JPS5846653Y2 - 発泡ワツペン - Google Patents
発泡ワツペンInfo
- Publication number
- JPS5846653Y2 JPS5846653Y2 JP8890776U JP8890776U JPS5846653Y2 JP S5846653 Y2 JPS5846653 Y2 JP S5846653Y2 JP 8890776 U JP8890776 U JP 8890776U JP 8890776 U JP8890776 U JP 8890776U JP S5846653 Y2 JPS5846653 Y2 JP S5846653Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- patch
- foam
- sensitive adhesive
- foamed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Adornments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、感熱接着性発泡ワッペンに関するものであり
、家庭用アイロンを使用して簡単に衣服等に熱圧着する
と同時に発泡するワッペンに関するものである。
、家庭用アイロンを使用して簡単に衣服等に熱圧着する
と同時に発泡するワッペンに関するものである。
すなわち、本考案はワッペン材のベースである起毛材の
背面には感熱接着剤層が形成され、他方この起毛材の起
毛面には家庭用アイロンの加熱温度である１００〜２０
０℃の範囲でしかも前記感熱接着剤層の溶融温度と一致
すよ発泡温度条件を有する発泡インキ層による図柄が形
成されている発泡ワッペンである。
背面には感熱接着剤層が形成され、他方この起毛材の起
毛面には家庭用アイロンの加熱温度である１００〜２０
０℃の範囲でしかも前記感熱接着剤層の溶融温度と一致
すよ発泡温度条件を有する発泡インキ層による図柄が形
成されている発泡ワッペンである。
以下に図面により本考案を詳細に説明すると、第１図に
示すように、ワッペン材のベースとして植毛を施した起
毛材１を使用し、この起毛材１としてはナイロン、レー
ヨン等が適当である。
示すように、ワッペン材のベースとして植毛を施した起
毛材１を使用し、この起毛材１としてはナイロン、レー
ヨン等が適当である。
該起毛材１の背面に感熱接着剤層２を形成する。
感熱接着剤としては酢酸ビニル系の熱可塑性接着剤が適
当である。
当である。
次に該起毛材１の起毛面に感熱接着剤の溶融温度と発泡
温度条件が一致する発泡インキ゛を用いて所望の図柄の
発泡インキ層３を形成する。
温度条件が一致する発泡インキ゛を用いて所望の図柄の
発泡インキ層３を形成する。
この発泡インキとしては例えば油性ビニリテ゛ンと水性
酢酸ビニルをカプセル化した物に着色顔料等を混合した
もので、家庭用アイロンで加熱できるように発泡温度は
１００〜２００℃の範囲にあるものが適当である。
酢酸ビニルをカプセル化した物に着色顔料等を混合した
もので、家庭用アイロンで加熱できるように発泡温度は
１００〜２００℃の範囲にあるものが適当である。
又この発泡インキ層３の形成方法としては、塗布量を多
くシ、発泡インキ層を厚くできるシルクスクリーン印刷
法が適当である。
くシ、発泡インキ層を厚くできるシルクスクリーン印刷
法が適当である。
このようにして本考案の発泡ワッペンは完成される。
以上の如く得られた本発泡ワッペンを布地４に熱圧着す
る場合には、本発泡ワッペンの感熱接着剤層２に布地４
を、発泡インキ層３にクッション材５をそれぞれ対向せ
しめ、布地４の裏面より家庭用アイロン６でプレスする
ことにより、第３図に示す如く布地４に感熱接着剤層２
により熱接着され、同時に発泡インキ層３がアイロンの
熱により発泡して発泡図柄３′となる。
る場合には、本発泡ワッペンの感熱接着剤層２に布地４
を、発泡インキ層３にクッション材５をそれぞれ対向せ
しめ、布地４の裏面より家庭用アイロン６でプレスする
ことにより、第３図に示す如く布地４に感熱接着剤層２
により熱接着され、同時に発泡インキ層３がアイロンの
熱により発泡して発泡図柄３′となる。
前述の如くワッペン材の下にクッション材５（例えば植
毛紙類）を置いて熱圧着すれば家庭用アイロン６の圧力
による発泡インキ層３の発泡が抑制されたり発泡図柄３
′がつぶれたりすることはない。
毛紙類）を置いて熱圧着すれば家庭用アイロン６の圧力
による発泡インキ層３の発泡が抑制されたり発泡図柄３
′がつぶれたりすることはない。
前述の如き構成の本感熱接着発泡ワッペンは、家庭用ア
イロンで衣服等に簡単に熱圧着することができ、又感熱
接触剤の溶融温度と発泡インキの発泡温度条件を一致さ
せたことにより、熱圧着と同時に発泡する。
イロンで衣服等に簡単に熱圧着することができ、又感熱
接触剤の溶融温度と発泡インキの発泡温度条件を一致さ
せたことにより、熱圧着と同時に発泡する。
又ワッペン材のベースとして植毛を施された起毛材を使
用したことにより、インキの含浸量が多くなり、又圧力
による発泡が抑制されることが少なく発泡効果の高いワ
ッペンか得られる。
用したことにより、インキの含浸量が多くなり、又圧力
による発泡が抑制されることが少なく発泡効果の高いワ
ッペンか得られる。
さらに従来例えば実公昭４３−３０１４５号、実公昭４
２−２１１８号の如く予め発泡した材料を用いたワッペ
ンはあったが、かかる従来のワッペンは成形用の高価な
金型が必要であり、又所望の衣服に取付ける場合、既に
成形による凹凸が形成されているので圧力をアイロンで
均−特にワッペンの周縁にかけることができないため感
熱接着剤を用いることができなかったが、本考案のワッ
ペンは家庭用アイロンで熱圧着する時にはワッペン自体
は平担に近い状態であって、ワッペンが熱圧着された後
で発泡インキ層に熱が伝わって発泡するので感熱接着剤
を用いてもワッペン全体を均一に熱圧着でき、従って強
固に接着されることになり、洗濯等により剥れることが
ない。
２−２１１８号の如く予め発泡した材料を用いたワッペ
ンはあったが、かかる従来のワッペンは成形用の高価な
金型が必要であり、又所望の衣服に取付ける場合、既に
成形による凹凸が形成されているので圧力をアイロンで
均−特にワッペンの周縁にかけることができないため感
熱接着剤を用いることができなかったが、本考案のワッ
ペンは家庭用アイロンで熱圧着する時にはワッペン自体
は平担に近い状態であって、ワッペンが熱圧着された後
で発泡インキ層に熱が伝わって発泡するので感熱接着剤
を用いてもワッペン全体を均一に熱圧着でき、従って強
固に接着されることになり、洗濯等により剥れることが
ない。
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第１図は
本発泡ワッペンの断面図であり、第２図は本発泡ワッペ
ンの熱圧着を示す断面図であり、第３図は本発泡ワッペ
ンの布地に熱接着された状態を示す断面図である。 １・・・・・・起毛材、２・・・・・・感熱接着剤層、
３・・・・・・発泡インキ層、４・・・・・・布地、５
・・・・・・クッション材、６・・・・・・家庭用アイ
ロン、３′・・・・・・発泡図柄。
本発泡ワッペンの断面図であり、第２図は本発泡ワッペ
ンの熱圧着を示す断面図であり、第３図は本発泡ワッペ
ンの布地に熱接着された状態を示す断面図である。 １・・・・・・起毛材、２・・・・・・感熱接着剤層、
３・・・・・・発泡インキ層、４・・・・・・布地、５
・・・・・・クッション材、６・・・・・・家庭用アイ
ロン、３′・・・・・・発泡図柄。
Claims (1)
- ワッペン材のベースである植毛が施された起毛材の背面
には感熱接着剤層が形成され、他方この起毛材の起毛面
には家庭用アイロンの加熱温度である１００〜２００℃
の範囲でしかも前記感熱接着剤層の溶融温度と一致する
発泡温度条件を有する発泡インキ層による所望の図柄が
形成されている発泡ワッペン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8890776U JPS5846653Y2 (ja) | 1976-07-05 | 1976-07-05 | 発泡ワツペン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8890776U JPS5846653Y2 (ja) | 1976-07-05 | 1976-07-05 | 発泡ワツペン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS537199U JPS537199U (ja) | 1978-01-21 |
| JPS5846653Y2 true JPS5846653Y2 (ja) | 1983-10-24 |
Family
ID=28699608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8890776U Expired JPS5846653Y2 (ja) | 1976-07-05 | 1976-07-05 | 発泡ワツペン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5846653Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH062461B2 (ja) * | 1989-05-22 | 1994-01-12 | 株式会社ナブコ | マスタシリンダのリターンスプリング部構造 |
-
1976
- 1976-07-05 JP JP8890776U patent/JPS5846653Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS537199U (ja) | 1978-01-21 |
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