JPS5846654Y2 - 発泡ワツペン - Google Patents

発泡ワツペン

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Publication number
JPS5846654Y2
JPS5846654Y2 JP8890876U JP8890876U JPS5846654Y2 JP S5846654 Y2 JPS5846654 Y2 JP S5846654Y2 JP 8890876 U JP8890876 U JP 8890876U JP 8890876 U JP8890876 U JP 8890876U JP S5846654 Y2 JPS5846654 Y2 JP S5846654Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foam
layer
transfer paper
heat
ink layer
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Expired
Application number
JP8890876U
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English (en)
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JPS537200U (ja
Inventor
戴助 佐々木
Original Assignee
凸版印刷株式会社
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Publication date
Application filed by 凸版印刷株式会社 filed Critical 凸版印刷株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、発泡ワッペン用転写紙に関するものであり、
発泡インキを用いることにより、家庭用アイロンを使用
して衣服等に簡単に熱圧着し、この熱圧着と同時に発泡
するワッペン用転写紙に関するものである。
図面により本考案を詳細に説明すると、第1図に示す様
に、転写紙ベース1上に剥離層2が形成され、この剥離
層2の上に発泡インキを用いて所望の図柄の発泡インキ
層3が形成され、さらにこの発泡インキ層3上に前記面
柄に合わせて感熱接着剤層4を形成した発泡ワッペン用
転写紙である。
ここで、転写紙ベース1の材料としてはシリコンペーパ
ー等が適当であり、又剥離層2としてはシリコン系樹脂
が適当である。
転写紙ベース1に剥離層2を形成する手段としては、シ
ルクスクリーン印刷法等で塗布する。
次に、発泡インキ層3としては油性ビニリデンと酢酸ビ
ニルをカプセル化したものに顔料等を混合したもので、
発泡温度は家庭用アイロンの加熱温度に合わせて100
〜200℃の範囲内であるものが適当である。
この発泡インキ層3の形成方法としては、塗布量を多く
することができるシルクスノーン印刷法等が適当である
さらに、感熱接着剤層4としては酢酸ビニル系の熱可塑
性接着剤が適当であり、感熱接着剤層4の接着温度は前
記発泡インキ層の発泡温度に合せて100〜200℃内
でほぼ−致させることが好ましい 以上の様にして得られた本発泡ワッペン用転写紙を衣服
等に転写する場合には、第2図に示すように本転写紙の
感熱接着剤層4を熱圧着すべき布地5に対向せしめ、さ
らに布地5の下にクッション材6(例えば植毛紙類)を
重ね合わせ、転写紙ベース1の裏面より家庭用アイロン
7で熱プレスする。
発泡インキ層3は剥離層2の溶融により転写紙ベース1
から剥離し、又感熱接着剤層4により布地5に熱圧着さ
れる。
又この熱圧着と同時に発泡インキ層3はアイロンの熱に
より発泡して、第3図に示すように発泡図柄層3′とな
る。
前述に示した構成による本発泡ワッペン用転写紙は、感
熱接着剤の接着温度及び発泡インキの発泡温度条件を1
00〜200℃内でほぼ一致したことにより、家庭用ア
イロンで簡単に熱圧着と同時に発泡するワッペンを得る
ことができる。
すなわち上記のように接着温度と発泡温度を前記範囲内
に設定したことにより、発泡インキ層3が布地等に転写
が完了したことにより、発泡条件を満たすことになる。
又従来の発泡ワッペンとしては実公昭4330145号
、実公昭42−2118号等のワッペンがあるが、これ
等の発泡ワッペンはいずれも図柄の形状に合った高価な
金型が必要であるが本考案に於いては金型は必要でなく
、又自己の所有する衣服の布地にワッペンはいずれも図
柄の形状に合った高価な金型が必要であるが本考案に於
いては金型は必要でなく、又自己の所有する衣服の布地
にワッペンを取付けるには従来のワッペンは予め発泡し
ているのでアイロン等乎垣な圧板では熱圧着することが
できず従って綴付若しくは感圧接着等の方法で取付けな
ければならないが、本発泡ワッペンは転写時には平屋で
あるから熱圧着を採用することができ、極めて強固に所
望の布に熱圧着することができ、さらには従来のワッペ
ンはベースシートがあるため厚くなってしまうが、本考
案のワッペンは発泡部分のみ転写されるので外観上極め
て好ましい。
又本発泡ワッペンの下にクッション材を置いてアイロン
でプレスすればアイロンの圧力による発泡インキ層の発
泡が抑制されたり、発泡図柄層がつぶれたりすることは
ない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は本発泡
ワッペンの断面図、第2図は本転写用発泡ワッペンの転
写を示す断面図、第3図は転写及び発泡を完了したワッ
ペンの断面図である。 1・・・・・・転写紙ベース、2・・・・・・剥離層、
3・・・・・・発泡インキ層、3′・・・・・・発泡図
柄層、4・・・・・・感熱接着剤層、5・・・・・・布
地、6・・・・・・クッション材、家庭用アイロン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 転写紙ベース上に剥離層が形成され、この剥離層の上面
    には所望の図柄の発泡インキ層が形成され、さらに、こ
    の発泡インキ層の上面には前記図柄に合せて家庭用アイ
    ロンの加熱温度である100〜200℃の範囲でしかも
    前記発泡インキ層の発泡温度と一致する溶融温度条係を
    有する感熱接着剤層が形成された発泡ワッペン用転写紙
JP8890876U 1976-07-05 1976-07-05 発泡ワツペン Expired JPS5846654Y2 (ja)

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JP8890876U JPS5846654Y2 (ja) 1976-07-05 1976-07-05 発泡ワツペン

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JPS537200U JPS537200U (ja) 1978-01-21
JPS5846654Y2 true JPS5846654Y2 (ja) 1983-10-24

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