JPS5846422B2 - 紙幣類搬送装置 - Google Patents

紙幣類搬送装置

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Publication number
JPS5846422B2
JPS5846422B2 JP51027430A JP2743076A JPS5846422B2 JP S5846422 B2 JPS5846422 B2 JP S5846422B2 JP 51027430 A JP51027430 A JP 51027430A JP 2743076 A JP2743076 A JP 2743076A JP S5846422 B2 JPS5846422 B2 JP S5846422B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
banknotes
speed
case
banknote
Prior art date
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Expired
Application number
JP51027430A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52110696A (en
Inventor
正己 笠井
輝義 油布
勝彦 有本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
Priority to JP51027430A priority Critical patent/JPS5846422B2/ja
Publication of JPS52110696A publication Critical patent/JPS52110696A/ja
Publication of JPS5846422B2 publication Critical patent/JPS5846422B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は紙幣類を往復移送させるような搬送装置に関
する。
たとえば預金機や両替機では、客によって投入された紙
幣を読み取ってその真偽や金額を判定している。
ところで、紙幣は一般に二つ折り、または四つ折りされ
たりしてしわがあるので、紙幣を引張状態で取込んで読
み取るほうが精度が向上して好ましい。
このためには、まず速度の遅い第1移送手段で客からの
紙幣を取り込んだのち、速度の速い第2移送手段でこれ
を引張るようにして搬送しつつ読取るとよい。
しかしながら、紙幣が折られたまま投入されたり、また
は読取の結果偽紙幣と判ったときなど、受は入れた紙幣
類を投入口へ返却したい場合がある。
このような場合、上記の第1ならびに第2移送手段を単
に逆転させるだけでは返却される紙幣類は速度差のため
に両移送手段の間の受渡箇所においてジャミングしてし
まうという欠点がある。
この発明は上記の欠点を解決した紙幣類の搬送装置を提
供することを目的とする。
この発明によれば、上記の第1ならびに第2移送手段の
移送速度を正逆転に応じて自動的に切換える。
すなわち、紙幣類の正転受人時は第2移送手段の速度が
第」移送手段の速度よりも速い点は従来と同じであるが
、逆転返却時は第1移送手段の速度が第2移送手段の速
度よりも速いかまたは等しくなるように変速する。
したがって、この発明では返却のときにも紙幣類がジャ
ミングしたりすることはない。
このような特徴を有するこの発明の一実施例を以下図面
に基づいて詳述する。
この実施例は現金自動預金機を示し、この預金機はカー
ドと通帳との相方を利用するタイプであるO 第1図において、案内表示器1は預金機操作の手順を順
次案内する。
カード挿入口2は客に付与したカードが挿入さね、この
カードには銀行番号、口座番号、暗証番号などの必要な
データが磁気記録されている。
通帳挿入口3は客に付与した通帳が挿入されるが、この
場合通帳は印字欄を開けて挿入される。
紙幣ケース4は預金のための紙幣を受入れ、通常はケー
ス外面が操作パネル5と面一にあって、カードの投入後
、銀行番号や暗証番号の検査がOKであり、かつその後
に投入された通帳と上記カードが所定の関係にあること
が判明したとき、匍脚部より開口指令を受けて傾倒し、
開口部を操作パネル5の面より突出させる。
そしてこの紙幣ケース4は束ねられた複数枚の紙幣を投
入し得る容積に設けられている。
返却口6は預金のために投入された紙幣を返却し、この
返却は客が返却を希望した場合のほか投入紙幣が偽造紙
幣と判定された場合にも行なわれる。
金額表示器7は預金のために投入した紙幣を計数してそ
の金額合計値を表示する。
テンキー8は客が記憶する暗証番号を入力し、桁表示ラ
ンプ9は入力される暗証番号の桁を表示する。
ファンクションキー10は未記帳印字または残高照会な
どの動作を指定する。
返却ボタン11は客が預金のために投入した紙幣の返却
を希望するとき操作されることによって投入紙幣を返却
口6に返却し、呼出しボタン12は預金機にトラブルが
生じたとき操作されることによって係員を呼び出す。
第2図〜第5図は前述の紙幣ケース4を示し、紙幣ケー
ス4は上面側に紙幣を横にしかつ束ねて投入し得る開口
部を有し、紙幣ケース4の底面には支持枠13が固定さ
へこの支持枠13の両側より垂設された垂設片14,1
4の前面側近傍が固定基板15に垂設された固定片16
.16の固定軸17に軸支されて、紙幣ケース4は操作
パネル5よりその上面開口部が露出するよう傾倒可能に
設けられている。
紙幣ケース4の一方面側にはこの紙幣ケース4を傾倒復
帰させる傾倒機構が設けられている。
すなわち垂設片14の固定軸17より内側の位置にピン
18を介して傾倒片19が枢着されていて、この傾倒片
19は垂直姿勢にあって、中央部には表札20を穿設し
ている。
前述の固定基板15に固定された固定部材21にはピン
22を介して横杆23が枢着され、この横杆23の紙幣
ケース4側には前述の傾倒片19の長孔20に嵌入する
ピン24が設けられ、このピン24と傾倒片19の上端
部との間には第1ススプリング25が介装されている。
前述の横杆23の紙幣ケース4側端部と前述の固定基板
15より上方に延設した固定杆26の上端部との間には
第2スプリング27が介装されている。
上述の横杆23の他端部には第1カムローラ28が軸支
されていて、この第1カムローラ28は一方向に回動す
る回動軸29に固定された第1カム30に接し、前述の
第2スプリング27によって押圧付勢されている。
前述の紙幣ケース4の垂設片14には係止部31が形成
されていて、この係止部31には前述の固定片16に軸
32によって枢着されたフック33が係止離脱可能に設
けられ、スプリング34によって係止状態に付勢されて
いる。
上述のフック33は紙幣ケース4を紙幣の受は入れない
姿勢にロックするものであって、このフック33には第
2カムローラ35が設けられ、このカムローラ35は前
述の回動軸29に固定された第2カム36に接している
前述の第1カム30および第2カム36は第6図の展開
図に示す。
前述の回動軸29には%回転クラッチ37が設けられ、
このクラッチ37は、その入力側が第1モータ38より
適宜伝動機構を介して駆動され、またソレノイド(図示
せず)によって起動されたとき、その出力側の回動軸2
9を%回転させたのち自動的に停止させる。
紙幣ケース4が操作パネル5内に収納されて紙幣を受入
れない姿勢にあるときはフック33と紙幣ケース4側の
係止部31とは係合し、紙幣ケース4はロックされてい
る。
このときフック33側の第2カムローラ35は第2カム
36の凹部に位置し、横杆23の第1カムローラ28は
第1カム30の凸部に位置している。
%回転クラッチ37が制御部からの開口指令を受けて起
動し、紙幣を受入れるために%回転すると、その初期に
おいて、フック33は第2カムローラ35が第2カム3
6の凸部に位置させられるため係止部31との係合が解
かれて紙幣ケース4のロックが外れる。
また横杆23の第1カムローラ28は、カムローラ35
がカム36の凸部にある間に、第1カム30の凹部に位
置させられるので、第2スプリング27の弾性によって
ピン24が引き上げられ長孔20を介して傾倒片19を
持上げるので紙幣ケース4は固定軸17を軸芯として前
面側に傾倒する。
なお紙幣ケース4の傾倒において故意に紙幣ケース4を
外部より押えて傾倒を阻害した場合は横杆23の引上げ
が阻止されるため第1カムローラ28は第1カム30の
凹部上側に浮いた状態となり第2スプリング27が阻止
状態を吸収している。
ついで紙幣ケース4の故意の傾倒阻止が解かれると第2
スプリング27の弾性によって紙幣ケース4は前述と同
様に傾倒する。
つぎに紙幣ケース4への紙幣投入が終了すると、客はケ
ース4を押して閉める。
このとき停止部31がフック33にかみ合うので、ケー
ス4は閉位置でロックされる。
ケース4の開放後、所定時間経ても客がケース4を閉め
ないときは、タイムオーバー信号によってソレノイドを
励磁し、%回転クラッチ37を%回転させる。
これによって横杆23の第1カムローラ28は再び第1
カム30の凸部に位置させられてピン24は引下げられ
る。
そのため第1スプリング25を介して傾倒片19は引下
げられるので紙幣ケース4は操作パネル5内に収納され
る。
そしてフック33は係止部31との接当によって一旦押
し下げられるが、その後スプリング34の弾性によって
係止部31と係合し、紙幣ケース4をロックする。
なお紙幣ケース4の収納時に紙幣ケース4の開口部に客
の手がはさまれたときは横杆23のピン24が長孔20
内を下動するのみで第1スプリング25が紙幣ケース4
の不動外を吸収する。
そして客の手が抜かれたならば第1スプリング25の弾
性によって紙幣ケース4は収納される。
なお、客が紙幣ケース4を閉めた場合は、適宜の時期に
ソレノイドが駆動され%回転クラッチ37は残りの%回
転を行ない、カム30.36を初期位置に戻す。
このようにして紙幣ケース4が閉じられると、ケースス
イッチMSWが傾倒片19の下端を検知し、かつ図示し
ない光電スイッチがケース4内の紙幣の存在を検知し、
これによって後述する取込みローラ40および偏芯ロー
ラ56が駆動され、紙幣の1枚取込みが行なわれる。
前述の紙幣ケース4は前板4aと後板4bと左右両側板
4c、4cとによって形成され、上部は紙幣投入のため
の開口部4dを形成し、底部は前述の支持枠13によっ
て底を形成している。
上述の紙幣ケース4内部には投入された紙幣を前板4a
側より後板4b側に押圧付勢する押え板39が垂直姿勢
で設けられ、かつこの押え板39は紙幣ケース4の後板
4b側−角に臨む取込みローラ40側が内側になるよう
傾斜させられ、収納した紙幣の取込みローラ40側が取
込みローラ40に接するように設けられている。
上述の押え板39の可動構成は支持枠13の下面に設け
られている。
すなわち支持枠13の下面には前後方向に2本の摺動軸
41.42が架設されていて、この摺動軸41,42の
一方41には可動枠43のボス部44が摺動可能に軸支
さへ他方42には可動枠43の端面上下に軸支されたガ
イドローラ45゜45が摺接されており、この可動枠4
3はスプリング46によって後板4b側に付勢されてい
る。
前述の支持枠13には前述の可動枠43と対向する一部
に剖貫部47が穿設され、この刺貫部47より可動枠4
3の上面より連設された突片48が紙幣ケース4内に突
出し、この突片48の内側に前述の押え板39が固定さ
れている。
上述の押え板39は紙幣ケース4が紙幣受入れのために
傾倒したとき前板4a側に移動して紙幣の投入を容易に
行なわせるように構成されている。
すなわち支持枠13の一方の垂設片14より内側に延設
された固定部材49にはへの字杆50の中間部がピン5
1によって枢着され、このへの字杆50の一端には第3
カムローラ52が枢着されている。
この第3カムローラ52と対向する固定軸17には第3
カム53が固定され、この第3カム53の周面には凹部
とこれにつながる凸部が形成されていて、前述の第3カ
ムローラ52は紙幣ケース4が収納状態にあるとき第3
カム53の凹部に位置され、かつ適宜のスプリングによ
って押圧付勢されている。
前述のへの字杆50の他端にはローラ54が枢着されて
いて、このローラ54は可動枠43に連設した突起55
と対向している。
すなわち紙幣ケース4が傾倒されると固定軸17および
第3カム53は位置固定のため第3カムローラ52が第
3カム53の周面を摺動する。
そして第3カムローラ52が第3カム53の凹部より凸
部に位置させられると、への字杆50は可動し、他方の
ローラ54は可動枠43の突起55を前方に押出す。
そのため可動枠43は前板4a側に移動し、これに連設
された押え板39は前板4a側に可動し、紙幣の受入れ
を広くする。
なお紙幣ケース4が操作パネル5内に収納されると、第
3カム53の凹部に第3カムローラ52が落込むのでへ
の字杆50は元の姿勢にもどされてローラ54の突起5
5に対する抑圧が解かれ、押え板39はスプリング46
による抑圧姿勢にもどされる。
前述の紙幣ケース4の後板4bの中間部には送込みロー
ラ56が内部に臨ませてあって、この送込みローラ56
は偏芯ローラであって紙幣を取込みローラ40に送込む
第7図の展開図に各種ローラの駆動構成を示す。
第1軸57はフランジF1によって軸受支持されており
、フランジF1はベース15に固定されている。
送込みローラ56は第1軸57に遊転状態に軸支され、
かつその中央部にプーリ溝を形成している。
この第1軸57にはスリーブ58が1111してあり、
このスリーブ58には返却用一方向クラッチ59Rが装
着され、このクラッチ59Rの出力側には第1■プーリ
60が接続されている。
上述の返却用一方向クラッチ59Rは、第3図で第1軸
57が時計方向に回転する際、すなわち紙幣の返却方向
にロック方向が設定さへ軸57が反時計方向すなわち紙
幣の取込み方向はフリーとなる。
第2軸61はフランジF2によって軸受支持されており
、フランジF2はベース15に固定されている。
第2軸61には電磁クラッチ62Eが取り付けてあり、
電磁クラッチ62Eのロータは第2軸61にキー止めさ
れており、またクラッチ62Eのアーマチュアバブは第
2軸61に軸受支持されたスリーブ58′にネジ止めさ
れている。
スリーブ58′には取込み用一方向クラッチ62Rが装
着され、このクラッチ62Rは、第3図でスリーブ58
′が反時計方向に回転する際、すなわち紙幣の取込方向
にロック方向が設定され、スリーブ58′が反時計方向
すなわち紙幣の返却方向はフリーとなる。
そして上述のクラッチ62Rの出力側には第2vプーリ
63が接続されている。
一方、第2軸61にはさらにプーリ64が固定されてお
り、このプーリ64と前述の送込みローラ56のプーリ
溝とに丸ベルト65が張設されていて、送込みローラ5
6はこの丸ベルト65によって駆動される。
取込みローラ40は第3軸66に回転自在に支持されて
いて、取込みローラ40には第3■プーリ67が固定さ
れている。
そして前述の第1・第2および上述の第3のVプーリ6
0,63.67にはVベルト68が張設されている。
前述の第1軸51の下端には電磁クラッチ59Eのロー
タがキー止めされており、クラッチ59Eのアーマチュ
アバブは軸57に軸受支持された第4Vプーリ69にネ
ジ止めされている。
一方、第2軸61の下端には大径の第5vプーリ10が
図示せぬネジまたはノックピンによって固定され、これ
ら■プーリ69,70は第1モータ38の出力ブーリフ
1よりVベルト12を介して動力伝動される。
上述の第1モータ38は正逆転モータであって、たとえ
ば正転時を紙幣の取込方向とすると、上述したケース4
の開口指令によってモータ38は正転し、これによって
第4■プーリ69ならびに電磁クラッチ59Eのアーマ
チュアバブ、および第5■プーリ70が第3図の反時計
方向に回転する。
このとき、電磁クラッチ59EはまだONされていない
ので第1軸57は回転しないが、第5■プーリ70と固
定された第2軸61およびこれに固定された電磁クラッ
チ62Eのロータならびにプ−リ64は回転する。
続いて客がケース4に紙幣を一括投入したのちこのケー
ス4を閉じるとケーススイッチMSWが作動し、かつ図
示せぬ光電スイッチが紙幣の存在を検知したとき電磁ク
ラッチ59EがONし、これによって電磁クラッチ59
Eのロータが回転して第1軸57とスリーブ58も回転
する。
続いて取込開始指令が発せられると電磁クラッチ62E
がONL、これによって電磁クラッチ62Eのアーマチ
ュアバブとともにスリーブ58′が回転する。
さてここで返却用一方向クラッチ59Rは駆動方向が返
却方向に設定されているためフリーとなり、取込み用一
方向クラッチ62Rがロック状態になって、取込みロー
ラ40は第2vプーリ63の出力によって取込み方向に
駆動される。
なお、送込みローラ56は第2軸61に固定されたプー
リ64より丸ベルト65を介して取込み方向に駆動され
る。
さて、1枚取込みされた紙幣の先端が後述する光電検知
器108,109に達すると電磁クラッチ62EがOF
Fされる。
そして取込まれた紙幣が所定位置までさらに送られたの
ち再び電磁クラッチ62EがONされ、次の1枚取込み
が行なわれる。
そして、上述の光電スイッチがケース4内に紙幣が残っ
ていないことを検知するまで、これらのことが繰返えさ
れる。
つぎに紙幣の返却について述べると、返却時には第1モ
ータ38を逆転するとともに、電磁クラッチ59EはO
Nしたままで電磁クラッチ62EをOFFする。
すると、軸受支持されたスリーブ58′は駆動されず、
したがって第2■プーリ63は一方向クラッチ62Rに
関係なく単にアイドラとなる。
一方、返却用一方向クラッチ59Rはロック状態になっ
て取込みローラ40は第1vプーリ60の出力によって
返却方向に駆動される。
このとき取込みローラ40の返却速度は、第4プーリ6
9の径が第5プーリ10の径より小さく設定されている
ため取込み速度より速くなる。
そしてこの返却と取込みとの速度差は後述する第1移送
装置との関係で役立てられる。
前述の取込みローラ40には押圧ローラ73が対向させ
られていて、この押圧ローラ73は第4軸T4に枢支さ
れたL字杆75の遊端部に軸支され、かつスプリング7
6によって取込みローラ40側に押圧付勢されている。
なお、押圧ローラ73には一方向クラッチが内蔵されて
おり、このためローラ73は紙幣の取込みの際にはロッ
クされ、紙幣の返却に際しては回転自在となる。
なお、77は紙幣の取込みを1枚ずつ行なわせるための
規制板であって、この規制板77で規制された紙幣を前
述の押圧ローラ73が取込みローラ40に押圧すること
により紙幣の取込みが行ない得る。
前述の取込みローラ40によって取込まれた紙幣は第1
移送装置78によって受継れる。
上述の第1移送装置78は前述の第4軸74のほかに、
第5軸79、第6軸80、第7軸81、第8軸82と、
短軸の第9軸83、第10軸84が設けられている。
第8図にも示すように第5、第6、第8の軸79.80
.82の上下には平プーリ85,86゜87が設けられ
、これらには平ベルト88が張設されている。
また第4軸γ4と第7軸81との上部には平プーリ89
.90が設けられ、これらには平ベルト91が張設され
ている。
さらに第4軸74の下部と第9軸83とには平ブーIJ
92,93が設けられ、これらには平ベルト94が張設
されている。
さらに第6軸80の中間部と第10軸84とには平ブー
IJ 95、96が設けられ、これらには平ベルト97
が張設されている。
さらに第7軸81の下部にはガイドローラ98が設けら
れ、また第9軸83の上端には平ベルト97の平プーリ
96と対向させて検出用ローラ99が設けられている。
前述の第6軸80の上端部には上下二連のプリ100が
設けられ、とのプーリ100の上部と第1軸51の上部
に設けられたプーリ101との間に丸ベルト102が張
設さへまたプーリ100の下部と第5軸79の上端に設
けられたプーリ103との間に丸ベルト104が張設さ
れている。
上述の第1移送装置78の駆動は上述のように第1軸5
7より第6軸80に伝動されることによって行なわれる
が、この第1移送装置78の移送速度は前述の取込みロ
ーラ40の取込み速度より速く、また返却速度より遅い
かまたは同一になるようにブーIJ 100、101の
径が設定されている。
前述の第9軸83は固定基板15に軸105で枢着され
た屈曲杆106の上端部に軸支され、かつ第9軸83が
第10軸84側に適宜のスプリングによって付勢されて
いる。
上述の屈曲杆106の下端部は固定基板15の下面側に
伸びて2枚取込み検知器107に接続されている。
この2枚取込み検知器107はたとえばマイクロスイッ
チであり、紙幣が2枚以上重なって検出用ローラ99を
通るとき紙幣の厚さによって屈曲杆106が移動するの
を検知し、この検知によって2枚以上を判定し、信号を
出力する。
前述の第5軸79の近くの上下位置には紙幣の幅を検知
する第1・第2の検知器108,109が設けられ、こ
の幅検知の第1・第2検知器108゜109はたとえば
光電スイッチによって構成されていて、上下の間隔は複
数金種紙幣の最小紙幣の規定幅より若干狭い間隔に設定
され、ホルダー110に取付けられている。
さらに第9軸83の近くの上下中央位置には紙幣の長さ
を検知する第3検知器111がホルダー112に設けら
れている。
この第3検知器111は前述の第1・第2検知器108
,109より最小紙幣の規定長さの%より若干長い位置
に設定され、先きの第1・第2検φ“知器108,10
9とによって紙幣長さが紙幣の半分以上あるかを検知す
る。
第1移送装置78は取込みローラ40より取込まれた紙
幣を上下の平ベル1−88,88,91゜94およびガ
イドローラ98によって挟持して移送する。
このときの移送速度は取込みローラ40の取込み速度よ
り速いので、紙幣の受継ぎ部分で一次のしわ伸しが行な
われる。
なお、このとき、紙幣によって取込みローラ40がほぼ
移送速度で駆動され、第2vプーリ63が若干増速する
が、これに対しては一方向クラッチ62Rがフリーとな
るので問題はない。
第1移送装置78によって移送される紙幣はその移送中
において第1・第2検知器108,109によって紙幣
幅が検知され、さらに検出用ローラ99を介して2枚取
込み検知器107により2枚以上の取込みかを検知され
、さらに第3検知器111によって紙幣長さが検知され
る。
そしてこれらの検知器108,109,107゜111
によって紙幣幅、紙幣長さ、2枚取込みなどに異常があ
って、いずれかのひとつの検知器より異常を検知した信
号が出力されると、この出力に基づいて第1モータ38
は逆転に制御される。
このとき第1移送装置78は取込んだ紙幣を取込みロー
ラ40側に返却すべく逆送するが、その返却速度は取込
み速度と同一である。
しかし取込みローラ40は前述のように返却用一方向ク
ラッチ59に基づいて第1移送装置78の移送速度より
速くかまたは同一の返却速度になっているので、第1移
送装置78から取込みローラ40に返却受継ぎのときに
紙幣がジャミングを起すことなく円滑に受継がれ、紙幣
は紙幣ケース4内にもどされる。
なお、返却開始時に紙幣の後縁が規制板77を通過して
いないとき(たとえば長手方向に二つ折りされた紙幣)
はケース4内に返却されるが、通過しているとき(たと
えば四つ折りの紙幣)は規制板77の外側77′に返却
される。
一方、検知器108,109,107,111によって
異常が検出されないときは、紙幣は第1移送装置78に
よってピルチェッカに送り込まれ、そこで紙幣は光電的
または磁気的に読み取られ、金額が判別される。
なお、紙幣を返却するための駆動は必要かつ十分な所定
時間(約5秒)で打切られ、続いて係員に異常警報が発
せられる。
上述の実施例では一括投入された紙幣を1枚取込みした
が、客が1枚ずつ紙幣を投入する場合も本発明を適用で
きることはもちろんである。
また、紙幣検査の結果、偽紙幣と判定したものを返却す
る場合も本発明は有効である。
なお、機構としては実施例のような一方向ローラクラッ
チを採用せず、変速比の異なる2種類の変速機構を別々
に採用し。
これら変速機構の入力側はそれぞれ電磁クラッチを介し
てひとつのモータと接続し、出力側を取込みローラや移
送手段に接続し、モータの正逆転に応じて電磁クラッチ
の一方を付勢し、取込みローラや移送手段が所定の速度
比になるようにしてもよい。
なお、特許請求の範囲と上述の実施例の構成の対応にお
いて、駆動源は第1モータ38、第1変速手段は■プー
リ70、第2変速手段は■プーリ69、第1移送手段は
取込みローラ40、第2移送手段は第1移送装置78、
動力伝導は■プーリ60.63,67、Vベルト68,
72、プーリ100.101、丸ベルト102.一方向
クラッチ59R,62R1電磁クラツチ59E、62E
にそれぞれ対応する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図は現金自動預
金機の外観斜視図、第2図は紙幣ケース部分の一部切欠
き断面正面図、第3図はその平面図、第4図は第2図中
のA−A線視側面図、第5図は第2図中のB−B線視断
面図、第6図は第1第2カムの展開図、第7図は取込み
ローラ駆動系の展開側面図、第8図は第3図右側の側面
図である。 4・・・・・・紙幣ケース、38・・・・・・第1モー
タ、40・・・・・・取込みローラ、59・・・・・・
返却用一方向クラッチ、62・・・・・・取込み用一方
向クラッチ、78・・・・・・第1移送装置、59E、
62E・・・・・・電磁クラッチ、60.63.67.
69.70・・・・・・■プーリ、68゜72・・・・
・・Vベルト、100,101・・・・・・プーリ、1
02・・・・・・丸ベルト、108,109,111・
・・・・・検知器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 正逆転可能なひとつの駆動源と、 前記駆動源の正回転が大径プーリを介して入力されたと
    き、第1変速出力を出力する第1変速手段と、 前記駆動源の逆回転が小径プーリを介して入力されたと
    き、前記第1変速出力より速い第2変速出力を出力する
    第2変速手段と、 前記駆動源の正逆転に応じて回送移送可能であって、紙
    幣類を互に受は渡しする第1移送手段ならびに第2移送
    手段とを備え、 前記第2移送手段は駆動源の正逆転共に前記第2変速出
    力と等速、または第2変速出力より遅く第1変速出力に
    より速い速度に設定された速度で駆動され、 前記第1移送手段は駆動源の正回転時に第1変速手段で
    駆動され、逆回転時に第2変速手段で駆動されるべく動
    力伝導した紙幣類搬送装私
JP51027430A 1976-03-13 1976-03-13 紙幣類搬送装置 Expired JPS5846422B2 (ja)

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