ,2b ,2c・・・の槽底
に埋設し、これをそれぞれ各槽入側または出側の主ロー
ルの7駆動装置に電気的にインターロックし、それぞれ
の電磁検出器によって各槽内のループと槽底との距離を
測定し、その高低差による差信号によって各主ロールの
回転数制御を行なわせるようにしても同効である。
この発明の方法を実癩することにより、酸洗タンクの各
槽内における鋼帯のループを常時最適の状態に制御する
ことができ、鋼帯の通板速度に関係なく、銅帯を酸液中
に充分浸漬することができ特にラインの高速時における
銅帯の浮上りを防止し、充分酸洗された美麗な銅帯を生
産できる結果がある。
槽内における鋼帯のループを常時最適の状態に制御する
ことができ、鋼帯の通板速度に関係なく、銅帯を酸液中
に充分浸漬することができ特にラインの高速時における
銅帯の浮上りを防止し、充分酸洗された美麗な銅帯を生
産できる結果がある。
第1図は従来の酸洗タンクの概略側面断面図、第2図は
本発明の方法を適用した酸洗タンクの概略側面断面図で
ある。 1・・・・・・ダム、2a , 2b , 2c・・・
・・・酸洗タンク、3・・・・・・鋼帯、4・・・・・
・入側プライドルロール、5・・・・・・リンガーロー
ル、6・・・・・・出側プライドルロール、γ・・・・
・・電磁検出器、8・・・・・・主ロール、9・・・・
・・押えロール、10・・・・・・回転検出装置。
本発明の方法を適用した酸洗タンクの概略側面断面図で
ある。 1・・・・・・ダム、2a , 2b , 2c・・・
・・・酸洗タンク、3・・・・・・鋼帯、4・・・・・
・入側プライドルロール、5・・・・・・リンガーロー
ル、6・・・・・・出側プライドルロール、γ・・・・
・・電磁検出器、8・・・・・・主ロール、9・・・・
・・押えロール、10・・・・・・回転検出装置。
Claims (1)
- 1 酸洗タンクの各槽を仕切るダム上に、鋼帯誘導用の
主ロールを設け、該主ロールの回転数を制御することに
より銅帯のループ量を制御せしめることを特徴とする酸
洗タンク内における鋼帯のループ制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9218676A JPS5847469B2 (ja) | 1976-08-02 | 1976-08-02 | 酸洗タンク内における鋼帯のル−プ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9218676A JPS5847469B2 (ja) | 1976-08-02 | 1976-08-02 | 酸洗タンク内における鋼帯のル−プ制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5317531A JPS5317531A (en) | 1978-02-17 |
JPS5847469B2 true JPS5847469B2 (ja) | 1983-10-22 |
Family
ID=14047399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9218676A Expired JPS5847469B2 (ja) | 1976-08-02 | 1976-08-02 | 酸洗タンク内における鋼帯のル−プ制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5847469B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60100157U (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-08 | 株式会社精工舎 | 六角レンチ |
JPH05220672A (ja) * | 1992-02-06 | 1993-08-31 | Tokyo Tungsten Co Ltd | 六角レンチ |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0426450Y2 (ja) * | 1987-05-27 | 1992-06-25 | ||
CN102286751B (zh) * | 2011-06-04 | 2012-10-10 | 首钢总公司 | 一种在冷轧酸洗工艺中判定酸洗速度的方法 |
-
1976
- 1976-08-02 JP JP9218676A patent/JPS5847469B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60100157U (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-08 | 株式会社精工舎 | 六角レンチ |
JPH05220672A (ja) * | 1992-02-06 | 1993-08-31 | Tokyo Tungsten Co Ltd | 六角レンチ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5317531A (en) | 1978-02-17 |
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