JPS5845942A - 板体及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は中芯がコルゲート加工された段ボール等の板
体及びその製造方法に関する・中芯がコルゲート加工さ
れた板体として社中芯およびライナーが紙材からなる段
ボー〃が広く包装材料Ｉ＊に使用されているが、最近の
包装の多様化中段ボール形態の板体の多用途化に伴い、
その需要に応じるものとして例えば中芯に鉄等の金属を
使用したも０１ツイナーにクロス、アμミ箔。

フィμムを使用したもの、あるいはこれらをクロスを紙
にラミネートし九もの等の板体が開発されている・しか
しながらいずれ９の場合にせよライナー紘コルゲート加
工された中芯の段頂に接着する関係で強力な接着力が必
要であり、しかも製造上はほとんど瞬間的な接着手段が
要求される＠この瞬間接着に適合する良質の接着剤はほ
とんどなく、スティンホーμの発明に係る澱粉を使った
特殊な方法が一般的に用いられている。すなわちその方
法状、糊化した澱粉溶液中に生澱粉を懸濁分散させ九粘
度の低い糊を使用し、それを中芯の段頂に塗布し、接着
時に加熱することＫより生澱粉をして糊化させると共に
溶液中の水分を吸収させて粘度を急激に上は瞬間接着を
行うものである。しかしこの場合は接着剤が澱粉脚であ
るから、水分によって接着力の劣化を招くことは勿論、
前記の如く中芯が金属である場合や、ライナーがプラス
チレフのクロスやフィルムあるいはアルミ箔である場合
は、接着自体が困難である。

この発明は上記のような欠点を解決し、ライナーと中芯
との接着力が強く、且つその瞬間接着が可能な板体及び
その製造方法を提供することを目的としている。

すなわちこの発明の板体は、ライナーとコルゲート加工
され友中芯とをプラスチックの熱溶着フィルムを介して
その漂着によシ接着したものであるＯ またこの発明方法は、コルゲートマＶンにおいて、内面
にプラスチ−ツクの熱溶着フィルムをラミネートしたラ
イナーを使用し、コルゲート加工された中芯６段頂に熱
溶着フィルムを加圧溶着し、加圧溶着の直後に冷却して
固化することによシライナーに中芯を接着するものであ
る。

プラスチックの熱溶着フィルムの主な材質とその溶解温
度を示すと、ポリエチレン（１２１〜１７７℃）、ポリ
プルピレン（１００〜１３０℃）、塩化ビニμ（軟質９
５二１７７℃、硬質１２７〜２０５°ｌ、塩化ビニリデ
ン（１３９〜１５０℃）、ナイロン（１７７〜２６０℃
）、ポリエステ／Ｉ／（１３５〜２０４℃）等である力
１ら、従来のコルゲーＦマＶンにおいて澱粉糊の澱粉を
糊化する際の温゛度とはソ同じ温度で溶着できる。

ライナーとして社りラフト紙岬の紙のはｉ−例えばプラ
スチックフィルムのスプリツＦヤーンを経緯糸として織
成したクロス、単なるフィルム、アルミ箔、あるいはク
ラフト紙にクロス、フィルム。

アμミ゛箔等をラミネートしたもの等が挙げられる。

これらにプラスチックの熱溶着フィルムをラミ−ネート
ものは現在公知技術によ抄量産可能であり、また熱溶着
フィルムの厚み１ｉ１０〜５Ｑμ程Ｊｔ力本適当である
ので安価に得ることができ、そのため接着剤を使用する
場合に比しコスト高となること線ない。

またプラスチックの熱溶着フィルムはその材質に応じて
様々の資材に接着が可能であるから、ライナー及び中芯
にバμプ質のものはもとより、アμｔ＝ウム、スチール
、ステンレス等の薄板を使、用できる。

その材質の組合せとして紘板体の用途に応じて様々であ
るが、ライナー及び中芯にア〃ミエウ・五の薄板を使用
した板体は、特に軽量で取扱いやすいので建築資材、梱
包資材として有益であり、防水性があシ単なるアルミ板
に比し防音性、断熱性があり、強度も大きいので建築資
材としては建物の内装材や外装材１戸袋の鏡板、障子板
や雨戸板等として最適に使用できる。

また金属製の片面段−一μ構造において、少くともライ
ナーをスチール製とした板体にあっては、中芯の波進行
方向に巻き取り可能で且つ弾力的に復元可能であるから
、例えば車庫のＶヤツターとして好都合に使用できる。

次にこの発明の実施例を図面に基づいて説明するＯ 表ライナ−１と裏ライナ−２にはクラフト紙にポリエチ
レンの熱溶着フィルム′３がラミーネートされたものを
使用し、中″＆４の原材社としてセミケミカルパルプを
使用し、これを従来一般的に段ボー〃の製造機械として
使用されているコルゲートマＶンを便って段ポールの板
体Ｐを製造しえ。

第２図はこの発明方法の実施に使用したコ〜ゲートマＶ
ンの概略を示したもので、熱溶着フィルム３がラミネー
）された表ライナ−ｌと裏ライナ−２および中芯厚紙４
ａｔｉそれぞれミルローｌｖスタンドＳ、６．７に巻き
取られている。−セしてＶング〜フェーサ一部Ｓにおい
て、８．９は中芯原紙４ａＫコルゲート加工を施す一次
、二次の段ロール、１０は二次段ローＡ／９との間にコ
ルゲート加工された中芯４と表ライナ−１とを共に挾み
込み圧着するプレスロー〃であって、一段ロ−〃８．９
およびプレスロールｌＯは運転中に内部に水蒸気を通し
加熱されるようになっている。また１１は冷却装置で、
中芯４と表ライナ−ｌを二次段ロール９とプレスロール
ｌＯで圧着した直後に中芯側より空気を吹き付けるよう
になっている。冷却は、このように表面積の大きい中芯
側より行なえば効、率がよい。

次にグ〜−マＶン部Ｇにおいて、コμゲーテイングペ〜
）１２の下にプレスローμ１３と冷却装置１４を設け、
Ｖングルフエーサ一部Ｓで珍成された片面段ボー／ｌ／
Ｐ、と裏ライナ−２をコルゲーティングベルト１２とプ
レスロー１ｖ１３との間に挾み込んで中芯４の他の段頂
に裏ライナ−２を圧接するようになっている。このプレ
スロー〜１３も水蒸気で加熱される０またこの部分の冷
却装置１４も裏フイナー２にその圧着直後に空気を吹き
付けて冷却し得る位置に設けられている。なお１５は段
ポー〃Ｐの送りぺ〜ト、１６は段ボーｆｉ／Ｐを一定寸
法に切断するカッターである。

上記コルゲートマシンを使って段ボーμを製造するにつ
いて、段ローμ８．９およびプレスローμｍ０　、１３
をそれぞれ１８０℃に加熱し、毎分８０解の段ボーμ生
産速度で運転したところ、Ｖングμフェーサ一部Ｓでは
中芯４０段頂に表ライナ−ｌのフィルム３が加熱溶着さ
れ、グ〃−マシン部Ｇにおいて中芯４の、他の段頂に裏
ライナ−２のフィルム３が加熱浴１着され、それぞれフ
ィルム３の加熱溶着直後に冷却装置１１　、１４による
冷却でフィルム３′が固化したため、接着ずれや未接着
部分が生じなく、中芯４とライナー１．２の強力な接着
状態が得られた。

以上に説明した如くこの発明の板体は、ライナーとコル
ゲート加工された中芯とを熱溶着フィルムを介してその
溶着により接着したものであるから、ライナーと中芯の
材質の如何にかかわらず安定した接着強度と防水性を顕
著に保有する効果がある。

を九この竺明の方法は、中芯の段頂に熱溶着フィルムを
加圧溶着した直後に冷却して固化するため、ライナーと
中芯を確実に且つ強力に瞬間接着でき、その冷却装置を
備える程度のわずかの改良を従来の段−ボーμ製造用コ
ルゲートマシンに加えることによって量産体制が可能で
、ライナーや中芯の材質の多様な選択が可能なこととも
相俟って、コルゲート加工された中芯を有する断熱性、
防音性に優れた板体の用途を更に広めることができる効
果がある。

なか熱溶着フィルムの溶着方法−としては実施例Ｏ如ｉ
ｋヒ−）シール法のほか、インパルスｖ−ｐ法、高周波
接合法、超音波接合法があるが、この　　第発明の実施
にはそのいずれの方法もフィルムの材　　ン質に応じて
採用可能であり、特にグルー１２フ部Ｇにおける片面段
ボールと裏ライナーとの加圧溶　　チ着に適用して有効
である。　　　　　　　　　　　　却を良熱溶着フィル
ムは広く各種の材質に溶着できるから、ライナーの代シ
にベニヤ板等の板を使用しそれをコルゲート加工された
中芯に接着する場合も中芯の材質を広く選択でき、前記
と同様の接着効果を得ることができる。

また上記実施例で杜、熱溶着フィルムが予めライナー内
面にラミネートされている場合について説明し九が、ラ
イナーと段成形された中芯とが接触加圧される加熱ロー
ル間に熱溶着フィルムを流してライナーと中芯とを瞬間
接着させることによっても本発明板体を得ることができ
、同様の効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の板体を破断して示す斜視図、２図は
この発明方法に使用したコルゲートマＶの概略を示す側
面図である。 １・・・表→イナー　２・・・裏ライナ−３・・・プフ
スツクの熱溶着フィルム　４・・・中芯　１１　、１４
・・・冷装置

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）ライナーとコルゲート加工された中芯とをプラスチ
   ックの熱溶着フィルムを介してその溶着によ）接着した
   ことを特徴とする板体。 ２）コμゲートマＦｙｆＣおいて、内面にプラスチック
   の熱溶着フィμムをラミネーシしたライナーを使用し、
   コルゲート加工された中芯の段頂に熱溶着フィルムを加
   圧溶着し、加圧溶着の直後に冷却して固化することによ
   シフィを−に中芯を接着することを特徴とする板体の製
   造方法。