JPS6157399A - 開口部を有する化粧した成形品およびその製造方法 - Google Patents

開口部を有する化粧した成形品およびその製造方法

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JPS6157399A
JPS6157399A JP17997184A JP17997184A JPS6157399A JP S6157399 A JPS6157399 A JP S6157399A JP 17997184 A JP17997184 A JP 17997184A JP 17997184 A JP17997184 A JP 17997184A JP S6157399 A JPS6157399 A JP S6157399A
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JP
Japan
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molded product
opening
transfer film
film
jig
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JP17997184A
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Inventor
石沢 秀夫
和彦 太田
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は開口部を有する三次元状態の成形品に対する化
粧方法に関し、特に成形品の深い凹部や開口部の側面に
まで転写方式により絵柄模様を付ける方法に関する。 
本発明の対象となる製品としてはエアコン、mff1ヒ
ーター等のスリット部を有する空調関係の成形物、自動
車のダツシュボード、コンソールパネル、計器板に代表
される自動車部品等に代表される。
〔従来の技術〕
従来上記のような開口部や凹部を有する三次元状態の成
形品表面に木目柄等の化粧をすることは困難であり一般
に次の三種類の方法がなされていた。 すなわち、■通
常墨流し法と称する方法で射出成形用の樹脂ベレットと
して2〜3色の着色ベレットを用い成形時にランダムに
混合して成形しこれらの着色ベレットが不均一にランダ
ム状に流れ状態の模様を形成する方法 ■ホッl〜スタ
ンプに称せられるポリエステルフィルム等の離型フィル
ム上に絵柄模様を印刷した転写フィルムを成形品を加熱
した状態でロールないしは平圧でゴムを使用して転写す
る方法でポリウレタン等弾性を有する軟質ゴムを用いて
加圧し成形品の凹部にまで食い込ませ絵柄模様を転写さ
せる方法 ■インサートモールド方法と称し予め成形品
に近い形状に絵柄模様を有する転写フィルムを真空成形
しておき射出成形金型内に挿入し射出成形し一体化させ
る方法ないしは絵柄模様を離型性を有する転写基体に印
刷をし同じ操作により射出成形で一体化させた後離型フ
ィルムを剥離する方法等がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、■の墨流し方法では樹脂の成形時の流れ状態に
より模様が形成されるために模様の再現性、企画性に欠
けること ■のホットスタンプ方法では成形品が三次曲
面であるか、三次曲面でも平面状態に近い曲率の形状に
限定されること、また特に深い凹部、開口部の側面には
全く転写が不可能であること ■の方法では一度真空成
形した形状のものを射出成形金型にセットするに際しフ
ィルムの熱収縮を配慮して真空成形型を設計しなければ
ならないこと、射出成形の金型を真空成形したフィルム
の全ての部分に均一に樹脂を送り込むために射出成形型
のゲート位置や数を配Inシて1金型設計しなければな
らないこと等種々の技術上の問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は以上の■〜■等のもつ問題点を解決させた転写
方式による成形品への化粧方法であり、またこれによっ
て得られた成形品である。 先ず、本発明に用いる治具
について述べるならば、その立体形状を有する成形品と
合体する治具においてその治具の成形品の開口部に相当
する部分は全面均一に通気孔を備え、成形品の側部に相
当する部分には垂直方向に細い溝を備えることを特徴と
するものである。 この治具を用いて成形品を固定させ
、この成形品に相対させて剥離性を有する熱可塑性基体
に絵柄模様を有する転写フィルムをチャンバーA、Bの
隔壁としてセットし、この転写フィルムを成形品の表面
に、チャンバーA、B間に生ぜしめた気圧の差を利用し
て密着させることにより、成形品に絵柄模様を接着転移
させようとするものであり、このときの接着の補助手段
として成形品上部より成形品の加熱温度以上の加熱空気
を全面に噴射させたりすなわちチャンバーA内に加熱し
た過剰の空気を強制的に流入せしめ、また、絵柄模様を
有する転写フィルムの接む面に感熱タイプの接着剤を用
い、ざらに成形品表面に予めその感熱型接着剤と加熱状
態で反応する接着剤を塗布しておいたり、転写フィルム
として成形品の凹部及び開口部に入り込むに必要な伸び
率を有する転写フィルムの厚さを選択したりするのであ
る。
〔作用〕
次に図面を用いて本発明を説明する。 寸なわち、第1
図は本発明の転写フィルムの拡大概略断面図でありく1
)は剥離性基体フィルム、(2)は剥!1層、(3)は
印刷した絵柄模様層、(4)は感熱型接着剤層を示す。
 第2図は転写フィルム(5)、被転写成形品(6)お
よび成形品をd′3さえる治具(9)の配置関係を°示
す説明図である。
第3図は成形品(6)および治具(9)を示す図であり
くイ)はその断面図的説明図、(ロ)はその平面図的説
明図を示すものである。 本発明は、立体形状を有する
成形品と合体する治具においてその治具の成形品の開口
部に相当する部分には全面均一に通気孔を設け、成形品
の側部に相当する治具の部分には垂直方向に細い溝を設
けたものを使用し、成形品に相対させて剥離性熱可塑性
基体に絵柄模様を有する転写フィルムをセットし、該転
写フィルムと成形品を加熱状態にしてチャンバーBを減
圧すると同時に成形品を治具とともに上昇させてチャン
バーASB間に生ぜしめた気圧の差を利用して転写フィ
ルムを成形品に密着させ、このとき必要に応じてチャン
バーAに加熱した成形品の加熱温度以上に加熱した過剰
のエアーを流入せしめるのである。 この際フィルムの
真空成形のむづかしい、開口部に相当する部分は治具の
通気孔よりまた側面部治具の溝を通して真空に引かれ、
成形品の開口部に相当する側面部および成形品の周辺側
面部に転写される。 次いで真空および圧空を止め大気
圧状態に戻し成形品より転写フィルムの剥離基体フィル
ムを剥離させる。 第4図は剥離性基体フィルムを剥離
させた絵柄模様を有する成形品を示す。 転写フィルム
の剥離性基体フィルムとしては■ポリエステル、ポリプ
ロピレン、ナイロン等の各単体フィルム、 ■ポリ塩化
ビニル、ABS樹脂、ポリスチロール等の各フィルムに
剥離層を設けたフィルム、■■のフィルムと■のフィル
ムを積層したフィルム、■■の積層フィルムに剥離層を
設けたフィルムおよび■■のフィルムの剥離層側と反対
の面に熱可塑性の樹脂を塗布したフィルム等が適用でき
る。 次に剥離層としては塩化ゴム、環化ゴム、ポリア
ミド、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の熱可塑性樹脂
の塗布膜ないしはメラミン樹脂、アクリル樹脂等の低温
焼き付はタイプの樹脂の塗布膜が利用され、通常グラビ
ア版によるグラビアコートかナチュラルコートないしは
リバースコート方式により塗布される。 次に絵柄模様
層としては通常グラビア印刷でなされ成形品の基材に応
じてその成形品樹脂に熱可塑性の良い樹脂をベースにし
たインキが使用される。 これらのインキベースとなる
樹脂には塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合樹脂、ウレタン樹脂等が使用される。
 次に転写フィルムの接着剤としては感熱型の接着剤例
えばエチレン−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル樹脂、
ブチラール樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ウ
レタン樹脂等の樹脂が適用できる。 成形品としては熱
可塑性樹脂に限れば特に制約はない。 またエンジニア
リングプラスチックや熱硬化型樹脂の場合は熱可塑性樹
脂塗料を予め成形品表面に塗布等することにJ:り本発
明による転写方式が適用できる。 特許請求の範囲第4
項に記載した反応する方式に適用できる樹脂の組み合わ
せとしては成形品側の塗料にポリオール樹脂、ポリエス
テル樹脂等を基本とした樹脂を用い転写フィルム側の接
着剤の中にイソシアネートを加えるか、この逆の組み合
せを取れば良い。 この場合転写によりこれらが接して
ウレタン結合をし強度な接着力を得ることができる。
〔実施例〕
実施例1 25μ厚のポリプロピレンフィルムと200μ厚の塩化
ビニル樹脂フィルムを相互に接着させた剥離性基体フィ
ルムの塩化ビニル樹脂面に塩化ゴム系樹脂を塗布しこれ
を剥ll!lt層として、次に通常の塩化ビニル樹脂系
インキにて印刷をし、更にアクリル系樹脂の接着剤を塗
布して転写フィルムを作成する。 ABS樹脂の成形品
に上記のプロセスに従い真空および加熱圧空により転写
し、塩化ビニル樹脂とポリプロピレンをラミネートした
基体フィルムを剥離し表面に絵柄模様を有する成形品を
得た。 この転写に際しては第3図のような成形品およ
び治具であった。
実施例2 実施例1において転写フィルムの接着剤とじてポリオー
ルを含むアクリル系樹脂を使用し、へBS樹脂成形品に
は予めイソシアネートを含むアクリル系樹脂を塗布使用
した。 実施例1に比較して耐熱接着力のすぐれた絵柄
根株を有する成形品を得ることができた。
〔発明の効果〕
本発明は、以上のような開口部を有する化粧した成形品
及びその製造方法であって、治具の成形品の開口部に相
当する部分には全面均一に通気孔を設け、ざらに成形品
の側部に相当する治具の部分には垂直方向に細かい溝を
設けたことにより成形品に転写フィルムを接着する場合
に両者が完全に密着できるようにしたものを用いたため
に、成形品の深い凹部や開口部の側面にも絵柄がつけら
れるようになり、意匠効果のすぐれた開口部を有する化
粧した成形品が得られる。 以上のように本発明は品質
面、実用面において極めて優れた開口部を有する化粧し
た成形品及びその製造方法を得ることができるといえる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の転写フィルムの拡大概略断面図であり
、第2図は転写フィルム、被転写成形品および成形品を
おさえる治具の配画関係を示す説第4図は剥離性基体フ
ィルムを剥離させた絵柄模様を有する成形品の断面図的
説明図を示すものである。 1・・・剥離性基体フィルム  2・・・剥離層3・・
・絵柄模様層  4・・・感熱型接着剤層5・・・転写
フィルム  6・・・成形品7・・・成形品開口部  
8・・・成形品側部9・・・治具    10・−・治
具通気孔A、B・・・チャンバー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平坦部ばかりでなく凹部および開口部側面にまで感
    熱接着剤層、絵柄模様層および剥離層よりなる転写化粧
    層を形成してなる化粧した成形品 2 立体形状を有する成形品と合体する治具としてその
    治具の成形品の開口部に相当する部分には全面均一に通
    気孔を設け、成形品の側部に相当する部分には垂直方向
    に細い溝を設けたものを使用し、成形品に相対させて剥
    離性熱可塑性基体に絵柄模様を有する転写フィルムをセ
    ットし、該転写フィルムと成形品を加熱状態にしてチャ
    ンバーBを減圧させると同時に成形品を治具とともに上
    昇させて転写フィルムを成形品に密着させることにより
    成形品に絵柄模様を転移させることを特徴とした開口部
    を有する化粧した成形品の製造方法 3 接着の補助に成形品上昇時にチャンバーA内に加熱
    温度以上の温度を有する加熱空気を全面に噴射させる特
    許請求の範囲第2項に記載の開口部を有する化粧した成
    形品の製造方法 4 絵柄模様を有する転写フィルムの接着面に感熱タイ
    プの接着剤を用いること、および成形品に予め感熱タイ
    プの接着剤と加熱状態で反応する接着剤を塗布しておく
    特許請求の範囲第2項および第3項に記載の開口部を有
    する化粧した成形品の製造方法 5 転写フィルムは成形品の凹部および開口部に入り込
    むに必要な伸び率に相当したフィルムの厚さを有するも
    のを使用して行なう特許請求の範囲第2項、第3項およ
    び第4項に記載の開口部を有する化粧した成形品の製造
    方法
JP17997184A 1984-08-29 1984-08-29 開口部を有する化粧した成形品およびその製造方法 Pending JPS6157399A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0229332A (ja) * 1988-04-05 1990-01-31 Goyo Shiko Kk 転写用積層材及びその製造方法
JPH02132000A (ja) * 1988-11-14 1990-05-21 Sanyo Electric Co Ltd 外装体
JP2012111045A (ja) * 2010-11-19 2012-06-14 Faltec Co Ltd ホットスタンプ方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5256617A (en) * 1975-11-04 1977-05-10 Toppan Printing Co Ltd Method of producing ornamental materials

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