JPS5847412B2 - 半透明二軸延伸積層フィルム - Google Patents
半透明二軸延伸積層フィルムInfo
- Publication number
- JPS5847412B2 JPS5847412B2 JP54112784A JP11278479A JPS5847412B2 JP S5847412 B2 JPS5847412 B2 JP S5847412B2 JP 54112784 A JP54112784 A JP 54112784A JP 11278479 A JP11278479 A JP 11278479A JP S5847412 B2 JPS5847412 B2 JP S5847412B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- parts
- weight
- biaxially stretched
- laminated
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
- Color Printing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、特に半透明なポリプロピレンニ軸延伸積層フ
イルムに関するものである。
イルムに関するものである。
現在、ポリプロピレン樹脂を主成分とした粗面を有する
半透明フイルムは医療、工業用および食品包装用フイル
ムとしてさかんに開発されつつある。
半透明フイルムは医療、工業用および食品包装用フイル
ムとしてさかんに開発されつつある。
このような粗面を有する半透明ポリプロピレンフイルム
の製造方法として、ポリエチレン等の他種ポリオレフイ
ンをポリプロピレンに添加する方法、発泡剤をポリプロ
ピレンに添加する方法あるいはキナクリドン誘導体等の
特殊な核剤をポリプロピレンに添加し、溶融成形し、β
型結晶構造を有するポリプロピレンシ一トを作威し、こ
れヲ延伸する方法等が提案されている。
の製造方法として、ポリエチレン等の他種ポリオレフイ
ンをポリプロピレンに添加する方法、発泡剤をポリプロ
ピレンに添加する方法あるいはキナクリドン誘導体等の
特殊な核剤をポリプロピレンに添加し、溶融成形し、β
型結晶構造を有するポリプロピレンシ一トを作威し、こ
れヲ延伸する方法等が提案されている。
これらの方法は、所望の粗面を得るための最適条件範囲
が狭いとか、特殊な成形条件が必要であるとか、粗面化
の程度が低いとか、あるいは、他の物性とのバランスが
不適であるとか等の問題を有しており、かなりの改善が
必要とされている。
が狭いとか、特殊な成形条件が必要であるとか、粗面化
の程度が低いとか、あるいは、他の物性とのバランスが
不適であるとか等の問題を有しており、かなりの改善が
必要とされている。
本発明者らは、結晶性ポリプロピレンニ軸延伸フイルム
の表面を粗面化し、半透明フイルムを得ることについて
鋭意研究した結果、(4)結晶性ポリプロピレンあるい
は結晶性プロピレンーα−オレフイン(プロピレンを除
く)共重合体、(B)ポリエチレン、並びに(Q有機過
酸化物からなる組戒物を少くとも1軸方向に延伸してな
るフイルムを結晶性ポリプロピレン重合体からなる二軸
延伸フィルムの少なくとも片面に有する二軸延伸積層フ
イルムが、半透明性を表わす尺度である霞度が著しく増
大し、かつその霞度は成形条件によって変動しにくいも
のであることを見出し、本発明に到達した0 すなわち、本発明は、結晶性ポリプロピレン重合体から
なる二軸延伸フイルムの少くとも片面に、下記A−Cか
らなる組戒物を少くとも1軸方向に延伸してなるフイル
ムを積層してなる半透明二軸延伸積層フイルムである。
の表面を粗面化し、半透明フイルムを得ることについて
鋭意研究した結果、(4)結晶性ポリプロピレンあるい
は結晶性プロピレンーα−オレフイン(プロピレンを除
く)共重合体、(B)ポリエチレン、並びに(Q有機過
酸化物からなる組戒物を少くとも1軸方向に延伸してな
るフイルムを結晶性ポリプロピレン重合体からなる二軸
延伸フィルムの少なくとも片面に有する二軸延伸積層フ
イルムが、半透明性を表わす尺度である霞度が著しく増
大し、かつその霞度は成形条件によって変動しにくいも
のであることを見出し、本発明に到達した0 すなわち、本発明は、結晶性ポリプロピレン重合体から
なる二軸延伸フイルムの少くとも片面に、下記A−Cか
らなる組戒物を少くとも1軸方向に延伸してなるフイル
ムを積層してなる半透明二軸延伸積層フイルムである。
A:結晶性ポリプロピレンあるいは結晶性プロピレンー
α−オレフイン(フロピレンを除く)共重合体のうち少
くとも1種 99〜30重量部 B:ポリエチレン 1〜70重量部C:半
減期10時間を得るための分解温度が60℃以上である
有機過酸化物のうち少くとも1種 (A+B
)のioo重量部に対し0.001〜1.0重量部 本発明において使用される結晶性ポリプロピレン重合体
とは、ポリプロピレンホモポリマーノ他にプロピレンに
若干量の他のα−オレフイン(エチレン、ブテンー1、
ヘキセン−1等の1種あるいは2種以上)を共重合させ
たものも含まれる。
α−オレフイン(フロピレンを除く)共重合体のうち少
くとも1種 99〜30重量部 B:ポリエチレン 1〜70重量部C:半
減期10時間を得るための分解温度が60℃以上である
有機過酸化物のうち少くとも1種 (A+B
)のioo重量部に対し0.001〜1.0重量部 本発明において使用される結晶性ポリプロピレン重合体
とは、ポリプロピレンホモポリマーノ他にプロピレンに
若干量の他のα−オレフイン(エチレン、ブテンー1、
ヘキセン−1等の1種あるいは2種以上)を共重合させ
たものも含まれる。
本発明において使用されるA:結晶性ポリプロピレン、
あるいは結晶性プロピレンーα−オレフイン共重合体(
α−オレフイン*1含有率は好ましくは35wt%以下
)(*1プロピレンを除く)とは、プロピレンホモポリ
マーおよびプロピレンと他のα−オレフイン例えばエチ
レン、ブテンー1、イソブテン、ヘキセン−1、4−メ
チルペンテン−1、スチレン等より選ばれた一種あるい
は二種以上との共重合体等である。
あるいは結晶性プロピレンーα−オレフイン共重合体(
α−オレフイン*1含有率は好ましくは35wt%以下
)(*1プロピレンを除く)とは、プロピレンホモポリ
マーおよびプロピレンと他のα−オレフイン例えばエチ
レン、ブテンー1、イソブテン、ヘキセン−1、4−メ
チルペンテン−1、スチレン等より選ばれた一種あるい
は二種以上との共重合体等である。
本発明において使用されるB:ポリエチレンとは、高密
度ポリエチレン、中密度ポリエチレンおよび低密度ポリ
エチレンより選ばれた一種あるいは二種以上である。
度ポリエチレン、中密度ポリエチレンおよび低密度ポリ
エチレンより選ばれた一種あるいは二種以上である。
これらのポリエチレンには、他の若干のコモノマー(例
えばプロピレン、ブテンー1、ヘキセン−1、酢酸ビニ
ル等)との共重合体も含まれる。
えばプロピレン、ブテンー1、ヘキセン−1、酢酸ビニ
ル等)との共重合体も含まれる。
A成分とB戒分との割合は、99〜30重量部:1〜7
0重量部である。
0重量部である。
A成分が99重量部より多く、B成分が1重量部より少
ないと、霞度が小さく、かつ有機過酸化物による霞度の
増大効果も現われにくい。
ないと、霞度が小さく、かつ有機過酸化物による霞度の
増大効果も現われにくい。
またA成分が30重量部より少なく、B戒分が70重量
部よりも多い場合は、霞度がほぼ上限に近くなる。
部よりも多い場合は、霞度がほぼ上限に近くなる。
本発明において使用されるC:半減期10時間を得るた
めの分解温度が60℃以上、好ましくは60〜150℃
である有機過酸化物とはラウロイルパーオキサイド、ペ
ンゾイルパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサ
イド、t−プチルパーオキシイソプ口ピルカーボネート
、t−ブチルパ・−オキシベンゾエート、メチノレエチ
ノレケトンパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、
2,5ジメチル−2.5−ジ(t−プチルパーオキシ)
ヘキセン、ジーt−プチルパーオキサイド、2,5−ジ
メチル−2.5−ジ(t−プチルパーオキシ)ヘキシン
−3等である。
めの分解温度が60℃以上、好ましくは60〜150℃
である有機過酸化物とはラウロイルパーオキサイド、ペ
ンゾイルパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサ
イド、t−プチルパーオキシイソプ口ピルカーボネート
、t−ブチルパ・−オキシベンゾエート、メチノレエチ
ノレケトンパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、
2,5ジメチル−2.5−ジ(t−プチルパーオキシ)
ヘキセン、ジーt−プチルパーオキサイド、2,5−ジ
メチル−2.5−ジ(t−プチルパーオキシ)ヘキシン
−3等である。
C成分の使用量は、(A+B)100重量部に対して0
.001〜1.0重量部であり、好ましくは0.005
〜0.5重量部であり、特に好ましくは0.01〜0.
2重量部である。
.001〜1.0重量部であり、好ましくは0.005
〜0.5重量部であり、特に好ましくは0.01〜0.
2重量部である。
0.001重量部より少ないと有機過酸化物の添加効果
が見られない。
が見られない。
1.0重量部より多いと添加効果は見られるが、得られ
たポリプロピレン系樹脂組或物の溶融流動指数が高くな
りすぎ、フイルム製造用に適さなくなる。
たポリプロピレン系樹脂組或物の溶融流動指数が高くな
りすぎ、フイルム製造用に適さなくなる。
また本発明において前記結晶性ポリプロピレン重合体お
よび組成物には必要により、通常一般に使用される各種
安定剤、帯電防止剤、滑剤等の各種添加剤を使用するこ
とはかまわない。
よび組成物には必要により、通常一般に使用される各種
安定剤、帯電防止剤、滑剤等の各種添加剤を使用するこ
とはかまわない。
本発明の半透明二軸延伸積層フイルムを得るには、結晶
性ポリプロピレン重合体とA−Cからなる組成物を別々
の抽出機より同時に抽出して、結晶性ポリプロピレン重
合体の片面あるいは両面にA−Cからなる組或物を有す
る2層あるいは3層シート状とした後、二軸延伸しても
よいし、結晶性ポリプロピレン重合体を用いた未延伸フ
イルムの片面または両面にA−Cからなる組成物を積層
した後、これを二軸延伸してもよい。
性ポリプロピレン重合体とA−Cからなる組成物を別々
の抽出機より同時に抽出して、結晶性ポリプロピレン重
合体の片面あるいは両面にA−Cからなる組或物を有す
る2層あるいは3層シート状とした後、二軸延伸しても
よいし、結晶性ポリプロピレン重合体を用いた未延伸フ
イルムの片面または両面にA−Cからなる組成物を積層
した後、これを二軸延伸してもよい。
あるいは、結晶性ポリプロピレン重合体を用いた一軸延
伸フイルムの片面あるいは両面に、A−Cからなる組成
物を積層し、これを前と直角方向に延伸してもよい。
伸フイルムの片面あるいは両面に、A−Cからなる組成
物を積層し、これを前と直角方向に延伸してもよい。
本発明で得られた半透明二軸延伸積層フイルムは、次の
ような広い用途に用いられる。
ような広い用途に用いられる。
1)印刷物や写真などの上に、本フイルムを貼合せるこ
とにより、ピカピカした外観をしっとりと落ちついた外
観に変える。
とにより、ピカピカした外観をしっとりと落ちついた外
観に変える。
2)本フイルムに印刷を施すと、印刷仕上り状態が、し
っとりと落ちついた外観となる。
っとりと落ちついた外観となる。
3)本フイルムとアルミニウムなどの金属箔を貼り合せ
ると、金属箔のキラキラ感を消すことができる。
ると、金属箔のキラキラ感を消すことができる。
4)本フイルムにアルミニウムなどの金属を蒸着すると
、キラキラ感のない蒸着フイルムができる。
、キラキラ感のない蒸着フイルムができる。
5)本フイルムは、電気絶縁油など油類の含浸性が良好
ゆえ、油含浸を必要とする電気機器類(コンデンサーや
トランスなど)の絶縁層としても優れている。
ゆえ、油含浸を必要とする電気機器類(コンデンサーや
トランスなど)の絶縁層としても優れている。
6)本フイルムは、離型性が優れているので、不飽和ポ
リエステル樹脂やメラミン樹脂などを戒形する時の離型
用フイルムとして使用される。
リエステル樹脂やメラミン樹脂などを戒形する時の離型
用フイルムとして使用される。
7)本フイルムは、ヒートシールすることができるので
、そのまま袋を作ったり、自動包装機にかけることがで
きる。
、そのまま袋を作ったり、自動包装機にかけることがで
きる。
また、粗面の側に熱をかけると、その部分のみ透明化す
るゆえ、これを利用して、透明部、半透明部の混り合っ
た模様入りフイルムとすることもできる。
るゆえ、これを利用して、透明部、半透明部の混り合っ
た模様入りフイルムとすることもできる。
この透明化は、粗面の側に無色のインキで印刷しても達
戒することができる。
戒することができる。
8)本フイルムの片面に接着剤を塗布して接着テープあ
るいは接着シートを作ると、物品に接着させても、接着
部分が目立たないテープあるいはシートとなる。
るいは接着シートを作ると、物品に接着させても、接着
部分が目立たないテープあるいはシートとなる。
また、このテープで文書などの破れた所を補修し、これ
をコピーにかけても、テープはほとんどコピー面に出て
こす、きれいなコピーがとれる。
をコピーにかけても、テープはほとんどコピー面に出て
こす、きれいなコピーがとれる。
以上のように、本発明の半透明二軸延伸積層フイルムは
、非常に広汎な用途を有し、非常に有益なものである。
、非常に広汎な用途を有し、非常に有益なものである。
本発明を以下の実施例によって、さらに詳しく説明する
が、これらの実施例は本発明を限定するものではない。
が、これらの実施例は本発明を限定するものではない。
実施例1〜3、比較例l〜2
三井東圧化学■製のポリプロピレンペレット、ノーブレ
ン″″JS−1429゜′(テトラリン135℃中にお
ける〔η〕=2.25)を1台の押出機に供給し、もう
1台の押出機には、第1表に示したポリプロピレン系樹
脂組成物を供給し、短管部で合流せしめて260℃で溶
融押出して2層構造のシート状とし、これを40℃の冷
却ドラム,に巻きつけて冷却固化せしめた。
ン″″JS−1429゜′(テトラリン135℃中にお
ける〔η〕=2.25)を1台の押出機に供給し、もう
1台の押出機には、第1表に示したポリプロピレン系樹
脂組成物を供給し、短管部で合流せしめて260℃で溶
融押出して2層構造のシート状とし、これを40℃の冷
却ドラム,に巻きつけて冷却固化せしめた。
このシートを120℃に予熱して、次いで赤外線ヒータ
で局所的に加熱しつつ長手力向に5.0倍延伸した。
で局所的に加熱しつつ長手力向に5.0倍延伸した。
この−軸延伸シートをステンターに送り込み、155℃
に予熱した後、160℃で幅方向な9倍延伸した。
に予熱した後、160℃で幅方向な9倍延伸した。
次いで緊張状態のまま162℃で2秒間熱処理し、次い
で幅方向に8%弛緩を許しつつ163℃で3秒間熱処理
を加え、それを空冷し、厚さ15μ汎の二層積層二軸延
伸フイルムを得た。
で幅方向に8%弛緩を許しつつ163℃で3秒間熱処理
を加え、それを空冷し、厚さ15μ汎の二層積層二軸延
伸フイルムを得た。
得られたフイルムの厚み構成は、第1表のポリプロピレ
ン系樹脂組戒物の層が2μm、ポリプロピレン層が13
μ汎になるよう制御した。
ン系樹脂組戒物の層が2μm、ポリプロピレン層が13
μ汎になるよう制御した。
比較例として第1表に示したポリプロピレン系樹脂組戒
をもつ2種を各々積層して二層積層二軸延伸フイルムを
得た。
をもつ2種を各々積層して二層積層二軸延伸フイルムを
得た。
これらの評価結果を第1表にまとめて示す。
第1表から明らかのごとく、実施例で示した本発明ポリ
プロピレン系樹脂組或物を使用したものは霞度が著しく
大となり、満足な半透明性フイルムが得られていること
がわかる。
プロピレン系樹脂組或物を使用したものは霞度が著しく
大となり、満足な半透明性フイルムが得られていること
がわかる。
実施例 2
プロピレンホモポリマーからなる厚さ約130μ瓶の一
軸延伸フイルムの片面に、下記組成からなる溶融体を溶
融押出して積層せしめた後、冷却して、厚さ約150μ
扉の二層フイルムとした。
軸延伸フイルムの片面に、下記組成からなる溶融体を溶
融押出して積層せしめた後、冷却して、厚さ約150μ
扉の二層フイルムとした。
*1
A.プロピレン・エチレン・ブロック共重合体=80重
量部 *2 . B.低密度ポリエチレン .20重量部C.ジーt−
ブチル・パーオキサイド:0.07重量部 *1:全体に占めるブロック重合部の割合が25重量%
で、この部分のエチレン含有率80重量%であり、この
ブロック重合部以外の重合部はプロピレンのホモ重合部
である共重合体。
量部 *2 . B.低密度ポリエチレン .20重量部C.ジーt−
ブチル・パーオキサイド:0.07重量部 *1:全体に占めるブロック重合部の割合が25重量%
で、この部分のエチレン含有率80重量%であり、この
ブロック重合部以外の重合部はプロピレンのホモ重合部
である共重合体。
ASTM D1238−73の条件で測定したメルト
インデツクスは4.0g/10分。
インデツクスは4.0g/10分。
ASTM D1238−73の条件Lで測定したメル
トインデツクスは4.0g/10分。
トインデツクスは4.0g/10分。
*2:上記ASTMの条件Eで測定したメルトインデツ
クスが、7.5g/10分の低密度ポリエチレン。
クスが、7.5g/10分の低密度ポリエチレン。
A,B,Cの3成分をミキサーで均一に混合したものを
、230°Cで溶融押出して、ペレット化したものを本
組成物として用いた。
、230°Cで溶融押出して、ペレット化したものを本
組成物として用いた。
この二層フイルムを、T.M.Long社製のフイルム
・ストレッチャーにかけて、150℃に加熱しつつ、一
軸方向に7倍延伸した後、冷却した(この時の一軸延伸
の方向は、ベースの一軸延伸フイルムの延伸方向と直角
をなす方向である)。
・ストレッチャーにかけて、150℃に加熱しつつ、一
軸方向に7倍延伸した後、冷却した(この時の一軸延伸
の方向は、ベースの一軸延伸フイルムの延伸方向と直角
をなす方向である)。
得られた厚さ約22μ扉のフイルムは、片面が透明平滑
であり、反対面(組成物面)は、深さで0.5〜5.0
μ扉の表面粗さを有する粗面であった。
であり、反対面(組成物面)は、深さで0.5〜5.0
μ扉の表面粗さを有する粗面であった。
このフイルム1枚の霞度は52%と非常に高い値を示し
た。
た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 結晶性ポリプロピレン重合体からなる二軸延伸フイ
ルムの少くとも片面に、下記A−Cからなる組戒物を少
くとも1軸方向に延伸してなるフィルムを積層せしめて
なる半透明二軸延伸積層フイルム。 A:結晶性ポリプロピレンあるいは結晶性プロピレンー
α−オレフイン(プロピレンヲ除く)共重合体のうち少
くとも1種 99〜30重量部 B:ポリエチレン 1〜70重量部C:半
減期10時間を得るための分解温度が60℃以上である
有機過酸化物のうち少くとも1種 (A+B
)のioo重量部に対し0.001〜1.0重量部
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54112784A JPS5847412B2 (ja) | 1979-09-05 | 1979-09-05 | 半透明二軸延伸積層フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54112784A JPS5847412B2 (ja) | 1979-09-05 | 1979-09-05 | 半透明二軸延伸積層フィルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5638341A JPS5638341A (en) | 1981-04-13 |
| JPS5847412B2 true JPS5847412B2 (ja) | 1983-10-22 |
Family
ID=14595410
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54112784A Expired JPS5847412B2 (ja) | 1979-09-05 | 1979-09-05 | 半透明二軸延伸積層フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5847412B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58147712U (ja) * | 1982-03-30 | 1983-10-04 | 日本コンクリ−ト工業株式会社 | コンクリ−ト柱体造形型枠締付ボルトの締緩装置 |
| JPS5925829A (ja) * | 1982-08-05 | 1984-02-09 | Chisso Corp | ポリオレフイン系樹脂組成物 |
| JPS5996964A (ja) * | 1982-11-25 | 1984-06-04 | Fuji Photo Film Co Ltd | サイドプリント方法及び装置 |
| JPS5996966A (ja) * | 1982-11-27 | 1984-06-04 | Fuji Photo Film Co Ltd | サイドプリント装置 |
| JPS59106980A (ja) * | 1982-12-10 | 1984-06-20 | Fuji Photo Film Co Ltd | サイドプリント装置 |
| JPS59119422U (ja) * | 1983-02-02 | 1984-08-11 | 富士写真フイルム株式会社 | サイドプリント装置 |
| JPS60204397A (ja) * | 1984-03-29 | 1985-10-15 | Sony Corp | ハードコピー印画紙用カバーフィルム |
| JPH0513466Y2 (ja) * | 1984-11-20 | 1993-04-09 | ||
| JPS61152753A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-11 | Nippon Oil Co Ltd | 架橋樹脂組成物 |
| KR20040011649A (ko) * | 2002-07-27 | 2004-02-11 | 현대자동차주식회사 | 자동차 리어스포일러 압출용 폴리프로필렌 수지 조성물 |
| JP5895590B2 (ja) * | 2011-04-28 | 2016-03-30 | 住友化学株式会社 | ポリプロピレン樹脂組成物およびそれからなるフィルム |
| CN102757599B (zh) | 2011-04-28 | 2015-11-04 | 住友化学株式会社 | 聚丙烯树脂组合物及由其形成的薄膜 |
-
1979
- 1979-09-05 JP JP54112784A patent/JPS5847412B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5638341A (en) | 1981-04-13 |
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